2025年6月12日公開の映画『ディープ・カバー ~即興潜入捜査~』。
イギリスのアクション・コメディ映画で、監督はトム・キングズリー。主演はブライス・ダラス・ハワードが務めます。即興劇の講師カットが、警察から潜入捜査を頼まれるのが物語の始まり。本物の犯罪組織に潜入し、緊張と笑いが入り混じる展開が繰り広げられます。現在はAmazonプライムビデオで独占配信中です。
この記事では、映画『ディープ・カバー ~即興潜入捜査~』で流れた音楽のうち7曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『ディープ・カバー ~即興潜入捜査~』で流れた曲とは?
カットたちが車でフライの元に向かうシーン
Rack feat. Immune, Strat, Betaf Beats - BCC GANG
カットたちが車でフライの元に向かうシーンで流れた曲は、Rack feat. Immune, Strat, Betaf Beatsの『BCC GANG』です。
カット、マーロン、ヒューの3人が警察に協力して潜入捜査!即興劇でうまくいくのかとハラハラする中、店主と共に車で移動…その際に重くうねる低い音と、細かく刻む打楽器の音が流れました。
ラッパーたちが交代で声を乗せていくのが特徴的。声は少しかすれ気味で、ときどき叫ぶように強くなり、言葉をはっきり区切っていくのがクールですね。ダークな裏世界に立ち入ってしまったということが伝わってくる中、フライとの会話にヒヤヒヤします。
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フライとカットたちがボスの元に行くシーン
Slovak Philharmonic Chorus(作曲:Pietro Mascagni) - Cavalleria Rusticana: Intermezzo
フライとカットたちがボスの元に行くシーンで流れた曲は、Slovak Philharmonic Chorus(作曲:Pietro Mascagni)の『Cavalleria Rusticana: Intermezzo』です。
ボスに呼ばれたカットたちは緊張の面持ちでアジトに到着。柔らかな音楽が流れる中、ボスは「ジェンガ、ジェンガ」と繰り返してゲームをしていましたね。
秩序のデリケートさを語りつつ、フライにジェンガを勧めますが…アルバニア人との取引について話が始まると再び緊張感が高まりますよ。一覧のシーンで流れる曲は、やわらかな弦の音が主役。高い弦が細く歌い、低い弦がゆっくり支える感じが良いですね。
フライがパーティーに招くシーン
Justice vs Simian - We Are Your Friends
フライがパーティーに招くシーンで流れた曲は、Justice vs Simianの『We Are Your Friends』です。
フライから「荷物が届いたら教える」と言われつつ、彼の誕生日だから派手に遊ぶぞ!と誘われるカットたち3人。次々とお酒を飲んでいく中、
明るくきらめくような電子音が流れます。
クラブにピッタリな音楽が印象的ですね。何度も同じ短いフレーズを繰り返し、太い低音がずっしり響く音楽と共に、呼びかけるような、叫びにも思える歌が流れます。飲みすぎたカットたちがそのまま夜の街を歩くのに注目ですね。
3人がK-ラッシュの元に行くシーン
Stefflon Don - 16 Shots
3人がK-ラッシュの元に行くシーンで流れた曲は、Stefflon Donの『16 Shots』です。
K-ラッシュの元に到着すると低く弾むような音とレゲエに近い揺れ方の低音が流れ始めます。力強く、語りかけるようにリズムに乗る歌と合わせてパワフルですね。
足場や資材などがある屋内で、女性のリーダーと話しますが…一触即発の範囲気にハラハラします。クスリを買うという流れからの、ローチが手りゅう弾で脅したり、逃げ回ったりするのを見守りましょう。
カットを心配する人たちの元で話をするシーン
Enya - Only Time
カットを心配する人たちの元で話をするシーンで流れた曲は、Enyaの『Only Time』です。
警察に追われて大変なことになる中、カットたち3人は車を手に入れるため夕食会へ!カットを心配した人たちが集まる家にてエンヤの曲が流れていました。
穏やかな鍵盤の和音がゆっくり広がり、後ろで淡い風のような合唱が重なるのはセラピー的な雰囲気にピッタリですね。エンヤの声はとても柔らかく、息を多く含んだささやきに近い響きなのが印象的です。
カットは両親との通信も繋がっていることに驚きつつ、心理療法士もいる中で話を惹きつけるのに注目です。
ヒューがショッシュ家に招かれる
Papa Bear & His Cubs - Sweetest Thing This Side of Heaven
ヒューがショッシュ家に招かれるで流れた曲は、Papa Bear & His Cubsの『Sweetest Thing This Side of Heaven』です。
ショッシュに来るまで送ってもらい、その際に家に招かれたヒュー…光を落とした高級感のある部屋はムーディーな雰囲気があり、音楽が流れました。
柔らかなギターと軽い打楽器による温かい分行くの曲と男性ヴォーカルの甘く伸びる高めの声が流れます。コーラスがやさしく支える中、ゆるやかなリズムが続くのが印象的。そうしてヒューはは「何が好き?」と聞かれて答えているとキスをされる展開にも注目ですね。
携帯を探すカットたちが乱闘するシーン
Tom Jones - It's Not Unusual
携帯を探すカットたちが乱闘するシーンで流れた曲は、Tom Jonesの『It's Not Unusual』です。
ヒューたちはキスをし続け、カットは携帯を探している間に男と乱闘!マーロンも店の番をしている男と戦うと言うシーンが代わる代わる映し出されます。その際にノリノリな音楽が流れましたね。
元気な金管が鳴り響き、軽快なギターと手拍子のような打楽器がリズムが刻荒れるのが賑やか。男性ヴォーカルの太く張りがある声と合わせてパワフルさも感じました。そうしてカットたちの正体がバレると同時に音が止むのが印象に残ります。この曲はエンディングでも流れます。