Netflixドラマ『愛の不時着』をネタバレ解説!南と北。究極に難しい愛を貫く事は出来るのか?

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Netflixドラマ『愛の不時着』をネタバレ解説!南と北。究極に難しい愛を貫く事は出来るのか?

https://youtu.be/j12lGhi8-_U



2019年12月14日から2020年2月16日まで放送された、韓国tvNのテレビドラマ『愛の不時着』

財閥令嬢がパラグライダーの事故でたどり着いたのは、お隣の国北朝鮮だった。

韓国に戻るため、偶然出会った軍人に助けを求める…。

国の違う禁断の愛を描いた、ラブ・ロマンス。

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2020年代に入り、突然韓国ドラマにハマり始めたbeersyです!

日本での公開当初、ものすごい話題になったのは知っていましたが、ようやく観る事が出来ました。

長いのでくじけそうになりましたが、本当に観てよかった…。

この記事では、ドラマ『愛の不時着』を鑑賞した筆者が、1話ごとに感想とネタバレ解説をご紹介します。(途中まではネタバレ無しなのでご安心を♪)

『愛の不時着』の評価&感想

『愛の不時着』予告編 - Netflix

  • 感動度
    5
  • 脳トレ度
    4
  • 再鑑賞度
    4
  • サプライズ度
    4
  • 話題性
    5

初回放送時には、「北朝鮮を美化している」と言われあまり視聴率が振るわなかったそうです。

しかし最終話では20%超えの数字を叩き出し、大ヒットドラマの仲間入りを果たしました。

作品には多くの脱北者の方々が協力しており、北朝鮮においての生活はかなりリアルになっているそう。

私たち日本人にとっても、北朝鮮の事に触れる良い機会だと思いました。(抜き打ちの立ち入り検査とか、停電とか酷い格差とか…)

本作は、そんな北の軍人と、南の女社長が出会うという究極の「禁断の恋愛」ストーリー!

正直、最初はセリの自己中さにイライラし、1話1時間半、それが16話とあって観るのがしんどかったですが、中盤その気持ちを乗り越えるとどのキャラにも愛着が湧きました。

ギャグもたくさん織り交ぜてあるので、本当に笑って泣いて感動して…という感想です!

韓国ドラマが好きでまだ観ていない方は、ぜひ時間の取れる時に試してみてください♪

以下より重要なネタバレを含みます。

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『愛の不時着』の主要キャスト

役名/役者(キャラ説明)

韓国側

ユン・セリ/ソン・イェジン(主人公。クイーンズグループ会長の末娘で「セリズ・チョイス」敏腕社長。自己中で破天荒だが情に厚い)

ク・スンジュン/キム・ジョンヒョン(実業家で詐欺師。のちに重要人物となる)

ユン・ジュンピョン/ナム・ギョンウプ(クイーンズグループ会長。セリの能力を買い、後継者にしたがっている)

ユン・セヒョン/パク・ヒョンス(クイーンズグループ会長の次男。セリの兄。頭が良く強欲)

 

北朝鮮側

リ・ジョンヒョク/ヒョンビン(軍人。民警大隊第5中隊中隊長・大尉。無表情で任務を遂行するが、仲間を思いやる人物。正義感が強い)

チョ・チョルガン/オ・マンソク(人民武力部 保衛局所属 少佐。ヒョンビンを疎ましく思っている)

チョン・マンボク/キム・ヨンミン(チョルガンの部下で、盗監聴室所属。「耳野郎」と呼ばれ疎まわれているが、上に逆らえず人々の盗聴をしている)

ソ・ダン/ソ・ジヘ(ヒョンビンの婚約者で、セリに敵意を向ける。のちに重要人物となる)

 

『愛の不時着』のネタバレ解説

エピソード1

ユン・セリは、クイーンズグループ会長であるユン・ジュンピョンの末娘だが、義母や異母きょうだい達とうまくいかず、長らく家を出ており自分で「セリズ・チョイス」という会社を立ち上げている。

経営能力に長けており、今度はスポーツ部門にも参入する予定だ。

ジュンピョンは、そんなセリを呼び戻し「私の後継者になって欲しい」と家族の前で伝える。

長男のセジュンは部下と揉め事が多く短絡的で、次男のセヒョンは欲深い性格が災いして詐欺に遭い、会社に損害をもたらしていた。

そのため、ジュンピョンは自らの力で成功しているセリが適任だと考えている。

それを聞いたセリが誇らしげに「喜んで。使えない代表達はクビにしても?」と言うと、ジュンピョンは「任せる。上に立つのだから当然だ」と返答した。

兄2人とその妻達は、自分達の事をよく思っていないセリが上に立つ事で、クビを切られるのではないかと慌て始める。

ーー

一方、北朝鮮。

人民軍隊5中隊の隊長 リ・ジョンヒョクは、韓国軍と対峙していた。

韓国軍は、非武装地帯の境界線を超えた北朝鮮の民間人を捕えていたのだ。

その3人は「保衛部の許可を得て狩りをしていた」と弁明していたが、韓国軍は「彼らは盗掘していた」と言って証拠の写真を見せる。

ジョンヒョクは、「必ず北側で厳しい罰を下すから、戦わずに彼らをこちらに引き渡して欲しい」と交渉した。

そして、盗掘者達を連れ基地に戻り、保衛部少佐のチョ・チョルガンに報告すると、彼は「突風が吹いたせいにして、見逃そう」と言う。

しかしジョンヒョクは、「韓国軍に、自国の名誉をかけて彼らを処罰すると約束をしました」と反論。

その態度にチョルガンは怒り、「お前が我々を脅かすような事をするのなら、容赦はしないぞ」と脅した。

ーー

気分の良くなったセリは、広報チーム長のホン・チャンシクの心配をよそに、新製品のテストでパラグライダーに乗り、飛び立つ事になった。

しかし、突然大きな竜巻が街を襲い、空中にいたセリも巻き込まれてしまう。

気を失い、目を覚ますと木の上に引っかかっており、下には軍人がいてこちらを見ていた。

助けを乞い話を聞くと、なんとその場所が北朝鮮の非武装地帯である事が判明する。

セリは慌てて逃げようとするが、その軍人…ジョンヒョクが「そっちは地雷だらけだ」と言って追いかけて来た。

しかしドジな事に、ジョンヒョク自身が地雷を踏んでしまう。

セリはこれ幸いと彼を説得し、韓国への戻り方を聞いたところ「分かれ道では右を行け」と言われた。

そして、地雷だらけの森を走って行き、分かれ道でジョンヒョクの言う事を嘘だと考え、左へ行く。

ーー

ジョンヒョクを助け、セリの後を追って来た第5中隊のパク・グァンボムとピョ・チス。

しかし見張り番の軍事員、キム・ジュモクは韓国ドラマに没頭しており、セリは鉄柵を飛び越え彼らを撒いた。

兵士達は、セリの無謀な行動を見て呆気に取られたが、保衛部にバレたら大変な事になると考え、どうにかせねばと慌て始める。

ーー

セリが夜になるまで歩き続けると、ようやくどこかの村が見えて来た。

安堵したのも束の間、よく見渡すとそこは北朝鮮の軍人舎宅村だった。

愕然としていると、保衛部の車がやって来る。

そこへ突然ジョンヒョクが現れ、彼女を家の門の中に押し込めて車から身を隠した。

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怖いと思っていた北朝鮮の軍人達が、茶目っけ溢れるキャラで一気に惹かれました!

ジョンヒョクとセリの出会い方は強烈ですね。

ドラマだとロマンスの香りがしますが、現実に遭ったら恐ろしいと思います;

このあたりは、実際に起きた事故(女優越北事件)を参考にして練られたそうです。

 

エピソード2

ジョンヒョクは、セリを自宅に匿い食事を用意する。

すると部下のチスがニコニコしながらやって来て「スソク山の衝突事故で、若い女性の遺体が見つかったんです。この失態は無かった事に出来ますね。ジュモクはドラマを観て、ウンドンは母からの手紙を読んでサボっていた。俺は飲酒していたくらいですが」と言って笑った。

しかし後ろからセリが出て来て、ニヤリとしながら全てを聞いていた事を伝える。

そして「私が捕まったらあなたたちの不祥事を話す」と脅し、ジョンヒョク率いる第5中隊のチス、グァンボム、ジュモク、ウンドンが、第三国を通じてセリを韓国に返す事になった。

ーー

仕事中のジョンヒョクは、自分が助け出し、ピョンヤンに護送されていた3人の盗掘者達が、衝突事故で全員死亡したとの一報を受ける。

実は、過去に何度も同じ事故が起きている上、「保衛部にはトラック部隊があるらしい」という噂を聞いたので、調査許可を得ようと保衛部に向かった。

そこには、大佐のキム・ヨンヘとチョルガンがいて、素性が伏せられているジョンヒョクを警戒する。

チョルガンはジョンヒョクに「本部へ行け」と命じ、自分達にとって都合の悪い人物であるため、陥れようと企んだ。

ーー

韓国でセヒョンを騙し、詐欺罪で指名手配されている韓国の実業家、ク・スンジュン。

彼は大金を積み、北朝鮮内で違法な行為をしている「キーピング事業」のチョン社長に、逃亡の手伝いをさせる事になった。

詐欺罪の時効は10年。

スンジュンは、チョンにひと月20万ドルもの金を支払う約束をして、安全かつ自由に北朝鮮で逃亡ライフを送るつもりだ。

そんな彼の事を、チョルガンは金目当てで「口座」と呼び、利用しようとしていた。

ーー

ジョンヒョクは、チョルガンの策略で国防軍司令部に連行され、尋問を受ける。

しかし、保衛局司憲局長 責任副官のコ・ミョンソクが尋問室の様子を見に来ると、「何をしているんだ!」と血相を変え、「ジョンヒョク、大丈夫か?」と助けに入った。

担当官が驚き「この大尉は一体…」と言うと、ミョンソクは「お前は終わりだ!こちらは総政治局長の1人息子だ!」と怒鳴りつける。

軍序列1位の総政治局長には息子が2人いたが、長男のムヒョクは事故死しており、ジョンヒョクはその次男であったのだ。

その後ジョンヒョクは、ミョンソクに事故車両を調べて欲しいとお願いする。

事故を起こし、防犯カメラに写っていた車両が全てロシアのものだったからだ。

「怪しい点がいくつもあるのに、いつもうやむやにされているんです」と訴えたものの、ミョンソクに「考え過ぎだ。お兄さんの事は忘れて、前を見ろ」と言われてしまった。

ーー

実はジョンヒョクが大物だったと言う一報を、怒られた担当官からの電話で知ったチョルガンは、その昔、ムヒョクが弟を紹介して来た事を思い出していた。

ジョンヒョクの弱みを握るべく、チョルガンは保衛部の軍人を連れ、抜き打ちで社宅検閲をし始める。

ジョンヒョクは、それに気付いたチスから電話を受けると、ミョンソクから高官専用車を借り急いで家へ向かった。

何も知らないセリは、突然軍人達が来た事で怯え外の地下倉庫に隠れたが、すぐにチョルガンに見つかってしまう。

銃を向けられているところにジョンヒョクが到着し、セリを庇って「私の婚約者です。銃を下ろしてください!」と言った。

beersy
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ジョンヒョクの兄が悲しい最期を遂げていた事が分かりました。

保衛部にはかなりの闇があるようですね。ジョンヒョクも危ないかもしれません。

でも、ムヒョクも「総政治局長の息子」だと明かしていたら、命は助かったのではないかなと思ってしまいます。

 

エピソード3

大ピンチに陥ったセリ。

ジョンヒョクはチョルガンに問い詰められ、咄嗟に「この婚約者は11課(対南工作部署)所属です。南で特殊任務を行い、帰って来たばかりなんです」と嘘を付く。

チョルガンは渋々帰ったが、舎宅村の奥様達はクールなイケメン軍人・ジョンヒョクの婚約者が気になり、家に押しかけた。

しかしセリはスパイになりきり、うまくかわして追い返す。

そして、自分が帰国した後の評判を気にして、「 誰かに別れた理由を聞かれたら、性格の不一致であなたが振られたという事にして、6ヶ月は誰にも会わないようにして!」と言い出した。

その後セリは、ジョンヒョクの本棚にあった、楽譜とスイスのバーゼル音楽学校の願書を見つけ「ピアノが弾けるの?」と聞く。

しかしジョンヒョクは、コンクールや湖の橋でピアノを弾いていた事を思い出したが、何も答えなかった。

ーー

盗監聴室所属のチョン・マンボクは、チョルガンに「ジョンヒョクの家を盗聴し、家にいる女の正体を突き止めろ」と命じられる。

昇進や家族の事を持ち出され、命令に背く事は出来なかった。

マンボクは戸惑いつつ了承しながら、昔の事を思い出す。

7年前、彼はその時もチョルガンに命じられ、ムヒョクを盗聴していた。

そして、彼が乗っていた車の位置をチョルガンに報告したせいで、ムヒョクは事故に見せかけて殺されたのだ。

マンボクは今でもその事を悔いている様子で、涙を流して頭を抱える。

ーー

ジョンヒョクの本物の婚約者である、ソ・ダンが、留学先のロシアから帰国した。

ダンの伯父であるミョンソクが出迎えると、ダンはいつもの高官専用車はどうしたのと尋ねる。

ミョンソクがジョンヒョクに貸したと話すと、ダンが「私が受け取りに行きます」と伝えた。

一方、スンジュンもダンと同じ飛行機に乗っており、北朝鮮の平壌順安(ピョンヤンスナン)空港に到着。

チョン社長とともに隠れ家へ行き、チョルガンと対面する。

偉そうに悪態をつくスンジュンだったが、チョルガンは「俺は軍服を着た商売人だ。お前を探している奴らにお前を売れば、大金が入るんだぞ」と言って脅した。

ーー

第5中隊の面々は、セリを船渡しに乗せ秘密裏に脱出させようとする。

セリは助けてくれた5人に感謝を込めて、ジョンヒョクにはトマトの苗、他の皆んなには賞状をプレゼントした。

そして夜、ジョンヒョクがセリを護衛し、一緒に船に乗り込む。

2人は2度と会えないだろうと話し、少し名残惜しい時間が流れた。

しかし突然、沿岸警備隊の巡視船が現れる。

船頭から船底へ隠れるように言われたが、警備隊はその場所を空けろと命令した。

万事休すかと思った瞬間、ジョンヒョクは韓国ドラマファンのジュモクから仕入れた情報を思い出し、「南のドラマには、危機を脱する方法がひとつあると聞いた」と言い出す。

セリが「なんとかして!」と取り乱していると、ジョンヒョクは「落ち着いて!」と言って突然キスをした。

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保衛部とのサスペンス要素が色濃かったですが、ダンの登場によりラブ展開も面白くなって来ました。

セリと同じように高飛車なお金持ちの女性。笑

2人は良きライバルになりそうだ…。

 

エピソード4

セリとジョンヒョクは、夜釣りに来たカップルを演じピンチを乗り越える。

しかし、北朝鮮へ戻る事を命じられ、さらにしばらくの間出航を禁じられたため、脱出計画は頓挫してしまった。

セリは落胆し、ジョンヒョクに「キスまでしたのに。来週までになんとかして!」とあたる。

しかしジョンヒョクが「すぐに打つ手立てはない」と言うと、セリはショックを受け「これまでの事に感謝します。 もう迷惑をかけたくないので、ここから出る道を自分で見つけます」と書き残し家を出て行ってしまった。

朝になると、セリは乗って来たパラグライダーを装着し、自分のトランシーバーで「こちらはセリ1号。誰か返事をして下さい」と話すが、返答はない。

そして飛び立とうとすると、息を切らしたジョンヒョクが止め「肉眼で発見されたら、北側からも南側からも撃たれる」と忠告する。

さらに、トランシーバーが付いているのを見ると「不審な無線電波が飛んでいたら、10分以内に保衛部が来る事になっている」と明かした。

その言葉通り、下を見ると保衛部の軍用車がこちらへ向かって来る。

ジョンヒョクはセリを抱きしめながら、パラグライダーで崖から飛び降りた。

降下中、セリがジョンヒョクに「さっきはイライラしてたの。本当は感謝しているわ」と謝ると、ジョンヒョクは「分かってる」と言って強く抱きしめた。

ーー

家に戻ったセリは、ジョンヒョクの階級を上げ、権限を得たら出国しやすいのでは無いかと考える。

そこで、キム・ヨンヘ大佐の妻で、舎宅村を牛耳っているマ・ヨンエを味方に付けるべく、プレゼントを持って彼女の誕生日会に行った。

セリはヨンエをおだてあげ、思惑通り気に入られる事に成功する。

うまい事を言って、ジョンヒョクの階級昇進を大佐に示唆してもらう事を約束した。

ーー

ダンは、ジョンヒョクに会いにタクシーに乗ったが、途中故障し立ち往生してしまう。

そこに偶然スンジュンが通りかかり、チョン社長の警告も聞かずダンを助ける。

美しいダンに惹かれたスンジュンだったが、そっけなくされてしまった。

一方、チョルガンは変わらずセリの事を調べている。

すると、近年11課に若い女性は入っておらず、セリが偽物だとバレてしまった。

ーー

ヨンエ達と仲良くなったセリは、市場で買い物をする。

しかし途中はぐれてしまい、セリは、幼い頃義母に浜辺に捨てられた過去を思い出し、呆然としてしまった。

そこへ、セリを探していたジョンヒョクが現れる。

彼は、セリが欲しがっていたアロマキャンドルを灯しながら、人混みの中にいた。

その姿を見たセリは、微笑みながらジョンヒョクを見つめた。

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正直、パラグライダーで抱き合いながらの、あり得ない飛行方法には笑ってしまいました。

景色は素晴らしく、ドキドキの感動の場面なのでしょうが、あんなスンっとした顔で…。笑

と無粋な事を思ってしまいましたが、4話はギャグが多くさらっと観られました。

 

エピソード5

ジョンヒョクに惹かれ始めたセリだったが、彼は「混乱を防ぐために言うが、自分には婚約者がいる」と伝える。

セリも「混乱?私も韓国に帰れば男はいるし、関係ないわ」と突っぱねた。

そして家に帰ると、なんとその婚約者・ダンの姿が。

全てを察したセリは「ただの仕事仲間です」と誤魔化し去ろうとしたが、ジョンヒョクが「家に入っていろ」と誘導。

その後、ダンを家に送ろうとすると「家族と食事をして」と言われ、ミョンソクとダンの母・ミョンウンに会う事になった。

一方セリは「自分はジョンヒョクの婚約者だ」と言うダンを見たヨンエ達に心配され、家飲みをする事に。

「リさんとダンさんは政略結婚をする予定で、私とリさんは愛し合っているのに、親に反対されているのです」と悲劇のヒロインを演じ同情を誘った。

ーー

ダンの実家と、その後立ち寄った自分の実家から、早く結婚しなさいと急かされたジョンヒョク。

浮かない表情をしつつ「従うので、お願いを聞いてください」と、父・チュンリョルの顔を見た。

そのお願いとは、セリを国際大会の陸上選手メンバーに、補欠選手として登録する事。

そして、ヨーロッパに着いた際に行方不明になったという事にして、韓国に戻らせるという計画を思い付いたのだ。

しかし、その会話をマンボクが聞いており、すぐさまチョルガンに報告する。

チョルガンは第5中隊のチス、グァンボム、ジュモク、ウンドンを捕え、拷問しセリの事を聞き出そうとした。

殴られ、家族の事を持ち出され脅された4人だったが、口を割る事はしなかった。

そしてそれを知ったジョンヒョクが、保衛司令部にトラック事故についての密告をして、チョルガンや関わった者を出頭させ、4人を助け出す事に成功する。

ーー

セリとジョンヒョクは、セリのパスポート用の写真を撮りにピョンヤンへ。

道中、停電により列車が何時間も停車し、野宿をした2人の距離は縮まって行った。

ピョンヤンに到着し、写真を撮るセリ。

「記念に一緒に撮りたい」と提案したが、ジョンヒョクは「記念を残す理由はない」と言って断った。

ーー

2人がホテルに行くと、偶然逃亡中のスンジュンに会う。

韓国ではセリが死亡した事になっていると知らなかったスンジュンは、セヒョンからの電話でその事を聞き、驚きを隠せなかった。

一方、彼がセヒョンから逃げていると知らないセリは、疑いを持たず会話をする。

以前、お見合いをした事のある2人が再会したのだった。

beersy
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選手団に紛れるというのは、かなり脱出の成功率が上がりそうな計画ですね。

しかし、停電により列車が停まって野宿なんて、現代の日本では考えられない事です。

セリとスンジュンがどう絡んで行くのか…?

 

エピソード6

馴れ馴れしい男が現れ、苛立つジョンヒョク。

スンジュンと別れた後「俺はお前を管理しているんだ」とぶっきらぼうな態度を取るが、自分でも気付かぬうちにしっかりとセリを守っており、言葉とは違った態度を見せる彼にセリは微笑んだ。

しかし、ダンが友人から「リさんが女性といるわよ」と連絡を受けてホテルに駆けつけ、セリを牽制。

ジョンヒョクとダンは互いの両親と食事をし、来月最後の土曜に挙式する事を決めた。

ダンは内心嬉しかったが、ジョンヒョクが無表情で「約束していた事なので守ります」と返答したので、彼にはその気が無いのだと気付かされ複雑だった。

ーー

スンジュンはセヒョンが雇った追手に捕まりピンチに陥ったが、電話でセヒョンにセリが生きている事を告げる。

セヒョンとサンアは驚きつつも「セリを北朝鮮に永住させ、韓国には帰って来させるな」と命じた。

そこでスンジュンは、「公権力に頼るためチョルガンに会おう」と思い付く。

そのチョルガンはというと、監察局長から尋問を受けていたが「俺が盗んだ文化財の金であんたの娘の新居が変えた。他の官僚も同じだ」と脅し、まんまと釈放された。

そして、またしてもマンボクを使ってジョンヒョクの家を盗聴させ、セリが空港へ向かうために乗る車を突き止めた。

ーー

セリはジョンヒョクに「帰国するのに、今が幸せだから混乱しているの」と打ち明ける。

ジョンヒョクは戸惑いながらも「帰国し、全てを忘れて幸せになってくれ」と言って、別れを告げた。

そして、セリはグァンボムの運転で空港へ向かう。

しかし途中、武装した保衛部のトラックが出現し、追いかけて来た。

逃げ惑っていると、バイクに乗ったジョンヒョクが現れ、バイクをトラックに追突・炎上させ、強引に停める。

セリが車から降りてジョンヒョクの元に向かうと、生き残ったトラックの軍人が銃を撃ち、ジョンヒョクは咄嗟にセリを守って撃たれてしまう。

グァンボムも足を撃たれ、ジョンヒョクは倒れながらも相手を撃ち殺し、セリの腕の中で意識を失った。

beersy
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確実に、ジョンヒョクのセリへの気持ちが見えて来ました。

しかし筆者は未だセリの魅力がよく分からない!

 

エピソード7

セリは「空港に行ってください」というグァンボムの忠告を無視し、近くの病院へと車を走らせる。

輸血が必要だと知り、ジョンヒョクと同じO型であるセリが輸血に協力した。

その後彼は、一命を取り留め目を覚ます。

しかし目の前にセリがいる事に気付くと、「皆んな命を懸けたのに空港に行かなかったのか!それを無駄にして…」と言い放った。

ショックを受けたセリは病室を出るが、ジョンヒョクは医師と看護師から「恋人がすぐに輸血してくれたおかげで助かったんですよ。ずっと泣いてたのにどこに?」と言われ、外にいたセリに謝りに行く。

セリは「分かったから中に入って」と心配しながら涙を流し、ジョンヒョクはその唇にキスをした。

ーー

チョルガンにセリを売ったスンジュンだったが、セリの命までが狙われるとは思っていなかったため、空港に現れない彼女に何かあったのではと心配し舎宅村へ行く。

すると、同じくジョンヒョクを心配していたダンと偶然会い、2人の政略結婚がうまく行っていないと聞いた。

スンジュンもまた、結婚しようとした相手に嫌がられてから、気になり始めてしまったんだと打ち明け、ダンの気持ちを解ろうとした。

ーー

チョルガンが、ジョンヒョクが入院している病院を見つけ、捕まえようとする。

しかしそこへ、チュンリョルが登場しチョルガンを追い払った。

また、ダンとミョンウンも駆けつけたため、まずいと思ったセリは病院から抜け出し、スンジュンの逃亡先へと匿ってもらった。

しかし韓国では、ジュンピョンが会社を守るため苦渋の決断をし、ついにセリの死亡届を出してしまう。

そして、セヒョンが後継者に指名された。

ーー

ジョンヒョクは、ダンに「すまない。僕はあの人(セリ)の事を好きになってしまった。愛のない結婚は出来るが、好きな人がいる状態での結婚は出来ない」と打ち明ける。

そして、スンジュンと共に消えたセリを探しに行こうとした。

しかしダンは諦めず、セリの正体を知りジョンヒョクを問い詰める。

beersy
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流石に、家族にここまでされているセリが不憫になって来ました。

そりゃ誰も信じる事が出来ず、歪みますよね。

でも1番可哀想なのはダンだなぁ。

 

エピソード8

スンジュンは、「これから先判断を誤ると、お世話になった人達に迷惑がかかる。彼(ジョンヒョク)を失いたくないなら、消えてやれ」とセリを説得する。

一方ダンは、命を懸けてセリを帰国させようとするジョンヒョクに「私も婚約者を守ります」と言って、スンジュンの元へ行きセリの事を聞こうとした。

ダンは「セリさんは違法入国者だから通報する」と憤ったが、スンジュンは「それだとリさんにも迷惑がかかる。感情的にならず協力をし合おう」と言う。

そしてセリに「英国籍を持つ僕と結婚し、大使館でパスポートを作って、英国人の妻として帰国しないか」と提案。

さらに、セリに指輪を付けながら「本当に結婚しよう」とプロポーズをした。

ーー

しかしその夜、ジョンヒョクが危険を顧みずセリを助けに来る。

スンジュンは出て行こうとするセリに「彼が君を守るなら、ダンさんが通報すると言っていた。そうなれば彼は死ぬ」と言って引き止めた。

セリはジョンヒョクに「私は彼と結婚してパスポートで帰る。もう北朝鮮なんてウンザリ、早く帰りたいから邪魔しないで」と涙を流しながら訴える。

ジョンヒョクは「分かった。だから、泣かないで」と言ってセリの涙を拭い、そこから去って行った。

しかし、セリはしばらく経つと心配になって、チョン社長の車に乗り込みジョンヒョクを追いかける。

再会した2人は抱き合い、酷い吹雪のため近くの学校で暖をとってから舎宅村へ戻った。

そしてセリは、ヨンエ達と共に市場へ行き、スンジュンにもらった指輪を質に入れて、ジョンヒョクのために素敵な時計を手にいれる。

ヨンエ達にも、感謝の気持ちを込めて様々なものをプレゼントした。

その頃、家で眠っているジョンヒョクは、夢でムヒョクに時計をプレゼントした時の事を見ていた。

ーー

チョルガンは、総政治局長とも渡り合える権威を持つ軍事部長が、総政治局長を失脚させたいらしいという情報を掴み、接触する。

「総政治局長の息子が、南朝鮮の女を匿っているんです」と明かし、スパイ事件に仕立て上げ失脚させようと目論んだ。

そして、セリが村へ戻って来た事を知り、部隊を連れて舎宅村へ向かう。

ーー

ジョンヒョクが目を覚ますと、家には可愛いクリスマスツリーが飾られている。

セリがやったんだなと微笑んでいると、知らない番号からの着信が。

相手はセリで「急にスンジュンさんと行く事になった。幸せになってね」と告げられる。

実はセリは、何者かに捕まって車に乗せられ、銃を向けられていたのだ。

それを察したジョンヒョクは涙を流し「迎えに行く。電話を切らないで。周りに何が見える?」と必死に伝えながら辺りを見回す。

しかし「リさん…愛してる」という言葉と共に銃声が鳴り、電話は切れてしまった。

beersy
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このあたりから、やっとセリの魅力に気づき始めた筆者。笑

というか、セリも変わりましたよね。

離れなければならないシーンがたくさんあって、ついもらい泣きしてしまいました。

 

エピソード9

舎宅村に保衛部がやって来て、怒り狂ったジョンヒョクはチョルガンを殴ってしまう。

営倉(軍人を収容する留置施設)に入れられてしまったが、ダンを呼び「僕の父がセリをさらったのか?」と聞いた。

ダンは「あの人は殺されたの。結婚式までここにいて」と告げるが、ジョンヒョクは「彼女に何かあったら、次男まで失うと父に伝えろ」と言い放った。

ーー

ジョンヒョクの思った通り、セリはチュンリルの部下によって連行され、リ家に通されていた。

セリは最初、チュンリルをダンの父だと思い込み、今までの経緯を話して弁解する。

しかし、ジョンヒョクの母であるキム・ユンヒの計らいでジョンヒョクの部屋に行き、ようやくチュンリルがジョンヒョクの父である事に気付いた。

ユンヒはもう息子を失いたくはないため、「ジョンヒョクが優しくしてくれている」と言うセリを信じ、温かく迎え入れる。

ーー

ジョンヒョクはチス達に「自分が総政治局長の息子だという事を広めてくれ」と頼み、それを聞いたヨンエが大佐である夫に伝え、見事釈放される。

一目散に実家へ向かい、セリが無事だと知って安堵した。

そして、束の間ゆっくりとしたひとときを過ごしながら、昔話をし始める。

セリは、スイスで聞いたピアノの曲が忘れられないと言い、部屋にあったピアノで覚えている箇所を弾いてみた。

するとジョンヒョクは驚き、その曲は兄のために作った曲だと言って、弾き始める。

実は以前、2人はスイスで会っていたと知り、運命を感じずにはいられなかった。

ーー

チョルガンが、セリの居場所はチュンリルの家だと確信し、「今総政治局長の家を捜索すれば、面白い事になります」と軍事部長をけしかける。

しかし自宅を捜索すると、セリやジョンヒョクの姿はない。

チュンリルに「息子は前哨地へ行った」と聞かされたチョルガンは「そこで南の女を逃す気です!」と喚くが、軍事部長に殴られ激しく怒られた。

実はジョンヒョクは、第5中隊を前哨地に派遣させるよう手配し、軍事境界線をまたいでセリを韓国軍に見つけさせる計画を立てていた。

またしてもセリは第5中隊の面々とお別れ会をして、そしてスンジュンも協力し、ついにジョンヒョクと共に軍事境界線へ向かう。

「僕は線を跨ぐ事は出来ない」と言って別れを告げたジョンヒョクだったが、セリの後を追って境界線を越え、抱き寄せてキスをした。

beersy
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偶然過ぎる偶然の連続。まさかスイスで2人が出会っていたとは!これが韓国ドラマなら許される!笑

でも、本当に無茶ばかりするジョンヒョクがまた撃たれやしないかと心配です。

韓国にも逃げられないスンジュンも心配だ…。

 

エピソード10

セリはついに韓国へ戻った。

国内は奇跡の復活劇に沸き、彼女は本来の手腕を発揮して、会社を乗っ取ろうとしていたセヒョン、サンアを黙らせる。

また、セリズ・チョイスの社員達は、(愛を知って)すっかり優しくなった社長に面食らっていた。

見事に経営者として返り咲いたセリは、北朝鮮にいた事は「記憶がない」と言って記憶喪失のフリをする。

念願だった、高級な物に囲まれる生活が戻ったのだが、夜は眠れず睡眠薬に頼っていた。

ーー

一方ジョンヒョクは、セリが隣にいない事でかなり落ち込んでいた。

するとマンボクが現れ、チョルガンに脅されて盗聴を利用し、様々な悪事に加担していた事、それによってムヒョクが死んでしまった事を告白する。

実はマンボクは、ムヒョクとは親友と言える仲であり、誕生日に贈り物が来るほどの仲だった。

ムヒョクはチョルガンの事を告発しようとしていたが、それをマンボクがチョルガンに伝えたため、事故に見せかけて殺害されてしまったのだ。

その事をずっと悔いていたマンボクは「私は死んでも構いません。家族だけは助けてください」とジョンヒョクに謝罪し、ムヒョクが付けていた腕時計を差し出す。

それはジョンヒョクがムヒョクにプレゼントしたもので、中にはチョルガンの悪事に関する証拠のチップが入っていると言った。

マンボクは盗聴でその事を知っていたので、亡きムヒョクの手から腕時計を取り、チョルガンに見つからないよう市場の質に入れたらしい。

それをセリが知らずに購入し、さらわれた際に落としてしまったのだが、それをマンボクの息子が見つけ、無事マンボクの手に戻って来たのだ。

ジョンヒョクは、時計と一緒に渡された兄の「弟自慢」の会話が入った録音テープを聞き、号泣した。

ーー

ジョンヒョクの告発によって、ついにチョルガンは逮捕された。

裁判で多くの悪事が明るみとなり、有罪判決を下されたが、部下達がチョルガンを助け逃亡させる。

そして彼はジョンヒョクに電話し「これから南へ行って、あの女を殺す」と脅した。

ーー

セリは、薬を切らして眠れないため、夜の街を歩いている。

雪が降って来て、冷たさを感じながらジョンヒョクの事を想っていた。

すると、突然目の前に本人の姿が…。

ーー

ジョンヒョクは、チョルガンが韓国へ渡ったと知り、セリの身を案じて自分も韓国へ。

息子とチョルガンが韓国へ行ったと知ったチュンリルは、第5中隊の面々とマンボクを秘密裏に呼び出し「必ず息子を連れ戻せ」と命じた。

4人は初めての韓国に浮かれつつ、セリとジョンヒョクを探し始める。

beersy
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セリがあっさり韓国に帰れてビックリ!でもチョルガンの魔の手が迫っている…。

ムヒョクとマンボクの思い出には号泣でした。

ここでも偶然と奇跡の連続で、ムヒョクの無念が晴らされましたね。

 

エピソード11

チョルガンは、昔掘られた金鉱をほふく前進し、12時間以上かけて韓国の浜辺へ出た。

そしてジョンヒョクもまた、同じように過酷な道のりを辿り、セリの前に現れたのだ。

しかし、出口の洞穴で民間人が北朝鮮の腕章を見つけ、通報を受けたNIS(韓国の国家情報院)が動き出す。

ーー

セリはもう会えないと思っていたジョンヒョクの登場に驚き喜び、そして心配し、とりあえず自宅に匿う。

そして次の日になると、ジョンヒョクに高価スーツなどを買い与え、ボディガードとして会社にも連れて行った。

一方北朝鮮では、チョルガンと共に悪事を働いていた高官達が逮捕されて行く。

そのためスンジュンにも危険が迫ったが、ダンが助け、ジョンヒョクと暮らす予定だった新居に彼を匿った。

変な関係になった2人だったが、互いの恋愛の悩みを打ち明け合い、どんどん距離が縮まって行く。

ーー

普通の恋人同士のような生活に浮かれていたセリとジョンヒョクだったが、チョルガンがブローカーのオ課長と取引をするらしいと知ると、「チョルガンを見つけたら、すぐに北朝鮮へ帰る」と厳しい表情をする。

しかしジョンヒョクが行った場所は罠であり、チョルガンは警備会社の服を着てセリの会社に潜入していた。

セリが地下駐車場に行って自分の車を見ると、チョルガンが潜んでいる事を知り、逃げ出す。

その際スマホを落としてしまい、隠れたものの大ピンチに。

追手と戦い、駐車場に到着したジョンヒョクがスマホを鳴らすと、チョルガンが出て「女は人質に取った」と言って牽制した。

そして、チョルガンがジョンヒョクに銃で照準を合わせる。

するとセリが「私は無事よ!大丈夫だから逃げて!」と叫んだ。

チョルガンが動き出すと、セリは口を塞がれて驚くが、その相手はジョンヒョクだった。

beersy
beersy

スンジュンとダンが良い感じに。

でも2人には未来が見えなくて、悲運が待ち受けていそうな気がしてなりません。

セリがジョンヒョクと普通のカップルとして楽しんでいるのが、とてもキュートで微笑ましかった!

しかし、チョルガンの執念が凄すぎる&怖すぎる。

 

エピソード12

セリの咄嗟の機転で、2人はチョルガンから逃れる事に成功。

ユン家の主治医にジョンヒョクの怪我を診せ、秘密にして欲しいと頼んだが、主治医はセヒョンに伝えてしまう。

サンアは、セリの家に男物の靴があった事を思い出し、不信感を募らせた。

そして、オ課長の手引きによりチョルガンと会い「セリを北に連れて行くが、命の保証はない」と聞かされる。

セヒョンは「そこまで危険な橋は渡りたくない」と難色を示しその場を後にしたが、サンアは残りチョルガンに融資をすると言って、セリの自宅の場所をも教えてしまった。

ーー

セリはジョンヒョクを襲った犯人とチョルガンを見つけ出そうと、ソウルの物騒な地域にいる中国人ギャング達を集め、金で釣って探させる。

ジョンヒョクも調査を進めると、チョルガンは金をもらって韓国の犯罪者達を匿っており、ここではその者達の協力を得ているらしい。

「賢くて執拗なチョルガンは、自分が来たからと言ってまだ諦めないはず…」ジョンヒョクは、再度気を引き締めた。

ーー

セリとジョンヒョクは、その夜酒を酌み交わしていた。

少し酔ったジョンヒョクは「北に帰りたくない。君と結婚して子供を作って、君が年を取って行くのを見ていたい。ピアノもまた始めたい…」と本音を語る。

セリも「だったらそばにいてもらわないと」と微笑み、「でもお酒を呑むと魅力的になるから、もう外では呑まないで」と約束をした。

ーー

セリズ・チョイスのインテリア部門が開設され、そのパーティーが始まった。

もちろん、ジョンヒョクもボディーガードとしてセリのそばにいる。

そこへ、何日も探し回って(韓国を満喫して)いた第5中隊4人とマンボク達がやっと辿り着き、ジョンヒョク、セリとの再会を喜んだ。

そしてセリは彼らを自宅に招き、豪華な食事などを用意してもてなす。

チス達は初めて見る品々に興味津々、また停電がない事などに驚き、南の富裕層の暮らしを満喫した。

しかし、彼らにはジョンヒョクを無事に北へ連れて帰るという任務がある。

マンボクは「セリさんは、地位の高い人だからセキュリティーもしっかりしているし、きっと大丈夫です」と言ってジョンヒョクを説得。

翌朝、別れを察したセリは「あなたがいついなくなっても、もう驚かない」と強がりながら、笑顔を見せ出社した。

ーー

セリが帰宅すると、本当に誰もいなくなっていた。

覚悟していたもののショックを受け、浜辺に置き去りにされた事を思い出してリビングで泣き崩れた。

すると突然ジョンヒョク達が現れ、ハッピーバースデーを歌い出す。

彼らは、セリの誕生日を祝うためにサプライズを計画していたのだ。

セリは「誕生日が来るたびに、置いて行かれた事を思い出すのが怖い」と泣くが、ジョンヒョクは彼女を抱きしめ「大丈夫。僕がうまれてきてくれてありがとうと思っているから、ずっと幸せになれるはずだ」と言って慰めた。

beersy
beersy

やっと第5中隊の皆んなが助かって安心しました!でもめちゃくちゃ満喫してて笑う。笑

脱北者が多いのも頷けますね。

ジョンヒョクにもピアノを再開して欲しい。(北朝鮮からも留学出来るんだと驚きました)

 

エピソード13

誕生日を祝ってもらったセリは、皆んなに自分のクレジットカードを渡し、洋服など好きな物を買わせた。

また、韓ドラオタクのジュモクには、女優のチェ・ジウ本人に会わせてあげた。

そんな彼女にジョンヒョクは、ペアリングをプレゼントする。

セリは「何があってもあなたを忘れない」と約束した。

…しかし、別れの時は迫っている。

マンボクから「国際大会が終わる日に、選手用のバスに乗って帰るのが1番安全なんです」と聞いたセリは、ジョンヒョクとデートをしてたくさんの思い出作りをした。

ーー

一方スンジュンは、ダンに「自分が詐欺を働いたのは、父の会社を奪い、家族を滅ぼしたユン家への復讐心からなんだ」と告白する。

ダンはその事実を知っていながらも、スンジュンに惹かれ彼を匿い続けた。

しかし、ジョンヒョクがセリを守るために南へ行ったと聞かされた際には、大粒の涙を流した。

ーー

セリの義母であるジョンヨン、セジュン達の調べにより、セヒョンの悪事がジュンピョンに知らされた。

怒り狂ったジュンピョンは、セヒョンに代表の座から降りろと告げる。

サンアはすぐさまセリとスンジュンが北で会っている場面の写真を渡し、2人が手を組んでいると話したが、ジュンピョンは「じゃあ本人に確かめよう。お前達が嘘をついたと分かった場合には、全てを失うと覚悟しろ」と凄んだ。

そこでセヒョンは、セリに「父さんがお前と話したがっているから来い」と言って誘き出し、チョルガンにセリの運転ルートを教える。

言及せずとも、セヒョンとサンアはセリの命を奪って欲しいと願っていた。

そして、チョルガンはまたしてもマンボクを脅し、セリが会社を出発したら教えろと命じる。

マンボクは、言われた通りセリの行動を密告した。

ーー

実は、マンボクは今回チョルガンの言いなりにはならず、ジョンヒョクに伝えチョルガンを誘き出す作戦を立てていた。

セリの車の中には第5中隊の4人が潜んでおり、チョルガンの手下達が襲いかかると反撃に出る。

ジョンヒョクとも合流し、ついにチョルガンと対峙する事になった。

セリが買ったギャング達も加勢したが、マンボクがチョルガンに捕まってしまう。

そして、チョルガンはジョンヒョクに向かって銃を放った。

しかしそれを見ていたセリが、咄嗟に車で間に割って入る。

弾は車のガラスを貫通したが、ジョンヒョクも銃を放ち、チョルガンは負傷し逃げて行った。

ジョンヒョクが運転席を開けると、血だらけになって意識の無いセリが倒れ込む。

抱き止めたジョンヒョクは、セリの名前を呼び嗚咽を漏らした。

beersy
beersy

セカ(セリのカード)をください…。それでもお金を使い込めない第5中隊の皆んなが可愛い。

ほっこりしましたが、セヒョン&サンア夫妻にはイライラ!

でも彼らがいなかったら、この作品はこんなに面白くはなっていない…欠かせない極悪キャラですね。

そしてセリの容体が気になります。弾が当たっていたのなら、重傷のはず。

 

エピソード14

セリは重傷を負ったが、数日経ってようやく意識を取り戻した。

ジョンヒョクは取り調べに協力しつつ、セリの事を甲斐甲斐しく世話する。

一方チョルガンも重傷を負っていたが、オ課長が闇医者を紹介し、廃ビルの中で療養していた。

選手団のバスは北朝鮮へと戻ってしまい、ジョンヒョク達が乗っていなかったと知ったチュンリョルは、苛立っていた。

またNISは、洞穴を使って北朝鮮から不法侵入した人物が、防犯カメラに2人写っていた事を把握する。

それはチョルガンと、ジョンヒョクの姿だった。

ーー

スンジュンは、落ち込むダンを呼び出し「俺が手助けしたせいで、ジョンヒョクは韓国へ行ってしまったから、俺を殴ればいい」と慰める。

ダンはその言葉通りスンジュンを殴ったが、彼は「君は魅力的だ。君の心を奪った男が羨ましい」と熱い想いを伝えた。

それを聞いたダンは涙を浮かべ、スンジュンの想いを受け止めキスをする。

しかし次の日、スンジュンはセヒョンが雇った追手に見つかり、万事休すとなってしまった。

ーー

マンボクは、セリが目覚める前、近くにいられず状況が掴めないため、病室のベッド下に盗聴器を仕掛けていた。

そこには、ジョンヨンのセリへの想いや、家族達の話声が入っている。

セリは自分を置いて行ったジョンヨンの気持ちを知り、和解した。

そしてセヒョンとサンアが、チョルガンの事を話している音声も記録されていたため、セリは家族全員とNIS捜査官の前でそれを流した。

言い逃れの出来ない状態に陥ったセヒョンとサンアだったが、悪あがきをするサンアが、ジョンヒョクの正体を捜査官に密告する。

一方ジョンヒョクは、様々な情報網を使ってチョルガンの居場所を突き止めていた。

そこに向かっていると、数台の車に追跡されている事に気が付く。

それがNISだと知りながらも、チョルガンの元へと向かった。

ーー

チョルガンは軍事部長に、ジョンヒョクが韓国にいる事をメールで報告し、証拠となるデータを送っていた。

そして、軍事部長に「黙っている代わりに、その座から降りてください」と問い詰められたチュンリョルは「南の財閥を懐柔し、資金を得るための作戦を立てており、息子を派遣した」と言い訳する。

軍事部長は「それが嘘だったら、身を引くだけでは済まされないとお思いください」と言って、チュンリョルを睨みつけた。

ーー

ジョンヒョクは、チョルガンを見つけ銃を向けた。

しかし窓の外から、大勢のNISが「銃をおろせ」と警告しジョンヒョクを狙う。

チョルガンは「俺を殺せばお前も終わりだ」と言って、大人しく手を上げた。

死を覚悟したかのようなジョンヒョクの目からは、涙が溢れる。

しかし次の瞬間、チョルガンが銃を取り出し発砲音が聞こえた。

beersy
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スンジュンとダン、愛に気付いたようですが…フラグが立っているような気がしてなりません。

そして、ジョンヒョクとチョルガンの対決にはついに終止符が打たれそうです。

だいぶ重い展開になって来ましたが、マンボクの盗聴シーンには笑いました!

 

エピソード15

チョルガンが突然発砲したため、NISも大勢で狙撃する。チョルガンは身体中を撃たれ、ついにその場に倒れた。

ジョンヒョクは咄嗟に身を屈めたため無事だったが、チョルガンは「お前の親は処刑されるだろう。お前は北にも南にも行けない。俺と同じだから、一緒に逝こう…」と言って息耐える。

自分でもその事を理解していたジョンヒョクは、涙を浮かべながら自分の額に銃をあてた。

しかしそこへNISが突入し、ジョンヒョクはそのまま連行された。

ーー

サンアの策略で、セリのいる病院にもNISが来て、チス達を連行して行く。

セリは泣きながら「私に説明させて、この人達は何も悪く無い!」と言うが、「あなたの話は、主治医の許可が降りてから伺います」と言われ何も出来なかった。

しかし、セヒョンとサンアの企みをセジュン&ヘジ夫妻が聞いており、セリはスンジュンも捕まってしまった事を知る。

一方そのスンジュンは、捕えられたもののチョン社長の機転により逃げる事に成功し、ヨーロッパ行きのチケットを確保していた。

夜はジョンヒョクの自宅に隠れ、心配して訪ねて来たダンに指輪を渡し「まっとうな男になって、君の前に戻って来たらまたチャンスをくれ。ダンさんが好きだ」ときちんと告白する。

ダンは号泣し、スンジュンと抱きしめ合った。

ーー

NISがジョンヒョク達を捜査したが、出て来るのはジョンヒョクの善行と、チス達の韓国を満喫しているような行動履歴。

彼らを北朝鮮からのスパイとして取り調べをしていたが、何も怪しい点は出て来なかった。

しかしジョンヒョクは、「全てはユン・セリを懐柔する作戦であり、他の者は自分が引き留めただけ。自分1人がやった事だ」と供述する。

一方セリは「北朝鮮に不時着した私を、彼らは命懸けで韓国へ戻そうとしてくれていた」と食い違った証言をしており、NISは2人を対面させ、真意を確かめようとした。

ジョンヒョクはセリを見るなり、「情は沸いたが騙していただけだ」などと言って冷たく突き放す。

セリは食い下がったが埒が明かず、「もう疲れたね…」と言って面会室を出て行った。

しかし、NISがチョルガンのPCを復旧・解析すると、チョルガンと軍事部長とのやりとりが残っており、チョルガンがセリを拉致するために韓国に侵入し、ジョンヒョクはセリを助けるために来たという事が判明。

NISの担当刑事は、ジョンヒョクに「チョルガンのPCだ。これが証拠となるから、君のお父さんも大丈夫だろう。本当の事を話してください」と優しく伝える。

そこで、ジョンヒョクが少し安堵した様子で「ユン・セリの状態は?」と聞くと、「術後の後遺症で敗血症になり、集中治療室に。なぜあんなに酷い事を?」と返答され、ジョンヒョクは言葉を失った。

ーー

スンジュンは、ジョンヒョクの家で一夜を明かすと、ダンと共にタクシーで空港へ向かう。

別れを告げようとしたが、ダンはそっけなく目を逸らし、タクシーに乗り去って行った。

しかしその直後、車内で泣いていたダンは、後を付けていた追手に連れ去られてしまう。

それを脅迫電話で知ったスンジュンは、悩んだ末にチケットを破り捨て、ダンが監禁されている場所へと向かった。

ダンを見つけたスンジュンは銃を持ち、見事な腕前で次々と敵を倒したが、最後の1人に撃たれてしまう。

その相手も撃ち殺したが、スンジュンの意識は遠のいて行く。

天涯孤独の自分が死んでも、誰にも悲しんではもらえないと思っていたが、ダンが号泣しているのを見て、微笑みを浮かべた。

その後救急車に乗せられたが、瀕死の状態になる。

ーー

刑事の計らいで、ジョンヒョクはセリのいる病院へ行く。

しかし、集中治療室に横たわるセリの、心拍音が消えてしまった。

beersy
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イヤァァア!!分かっちゃいたけど、スンジュンが死んじゃいそう。

「ピーーー」で終わったけれど、きっとセリは大丈夫…!?

正直、スンジュンとダンがここまでの重要キャラだとは思っていなかったので、驚きました。

後半はどの回も見応え抜群です。

 

エピソード16

セリは一時心肺停止となったが、医師達の必死の処置により奇跡的に蘇生する。

ジュンピョンとジョンヨンが「彼を娘のそばにいさせて欲しい」と願い出たため、ジョンヒョクはそのまま集中治療室の前に残る事になった。

一方スンジュンは一時意識を取り戻し、ダンから愛のある本当の気持ちを聞いて満足したが、そのまま息を引き取った。

ーー

1週間後。

チュンリョルは韓国に対し、韓国のスパイ9名と、北朝鮮6名の送還対象者の交換を申し出る。

それは北にとっては不利な条件だったが「南から来た資料だ」と言って、軍事部長がチョルガンと繋がっていた証拠を出し、黙らせた。

その提案に対しNISは、「それほど切実なのか」と驚きつつ、「南北離散家族の再会」という条件も足して同意した。

ーー

そしてついに別れの日。

ジョンヒョクは国境で、セリに「心から願えば、きっと会える」と約束し、2人とも涙を流しながら離れる。

セリはジョンヒョクだけでなく、自分を守ってくれた第5中隊のメンバーやマンボクにも「元気でね」と言って、別れを告げた。

しかしジョンヒョク達は、戻る途中で軍事部長に殺されそうになる。

そこにチュンリルが現れ、軍事部長を射殺し、6人はやっと無事に自宅へと戻った。

一方、スンジュンを失ったダンは復讐をすると誓い、チョン社長協力のもとセヒョンの悪事の証拠を揃える。

それをセリに送ると、オ課長も捕まって全てを自供した。

セヒョンとサンアは、殺人・誘拐教唆、犯罪者への利益供与などの罪で連行される。

セリも不告知罪で起訴されそうだが、情状酌量の余地が多く罰金刑となる見込みだ。

ーー

かくしてダンは復讐を遂げ、セリにも平穏が戻りつつあった。

しかし、やはりセリは寂しさが込み上げ泣いてしまい、夜は眠れそうに無い。

そんな時、突然スマホにメールが届き、驚いた事にそれはジョンヒョクからのものだった。

彼は自分がいなくなったあとのセリを心配し、送信制限いっぱいの1年分のメールを予約していたのだ。

「夜眠れなければ、録音した僕のピアノを聞いて」

「朝ごはんはリンゴ一個でも食べて」

「食事は皆んなで楽しく」

毎日届くそんな文章に支えられ、セリは笑顔を取り戻して行った。

ーー

ダンはしっかりとジョンヒョクに別れを告げ、演奏家としての道を行く。

またミョンウンもユンヒに「娘に好きな人が出来ました」と謝り、婚約は解消された。

ジョンヒョクもまた、笑顔でいつものメンバーと過ごしていたが、除隊する事を決意。

夢であった、ピアニストとして生きて行く事になった。

ーー

セリが誕生日を迎えると、ジョンヒョクからの最後のメールが届く。

そこには「エーデルワイスが咲く国で会おう」と書かれていた。

その後セリは、才能ある者を支援するため、音楽留学支援の団体を設立。

スイスと韓国を行き来しては、ジョンヒョクを探していた。

ーー

数年が経ち、セリがスイスでパラグライダーに乗り、不格好に着陸すると、聞き覚えのある声が。

そこには愛する人、ジョンヒョクがの姿があった。

「心から願えば、きっと会える」

その言葉通り奇跡的に再会した2人はキスをし、その後は年に一度スイスで逢瀬を重ねる。

大自然の中に建つ2人の家には、笑顔の写真がたくさん飾られていた。

beersy
beersy

ラスト、スイスで過ごす事になるとは…なるほどその手があったか!と思いました。

たくさんの写真が飾られていたので、何年も遠距離をしているのか、はたまた移住出来たのかは分かりません。

「結婚という形にとらわれず、2人で歳をとって行けたら幸せ」そんな想いが込められているように思えました!

しかし!ドラマ撮影後、ジョンヒョク役のヒョンビンさんと、セリ役のソン・イェジンさんのお二人は実際にご結婚されています♪

本当の愛が描かれている!と思いながら再鑑賞すると、また違った気持ちで楽しめますね。末長くお幸せに…!!

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beersy

ビール党のアラフォーで二児の母beersy(ビアシィ)子ども就寝後、夜な夜なテレビを付けては夫婦で動画視聴。仕事や家事から意識を飛ばすのが得意技。アクション好きだが、雑食性で何でも鑑賞するタイプ。しかしその実態はただの筋肉好き。いつかシルヴェスター・スタローンに会うのが夢であり、それゆえ筋トレを欠かさない(嘘) 私の記事を通して、筋肉好きの読者様が増えたら嬉しいです(?)