2019年6月28日公開の映画『ハッピー・デス・デイ』。
女子大生のツリーが誕生日を繰り返し体験し、殺される恐怖に立ち向かうホラー&コメディ映画。監督はクリストファー・ランドン。興行収入は成功を収めたことで、続編も制作されました。
この記事では、映画『ハッピー・デス・デイ』で流れた音楽13曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『ハッピー・デス・デイ』で流れた曲とは?
ツリーがスマホの着信を聞くシーン
The Trak Kartel - Busy Day Birthday
ツリーがスマホの着信を聞くシーンで流れた曲は、The Trak Kartelの『Busy Day Birthday』です。
ツリーがカーターの部屋で目覚め、特徴的な歌と音の組み合わせの着信音を聞きます。「今日は誕生日だから電話に出ない」というフレーズが印象的ですね。
父親からの着信を無視して着替え始め、カーターは気まずそうにしつつ、頭痛薬を渡していく様子は一見普通に見えますが…?ツリーは繰り返しこの音を聞くことになりますよ。
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学生が26時間歌わされているシーン
99 Bottles Of Beer
学生が26時間歌わされているシーンで流れた曲は、『99 Bottles Of Beer』です。
ツリーはカーターの量から帰ろうと学校の庭を歩きつつ、学生が26時間歌わされている横を通り過ぎました。学生たちが歌っていたのはアメリカ合衆国のフォークソングであり、ビールのボトルの数を1本ずつ減らしながら歌われる曲です。
耐久に耐え兼ねた男子学生が倒れるのを見ると大変さが伺えましたね。このシーンも何回か繰り返し見ることになりますよ。
エミリーが寮の前で歌を聞いているシーン
Lip B - Số Nhọ
エミリーが寮の前で歌を聞いているシーンで流れた曲は、Lip Bの『Số Nhọ』です。
ツリーの寮の前の階段で座っていたエミリーはポップ爽やかな歌を聞いていましたね。女性シンガーの明るい曲と、エミリーのピンク色のヘッドフォンや服装や見た目が合っているなと思いました。
ツリーの帰宅に手を振るエミリーですが、ツリーは一瞥するだけ…彼女の人間性がわかっていきますね。エミリーもたびたび登場し、ラストにはトラウマになりそうなシーンにも出くわすのに注目です…!
ロリがカップケーキを渡すシーン
The Lumineers - Ophelia
ロリがカップケーキを渡すシーンで流れた曲は、The Lumineersの『Ophelia』です。
ツリーの誕生日を祝うため、手作りのカップケーキを用意した同室のロリ。人の良さそうな彼女の笑顔が印象的な中、遠くから落ち着いた曲が聞こえてきました。情熱的な雰囲気も感じさせる一方で、ツリーがケーキを捨てていくのに驚くことでしょう。
ロリの表情が気になりつつ、大学病院で働く姿にも注目ですよ。
ツリーがパーティーへ向かうシーン
Happy Birth Day To You
ツリーがパーティーへ向かうシーンで流れた曲は、の『Happy Birth Day To You』です。
ツリーが父からの留守電を聞きつつ、暗い夜道を歩いてパーティーへ。すると「ハッピバースデートゥーユー」の曲が流れるオルゴールが道の真ん中に…ツリーはドッキリだと思って呼びかけますが反応はありません。そして、怪しいマスクを付けた者が現れてハラハラすることでしょう。
この曲は、1893年にアメリカの姉妹、ミルドレッド・J・ヒルとパティ・スミス・ヒルによって作られました。元々は「Good Morning to All」というタイトルで、パティが幼稚園の子供たちに向けて作った朝の挨拶の歌です。
ツリーのサプライズパーティーが始まるシーン
Spencer Ludwig - Diggy (Rac Mix)
ツリーのサプライズパーティーが始まるシーンで流れた曲は、Spencer Ludwigの『Diggy (Rac Mix)』です。
ツリーは恐る恐るドアを開けると…サプライズパーティーが用意されていた!パーティーが盛り上がる中、低音が響く盛り上がるのにピッタリな曲が流れます。
カードで楽しむ男たちや話ながら酒を飲むものたちなどなど。ツリーも少し安心した様子でダニエルと話しつつ、ニックに色目を使われたことで関係性がこじれてしまうようでしたね。
ツリーがニックを追って2階に行くシーン
Cherry Glazerr - Moon Dust
ツリーがニックを追って2階に行くシーンで流れた曲は、Cherry Glazerrの『Moon Dust』です。
女性シンガーの歌と共にエレキギターの音が響く中、ツリーは2階へ。ニックはツリーが家に来た時に驚かせた役であり、ツリーは殺人鬼かと思って殴ってしまいましたね。そんなニックが「後で埋め合わせをして」と言い、この部屋に入っていったかと思われましたが…マスクの殺人鬼が!
と、思いきやニックがまたマスクを付けていただけでしたね。2人で過ごすようですが果たして大丈夫でしょうか?(もちろん、だめです!)
ニックが盛り上げようと音楽を掛けるシーン
DVBBS & Jay Hardway - Voodoo
ニックが盛り上げようと音楽を掛けるシーンで流れた曲は、DVBBS & Jay Hardwayの『Voodoo』です。
ノリの良いリズムと軽い音が響いていき、ムーディーな雰囲気にピッタリな曲ですね。ニックは照明にこだわって演出したようですが…ツリーは乗り切れない様子。連絡が来て後ろを向いていたそのとき、マスクの殺人鬼と入れ替わっていたのには驚きです。
そのまま襲われたツリーは抵抗し、男性が入ってきて助かるかと思いましたが叶わず…「役立たず!」と彼女が悪態を付く様子が印象的です。
犯人探しのために周りの人を探るシーン
Demi Lovato - Confident
犯人探しのために周りの人を探るシーンで流れた曲は、Demi Lovatoの『Confident』です。
ツリーがティムを調べることにし、ファンファーレを思わせる賑やかな音で始まって、勇ましさのある曲と力強い歌が続きます。ステファニー、ダニエルと恨みを持っていそうな人を突き止めていきますが…。
調べに行くたびにツリーが刺殺、溺死、事故死と続いていきましたね。ヤケになった様子も見守りつつ、ベッキーもマスクの殺人犯ではないことがわかっていくのはハラハラします。いったい犯人は誰なのか、いるのかどうかもわかりません!
カーターと店で話すシーン
William Bell - We Got Something Good
カーターと店で話すシーンで流れた曲は、William Bellの『We Got Something Good』です。
ツリーが死ぬたびに誕生日の朝から目覚めるという突拍子もない話を信じてくれたカーター。酔って吐いて大変だったというツリーを心配してくれてたことを思うと良い人でしたね。
軽快な楽器音と情熱的な雰囲気のある歌が流れるコーヒーショップにて再び話をするのを見守りましょう。父親と会っても気まずいという話と、3年前に母親が死んだ話が明かされていきました。
ツリーが軽快な足取りで中庭を歩くシーン
Mother Mother - Love Stuck
ツリーが軽快な足取りで中庭を歩くシーンで流れた曲は、Mother Motherの『Love Stuck』です。
犯人がわかり、心を入れ替えたツリーは人の良さを発揮!軽快で力強い音楽が流れる中、ツリーが笑顔を振りまいて挨拶をし、署名をしたり、スプリンクラーが動くことを教えたり…倒れる男子学生のために枕を用意するのはさすがですね。
ティムにも「正直になって」と優しく聡し、寮でも挨拶をしていく姿はまるで別人でした。ここで最初のシーンをもう一度見ると落差が楽しめますよ。
ニュースを見ながらカーターと話すシーン
The Skyliners - Since I don’t Have You
ニュースを見ながらカーターと話すシーンで流れた曲は、The Skylinersの『Since I don’t Have You』です。
ツリーはロリにカップケーキを食べさせて窓から突き落とす!そんな事件のインタビューが流れる店でツリーはカーターと過ごしていましたね。
店内では穏やかな雰囲気の曲が流れていたのが印象的です。お店過ごし良さそうな感じが伝わてくる中、カーターはツリーを誘っていく様子は一件落着という感じがしました。
エンディング
Sir Sly - High
エンディングで流れた曲は、Sir Slyの『High』です。
ツリーがカーターの部屋で目覚めると、19日火曜日の朝を迎える!カーターが悪ふざけをしつつ、良い雰囲気で終わるのでした。リズムの良い音楽と歌と共にドアに飾ってある「今日は残りの人生の最初の日」という言葉にズームアップしていってエンディングへ。
バースデーカードがめくられていき、登場人物の名が流れていきます。着せ替えのような演出もかわいいなと思いました。