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Netflix映画『ダムゼル/運命を拓きし者』をネタバレ解説!勇敢で聡明な、新しいプリンセスの物語。

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Netflix映画『ダムゼル/運命を拓きし者』をネタバレ解説!勇敢で聡明な、新しいプリンセスの物語。

https://youtu.be/iM150ZWovZM



2024年3月8日に公開された、Netflixオリジナル映画『ダムゼル/運命を拓きし者』

貧しい国の、心優しき王女・エロディ。

民のため、豊かな国へと嫁ぐ事になったが、実はその裏には恐ろしい秘密が隠されていた。

  • 主演:エロディ・ベイフォード役/ミリー・ボビー・ブラウン(『エノーラ・ホームズの事件簿』『ストレンジャー・シングス 未知の世界』)
  • 出演:エロディの継母/アンジェラ・バセット(『ブラック・パンサー』)
  • 出演:アウレア王国女王/ロビン・ライト(『ワンダーウーマン』シリーズ)
  • 出演:エロディの父/レイ・ウィンストン(『ブラック・ウィドウ』)
  • 監督:フアン・カルロス・フレスナディージョ(『28週後...』『イントルーダーズ』)
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ずっと気になっていた、ミリー・ボビー・ブラウン主演の映画!

「ストレンジャー・シングス」シリーズで大ファンになりましたが、美しく聡明な女性に成長しておられました…。

アラフォーオバ、他人の成長で勝手に感動。

この記事では、Netflix映画『ダムゼル/運命を拓きし者』を鑑賞した筆者の感想やあらすじ、ネタバレ解説をご紹介します!

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『ダムゼル/運命を拓きし者』の評価&感想

『ダムゼル/運命を拓きし者』 予告編 - Netflix

  • 感動度
    4
  • 脳トレ度
    3
  • 再鑑賞度
    3
  • サプライズ度
    4
  • 話題性
    5

Netflix映画『ダムゼル/運命を拓きし者』の評価をどうぞ!

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ディズニーをはじめ、様々なプリンセスは子どもたちの心をグっと掴みますよね!

本作も、とある小さな国のお姫様・エロディが主役ですが…。

エロディに関しては、大人がグっと来るお話だと思います!

強い武器を持っているヒーローではありませんが、エロディの一番の武器はその美しい心。

そんな彼女が大きな困難に立ち向かうのですが、可哀想に思えるほどボロボロになって行きます。

心の底から「頑張れ…!!」と力が入ってしまいました。

正直、中盤まではちょっとダレる部分がありますが、後半になるにつれて盛り上がりますよ!

また、ちょっとびっくりするラストは心が温まり、観終えたあとは本当にスッキリしました。

小さなお子さんにはちょっぴり怖いかもしれませんが、家族で楽しむにはピッタリの作品です♪

以下より重要なネタバレを含みます。

ネタバレを見るネタバレを飛ばす目次に戻る

 

『ダムゼル/運命を拓きし者』のネタバレ

エロディの結婚

とある王が率いる騎士達が、洞窟へと入って行く。

しかし突然ドラゴンが現れ、火を吹きながらいとも簡単に騎士達を殺して行った。

観念した勇敢な王は、剣を岩に刺し、ドラゴンの前に跪く。

ーー

何世紀も後。

北の果て、厳しい荒地の貧しい「イノフェ公国」に、心優しき美しい女性・エロディがいた。

エロディはイノフェ公国・ベイフォード家の王女で、父親と継母、そして仲の良い妹・フロリアと共に暮らしている。

姉妹は民のために働きながら、懸命に生活していた。

ある日、突然エロディに「アウレア王国」の王子との縁談が持ち上がる。

相手は大金持ちで、エロディの夢「船で世界を旅する事」が出来ると言う。

突然の話にエロディが驚いていると、父に「民のために動くのが我々の務めだ」と言われ、不安を感じながらも結婚する事を決意した。

ーー

船でアウレア王国に向かうと、不気味な像の向こう側に美しい国が現れた。

贅沢品の数々に驚くベイフォード家。

次の日、アウレア王国の王族達と面会したが、美しく聡明なエロディを、女王はどうやら気に入ったようだ。

その後エロディはヘンリー王子と2人きりになり、デートをしていると「この国では、古い儀式が行われている」と教えられた。

それは一族にとっては大切なもので、毎年この時期に行われる「先祖を敬う日」だそうだ。

一方、エロディの継母は、女王に「これは取引。我らは花嫁が欲しかっただけ」と言われ、何かを言われた夫も固く口を閉ざしたため、エロディに「この結婚は危ない。よく考えて」と助言する。

しかし結婚式の準備は着々と進んで行った。

ーー

無事に結婚式が終わり、家族と別れたエロディ。このあとは、山で儀式が行われると言う。

足元の悪い中歩いて行くと、不気味な仮面を付けた者達が現れ、この国が出来た理由を話し出す。

「昔ここにはドラゴンが住んでおり、王と騎士達が討伐に向かったが、全く歯が立たなかった。

生き残った王に、ドラゴンは〝3人の娘を捧げれば島の半分をやる〟と言った。

民を守るため王は愛娘たちを捧げて、この国が誕生した。そして、その犠牲を忘れないよう、この儀式が行われている」

そうして案内人の1人が、エロディとヘンリーの掌に傷を付け、お互いの傷を触れ合わせた。

不気味な儀式に不安がるエロディに、ヘンリーは「大丈夫だよ」と言って、身体を抱きかかえる。

すると次の瞬間、ヘンリーは「ごめん」と言って、エロディをそのまま谷底に放り投げた。

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嘘でしょ!?とちょっと笑ってしまうほど、無惨に投げられたエロディ。

ヘンリーと良い感じのラブが芽生えていそうだったのに…。

でも、花嫁の最期に良い夢を見せるように徹底しているのでしょうか。彼もまた可哀想な人だ…。

 

ドラゴンが娘を欲しがる理由

谷底に落とされて怪我を負ったエロディは、周囲に散らばる誰かの装飾品を見て、ようやく自分が生贄にされたのだと気付いた。

すると、突然大きなドラゴンが現れる。

ドラゴンは「お前の一族が起こした事の、借りを返すのだ。さぁ、逃げろ」と言って火を吹いた。

エロディは、意味もわからず必死になって逃げる。

そして、岩陰に隠れ激しい炎から逃れたが、足にヤケドを負ってしまった。

ドラゴンは「知恵が働くな…」と呟き、去って行く。

ーー

エロディは持っていた短剣でドレスを割き、手当をして洞窟の中を歩き回った。

すると、光るイモ虫のような虫を発見。洞窟内は暗いので、またドレスを切って袋状にし、その虫達を入れて持ち歩いた。

その後、うたた寝をしてしまい目覚めると、虫達が足のヤケドに群がっている。

ギョっとしたエロディだったが、よく見ると虫がヤケドを治してくれている。

そして、また襲って来たドラゴンから逃げると、以前ここに放り込まれた娘達の、名前やメッセージが書かれたた岩肌に辿り着いた。

すると突然、その女性たちの幻覚が現れ、1人が「全て嘘よ」と言った。

エロディは驚いたものの、名前の隣には地図も描かれていたので、それを頼りに進んで行く。

そして、クリスタルがたくさん生えている場所へ辿り着いた。上を見ると、縦穴が空いており光が差し込んでいる。

また、エロディの近くに「V」と書かれた王冠が落ちていて、この持ち主は外に出られたのだと希望を持った。

エロディは、なんとかクリスタルを伝って登ろうとするが、下にはドラゴンが口を開けて待っている。

ーー

やっとの思いでクリスタルの壁面を登り切ると、そこは断崖の裂け目であり、到底下に降りる事は出来ない場所だった。

絶望するエロディ。しかし、遠くに人がいるのを発見し助けを求める。

すると突然ドラゴンが現れ「逃げ道はない。奪われた数だけいただくぞ」と言いながら火を吹こうとした。

岩肌には「危険 V」と書かれており、近くには骸骨がある。王冠の持ち主は、ここで息絶えたのだ。

その時「エロディ!」と叫ぶ声が聞こえて来る。ドラゴンは「誰だ」と言いながら飛んで行った。

ーー

声を聞いたエロディは、一度クリスタルの下に降りる。歩いて行くと、ドラゴンの子どもの亡骸を発見した。

幻覚で見た女性が「全て嘘」と言ったのは、エロディが谷に放り込まれる前に聞いた話の事だったのだ。

真実は、ここに入った王が、孵化したドラゴンの3頭の子どもたちを殺したため、母であるドラゴンを怒らせた事が発端なのだ…と気付く。

ーー

エロディを呼んでいたのは、エロディの父と傭兵たちだった。

しかしドラゴンに気付かれ、傭兵たちはすぐに殺される。

ドラゴンに捕らわれ「娘を呼べ」と言われた父は、「私は民を守るため、金に目が眩んで過ちを犯した。エロディ!出て来るな!」と叫び、怒ったドラゴンの爪に貫かれてしまった。

その後ドラゴンは、生き残った傭兵に気を取られてその場を離れる。

エロディが父の元へ駆けつけると、父は「縄を伝って地上へ出なさい。フロリアたちの船が待っている。許してくれ…」と言って、絶命した。

そしてエロディは、戻って来たドラゴンに襲われながらも、無事に地上へと脱出した。

beersy
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中盤は、エロディが必死になって洞窟を彷徨い脱出しようと奮闘します。ちょっとこの部分は長い気が…。

謎解きのようなストーリーですが、分かりやすいのでそこまで頭も使いません。

そしてドラゴンにも人を襲う理由がありました。そりゃカーチャン怒りますわ!

また、意外と継母が良い人で驚きました。「継母」って、シンデレラに出て来るような人ばかりな気がして、良いイメージがないので。笑

ボロボロになったエロディ、どうなってしまうのか??(ここらで、ヘンリーが良いとこ見せてくれないかな〜)

 

ドラゴンと戦う

エロディが脱出し、ドラゴンは怒り狂って山に火を吹いた。激しい炎が燃え広がって行く。

それを見た女王は腹を立て、代わりにフロリアを攫い、ドラゴンがいる谷へ連れて行く。

継母が必死に止めたが、お腹を刺されてしまった。

ヘンリーは、まだ幼いフロリアを放り込む事を拒否するが、女王は傭兵に命じ、フロリアを谷底へ放り込んだ。

ーー

隠れていたエロディの元へ、重傷を負った継母が馬に乗って駆けつける。

フロリアがドラゴンの元に投げ込まれたと知り、立ち向かう決心をして救出へと向かった。

髪を切り、死んだ傭兵から武器を取って、音が鳴る仕掛けを作る。自らも武器を持ち、地図に描かれたドラゴンの元へと進む。

ドラゴンはフロリアを人質に取っていたが、エロディの仕掛けに引っかかり音の鳴ったほうへ飛んで行った。

エロディはフロリアを連れて救出しようとするが、戻って来たドラゴンに攻撃され、絶体絶命のピンチに陥る。

そして「私たちは騙されたのよ。私はあなたの子を殺した王の子孫ではない」と訴えるが、ドラゴンは全く聞く耳を持たなかった。

ーー

エロディは機転を利かせ、ついにドラゴンに重傷を負わせた。

瀕死のドラゴンに「私たちは手に傷を付けられ、王族の血を混ぜられただけ。あなたは罪なき女性たちを殺していたのよ」と伝える。

ドラゴンは「ならば終わらせろ(殺せ)」と返したが、エロディは「私は誰にも従わない」と言って、光る虫たちをドラゴンの傷の上に乗せた。

beersy
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この一連のストーリー、とても好き!

エロディは力でねじ伏せるよりも、話し合いをしようとしました。

勇敢で聡明で、プリンセスとしては最高峰のキャラクターだと思います!!(美しい見た目もgood!)

 

アウレア王国の最期

アウレア王国では、ヘンリーの結婚式が行われている。また1人の女性が生贄になろうとしていた。

そこへボロボロの姿になったエロディが駆け付け、花嫁に「家族を連れて逃げなさい」と言う。

ただならぬ雰囲気に、逃げ惑う人々。

女王は怒って「ただの小娘が。ドラゴンから逃げただけで偉い口を叩くな!」と叫び、ヘンリーも「分かってくれ、これが最後なんだ」と慌てる。

しかしエロディは静かに「これがお前たちの物語の結末よ」と言った。

すると上空からドラゴンが現れ、王族たちに火を吹く。

ヘンリーは観念し、女王は叫んだ。アウレア城は炎に包まれる。

ーー

アウレア王国をドラゴンから救ったエロディたちは、次の冬を越せるほどの物資をもらった。

エロディは継母を「お母様」と呼び、自国を治めて欲しいと提案する。

そして「故郷に戻ろう」と言って船に乗った。

上空には、ドラゴンが飛んでいた。

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いやぁ〜スッキリ!!エロディは父を殺された事を許し、ドラゴンには報復をさせたのですね。

ちょっと切ないですが、罪を憎んでドラゴンを憎まず…という事でしょう。

女王はどうでも良かったのですが、個人的にヘンリーにはフロリアとか助けて欲しかった。

でも、最期の彼の表情が物語っていましたね。1番嫌な役をやらされていたし、ずっと罪の意識があったのでしょう。

ラストはスパっと終わりましたが、もっとエロディの冒険を観てみたい。続編が作られる事を期待しています!

 

『ダムゼル/運命を拓きし者』が好きな人にオススメの映画

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トゥームレイダー

トゥームレイダー(予告編)

ファンタジーで、アクションが楽しめて、最後にはスカっとする、女性が主役の映画といえばコレ!

昔の映画ではありますが、いつ観てもアンジー演じるララ・クロフトがカッコイイ。永遠に憧れです♪

動画配信情報『トゥームレイダー』を観る方法

 

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ビール党のアラフォーで二児の母beersy(ビアシィ)子ども就寝後、夜な夜なテレビを付けては夫婦で動画視聴。仕事や家事から意識を飛ばすのが得意技。アクション好きだが、雑食性で何でも鑑賞するタイプ。しかしその実態はただの筋肉好き。いつかシルヴェスター・スタローンに会うのが夢であり、それゆえ筋トレを欠かさない(嘘) 私の記事を通して、筋肉好きの読者さんが増えたら嬉しいです(?)