2025年6月11日にNetflixで公開された映画『ティエンポス:私たちの時空』
スペインのSF、コメディ、ラブロマンス映画。
1966年から2025年にタイムスリップした夫婦は、どちらの時代を生きるのか?
- 主演:ルセロ
- 監督:チャバ・カルタス
この記事では、Netflix映画『ティエンポス:私たちの時空』で流れる音楽11曲をご紹介します。
※以下ネタバレ有り
-
Netflix映画『ティエンポス:私たちの時空』をネタバレ解説!時代が変わっても、変わらないものとは?夫婦の愛が試される!
続きを見る
『ティエンポス:私たちの時空』で流れる曲とは?
ノラとエクトルが歌うシーン
ノラとエクトルが歌うシーンで流れた曲は、Rocío Dúrcal,Jaime Moreyの『Acompáñame』です。
Rocío Dúrcalは、スペインの歌手、女優。Jaime Moreyは、スペインの男性歌手。
研究所に入ったノラがラジオに合わせて歌うと、エクトルも一緒になって歌い始めるシーン。
2人の仲の良さが伝わって来るほっこりデュエット。
そこに居合わせたフリアは、憧れの眼差しを向けていました。
この曲は2人の想い出の曲であり、エンドロールにも使用されています。
\ 7月15日まで /
Amazon Music Unlimited
1ヶ月無料 → 4ヶ月無料に延長中!
さらに、Amazon Music Unlimitedで「Audible」のオーディオブックがつき1冊、追加費用なしで楽しめるように!!
ノラとエクトルが2025年のコンビニに入るシーン
ノラとエクトルが2025年のコンビニに入るシーンで流れた曲は、Sergio Gonzalez Rosasの『Bajo Tierra』です。
Sergio Gonzalez Rosasは、コロンビアのミュージシャン、作曲家、プロデューサー。
2人がコンビニに入るも、店員が音楽を聴いていて気付いてもらえないシーン。
ワイヤレスイヤホンを補聴器だと勘違いするのも、時代ですよね。見分けが付かない。
スマホの事も「小型テレビ」と呼んでいました。確かにそう見える!
昔は、いつでも写真が撮れるようになるなんて、考えた事も無かったもんな…。(写ルンです世代)
ノラが音楽をかけるシーン
Rankz,Gatty - Para Mi
ノラが音楽をかけるシーンで流れた曲は、Rankz,Gattyの『Para Mi』です。
Rankzは、アメリカのラッパー、DJ、プロデューサー。Gattyは、オーストラリアのDJ、プロデューサー。
ノラがタブレットを触り音楽がかかるも、割とセクシーな歌詞だったため慌てるシーン。
1966年に「ヒップホップ」はまだ無かったそうです。そりゃ驚きますよね!
指で触れると反応するタブレットも、2人にとっては未知のものだったのでしょうが、すぐに順応出来るのが素晴らしい。流石は科学者です。
ノラとエクトルがスマホをいじっているシーン
ノラとエクトルがスマホをいじっているシーンで流れた曲は、Mo Fosterの『Smoochy』です。
モー・フォスターは、イギリスのマルチ楽器奏者、プロデューサー、作曲家。ベーシストとして、ブライアン・メイ、リンゴ・スターなど著名なアーティストとセッションしました。
フリアからもらったスマホをいじりながら、「インターネットは何か」と話し合っているシーン。
「GHz」に驚くのも新鮮です。先人ってすごいなぁ…。
ノラがパーティーに行くシーン①
ノラがパーティーに行くシーンで流れた1曲目は、Glenn Scott Davis & Herの『I Wanna Stop Time』です。
※アーティストの情報が見当たりませんでした。
タイムマシンの修理が思うように行かないノラとエクトルのために、アロンドラが気分転換としてクラブに連れて行くシーン。
友達には田舎に住んでいる伯父伯母と紹介。ボロが出なければ良いですが…。
少しハラハラするシーンでした。
ノラがパーティーに行くシーン②
ノラがパーティーに行くシーンで流れた2曲目は、Kitty Latinaの『Me Gusta』です。
Kitty Latinaは、ポーランドのレゲエ・アーティスト。
ノラがお酒を作っていると、隣に来た女子達が「(恋愛対象として)男でも女でも気にしない」と話しており、驚くシーン。
LGBTに関しても、ここまでオープンになったのは最近の事。
ノラにとっては、若い女の子が簡単に相手と関係を持つとか、男女どちらでも良いとか、異次元の話なのでしょうね。
いちいちビックリしている姿が可愛い!
ノラがパーティーに行くシーン③
ノラがパーティーに行くシーンで流れた3曲目は、Dahliaの『Vivelo』です。
ダリア・ラゴスは、コロンビア系アメリカ人の歌手、ソングライター、プロデューサー、作曲家。
ディズニーランドやトヨタ、Googleといった企業や、ネトフリドラマ『ウェンズデー』などへの楽曲プロデュースを手掛けています。
セクシーなダンスを踊る女の子達を見たノラが、驚いているシーン。
ついアロンドラに「あんなダンスはだめよ!」と言ってしまう大伯母さん。
確かに心配になる…!アロンドラは真面目そうなので、クラブに行く事自体に驚く昭和生まれの筆者でした。
ノラがパーティーに行くシーン④
ノラがパーティーに行くシーンで流れた4曲目は、Eugene Anthony Colston Jrの『Fuera De vox (vocal)』です。
Eugene Anthony Colston Jrは、アメリカの音楽アーティスト。
ノラとエクトルが、マシンはインターネットのせいで壊れたと気付くシーン。
気分転換どころか、閃いて解決する事が出来ました。
確かに、インターネットが無い時代の機械が、周波?電波?を受けて壊れるのは当然といえば当然ですね!
「黙ってキスして!」と盛り上がる2人ですが、この後から暗雲が立ち込めます…。
ノラとエクトルが大喧嘩するシーン
※動画・音源無し
エクトルがノラに「一緒に帰ろう」と言うシーンで流れた曲は、Benny Ibarra,y Luceroの『Roto』です。
ノラ役のルセロ、エクトル役のベニー・イバラの2人がデュエットした曲。
しっとりとした歌声が最高にマッチしている2人ですが、ここでは大喧嘩をしてしまいます。
ノラ「1人で帰って!」エクトル「分かった」
ノラよりも、エクトルのとても悲しそうな表情が印象的なシーンでした。
エクトルがノラに「一緒に帰ろう」と言うシーン
エクトルがノラに「一緒に帰ろう」と言うシーンで流れた曲は、Reikの『Detenme』です。
レイクは、メキシコのスリーピース・バンド。ラテングラミー賞を受賞するなど、活躍しています。
反省したエクトルがノラに想いを伝えますが、ノラは「私はここに残りたい」と言って、決別してしまうシーン。
こちらでも、エクトルの表情がなんとも切なくて目が離せません。
彼には若干腹が立っていたのですが、ノラの幸せを想って身を引いた素敵な男性だと見直しました!
ノラがエクトルとの思い出を振り返りながら、涙を流すシーン
ノラがエクトルとの思い出を振り返りながら、涙を流すシーンで流れた曲は、Elton Johnの『Rocket Man』です。
エルトン・ジョンは、世界的に有名なイギリスのシンガーソングライター、ピアニスト。
元いた時代に帰ってしまったエクトルを想いながら、ノラが1人で泣くシーン。
1972年の名曲が流れ、こちらの涙腺も崩壊!
分かりやすく泣かせに来ているシーンですが、まんまと泣かされました。笑
そしてラストは、30年後にノラがタイムマシンを完成させ、同じく老いたエクトルに会いに行ったところで終わります。
時空を超えた素晴らしい夫婦愛を観せていただき、本当に感動しました!!