2024年6月15日から放送された韓国ドラマ『Missナイト&Missデイ』
就活に失敗し続けている20代のミジンが、不思議な力によって、陽が上ると同時に50代の女性に変身してしまうことに…!!
一方、検事のジウンは不可解な事件を追っていた。
毎話続きが気になってしまう、ドタバダラブコメディ&ファンタジー&サスペンスドラマ。
- 主役/イ・ミジン役:チョン・ウンジ(女性グループApinkのボーカル。『応答せよ1997』『酒飲みの都会の女たち』)
- 監督:イ・ヒョンミン(『力の強い女 ト・ボンスン』『ごめん、愛してる』)
公開されるや否や、ランクインし続けている人気ドラマ。
ただのラブコメファンタジーと侮る事なかれ、これはれっきとしたサスペンス…!!
この記事では、ドラマ『Missナイト&Missデイ』を鑑賞した筆者が、1話ごとに感想とネタバレ解説をご紹介します。(途中まではネタバレ無しなのでご安心を♪)
『Missナイト&Missデイ』の評価&感想
- 感動度
- 5
- 脳トレ度
- 5
- 再鑑賞度
- 4
- サプライズ度
- 5
- 話題性
- 4
1人の女性が、別人に変わってしまう…というなんともファンタジーなストーリー仕立て。
しかし観進めて行くと、甘酸っぱくなりそうなラブ要素と、不穏なサスペンス要素が加わって来て面白さ倍増です!
ギャグ要素も強いので、明るさと暗さが融合している作品だと思いました。
そのため、ファンタジーものが苦手な方でも楽しめますよ♪
以下より重要なネタバレを含みます。
『Missナイト&Missデイ』の主要キャスト
役名/役者(キャラ説明※詳細は伏せてあります)
イ・ミジン/チョン・ウンジ(主人公。頑張り屋だが、公務員試験に落ち続けている。)
イム・スン/イ・ジョンウン(ミジンの変身後の姿。中身は20代なので、ハイスペックおばさんとなっている)
ケ・ジウン/チェ・ジニョク(ソハン地方検察庁検事。堅物・冷徹・仕事人間。何かの事件を追っている)
イム・チョン/チョン・ヨンジュ(ミジンの母。精肉店を営んでおり、気が強くコワモテ)
イ・ハクチャン/チョン・ソクヨン(ミジンの父。一見頼りなさそうだが、ミジンの良き理解者)
コ・ウォン/ペク・ソフ(スーパーアイドル。何かの事件を起こし、ジウンに略式起訴された)
ト・ガヨン/キム・アヨン(ミジンの友人で、人気美容系YouTuber)
チュ・ビョンドク/ユン・ビョンヒ(ソハン地検の捜査官。ジウンの同僚でお茶目なキャラ)
ソハン地検のインターン
ペク・チョルギュ/チョン・ジェソン(元医師、ファドン病院元院長)
ソ・マルテ/チェ·ムイン(元刑事)
コ・ナフン/チェ・ボムホ(元軍人)
クム・グァンソク/キム・ジェロク(元実業家)
ナ・オクヒ/ペ・ヘソン(無職)
ネタバレキャラ
ジウンの母/ミン・チェウン
『Missナイト&Missデイ』のネタバレ解説
エピソード1
イ・ミジンは、公務員採用試験に落ち続け、30歳を目前にしている女性だ。
8浪した末、またしても試験に落ちてしまい、「採用の便宜を図る」と言われた男性に騙され詐欺に引っかかってしまう。
偶然居合わせた検事 ケ・ジウンにより、犯人はすぐに逮捕されたが、ミジンは母であるイム・チョンが経営している精肉店のお金や、通帳まで犯人に預けてしまっていた。
泣き崩れるミジンを、ジウンは自分の車で警察に送り届ける。
バイトで老けメイクをしている上、悲壮感の漂う彼女を見て、ジウンは中年の女性だと思い込んでいた。
ーー
ミジンの家では、チョンが区役所に問い合わせ、同姓同名の女性が合格していた事で勘違いし、ミジンが合格したと思って喜び安堵している。
ミジンは本当の事を言えず自暴自棄になり、就活関連の書類などを燃やして夜の庭で酒を飲んでいた。
すると、日中に出会った猫がふらりと現れたが、誤って井戸に落ちてしまう。
助けようとしたミジンも落ちたが、どうでも良くなり「いっそ違う人になりたい」と願った。
ーー
翌朝ミジンが起きると、身体が中年のおばさんに変わっていた。
両親は突然現れた女性がミジンだと信じず、大騒ぎになり警察沙汰になる。
逃げ惑っていたミジンだったが、陽が暮れると元の姿に戻った。
そしてまた翌朝になるとおばさんに変わっており、ミジンは一緒に落ちた猫が何かの手掛かりになると考え、探す事にした。
その頃その猫は、物置で「尋ね人 イム・スン」と書かれたポスターを見ていた。
ーー
ミジンの身体は、日中は50代の女性、夜になると元の姿に戻るという奇妙な変化を繰り返していた。
病院や祈祷師など多くの場所を訪れ、自分の容姿について相談をしたが、どこもきちんと取り合ってはくれない。
川に落ち踏んだり蹴ったりの日々を過ごしていたが、「就職もせず20代を終えるのは嫌だ!」と気持ちを奮い立たせ、「イム・スン」と名乗ってシニア枠の採用試験(シニアインターン)を受ける事にした。
ーー
面接会場を見渡すと、周りは60〜70代ばかり。面接で初めて「最年少です」と言われた。
しかも、スンの中身は20代なので、物覚えや語学力、身体能力など、群を抜いた能力を見せつける。
面接官は、スーパーハイスペックな中年女性を見て、立ち上がって称賛した。
そして後日、無事に採用が決まり、やっと掴んだ合格に歓喜するのであった。
ーー
ミジンを助けたジウンは、敏腕検事として多くの犯罪者を起訴して来たが、20時間働くその仕事人間な性格には難が有る…という事で有名だった。
ある日、そんな彼に、検事の花形であるソウル地検への辞令が出たが、ジウンはなぜかソハン地検への移動に希望を出す。
彼は何かの事件を追っている様子だった。
ミジンのカーチャン強烈ゥ〜!!背も高いし存在感と圧が凄い。パパ小さい。
ドタバタコメディでたくさん笑えました♪
そして、本作の目玉であるミジンとスンの早代わり、とても華麗な演出ですね。
どちらの俳優さんも素晴らしい演技ですが、イ・ジョンウンさんのアクティブな動きには脱帽です!!
エピソード2
ミジンが名乗った「イム・スン」とは、伯母(母・チョンの妹)の名前である。
伯母はミジンが幼い頃突然失踪したのだが、成人の失踪の捜査は難しいという事で警察は動いてくれず、チョンが必死で探していた。
しかし今現在も、彼女の行方は分かっていない。カン・ギョンヒ
ーー
ミジンは、家族に怪しまれないよう変身する前の早朝に家を出る。
朝日がのぼり、スンに変身すると、職場であるソハン地検に初出勤した。
すると、ちょうど赴任して来たジウンと会い、彼が検事だと知って驚いていた。
ーー
ジウンは、スーパーアイドルのコ・ウォンを略式起訴したため、ファンから非難を浴びていた。
そしてウォンは、この騒動を収めるべく、ソハン地検に社会服務する事になった。
彼が検察に到着すると、ファンの中から1人の男性が現れ、突然無防備なウォンに硫酸をかけようとする。
それに気付いたスンがモップで阻止したが、液体は自分の方に向かって来た。
しかしそこを間一髪、ジウンが傘で守る。
抱き抱えられたスンは、ジウンにときめいていた。
ーー
ジウンはミジンの自宅を訪問し、車で送った際に入れ替わってしまった書類を返して欲しいと言う。
中身を確認せず、就活資料などと共に古本屋に処分してしまっていた…と気付いたミジンは、慌ててジウンにその書店へと連れて行ってもらい、探し始めた。
ジウンは、大量の書籍の中から、ミジンが捨てたたくさんの書き込みのある書籍を見つけ、「一生懸命努力したんだな」と感心していた。
ーー
ミジンの本を発見したため、もう少しでジウンの書類も見つかるという時、同僚のチュ・ビョンドクからジウンに「殺人事件が起きた」との一報が入る。
何かを探っていたジウンは、何も言わずに慌てて現場へ向かった。
するとそこには、無惨にも切断された足が…。
それを見たジウンは、幼い頃母が殺された日の事を思い出す。
そして、現場の状況から犯人がまだ近くにいると考えた。
しかし、ジウンの近くに隠れていた犯人は、車(SUV)に乗って逃走する。
その方向は、ミジンがいるであろう本屋の近くの道だった。
焦ったジウンは、ミジンへ電話したが繋がらないため、走って救出に向かった。
ーー
ミジンはやっと書類を見付けて振り向いたが、ジウンの姿が無くなっている。
そこで「先に帰ります」とメールを送り、道を歩きながら書類の中身を出してみた。
するとそこへ、猛スピードを出した車が近付いて来る。
ミジンは驚いて振り向くが、次の瞬間書類が宙を舞った。
突然のサスペンス…!!しかも、バラバラ殺人はエグい。
ミジンの伯母である、イム・スンの不可解な過去も明らかになりましたし、これは見逃せない展開になって来ました。
ジウンが調べている事件も、ミジンが変身する理由に大きく関わって来そうですね!!
エピソード3
殺人犯はミジンを殺そうとしたが、ジウンが現れたため逃走する。
ジウンはミジンから書類を受け取り「ソハン市連続失踪事件」の概要を読んでいたが、「カン・ギョンヒ」という女性の死亡者身元情報の書類だけ破れていた。
ーー
スンはウォンを守った功績を讃えられ、職場から表彰される。
世間でも大きな話題となり、ウォンからは多くのお礼の品が送られた。
しかしその荷物は、ミジンがスンの住所をガヨンの家にしていたため、ガヨン宅に運ばれてしまい、ミジンは仕方なく正体を見せた。
ガヨンは驚愕したものの、変身の原因かもしれない猫を探す事に協力し始める。
ーー
ウォンはスーパーアイドルだが、睡眠薬の代理受領で逮捕され有罪判決を受けた。
そして兵役する事になったが、椎間板ヘルニアを患ったため、公益勤務に従事する事になりソハン地検で仕事をしている。
スンはウォンに、お礼の品々を返却し「毎日アイスコーヒーをおごってもらうだけでいい」と話した。
ウォンは、事件の後からパニック症状に悩んでいたが、スンのお陰で少々元気を取り戻す。
ーー
ジウンは、バラバラ殺人事件の犯人を追っている。
しかしどうやら犯人は、被害者を生きたまま切断したらしく、まだ切られた人物は生きている可能性が出て来た。
ジウンは、目星を付けたSUVの写真をミジンに見せるが、ミジンは「暗くてよく見えなかったので分かりません。でも、車からは何か独特な臭いがしました。それが分かれば助けになれるかも…」と言って考え込む。
ーー
スンの職場に、同じシニアインターンとして、ファドン病院の元院長であるペク・チョルギュが配属された。
スンと共に在籍していた、コ・ナフンが無断欠席をし続けているため、代わりに入って来たのだ。
しかし、同僚で元鬼刑事だったソ・マルテは、なぜこんなところに有名な病院の元院長なんかが来るのか?と首をかしげていた。
そんな中、スンは次長に呼び出される。
何事かと思ったが、辞令を下され、ジウンのオフィスの実務官補助として働く事になった。
ジウンが冷たくあたった実務官が辞めてしまい、人手不足を懸念した次長がスンに白羽の矢を立てたのだ。
突然、年上のおばさんと仕事をする事になったジウンは、大きくため息をついた。
ものすごくコメディなのに、ウォンを襲った犯人やジウンが追っている殺人事件が猟奇的過ぎて、色々な意味でドキドキします;
伯母さんは殺されてしまったのか…?猫ちゃんに転生したのか?
エピソード4
年配者が苦手なジウンは、ビョンドクに唆され、スンが自ら辞めたくなるよう無理難題を押し付け始める。
しかしミジンは、1分間で1000文字を投稿するバイトをしていた過去があったり、エクセル関数に長けていたり、また体力面でもクライミングの清掃バイトなどで培われたものがあったので、どの業務も完璧にこなして見せた。
何をしてもパーフェクトなスンに、2人は度肝を抜かれた。
一方、ウォンは帰宅途中自転車に乗るスンを見つけ、話しかけようとし車で追いかける。
しかし途中で突然若い女性にすり替わったので、混乱していた。
ーー
ウォンを襲った犯人、チ・ドングウォンの血液から、フェンタニルが検出される。それは、最新の麻薬貼付剤の変形型かもしれない。
ジウンは、失踪者の中の1人であるカン・ギョンヒからも同様のものが検出されており、何らかの関連性があると考える。
調査を進めると、あるクラブでフェンタニルが売買されているという情報を得た。
そして、ミジンの身が心配になったジウンは、護身用のグッズを与え、自分の番号を登録しこっそりGPSアプリも設定する。
一方のミジンは、自分を守ってくれるジウンに惹かれており、上機嫌でいた。
ーー
ビョンドクとスンが、クラブに潜入し捜査を行う事になった。
しかし年配者は門前払いされるため、ビョンドクは変装したものの追い出されてしまう。
スンは、ガードマンに追い払われる直前にリミジンに戻り、クラブ内への潜入に成功した。
クラブに入り浸っていたミジンは、難なくVIPルームに通され、麻薬の取引がされている現場を抑えようと試みる。
しかし、バッグに入っていた隠しカメラをVIPルームの連中に見つけられ大ピンチに。
一方ジウンは、スンを心配してクラブに突入した。
ミジンがあまりにも高スペックなのに、公務員に採用されなかった事に驚きました。
次々と業務をこなすスンを観ていると、スカっとしますね!
しかし、早くもクラブで正体がバレてしまうのか…?
ウォンにもバレてしまいそうですし、新しいシニアインターンのペク・チョルギュも気になります。
エピソード5
ジウンが突入した事で、VIPルームの者達はミジンそっちのけで薬物のようなものを隠し始めた。
ミジンはその部屋を脱出すると、また別の部屋で麻薬貼付剤(フェンタニル)と札束を広げられているのを目撃する。
慌てて動画を撮り始めるが、すぐに気づかれてしまった。
すると、そこにジウンが現れ相手を倒す。
ジウンはミジンがいる事で「なぜここに?」と驚いていたが、「心臓が苦しくなったので帰ります」というスンからのメール(ミジンがこっそり送った)を見て安堵し、ミジンを家まで送り届けた。
ーー
ジウンは、チがなぜ人気の無いところではなく、多くの人がいる前でウォンを襲撃したのか?と疑問を持った。
そして、様々な角度から撮られたドラレコを調べ始める。
すると、チの目的がウォンではない事に気付き、チを取り調べ室に呼んで問い詰めた。
彼は口を割らなかったが、刑務官に電話を借りると「俺1人が起訴されてしまう。お前も道連れにしてやる!」とパニックを起こす。
すると、チと電話していた男が、誰かに「自分のゴミは自分で始末しろ」とメールを送っていた。
ーー
スンとウォンは、検察所の庭でコーヒーを飲みながら話すようになった。
ウォンは、スンの足首に痕がある事に気付く。
「良い整形外科を紹介するよ」と提案したが、スンは「昔飼い猫にやられたの。でもハートマークみたいだから、このままで」と言って微笑んだ。
ーー
突然、チが苦しみ出して死んだ。
死因は解剖してから確定するが、拘置所の医師によるとただの食あたり・薬物患者によくある心臓発作らしい。
しかし実は、刑務官の1人が黒幕の手下であり、チが死ぬよう細工していたのだ。
その一報を聞いたスンは、いつも不安そうだったウォンに伝えてしまう。
彼を思っての行動だったが、ジウンは「捜査途中の事を勝手に話すな」と激怒し、ビョンドクには「だから口の軽い老人とは働きたくないんだ!」と言い放った。
スンは、今まで課せられた無理難題が、自分を辞めさせるために考えられた無意味な事と知っていながら、ガムシャラにこなして来た。
でもそれは独りよがりで、自分は浪人生のミジンなのだと改めて考え、落ち込む。
ーー
その夜、ミジンはかなり酒を呑んで酔っ払い、ガヨンのマンションへと向かった。
しかし部屋番号を間違えてしまい、ジウンの部屋に行ってしまう。
ジウンは渋々ながらもミジンを迎え入れ、一晩泊まらせた。
翌朝、ミジンは深く謝罪し部屋を出ようとしたが、昨晩の酔ったミジンのせいでドアが壊れ、修理屋が来るまで出られなくなっていた。
しかし朝日は登り始める。
ミジンは窓から逃げようとしつつ、光に照らされながらジウンを見つめた。
拘置所の刑務官が買収?されているという事は、かなり大きな黒幕がいるようですね。
黒幕にはなんとなく察しはついていますが、スンの同僚のあの人でしょうか…。
そしてミジンがまたしても大ピンチに!毎回気になるラストで終わるー!!
エピソード6
外が明るくなって来てしまい、焦ったミジンは窓から外に出て塀を登って逃げようとする。
驚いたジウンは救助隊を呼ぶが、ミジンが無事ガヨンの部屋に辿り着いたため要請をキャンセル。
なんとか窮地を脱したミジンだったが、酔ってジウンと30分も電話していた事も判明し、冷や汗をかいた。
ーー
ジウンは、情報を漏らしたスンを酷く罵った事を詫び「ずっと一緒に働きましょう」と伝える。
スンは辞表を出そうと思っていたが、もう少し頑張れそうだと思った。
ーー
警察署内、スンの元にチョルギュがやって来て「以前働いていた方は、どうされたのですか?」と聞く。
スンが「コ・ナフンさんですか?無断欠席でクビになりました。今何をしているか分かりません」と答えると、チョルギュは満足そうに微笑み「そうですか」と言って去って行った。
スンは首を傾げたが、特に追求はしない。
一方ウォンは、チに似た男が受付に来た事でパニックを起こしてしまう。
チは死んだのだが、彼は精神安定剤が欠かせなくなっているようだ。
ーー
ガヨンから「猫を保護した人がいる」と連絡が入り、ミジンが向かう。
するとそこには若い男性達がいて、違う猫を差し出し謝礼を要求した。
ミジンが咎めると怒り出したが、そこにジウンが来て一網打尽にする。
そして彼らの手首に麻薬貼付剤を見つけ、どこで手に入れたのかと問い詰めた。
するとそのうちの1人が、オンラインゲームで知り合った女性「伝説の3ミリスナ」の彼氏から貰ったと言う白状する。
ジウン、ビョンドクは、その男と3ミリスナを、重要参考人として呼ぶ事になった。
しかし、その2人は捜査が迫っていると危機を感じ、雲隠れする。
彼らには、ゲーム内でコンタクトを取るしか術は無かった。
ーー
またしてもスンのスキルのおかげで、ゲーム内のチャットに食い付いて来た3ミリスナと会う約束を取り付ける。
初めて捜査に混ぜてもらえたスンは浮かれていたが、ジウンが接触する事になった。
3ミリスナは、ジウンを一目見て気に入り、ジウンがトイレに立った隙にグラスに薬を入れる。
それを目撃していたスンは慌てて電話をするが、ジウンのスマホは3ミリスナに没収されてしまった。
そして日没となり、スンはミジンに変身。
乾杯をしようとする2人に向かって、フライドチキンを投げ付けた。
今回はものすごくコメディ回でした。
ミジンとジウンのラブも観られてほっこり♪
でも、所々に事件のことや昔のことなど、伏線らしきカットが散りばめれられている様子。
隅々まで見返すのもオススメです!
エピソード7
ミジンがその場をうまく収めた事で、ジウンは3ミリスナと彼氏の男を逮捕する。
ジウンは、いつも事件現場などにミジンがいるため不審に思うが、「事情を話してくれるまで待ちます」と穏やかに話した。
ーー
逮捕した男は取り調べに対し「ダークウェブで注文された薬物を、女性と酒と一緒に渡していただけだ」と話す。
ジウンとビョンドクは供給源を掴むため、取引場であるクラブにスパイを送り込んで引き続き調べる事にした。
また、ジウンは昔の連続失踪事件の担当だったノ刑事の元へ。
ノはジウンが幼い頃、ジウンの母に「ソハン銀行の裏で何かを見たんだろ?捜査に協力してくれ」としつこく聞き込みに来ていた人物だった。
「恐ろしくて知らないフリをした」と言って泣いていたジウンの母は、その直後失踪し、幼いジウンはノを責めた…という経緯がある。
ジウンは、現在老人ホームに入居している彼に会いに行ったが、認知症などを患っており、事件の事を聞き出せる状態では無かった。
ーー
ウォンは、スンの正体が気になり自分で調査をし始める。
するとスンの生活記録が何もなく、20年前に失踪届が出された女性だと判明した。
さらに尾行を続けると、漫喫でスンの姿がなくなり、代わりにミジンがいる事に気付く。
そして彼女の足首にあるハートマーク型の跡を見つけ、ミジンがスンなのだという事に確信を持った。
ーー
スンの職場で明るいうちから飲み会が開かれ、ウォンも参加しスンを見守った。
2次会が終わり間もなく日没となる頃、スンはジウンからスン宛てで着信が入っている事に気付く。
他の飲み会の参加者達は、それぞれ3次会に行ったり帰宅したりしていた。
しかし酒に酔ってしまったスンは、ジウンに「ミジン」から電話をかけてしまう。
すると、ウォンがスンの腕を掴み「日が沈む。どこかに入りましょう。僕は知っている」と囁いた。
スンは驚くが、眠くなってしまい倒れそうになり、ウォンが抱きしめる。
そこへ、ミジンを心配したジウンが駆けつけ、変身したミジンとウォンが抱き合っているのを見てしまった。
ウォンが、探偵さながらの尾行でついに秘密を知ってしまいました!
でも彼はなんとなく敵にはならなそうで、少し安心。
そしてずーっとチョルギュが怪しいので、早く笑顔の裏に隠された真実を観たいです。
あと、刑事がジウンの母の事を「カンさん」と呼んでいますが、カン・ギョンヒの事でしょうか?訳の誤植かしら??
エピソード8
実はウォンは、二次会の最中発作を起こし、精神安定剤をグラスに入れて飲もうとしていた。
しかし、カラオケを終え席に戻ったスンが、誤ってそれを飲んでしまい倒れたのである。
また、彼はかなり前からスンを自宅まで尾行していたため、ミジンに変身するのを目撃していた。
そうとは説明出来ず、ウォンはミジンを車に乗せて去ろうとするが、不審に思ったジウンが救急車を呼ぶ。
ファドン病院で、ミジンが倒れた原因は薬物の過剰摂取だと診察された。
しかし目を覚ましたミジンは、心配するジウンをよそに、病院を出て、ウォンを「どうして知ってるんですか」と問い詰める。
ウォンが黙っていると、ガヨンがミジンを迎えに来たので、彼は何も言わずに去って行った。
ーー
ジウンは、事件の翌日、事件現場から逃げ去った「6438・シルバーのSUV」に乗った人物が、女性の人体損壊事件の関係者であると推測。
またその事件後、ナフンの不可解な失踪のあとに入社した、チョルギュも何かに関わっているのではないかと勘を働かせる。
そしてビョンドクが病院周辺を聞き込みすると、チョルギュは20年前に妻を亡くし病院を辞めて以来、地域のために身を粉にして働いており、人望が厚く不審な点は見当たらなかった。
しかし、その後調べを進めると「チョルギュが、モーテルで不倫していた妻を殺した」と言う噂があった事を知る。
そのモーテルの跡地にあるのが、ジウンが現在住んでいる「タガビル」だった。
ーー
実はチョルギュは、チと電話していた男であり「自分のゴミは自分で始末しろ」とメールを送った人物だった。
その時の彼は、いつもの穏やかな表情ではなく、恐ろしく冷たい顔をしていた。
ーー
スンは、「失踪した父を探してください」と書いてある看板を持って、毎日地検の前に立っている女性を気にする。
数日経つと、女性がフラついていたのでベンチに座らせ、話を聞いた。
するとその女性は、失踪したナフンの娘であり「父は身体が不自由でしたが、愛してくれました。家出なんかするはずがないんです」と涙ながらに打ち明ける。
その後職場の皆んなにその事を話すと、マルテが「過去にソハン市連続失踪事件があったが、証拠がなく立ち消えになっている。お金をありったけ使ってからいなくなるという行動が、同じだ」と言い出した。
スンはジウンが持っていた書類が「ソハン市連続失踪事件」のものであり、チョルギュがナフンの事を聞いて来たのを思い出し、怖くなって護身用グッズを握りしめた。
ーー
実はマルテは、ノの後輩だった。事件の事を思い出し、ノに会いに行く。
ーー当時の事。
ジウンの母が、公衆電話から「見た事を何もかも話します」とノに電話したが、ノは上司に別の仕事を頼まれ、足止めされてしまう。
そこで、代わりにマルテがジウンの母の元へ行ったが、彼女は誰かに襲われ血痕を残し姿を消していた。
ノはずっとその事を悔いており、今でも思い出してはジウンの母の捜索へ向かおうとするのであった。
ーー
ジウンのオフィスに、クォン刑事が2000年代のソハン市失踪者名簿を届けに来る。
不在のジウンの代わりにそれを受け取ったスンは、その書類の中に「イム・スン」の名前があるのを発見。
伯母の名前を借りている事がバレたら厄介な事になると思ったが、戻ったジウンは「自宅で書類を見るので帰ります」と言って帰ってしまった。
慌てたミジンは、ジウンの部屋に行って酒を呑ませ、酔ったところで書類を盗もうと計画する。
その後、突然訪問して来たミジンに、うまく言いくるめられ呑み始めたジウンであったが、彼は酒豪であり中々酔っ払う事は無かった。
そして呑みながら、ジウンはミジンの両親の温かさにふれ「両親がいないと言った時、いなくてもいいと言った人は初めてでした。母はいつもそばにいなかったし、両親がいなくても、それほど悪い人生ではなかった。そう思えたのは初めてでした」と言って微笑んだ。
ーー
ミジンは、お皿を割ってしまったドサクサで書類を見たが、記載されていたのが「イム・スン」ではなく「イム・スク」だったと知って安堵する。
そして破片で指を切ってしまったため、ジウンが手当てをしてくれた。
優しく手当てをしてくれるジウンを見つめる、顔を赤らめたミジン。
すると突然、ミジンは「これは過失ではありません」と言って、ジウンにキスをした。
チョルギュが犯人という分かりやすいオチ…?
2、3話を見返しましたが、オノを持っている犯人の車のナンバーが「9583」に見えるんですよね。
他にも色々な点が繋がって来ました。
そしてラブも気になります!ミジンとジウン、幼い頃に出会っていたのですね♪
キスをしたミジン、中々積極的で可愛い!!
エピソード9
ジウンは頭突きされると思い、ミジンのキスを手で受け止める。
恥をかいたミジンはそっけない態度を取り始め、ジウンもやってしまったとバツが悪そうにしていた。
その後も度々会う機会はあるものの、ギクシャクしている。
ガヨンもジウンとミジンをくっ付けようとするが、中々うまく行かなかった。
ーー
ジウンとビョンドクは、変わらず足切断事件を追っている。
チョルギュの事を調べると、彼の妻であるカン・ギョンヒの遺体からフェンタニルの成分が出て、医師であったチョルギュが疑われたが、証拠不十分で不起訴となっていた事が判明。
また、先日見つかった失踪者の足からもフェンタニル反応が出て、切断面も一致した。
20年以上経ってから同じような事件が起こったのは偶発的であり、近くに失踪者の手がかりがあると考えたジウンは、すでに捜索済みではあるが「テホ貯水池」に目を付ける。
クォン刑事に再捜査を依頼すると、上司のチェ・ジェソン検事が「担当でもないのに勝手な事をするな」と激怒した。
そうこうしているうちに、貯水池に片足の無い遺体が浮かび上がり、足首を切られた被害者はナフンである事が判明する。
遺体からはまたしてもフェンタニルが検出され、ジウンは「やはり一連の事件には繋がりがある」と確信した。
さらに「6438・シルバーのSUV」の持ち主が、チョルギュである事を掴んだため、ファドン病院の捜査令状を請求する。
ーー
しかしジウンの請求は、なぜか許可が降りず却下されてしまった。
ナフンの娘の慟哭が自分の幼少期と重なったジウンは激怒し、独自に捜査を開始する。
スンが仮病を使って、ジウンとビョンドクが付き添いとして病院へ潜入。
各々散らばり、証拠を掴むため動き始めた。
苦手な血液検査をさせられたスンは院長室に忍び込んだが、一報を聞き慌てて病院に来たチョルギュが部屋に入って来てしまう。
チョルギュは、現在のスンの血液型がO型と記載された書類を受け取ったが、以前のスンはA型だったため「イム・スン…お前は誰だ?」と呟いた。
スンは、隠れながら息を潜める。
スンの失踪にもチョルギュが関わっている!?
絶対に犯人だと思わせる展開ですが、あんたも一体何なんだー!!
エピソード10
ビョンドクは薬品庫で、フェンタニルの箱が大量に保管されている写真を撮り、ジウンは地下倉庫で、冷蔵庫に保管されていた薬瓶を手に入れる。
スンは間一髪見つからずに済み、DNA鑑定用にとデスクの中にあったカミソリを持ち出した。
しかしビョンドクの部屋には監視カメラが付いており、スンの姿がバッチリ撮られている。
ビョンドクはそれを眺めながら、「そろそろ決着を付ける時が来たのか」と呟いた。
ーー
ジウンは、あれからどうしてもミジンの事が気になってしまう。
一方ミジンは、猫探しを拡散してくれたウォンと共に、車でありとあらゆる場所へ行って情報提供者に会い、猫を確認していた。
中には、ウォン目当てで猫を見つけたと嘘を付く女性もいたが、ミジンは腹を立てながらも「ウォンを応援してくれてありがとう」と挨拶をする。
そんな姿を見たウォンは、どんどん彼女に惹かれて行った。
ガヨンは2人の猫探しを知っていたが、マンションで偶然ジウンに会ったため、「ミジンとウォンが一緒にいて、夜を明すかもしれない」事をわざと伝える。
ジウンは眠れなくなってしまい、ミジンの事を考えては酒を煽っていた。
ーー
麻薬売買が行われていたクラブの店員から、「麻薬がオボン山に運ばれたらしい」との情報を得たジウン、ビョンドク、スンは、早速山へ行き隠された薬物を探し出す。
そして持ち帰ったその薬物を検査に出すと、フェンタニルが検出され、ファドン病院にあったものと一致した。
ジウンは再び令状請求を出し、ビョンドクはついに尻尾を掴む時が来たのだと息巻く。
ーー
一方ウォンは、チェ宛ての郵便物の中に「インターンの中に身分を偽っている者がいます」と書かれた封書を見つける。
すぐさまシュレッダーにかけるが、「一体誰が…」と不安になった。
そして、夜になるとミジンの元へ行き「心配だから、インターンを辞めて俺の仕事を手伝え」と提案する。
直前にはジウンが来て、「キスの事は誤解しない」と言われたミジンはイライラしながら、「同情してるの?」と言ってウォンを睨み付けた。
しかしウォンは、「同情?俺は金があっても、精神科の薬や睡眠薬が手放せない。でも、薬を飲むのを忘れるほどその人が心配で、気になって仕方がないんだ!」と気持ちをぶつける。
ミジンが「その人は誰?」と聞くと、ウォンは「君だ」と答えて真っ直ぐにミジンを見つめた。
大雨の中、一つの傘に入るミジンとウォンの姿を、謝ろうと戻って来たジウンが見てしまうのだった。
事件が大きく動きました。チョルギュ滅茶苦茶悪い人だった…。
でもやっぱり、殺人犯は別にいるような気がしてなりません。(なんだか簡単過ぎるような)
今回は謎解きが捗りましたが、ウォンの告白に悶えた人も多いはず!
スン、ミジンを見つめる顔も良き…。
告白されたミジンはどう答えるのか、ジウンの気持ちはどうなるのか、キュンラブ展開にも期待です!!
エピソード11
ウォンの告白を、ミジンは「相手の事が気になる…。私もそうだから分かる。私は自分の気持ちで手いっぱいなの」と言って断る。
ジウンは2人の事を見てその場を後にしたが、明らかにヤキモチを焼いていた。
ウォンは、変わらずスンにコーヒーを届けに行く。
しかしスンは顔を合わせづらくなり、逃げて回っていた。
また、ウォンは脅迫状の差出人は内部の者の犯行だと考え、独自に調べ始める。
ーー
チョルギュが探偵を雇い、スンの後を追わせた。
すると、自宅の裏で姪のミジンとスンが入れ替わり、出勤して行く事がバレてしまう。
チョルギュは病院にこもって検察には出勤していないが、「2人が何をしているのか、自分で確かめる」と言った。
ーー
ついにファドン病院の捜査令状が下り、ビョンドクとスンが先頭に立って突入する。
しかしチョルギュは逃亡しており、行方が掴めない。
ジウンはチョルギュの逮捕状や家宅捜索の令状を請求するが、証拠がないとして却下された。
また、ミジンの自宅付近で見かけた不審車を調べさせると、不正ナンバーである事が判明。
さらに、ウォンに「ミジンが電話に出ない」と言われたジウンは、位置情報を見て病院に向かったが、スンも消息を絶っていた。
ーー
スンはチョルギュに捕まり、眠ったままストレッチャーで運ばれる。
ジウンの近くを通ったが、2人ともマスクや帽子で顔が隠されており、全く気が付かない。
そしてスンが目を覚ますと、薄暗い部屋に拘束されており、チョルギュが不気味に佇んでいた。
一体チョルギュは何者!?
彼が開発した何かの薬のせいで、ミジンは変身する事になったのかな?と思いましたが、変身の事は知らない様子ですね。
ハラハラな展開ですが、ジウンがだんだんとミジンに惹かれて行く様子は観ていてドキドキします♪
エピソード12
チョルギュは妻がいなくなった際、探偵を雇い調べさせたところ、男とモーテルにいる事を知った。
そこで妻の通帳を、当時銀行に勤めていた顔馴染みのイム・スン(本物)に預け「信用出来るのはあなただけだ。誰かがこのお金をおろしに来たら、私に連絡して欲しい」とお願いする。
スンは戸惑っていたが、通帳を受け取った。
しかしその後、妻の遺体が見つかり、チョルギュに殺人容疑がかけられる。
スンは突然銀行をやめており、チョルギュは探偵に「スンが犯人で、院長が来たから逃げたのかも。もしくは、共犯なのかもしれない」と言われ、「絶対にイム・スンを見つけ出す」と決意した。
しかしその後チョルギュは、心労からアルコール中毒になり、手術室を追われスンへの恨みが募って行く。
そして数十年後、ついにスン(ミジン)を発見しインターンに潜り込み、今に至るのだ。
ーー
話を聞いたスン(ミジン)は、「私はイム・スンになりすましていただけ、陽が沈めば証明出来る!」と説得する。
しかしチョルギュは、「妻が死んだ理由を説明出来るのは、イム・スンだけだ!」と言い放つ。
そして18時半を過ぎても何も起こらないので、ミジンに神経筋遮断薬を打とうとした。
そこへ、ジウンが突入。
チョルギュを倒し、直前に変身していたミジンを抱きしめた。
ーー
チョルギュは、ビョンドクに「ミジンさんを誘拐したのはなぜ?」と尋問され、絶句する。
自分が捕まえたのは、イム・スンのはずだったからだ。
彼が黙秘を続けていると聞いたスンは、こうしてる間に犯人が自分を殺しに来たら…と不安になり、チョルギュと対面する事に。
ジウンに頼んで、取調室のマイクを切って話をし始めた。
スンは、ミジンに変身する動画を観せながら、自分はイム・スンの姪のミジンである事、昔院長に怪我を処置してもらい、付き添ったスンと見比べ「親子みたいだね」と優しく話しかけてくれた事などを打ち明ける。
そして、「おばさんも真犯人に殺されたと思っています。そして私は犯人を目撃しているので、命を狙われているかもしれません。どうか協力してください」と伝えた。
チョルギュは「そんな話は信じない!」と言っていたが、牢屋では、新旧スンの血液型の相違や、探偵からの調査報告などを思い出していた。
ーー
ミジンはガヨンに「スンでいる時間が長くなって来ているの」と打ち明ける。
猫は見つかっていないけれど、犯人を逮捕すれば、この状況が何か変わるかもしれない…。
ジウンはミジンの身を案じ、ずっと彼女がナフンの殺人犯の目撃者である事を隠していたが、ミジンは一刻も早い事件の解決に向けて、警察署へと出向いた。
ーー
クォン刑事から「イ・ミジンさんが情報提供に来ていますが、その前にペクに会いたいと言っています」と伝えられたジウンは、急いで警察署へ向かう。
ミジンを外に連れ出すと、「私が必ず捕まえると言ったはずです!なぜこんな危険な事を」と怒った。
しかしミジンは「でもまだ捕まえていません。ごめんなさい、信じていましたが怖くてじっとしていられませんでした」と言って涙を浮かべる。
ジウンはミジンを抱きしめ「遅くてすみません。犯人の逮捕も、自分の気持ちに気付くのも」と囁き、ミジンの涙をぬぐって、優しくキスをした。
ラストのシーンには心臓を貫かれました!!
涙目のミジンも可愛いし、ジウンの言い方や優しいキスにも大興奮。
そして、今回で物語が大きく動きましたね。
まさかのチョルギュが被害者だったとは…まぁ彼が犯人だったら分かりやす過ぎだもの。
サスペンス大好きな私でも、誰の犯行なのか本当にわからない!!
エピソード13
晴れて恋人同士となったジウンとミジンは、ラブラブな日々を過ごし始める。
しかしミジンは、変身の事は伏せており「色々片付くまでは内緒にして欲しい」と言って、ジウンとのお付き合いを周りには明かさなかった。
ジウンもミジンが何かを隠しているのが分かったが、「心から信頼しているので、言ってくれるまで待ちます。何か事情があるのでしょう」と言って優しく抱きしめる。
しかし、ミジンは明るい時間に会う事を極端に嫌がる、ミジンが消えたあとには必ずスンがいる、そんな不可解な出来事が多く、ジウンは2人の事を疑い始めていた。
ーー
捜査により、チョルギュが長年に渡って、莫大な量のフェンタニルをクラブに横流ししていた事が判明した。
しかしマルテの調べにより、チョルギュが別の病院でパーキンソン病を治療している事も判明。
ナフンの事件当日はそこに入院しており、彼には確実なアリバイがあったのだ。
それでもチョルギュは、「老い先短いので、未練はありません」と言って黙秘を続けるので、再度スンが取調べ室のマイクを切って対応する。
スンは「犯人の車からは特徴的な芳香剤の匂いがしました。自分が目撃者だと明かして、犯人を捕まえます」と話した。
チョルギュはスンに協力し始め、「匂い…」と呟いて何かを閃く。
さらに、チョルギュがスンに提出した「横流しの顧客リスト」をジウン達が調べると、24年前に取引をした「コン・ウンシム」が、事件前夜に「コン・ギチョル」と改名し、また取引を再開した事が分かった。
コン・ウンシムという女性が、何かの鍵を握っていると睨み捜査を続ける。
ーー
引き続き、次長の部屋には「インターンの中に身分を詐称している人物がいます」という密告文書が届いている。
調べを続けていたウォンが、ある清掃員がその封書を部屋に入れるのを見つけた。
それを聞いたスンが清掃員を問い詰めると、「昔の同僚に頼まれて仕方なくやったんです」と白状する。
そこで、ウォンと共にその元同僚だという女性に会いに行った。
しかし、その女性はスンの事は知らない様子で「インターンに応募したんだけど、あの人が選ばれてた。でも、私が知ってるあの人とは顔が違う。身分を偽ってる者が受かるのはおかしいでしょ!?」とまくしたてる。
そして、スンが「誰の事なんです?」と聞くと、インターンの新聞記事を引っ張り出した女性は、ナ・オクヒを指差した。
オクヒが身分を偽ってインターンに…?
全くノーマークだった人物の驚くべき事実に、スンは戦慄した。
私は最近韓国ドラマにハマったので存じ上げなかったのですが、オクヒ役のペ・ヘソンさんは有名な俳優さんなのですね。
なので、分かる人には「やっぱり」という感じだそうですが…私は戦慄しました…!
彼女こそが「コン・ウンシム」なのか!?
そしてそして、ジウンはミジンの変身に気付いてしまうのか!?
猫ちゃんはどうなったのか!?
疑問だらけで脳内パニックです…。
エピソード14
スンから情報をもらったビョンドクは、ナ・オクヒがコン・ウンシムであった事を突き止める。
また、スンはチョルギュが雇っている探偵からケシの花を渡され、その匂いを嗅ぐと、犯人の車から香った匂いと同じだった。
ーー
ミジンが家で眠りこけていると、ジウンが突然訪問して来て父・ハクチャンに起こされる。
慌てて窓から脱出したものの両親に捕まってしまい、警察署に突き出されジウンにも見られてしまった。
しかしその後、母・ヨンジュは、ミジンしか知り得ない話を彼女がしていた事、さらに「イム・スン」と名乗り地検で働いている事などを知り、消息を絶った妹が生きていたのだと希望を持つ。
一方ジウンはスンに「就職したくて名前を借りたんですか?皆んなを騙して…ミジンさんとはどういう関係ですか!」と問い詰めた。
しかしスンは「今は話せません」と泣きながら辞表を渡し、地検を去って行く。
ジウンは、ミジンとスンの不可解な行動や言動を反芻し、じりじりと真実に近付いているようだった。
ーー
一連の犯人が判明した。
カン・ギョンヒを殺害し、イム・スンが務めていた銀行で金を下ろそうとした人物。
ギョンヒの事をチョルギュに報告しようとしたスンを殺害し、隠蔽した人物。
そのスンの殺害現場を見てしまった、ジウンの母親を攫った人物。
本物のナ・オクヒを殺し、それを目撃したナフンをも殺した人物。
そして、ジウンから逃げている時に鉢合わせしてしまった、ミジンを狙う人物…。
それは、変装したコン・ウンシム(ナ・オクヒ)であった。
ーー
ジウンの母親は、失踪直前まで「ロイヤル茶房」という場所で働いていた。
ウンシムはクァク・グムファと名乗ってそこに入り込み、ジウンの母を手にかけたらしい。
彼女は、チョルギュが逮捕されてから地検を欠勤し続け、閉店後買い取ったロイヤル茶房(現・ファリム堂)に潜伏している。
そこへ、突然ミジンの父・ハクチャンが現れた。
実は昔、ハクチャンは一度閉店したばかりのロイヤル茶房に行き、「ここにも失踪者がいますよね?何か知っている事を教えてください。妻の妹を探しているんです」と、クァク・グムファ(ウンシム)に相談しに行っていた過去がある。
ウンシムはハクチャンと話しているうちに、彼が自分を目撃したミジンの父である事に気付き、ニヤリと笑った。
ーー
スン(ミジン)は、ウンシム(オクヒ)のロッカーを調べていた。
すると、ケシの花が入った袋が見つかり、匂いを嗅ぐとあの時と同じ匂いがした。
急いでジウンに電話し「コ・ナフンを殺したのは、ナ・オクヒです」と伝えるが、ミジンの番号からかけていたため、ジウンは「イムさん?」と一瞬戸惑った。
それでも、ファリム堂前の防犯カメラに、オクヒが映っていたため確信し、クォン刑事に指名手配するように頼む。
スンには「危険なので地検から出ないでください」と言って電話を切った。
しかし直後、突然スンのスマホにハクチャンが監禁されている動画が送られて来る。
続いて着信が入るが、電話口の相手はウンシムで「夜に一度会っているわ。父親を助けたければ、早く来なさい」と言われた。
パニックになったスンは、カッターを持ち出しタクシーに飛び乗った。
ーー
夜になり、スンは父を探している最中にミジンに戻る。
ミジンは、ウンシムから送られて来た位置情報を頼りに、ビニールハウスへと入って行った。
ハクチャンに電話をかけると、スマホだけが落ちていた。
それを拾い上げ「お父さん…」と泣いていると、突然背後から頭を殴られてしまう。
ミジンは頭から血を流し、気を失った。
なんとも気になる展開で終わりましたが、ミジンは無事なはず…!
あと2話ですが、ウンシムの連続殺人から変身の謎まで、どう進んで行くのかも気になります。
しかしウンシム、これだけの人を殺して切断までして…体力凄すぎないか?
エピソード15
ミジンは、ビニールハウスに向かう前にガヨンに電話し、出ないと分かると「連絡が取れなくなったら、警察に」とメールしていた。
ガヨンからの一報を聞いたジウンは、位置情報を頼りに多くの警察官を連れてミジンを探しに行く。
ハクチャンは、ファリム堂に拘束されているところを発見された。
一方、殴られ拘束されたミジンは、ウンシムが自分に麻薬のようなものを打ってフラついている間に、持っていたカッターで縄を切る。
2人は近くの河原で乱闘になったが、ウンシムがイム・スン本人の幻覚を見て「お前は殺したはず」とパニックに。
ミジンは、自分が打たれそうになった注射器をウンシムに刺し、ウンシムは気を失った。
そしてウンシムを木に拘束し、息を切らしながら歩き出す。
ーー
ミジンを探し回るジウンのもとに一匹の猫が来て、まるで「こっちにおいで」と言っているようにニャーと鳴く。
猫に付いて行くと、フラフラと歩くミジンの姿を見て駆け寄ろうとした。
しかし日が登った瞬間、ミジンはスンへ変身。
ジウンは驚きながら、スンを抱き抱えた。
ーー
ウンシムが埋めたとされる、スン本人とジウンの母の白骨化した遺体が発見された。
ジウンは、骨となった母の指に付けられている、昔プレゼントした指輪を撫でながら号泣する。
また、ウンシムの旧邸からは大量のケシが発見された。
ーー
ミジンが負った傷は軽傷だったが、日に日にスンでいる時間が長くなっている。
後日、スンとウォンは警察で取り調べを受けたが、ジウンが手を回し、特に大きい問題にはならなかった。
また、スンはチョルギュに会いに拘置所へ行き、全て解決した事を報告する。
彼は泣きながら感謝し、拒んでいたパーキンソン病の治療もすると約束した。
ーー
ジウンは何度もミジンに「待っています。連絡をください」と送ったが、ミジンは何も返せずに身体が戻るのを待っていた。
しかし戻る事は無く、ついにジウンに本当の事を打ち明ける。
ジウンは「変身するのを目の前で見て、今までの言動や行動に合点が行きました。早く話してくれれば…」と言った。
そしてミジンは「もう迷惑をかけたくない。責任をとります。別れましょう」と告げ、去って行った。
ーー
チョンは、白骨化した遺体が自分の妹だとは信じられずに、食事も取らず落ち込んでいた。
そんな母の姿を見ていられなくなったスンは、両親の前に姿を現す。
チョンは「あなたが私の妹のスンなのよね?気付かなくてごめんね」と言って、泣きながら抱きしめた。
しかし、日が暮れるとその姿はミジンに変わる。
両親は驚きながら、涙を流すミジンを見つめた。
ついにミジン(スン)が、正体を明らかにしました。
なぜスンでいる時間が長くなっているのか?
ジウンの前に現れた猫ちゃんは、あの猫ちゃんなのか?
スン本人との関係は…?
次回、ついに最終回!!!
エピソード16(最終話)
チョルギュの裁判が行われた。
拉致被害者のミジンからの嘆願書や、彼の長年の社会的奉仕活動などを考慮し、懲役三年が言い渡される。
公判にはミジンが証人として呼ばれていたが、昼間なので行く事は出来なかった。
ーー
ミジンは、年老いたスンでいる時間が長いままなので、死ぬまでにやるべき事のリストを作って過ごしていた。
ジムで身体を鍛え、両親と旅行へ行き、ガヨンともたくさんの写真を撮っておく。
一方ジウンは、自分の母親が被害者だったためウンシムの事件から外され、ソウルへ栄転する事が決定する。
そのため、チョンとハクチャンに別れの挨拶をしに行った。
ミジンもその場に居合わせたが身を隠し、会う事はしない。
しかし前を向き、自分のやりたい事…スンとして働いていた地検の仕事に再び就くため、猛勉強し始めた。
ミジンはウンシムの公判にも証人として呼ばれていたが、ジウンは「事情があって来られないと思う」とビョンドクに漏らしていた。
ーー
その日、ミジンは夢を見ていた。
目の前には変身後の姿のスンがいて、「そろそろ行くね」と別れを告げられる。
ミジンは「嬉しいはずなのに、心細い。あなた無しでやって行けるかな」と涙を流す。
スンも泣きながら、「あなたは1人でやってのけた。もう大丈夫」と励まして手を握った。
ーー
ウンシムの裁判が始まった。
証人喚問の際、元の姿に戻ったミジンが登場し、伯母の事件は時効が成立してしまったが、厳罰を望みますと訴える。
ウンシムには全く反省の色が無く、結果死刑判決が言い渡された。
全てが終わった後、ジウンはビョンドクやマルテなどに見送られ、地検を去る。
ミジンはまたしても声をかけずに、その姿を見守った。
その後ミジンは、ウォンに「あなたほどの人が友達でいてくれて心強かった。彼とは終わったわけじゃない。彼に近づくために頑張るの」と伝える。
ウォンはすっきりとした表情で、スーパーアイドルとして多忙な毎日に戻って行った。
ーー
努力の末、ミジンはソウル地検の試験にトップで合格。
ジウンと驚きの再会を果たした。
2人は今までの寂しさを埋めるかのように、昼間からラブラブで過ごす。
そんな2人を、スンが笑顔で見つめていた。
ハッピーエンドなのですが、スンとミジンの別れのシーンには号泣でした;
こんなにも、自分がスンにハマっていたのだと驚き…。
最後、3人で桜の下にいるカットにほっこりしました。
スン本人やジウンオンマも、安心して成仏する事でしょうね。
ファンタジー、サスペンス、ラブ、全てまるっと楽しめました!!ありがとうございました!!!