2025年7月4日公開の映画『ババンババンバンバンパイア』。
450歳のバンパイア・森蘭丸(演:吉沢亮)が、銭湯の息子・15歳の李仁(演:板垣李光人)の“18歳童貞の血”を狙いつつも、彼の初恋を阻止すべく奮闘するバンパイア・ラブコメディです。監督は浜崎慎治、脚本は松田裕子。蘭丸の恋心に気付く葵(演:原菜乃華)や、森長可(演:眞栄田郷敦)、坂本(演:満島真之介)らが巻き起こす勘違いとすれ違いに注目です。
この記事では、映画『ババンババンバンバンパイア』で流れた音楽のうち6曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
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映画『ババンババンバンバンパイア』のネタバレを劇場鑑賞者が解説!森蘭丸のうたやアクションの演出が良かった!
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『ババンババンバンバンパイア』で流れた曲とは?
森蘭丸が夜の渋谷に降り立つシーン
吉沢亮(森蘭丸) - 森蘭丸450歳のうた
森蘭丸が夜の渋谷に降り立つシーンで流れた曲は、吉沢亮(森蘭丸)の『森蘭丸450歳のうた』です。
立野李仁(りひと)が18歳になるまで待つ吸血鬼の森蘭丸…李仁の首筋に今にも噛みつきそうな中、夜の渋谷へ飛び立ちました。その際に森蘭丸を演じる吉沢亮の歌が始まります。森蘭丸がバンパイアであることや、450歳であることなどがわかりやすく歌になっていて良いなと思いましたね。
そして李仁が好きなんだなぁ~とハッキリわかる熱い思いも感じました。堤真一が演じる織田信長との過去も印象的です。この後、間宮祥太朗が演じるチンピラを襲い、血を吸うというシーンも見逃せません!やっぱり吸血鬼なんですね。
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蘭丸がフランケンの元に到着するシーン
関口メンディー(篠塚健/フランケン) - 脳筋番長フランケンのうた
蘭丸がフランケンの元に到着するシーンで流れた曲は、関口メンディー(篠塚健/フランケン)の『脳筋番長フランケンのうた』です。
蘭丸が李仁を探して夜の街へ!そうして行きついた倉庫のような場所にて、人が山積みになっていましたね。そこにいたのが筋肉や鍛えることを信じるフランケン先輩!
てっきり、バンパイアのように人外かと思いきや、人間だった…人を投げるように倒してたので驚きでした。(この後、蘭丸の強さもしっかりわかりましたが)にタバコを嫌っていたり、ケンカが強かったり、キャラクター性がわかりやすい歌と演出でした。
坂本が李仁たちから蘭丸の話を聞くシーン
満島真之介(坂本梅太郎/坂本先生) - 坂本先生のうた
坂本が李仁たちから蘭丸の話を聞くシーンで流れた曲は、満島真之介(坂本梅太郎/坂本先生)の『坂本先生のうた』です。
李仁たちが学校でバンパイアや蘭丸の話をしていると、担任の坂本先生が詳細を聞きに来ましたね。先生のご先祖様である坂本龍馬がバンパイアに殺されたのが原因かと思われましたが…バンパイアハンターであることも踏まえて歌(ラップ)で解説してくれました。
バンパイアハンターとしての腕っぷしも感じさせる中、蘭丸と銭湯で戦う展開、そして戦いの結果に目が離せません!
森長可が蘭丸を探すシーン
眞栄田郷敦(森長可) - 森長可のうた
森長可が蘭丸を探すシーンで流れた曲は、眞栄田郷敦(森長可)の『森長可のうた』です。
織田信長の寵愛を受けていた森長可(もりながよし)もまたバンパイアだった…まさかの展開が始まる映画後半のワンシーンです。森長可の歌では蘭丸への憎悪を感じさせる強い思いのこもった感情が伝わってきました。
話し方や雰囲気も相まって恐ろしさを感じる、眞栄田郷敦の演技が印象に残ります! ただし、彼の弱点には笑ってしまいます、推しが見つかると良いですね。
16歳の李仁が誕生日を祝われるシーン
ハッピーバースデートゥユー
16歳の李仁が誕生日を祝われるシーンで流れた曲は、『ハッピーバースデートゥユー』です。
森長可との戦いに決着がつくと季節はもう冬になっていましたね。李仁の誕生日となり、彼の家に登場人物たちが集まるという平和なひと時が描かれました。
それぞれ誕生日プレゼントを贈る中、蘭丸が李仁の父にキレるのがおもしろかったです。そんな蘭丸がアルバムを贈ったとわかるラストでは、思わず笑顔がこぼれました…果たして18歳の誕生日はどうなるのか、気になります!
エンディング
imase × mabanua - いい湯だな 2025 MIX
エンディングで流れた曲は、imase × mabanuaの『いい湯だな 2025 MIX』です。
エンディングはゆったりとした雰囲気と、歌詞が左右に流れていくような感じで流れましたね。原曲の『いい湯だな』は、もともと1966〜67年にデューク・エイセスが群馬県の温泉をテーマに歌った“ご当地ソング”として誕生しました。その後、1967年にザ・ドリフターズが「ババンババンバンバン♪」というおなじみの囃子詞を加えてカバーした経緯があります。
今回は“令和的チル”なアレンジに加え、ラップ風の歌詞を加えています。この歌でようやく作品タイトルが声に出して言えるようになった気がしました。笑って泣けるいい映画でしたね。