2020年9月11日公開のアニメ映画『クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』。
映画『クレヨンしんちゃん』第28作目で、クレヨンしんちゃん生誕30周年記念作品。
臼井 儀人先生の原作漫画・単行本23巻『ミラクル・マーカーしんのすけ』を原案としており、『ラブライブ!』などで有名な京極尚彦さんが監督を務めました。
ゲスト声優は、俳優の山田裕貴さん(ラクガキングダムの防衛大臣役)、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ(ラクガキングダムの姫役)、ものまねタレントのりんごちゃん(指導官のリンゴ・イチゴ・メロンの3役)。
本作も安定した感動作!教科書に描いていたラクガキを想い出し、懐かしさを噛み締めながら鑑賞しました。
また、ゲスト声優の方々のレベルが高い点も見どころポイント。りんごちゃん、圧巻のものまね最高でした!笑
今回は、映画『クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』の主題歌、あらすじ、感想をご紹介いたします!
『クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』のあらすじ
ラクガキをエネルギー源とする王国が、子供たちをつかまえてお絵かきさせようと地球に進撃。ミラクルクレヨンを託されたしんのすけが世界を守るために立ち向かう!
『激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』で流れる曲
オープニング
ゆず - マスカット
ゆず - マスカット(ダンス動画)
オープニングで流れる曲は、ゆずの『マスカット』です。
アニメ版にて、2018年〜2020年まで使用されていたOP曲。ゆずがクレしんアニメの主題歌を手がけるのは、『オラの引越し物語 サボテン大襲撃』の「OLA!!」以来2回目。
お馴染みのクレイアニメではなく、ラクガキとゆずの曲で始まるOP。
京極監督の「『ラクガキングダム』というタイトルなのだからラクガキから始まらないわけにはいかない」という意向のもと、制作されました。
また、今回作中に出て来るラクガキは、春日部の幼稚園、保育所、小学校の子ども達に描いてもらったイラストをCGで動かしているそうです!
(引用:MOVIE WALKER PRESS)
最初からオリジナル感が強く、とても楽しい雰囲気の伝わるOPですよね♪
朝、しんのすけが遊んでいるシーン
ダイナマイトSHU - 立て!カンタムロボ
朝、しんのすけが遊んでいるシーンで流れる曲は、ダイナマイトSHUの『立て!カンタムロボ』です。
しんのすけが、カンタムロボとアクション仮面の人形を持って登園前に遊んでいるシーン。
焼き魚・お味噌汁・ごはん・副菜と、相変わらずしっかりと作られた朝食!泣いたひまわりにすぐ駆け寄るのも偉い!みさえってやっぱりスーパー主婦。
そして、おもちゃにすぐ飽きる我が子を観ていると、常に同じ人形で遊んでいるしんのすけがとても偉く見えて仕方がないです。笑
オリジナル色の濃い本作ですが、冒頭では変わらず野原家の日常が描かれていてほっこりしました♪
マサオが「オエカキSUN」チェアに乗せられるシーン
松平健 - マツケンサンバ
マサオが「オエカキSUN」チェアに乗せられるシーンで流れる曲は、松平健の『マツケンサンバ』です。
眠気と戦いながら強制的にラクガキをする…子どもには拷問のような時間。絶対に座りたく無い椅子が登場するシーンです。中盤ではネネちゃんも餌食に…。
俳優・松平健さんの、誰もが知る大ヒットした持ち歌を、指導官のリンゴ・イチゴ・メロンを演じたものまねタレントのりんごちゃんが、大友康平さんの声で歌っています。シブくて爆笑!!
所々ものまねを織り交ぜて来るりんごちゃんの声優、ハマりました♪
こういったゲスト声優の使い方やパロディは、やはりクレしんアニメの魅力のひとつですよね!
エンドロール
レキシ - ギガアイシテル
レキシ - ギガアイシテル
エンドロールで流れる曲は、レキシの『ギガアイシテル』です。
アーティストへの楽曲提供なども手掛けている、ミュージシャン・レキシが主題歌を担当。代表曲は「きらきら武士」など。
しんのすけが描いた「ラクガキが動く」ということで、ずっと別れのフラグが立っていた本作。
ニセななこ、ブリーフの一生懸命さ…見た目は笑っちゃいますが、やっぱり感動ポイントは入れ込んで来ますね!
久々にぶりぶりざえもんがメインとなったのも、ファンとしては嬉しいポイントでした。(2000年にぶりぶりざえもん役の塩沢兼人さんが亡くなってからは、劇場版ではずっとセリフ無しでの登場でしたが、2016年に神谷浩史さんが引き継ぎ、今回ついに劇場版に復活しました)
お笑いポイントはちょっと少ないかな?と思いますが、子ども達のアイデア溢れるラクガキが見応えたっぷりな作品です!!