2025年5月9日公開の映画『ブライトバーン/恐怖の拡散者』。
デビッド・ヤロベスキー監督によるSFホラー映画。エリザベス・バンクス、デビッド・デンマン、ジャクソン・A・ダンが出演。地球に墜ちた少年・ブランドンは驚異的な力を持つが、やがてその力を悪へと向け、人類に脅威をもたらしていく物語が描かれます。
この記事では、映画『ブライトバーン/恐怖の拡散者』で流れた音楽のうち8曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『ブライトバーン/恐怖の拡散者』で流れた曲とは?
ブライア夫妻が子供を望むシーン
The Elected - Fireflies in a Steel Mill
ブライア夫妻が子供を望むシーンで流れた曲は、The Electedの『Fireflies in a Steel Mill』です。
トーリとカイルのブライア夫婦は、子供を望んでいました。映画の冒頭で夫婦がベッドの上にいる際に、少しだけゆったりしたテンポの音楽が聞こえてきましたね。
アコースティックとエレキギターが優しく交互に奏でるような音楽が心地良いです。ささやくような男性ボーカルが夜の静けさを思わせるこの曲なら、ムーディーな雰囲気も現れるのではと思いました。
Amazon Music Unlimited
1ヶ月無料
さらに、Amazon Music Unlimitedで「Audible」のオーディオブックがつき1冊、追加費用なしで楽しめるように!!
母のトーリがブランドンを探すシーン
Sixteen Jackies - In Here
母のトーリがブランドンを探すシーンで流れた曲は、Sixteen Jackiesの『In Here』です。
ブランドンを見つけて10年ほど経過。ある朝、母となったトーリは家にいるブランドンを探し始めます。その際に元気なドラムと高めの声のエコーがかったようなヴォーカルの歌が流れていました。
トーリが「学校に行く支度をしなさい」と声をかけつつ、楽しそうにブランドンを探すのが良いですね。口笛の合図でブランドンも口笛を返し、農場の納屋を探すのを見守りましょう。
夜にトーリが部屋で絵を描くシーン
Jon Dix & Beck Goldsmith - Better the Silence
夜にトーリが部屋で絵を描くシーンで流れた曲は、Jon Dix & Beck Goldsmithの『Better the Silence』です。
夜になり、トーリが部屋でキャンバスに絵を描く際に、音楽を流していましたね。静かなギターと優しい女性コーラスが寄り添う雰囲気が印象的。目を閉じて深呼吸したくなる、そっと語りかけるような歌声も良かったです。
そうした中、ラジオが不調になる展開にハラハラ!何かを訴えかけるような声と、ブランドンの様子が気になります。
トーリがブランドンを寝かしつけるシーン
Bob Marley & The Wailers - Three Little Birds
トーリがブランドンを寝かしつけるシーンで流れた曲は、Bob Marley & The Wailersの『Three Little Birds』です。
トーリは納屋にいたブランドンを落ち着かせてベッドへ。ブランドンを寝かしつけながら静かに歌いかけます。ブランドンを撫でながら歌い掛ける様子は、優しいお母さんであることが伝わってきましたね。
一方で納屋の奥の鍵がかけられた空間が気になるシーンが映し出されましたが…段々とホラーっぽさが増していくのは見所の一つと言えるでしょう。
ブランドンたちが店でゲームをするシーン
Sonny Cleveland - Our World
ブランドンたちが店でゲームをするシーンで流れた曲は、Sonny Clevelandの『Our World』です。
ブランドンの誕生日を迎え、夜に「ダーボのファミリーグリル」という店に行く一家。ブランドンは母のトーリと一緒にアーケードゲームを楽しみ、その際に軽快な音楽が流れました。
銃で撃つゲームやUFOキャッチャーを楽しむのは微笑ましいですね。景品が取れると喜ぶ様子も良かったです。そのまま誕生日を祝うシーンに移りました。
ケイトリンが夜にノートパソコンから流れる音楽に気付くシーン
Wayne Chance - Send Her to Me
ケイトリンが夜にノートパソコンから流れる音楽に気付くシーンで流れた曲は、Wayne Chanceの『Send Her to Me』です。
夜寝静まったケイトリンはノートパソコンから流れる音楽に気付いて目覚めた…弾むリズムに甘いコーラスが寄り添うようなバラード曲が流れました。
不審に思いつつもパソコンを閉じてベッドに戻ろうとしますが、ケイトリンが後ろを向くと再び音楽が流れるというホラーな展開が始まります。そうして彼女はブランドンがいたと気付き、悲鳴を上げるのが怖かったですね。
ダイナーでエリカが店じまいの作業をするシーン
The Paper Chain Gang - Heaven
ダイナーでエリカが店じまいの作業をするシーンで流れた曲は、The Paper Chain Gangの『Heaven』です。
ダイナーのウエイトレスのエリカは、店の戸締りをしてレジのお金を数える中、店内には透き通ったギターがゆっくり広がる音楽が流れていました。歌声が重なって漂うような感じがし、雲の上を漂うような浮遊感が印象的。
そんな歌とは対照的に、不審な物音がしたり、今にも何か起きそうなアングルに変わったり…そうして窓にサインのような模様がたくさんあることに気付くエリカのその後を心して見守りましょう。
エンディング
Billie Eilish - bad guy (End-Credits Version)
エンディングで流れた曲は、Billie Eilishの『bad guy (End-Credits Version)』です。
ブランドンが飛行機を墜落させて、エンディングへ。ぽつぽつ鳴るような音と、ささやくような近距離ボーカル(ウィスパーボイス)が流れます。
指パッチンのような合いの手も入っていく中、不気味さはそのまま…怖さを表すような雰囲気は、今後のブランドンがどうなるか想像させるようでしたね。ニュース映像も流れ、ブランドンが「良い子」になれずにいるのは確かだとは思いますが…。