そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、『AirPods ProとGoogle Pixel Budsの比較』をご紹介してきます。

AirPods ProとGoogle Pixel Budsの比較は以下の6つのポイントでしていきます。
- スペック
- 形状やつけ心地
- 音質
- ノイズキャンセリングと外音取り込み
- 操作性
- ポイントとなる違い
AirPods ProとGoogle Pixel Budsの違いを一緒に見ていきましょう!
AirPods Pro
Editor's Rating:

好き
- 雑音をシャットアウトするノイキャンモード
- イヤホンしてても周辺の音が自然に聞き取れる外音取り込みモード
- 空間オーディオとドルビーアトモスのリッチな音声体験
- 操作がとても気持ちいい
Google Pixel Buds
Editor's Rating:
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好き
- 老若男女使いやすいシンプルデザイン
- 透きとおるようなクリアで繊細な音質
- Googleアシスタントの起動が楽ちん(Android)
- Pixel 5のスマホが使える充電シェアがいざというとき便利
イマイチ
- イヤホンから音量調整ができない
- 防水ではない。耐水である
- Androidだとパフォーマンスは落ちる
イマイチ
- ノイキャンはなし
- 操作するところが小さい
結論
AirPods Proは、Bluetoothイヤホンの中でもトップクラスのクオリティがあるイヤホンだ。
AndroidでAirPods Proを使うのはオススメできないため、今後Androidを使う可能性がない、その可能性をなくしても問題ない方は、iPhoneでAirPods Proの選択がベスト。
Google Pixel Budsは、音質面はAirPods Proに負けないクオリティがあり、音を楽しむにはオススメできる
AndroidスマホまたはPixel 5のスマホで使うことで最大限のパフォーマンスを発揮するため、Android(できればPixel 5)でGoogle Pixel Budsの選択がベスト。
スペック
AirPods Pro | 端末名 | |
| 30,580円 | 価格 | 20.800 |
| カナル | 形状 | カナル |
| 左右完全独立 | タイプ | 左右完全独立 |
| 中 | サイズ感 | 中 |
| あり | 充電ケース | あり |
| 4.5時間 | 充電持続 | 5時間 |
| 5分で1時間使用可 | 充電時間 | 10分で2時間使用可 |
| Lightning | 充電端子 | USB Type-C |
| 5.4g | 重量(片方) | 5.3g |
| あり | ノイキャン | なし |
| あり | 外音取込 | なし |
| ボタン式 | 操作 | タッチ式 |
| なし | 音量調整 | あり |
| IPX4 | 防水防塵 | IPX4 |
| 5.0 | Bluetooth | 5.0 |
| コーデック |
|
AirPods ProとGoogle Pixel Budsの大きな違いをこれから5つのパートでご紹介していく。
- 形状やつけ心地
- 音質
- ノイズキャンセリングと外音取込
- 操作性
- ポイントとなる違い
形状・つけ心地
AirPods Pro | 端末名 | |
| カナル | 形状 | カナル型 |
| 左右完全独立 | タイプ | 左右完全独立 |
| 中 | サイズ感 | 中 |
| つけ心地 |
|
AirPods ProとGoogle Pixel Budsのサイズ感は大きく変わらず、どちらも一般的なサイズのBluetoothイヤホン
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下AirPods Pro、上Google Pixel Buds
充電ケースのサイズ感もとても似ており、持ち運びするときでも大きな支障はない大きさで使いやすい。
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左AirPods Pro、右Google Pixel Buds
充電ケースの向きは逆になっており、AirPods Proは横長、Google Pixel Budsは縦長だ。
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右AirPods Pro、左Google Pixel Buds
AirPods ProもGoogle Pixel Budsもカナル型のイヤホンのため、耳穴に装着する部分はシリコン製のイヤーチップとなっている。
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下AirPods Pro、上Google Pixel Buds
実際に装着してみるとフィット感に違いがある。
AirPods Proは、イヤーチップ部分と耳穴のフィット感があり、耳のフチ部分はスカスカする感じがする。
Google Pixel Budsは、イヤーチップと耳穴のフィット感だけでなく、イヤホン全体が耳にフィットしてる感じがある。
移動中や勉強、仕事など普段使いではどちらも問題ないため、ここは好みになってくる。
だが、運動や激しく身体を動かくとなると、耳全体にフィット感のあるGoogle Pixel Budsのほうが安定感があり、体を動かしてもぶれずらさはある。
音質
AirPods Pro | 端末名 | |
| 音質評価 | ||
| バランスの取れた豊かな音 | 音質特徴 | パンチのある低音 |
AirPods ProとGoogle Pixel Budsの音質は、ともに評価4
どちらも音質は高いクオリティがあり、音楽を聴く、動画を見る、ゲームをするなどの音声体験はとてもリッチな聴き心地を体感できる。
しかし、音の特徴はAirPods ProとGoogle Pixel Budsで違う。
AirPods Proは、高音から低音のバランスが取れており、音楽全体がいい感じにまとまっている感がある。
高音が強み、低音が強みといった特筆している感じではなく、それぞれのバランスがよい。
かといって、音が平面的ではなく、音の立体感や表現力があり、自分を包み込むような音の広がりを楽しめる。
一方、Google Pixel Budsは、低音がとてもパンチのある音になっている。
クリアな中高音が出ているところに、ガツンと来る低音がしっかりと出ているため、どちらかといったら低音がメインに近い
AirPods Proの音質を低音寄りにした感じで、AirPods Proで同じ音楽を聞いてもまったく印象が変わってくる。
ノイズキャンセリングと外音取り込み
AirPods Pro | 端末名 | |
| あり・なし | ノイキャン | なし |
| ノイキャン評価 | − | |
| あり・なし | 外音取込 | なし |
| 外音取込評価 | − |
ノイズキャンセリングと外音取り込みは、AirPods Proは搭載されているが、Google Pixel Budsにはない。
この機能の差は、音声体験を左右する機能でありながら、価格にも影響がある。
AirPods Proは、ノイズキャンセリングと外音取り込みモードがある。
ノイキャン性能は、Bluetoothイヤホンの中でもトップクラスで、周辺の雑音を消し去り、AirPods Proからの音だけを楽しめる体験はとてもすばらしい。
また、イヤホンを装着しながら周辺の音が聞ける外音取り込みモードもあり、イヤホンをつけていても自然な聞こえ方で音をキャッチできる。
雑音の音が大きい場所(特に電車や飛行機など)では、Google Pixel BudsよりAirPods Proのほうが音の聞き取りがよく、音だけに集中できる。
しかし、Google Pixel Budsに比べて約1万円ほど高くなる。
Google Pixel Budsは、ノイズキャンセリングと外音取り込みモードはない。
しかし、アダプティブサウンド機能というものがあり、これは周辺の音環境に合わせて自動的に音量を調整してくれる機能だ。
周辺の雑音が大きければ音量は大きくなる。
この機能のおかげで、ノイズキャンセリングがないにもかかわらず、Google Pixel Budsから出る音だけに集中できる体験ができる。
また、AirPods Proよりも1万円ほど安いのはポイントだ。
しかし、やはりノイキャンのあるAirPods Proと比べると、Google Pixel Budsは、音量だけではカットできない雑音が気になる一面もある。
また、アダプティブ サウンド機能はAndroidスマホでのみの機能だ。
操作性
AirPods Pro | 端末名 | |
| ボタン式 | 操作 | タッチ |
| なし | 音量調整 | あり |
| 操作性 |
AirPodsは、イヤホンの細長いところをボタンを押すようにつまむと操作ができる。(正確にはボタンではなく、ボタンのような感覚で操作できるもの)
そのため、誤作動は一切なく、自分がしたい操作は確実に、すばやくできるので、操作性はとても良い。
Google Pixel Budsは、タッチ式になっており、イヤホン側面をタッチして音楽や動画などの操作をする
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左AirPods Pro、右Google Pixel Buds
AirPods Proの欠点は、イヤホンから音量を調整できないことだ。
音量を調整するには、スマホやApple Watchなど本体を操作する必要があるため、音量調整のときはやや手間がかかる。
そのため、評価を4としている。
一方で、Google Pixel Budsは、タッチ式なので、様々な操作ができる。
もちろん、AirPods Proではできない、音量調整もできるので、できる操作の面ではAirPods Proより優れている。
しかし、タッチしたり、スライドするところがとても小さい。
そのため、音量調整をしようとしたら間違えてタッチしてしまったり、2回タップするはずが1回しかできなかったり、と操作性のほうでやや不便がある。
ポイントとなる違い
AirPods Pro | 端末名 | |
| Appleデバイス | 推奨端末 | Android(できればGogole Pixel 5) |
| あり | 空間オーディオ | あり(AirPods Proには劣る) |
| なし | 音量自動調整 | あり |
| なし | バッテリーシェア | あり |
| なし | リアルタイム翻訳 | あり |
AirPods ProとGoogle Pixel Budsを比較するうえで、それぞれがオリジナルで売りにしているところを比較していきます。
- 推奨端末
- 空間オーディオ
- 音量自動調整
- バッテリーシェア
- リアルタイム翻訳
推奨端末
AirPods Proを使うのに推奨する端末は、Appleデバイスだ。
もちろんBluetooth接続でAndroidスマホやWindowsなどの端末でも使える。
しかし、その場合は、AirPods Proの機能を最大限使うことができないため、Appleデバイスでの使用をオススメする。(できない機能は以下の通り)
- AirPods Proの着脱で音楽の自動再生と停止
- AirPods Proの細かい設定
- AirPods Proのバッテリー表示
- Googleアシスタントの起動
Google Pixel Budsを推奨するデバイスは、Androidスマホ(特にGoogle Pixel 5)だ。
AirPods Proとは逆で、iPhoneやMacでも問題なく使えますが、Google Pixel Budsの機能は最大限発揮できない。(できない機能は以下の通り)
- 音量自動調整
- バッテリーシェア(Google Pixel 5のみ)
- リアルタイム翻訳
空間オーディオ
空間オーディオは、Appleデバイス(iPhoneやMacなど)とAirPods Proの組み合わせで音楽や動画を聴くときに楽しめる機能の一つだ。
Google Pixel Budsでも空間オーディオは使えるが、最適化されているAirPods Proに比べると、そのクオリティはまったく違う。

空間オーディオ
例えば、正面に画面があるとして、右を向く(左耳を画面に向ける)とする。
すると、左耳が音の正面になり、右耳音の後ろ側となります。要するにリアルの世界と同じような音の方向感覚を楽しめということだ。
また、Appleが作った音楽ストリーミングサービス『Apple Music』は、ロスレスや空間オーディオ、Dolby Atmosに対応している。
そのため、Apple MusicをiPhone、AirPods Proの組み合わせで使うと、よりリアルな音に近い体験ができるため、
AppleデバイスでそろえるAppleの囲い込みではあるが、その分リッチな音楽体験や音声の楽しみ方ができるのは間違いない。
-

Apple Musicの空間オーディオとは?やり方や対応イヤホンを解説!
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音量自動調整
音量自動調整は、Google Pixel Budsにある機能の一つで、Androidスマホとの組み合わせで使える。
周辺の雑音や雑音の音量に合わせて、Google Pixel Budsが自動で音量を調整してくれる機能だ。
Google Pixel Budsには、AirPods Proのようにノイズキャンセリング機能がない。
そのため、この音量自動調整でノイキャンのように、周辺の音を音量でかき消してくれようとする。
実際に使ってみても、周辺の雑音に合わせているため、とても自然な感じで音を聴けます。違和感はまったくなく、音が大きすぎる、小さすぎるというストレスもない。
しかし、ノイキャンのあるAirPods Proと比べると、やはり音量だけではカットできない雑音があることがよくわかる。
バッテリーシェア
Google Pixel Budsには、Google Pixel 5のスマホでのみ使える機能で、バッテリーシェアという機能がある。
Google Pixel 5の背面にGoogle Pixel Budsを置くと、Google Pixel Budsの充電ができるというものだ。
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Google Pixel 5のバッテリーシェア
これはGoogle Pixel 5側の機能ではあるが、なくなったGoogle Pixel Budsのバッテリーをスマホだけで充電できるのはとても便利だ。
Google Pixel BudsがQi認証済みのワイヤレス充電に対応している。
リアルタイム翻訳
Google Pixel Budsには、会話をリアルタイムで翻訳する機能がある。
使うシーンはとても限られてくるが、いざというときや日常的に会話を翻訳する機会がある人にはとても便利だろう。
どんな人にオススメ?
AirPods Pro

- iPhoneで音楽を聴く
- 今後Androidに機種変更する気はないし、その可能性を潰しても良い
- ノイキャンで音楽や動画を集中して楽しみたい
- 外音取り込みモードで周辺の音をすぐにキャッチしたい
AirPods Proは、iPhoneやMacで音楽や動画など音声を聴くなら、最初に検討したいBluetoothイヤホンだ。
音質、操作性、ノイキャンや外音取り込みなど性能のクオリティは高く、Appleデバイスと組み合わせることで、より音をリッチに楽しめるようにもなっている。
上記に当てはまり、Google Pixel Budsとどちらか迷っているのであれば、AirPods Proをオススメする!
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Google Pixel Buds
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- Androidで音楽を聴く
- ノイキャンではなく、音量自動調整でいいからAirPods Proより安く(約1万円)したい
- パンチのある低音、低音メインの楽曲を楽しみたい
Google Pixel Budsは、AirPods Proよりも約1万円安いBluetoothイヤホンだ。
音のクオリティはAirPods Proと大差なく、ガツンとくる低音メインの音質が楽しめる。
ノイキャンはないが、音量自動調整でほとんどの雑音はシャットアウトしてくれるため、音楽体験としてはこの価格ならとてもありだ。
一方で、低音がメインでノイキャンがないため、電車や飛行機など雑音が大きすぎるところでは、動画を観て会話を聞き取るのはAirPodsより劣る。
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