そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、『AirPods ProとBose QuietComfort Earbudsの比較』をご紹介していきます。
AirPods ProとBose QuietComfort Earbudsの比較ポイントは以下の6つです。
- スペック
- 形状・つけ心地
- 音質
- ノイズキャンセリングと外音取込
- 操作性
- ポイントとなる違い
AirPods ProとBose QuietComfort Earbudsの違いを一緒に見ていきましょう!
AirPods Pro
Editor's Rating:
好き
- 雑音をシャットアウトするノイキャンモード
- イヤホンしてても周辺の音が自然に聞き取れる外音取り込みモード
- 空間オーディオとドルビーアトモスのリッチな音声体験
- 操作がとても気持ちいい
Bose QuietComfort Earbuds
Editor's Rating:
好き
- 雑音を消し去るノイズキャンセリング
- ノイキャンは11段階で調整可能
- バッテリーが長持ち
- iPhone、Androidどっちもいける
イマイチ
- イヤホンから音量調整ができない
- 防水ではない。耐水である
- Androidだとパフォーマンスは落ちる
イマイチ
- イヤホンが大きい
- 充電ケースが大きい
- 防水ではない。耐水である
結論
どちらもイヤホンとしては、最高レベルの音質、ノイキャンを誇っているが、おすすめできる人は大きく変わる
iPhoneやMacで使うならAirPods Proのほうが、音声体験としてはリッチな楽しみ方ができる
深みや重みのある高いクオリティの低音を楽しみたいならBose QuietComfort Earbudsがおすすめ
スペック
AirPods Pro | 端末名 | Bose QuietComfort Earbuds |
30,580円 | 価格 | 33,000円 |
カナル | 形状 | カナル型 |
左右完全独立 | タイプ | 左右完全独立 |
中 | サイズ感 | 大 |
あり | 充電ケース | あり |
4.5時間 | 充電持続 | 6時間 |
5分で1時間使用可 | 充電時間 | 15分で2時間使用可 |
Lightning | 充電端子 | USB Type-C |
5.4g | 重量(片方) | 8.5g |
あり | ノイキャン | あり |
あり | 外音取込 | あり |
ボタン式 | 操作 | タッチ |
なし | 音量調整 | あり |
IPX4 | 防水防塵 | IPX4 |
5.0 | Bluetooth | 5.1 |
| コーデック |
|
AirPods ProとBose QuietComfort Earbudsの大きな違いをこれから5つのパートでご紹介していく。
- 形状やつけ心地
- 音質
- ノイズキャンセリングと外音取込
- 操作性
- ポイントとなる違い
形状・つけ心地
AirPods Pro | 端末名 | Bose QuietComfort Earbuds |
カナル | 形状 | カナル型 |
左右完全独立 | タイプ | 左右完全独立 |
中 | サイズ感 | 大 |
| つけ心地 |
|
AirPods Pro、Bose QuietComfort Earbudsともに、カナル型の左右独立Bluetoothイヤホンだ。
そのため、使い方は一緒で、スマホやパソコンなどにBluetoothで接続して使うタイプとなっている。
サイズ感は、AirPods Proの方が小さく、Bose QuietComfort Earbudsのほうがボリュームを感じる。
これは、片耳のイヤホンもそうだし、充電ケースを含めた全体的な大きさもそうだ。
イヤホンのサイズ感(白がAirPods Pro、黒がBose QuietComfort Earbuds)
充電ケースのサイズ感(白がAirPods Pro、黒がBose QuietComfort Earbuds)
ここまでサイズ感が違うと、普段どういったバッグを使っているのか、そもそもバッグを持つのかといった点も重要になる。
持ち運びをしないならどちらも変わりませんが、外での利用が多いならAirPods Proのほうが楽なところはある。
また、イヤホンのつけ心地では、どちらも耳へのフィット感があり、音漏れせず自分だけに音が届くのがよくわかる。
フィット感はありますが、フィットする部分がAirPods ProとBose QuietComfort Earbudsではことなる。
AirPods Proは、イヤーチップ部分、つまりイヤホンのシリコンの部分と耳穴のフィット感があり、
一方、Bose QuietComfort Earbudsは、イヤホンが耳の内側全体がフィットする感じがする。
下AirPods Pro、上Bose QuietComfort Earbuds
フィットを感じる場所が、AirPods Proが狭く、Bose QuietComfort Earbudsは広いと言った感じでしょうか。
そのため、AirPods Proは、自然なつけ心地で違和感を感じにくいです。しかし、耳からすぐ取れてしまいそうな感じがある。
Bose QuietComfort Earbudsは、イヤホンをしっかりと付けてる感があり、簡単には外れません。しかし、このフィット感が耳の疲れを感じやすい。
音質
AirPods Pro | 端末名 | Bose QuietComfort Earbuds |
音質評価 | ||
バランスの取れた豊かな音 | 音質特徴 | Boseらしい深みと重み、広がりを感じる低音 |
AirPods Pro、Bose QuietComfort Earbudsともに音質は、とても素晴らしいクオリティの音が楽しめる。
正直、どちらを選んでも音質で失敗することはないでしょう。
しかし、AirPods ProとBose QuietComfort Earbudsには音の特徴がある。
AirPods Proは、高音がクリアできれいに出でおり、しっかりと支える低音も出るので、音のバランスがよく、いろんな音が気持ちよく聴こえる。
Bose QuietComfort Earbudsは、どちらかといったら低音に比重が向く。鼓動を感じるような重みと深みのある低音が出ており、AirPods Proより低音の強い印象だ。
音質はの良し悪しは、どちらもすごくいい音が出るため、
どんな音で音楽を聴きたいか?でAirPods ProとBose QuietComfort Earbudsを比較するとよい。
ノイズキャンセリングと外音取り込み
AirPods Pro | 端末名 | Bose QuietComfort Earbuds |
あり・なし | ノイキャン | あり |
ノイキャン評価 | ||
あり・なし | 外音取込 | あり |
外音取込評価 |
ノイズキャンセリングの評価は同じ、外音取り込みはAirPods Proは0.5高い。
性能としてはどちらも申し分なく、音楽を再生すれば、周辺の雑音なんてまったく気にならないレベルで、ノイズキャンセリングはとてもクオリティが高い。
しかし、実際に使ってみると、AirPods ProとBose QuietComfort Earbudsではそれぞれ違った特徴がある。
AirPods Proのノイキャンは、高い音のシャットアウトは完全ではないが、ザワザワした雑音や周辺の会話の音を消してくれて、イヤホンをつけている間も自然な感じがする。
一方で、Bose QuietComfort Earbudsのノイキャンは、AirPods Proより高い音にも若干強い印象がある。だが、ザワザワ感や周囲の会話はAirPods Proよりやや聞こえる感じがする。また、イヤホンをつけているとき耳に詰まってる感がAirPods Proよりもある。
特徴として、Bose QuietComfort Earbudsは11段階でノイキャンレベルを調整できる。AirPodsは、ノイキャンか外音取り込みかのどちらかのみだ。
AirPods Proの外音取り込みは、とてもクリアに周辺の音が聞こえ、イヤホンをつけていないかのような自然な感じがある。
Bose QuietComfort Earbudsは、ノイキャンでもそうだったように、どこか耳に詰まってる感があるため、周辺の音を自然に聞こえていない印象がある。
操作性
AirPods Pro | 端末名 | Bose QuietComfort Earbuds |
ボタン式 | 操作 | タッチ |
なし | 音量調整 | あり |
操作性 |
AirPods ProとBose QuietComfort Earbudsの操作性の評価は、どちらも4.0になっている。
しかし、これは、本来であれば4.5レベルだが、どちらもちょっとした欠点があるため、4.0となっている。
まず、AirPods Proの欠点だが、AirPods Proはイヤホンから音量の調整ができない。スマホやApple Watchなどで音量を調整する必要がある。
とても細かいところだが、この1つの操作が違う点は意外と大きく、瞬時に手軽に音量を調整できないAirPods Proは、Bose QuietComfort Earbudsより操作性の点数を下げた。
次に、Bose QuietComfort Earbudsの欠点だが、これはAirPods Proと比べるからこそであり、逆に言えばAirPods Proが優れている点でもある。
それは、タッチ操作やボタン式という点だ。
AirPods Proは、正確にはボタンではないが、ボタンのような感覚で操作する。
Bose QuietComfort Earbudsは、タッチやスライドだ。
上Bose QuietComfort Earbuds、下AirPods Pro
AirPods Proは、細長い部分を押し込む感じで操作するため、行いたい操作を瞬時に的確にできる。誤操作もまったくしない。
一方、Bose QuietComfort Earbudsは、側面部分をタッチしたり、スライドで操作するため、少し指がずれたり、タッチをミスると誤操作になってしまう。
タッチやスライドがBluetoothイヤホンの中では一般的だが、AirPods Proは抜群に操作しやすい。
ポイントとなる違い
AirPods Pro | 端末名 | Bose QuietComfort Earbuds |
Appleデバイス | 推奨端末 | Bluetoothが使えるデバイス |
あり | 空間オーディオ | あり(AirPods Proには劣る) |
AirPods ProとBose QuietComfort Earbudsでポイントとなる違いは2つある。
- 推奨する端末
- 空間オーディオ
推奨する端末
AirPods Proは、AppleのBluetoothイヤホンのため、iPhoneやMac、iPadなどのAppleデバイスでの使用が推奨される。
もちろん、AirPods Proは、AndroidにBluetoothで接続して使うことはできる。
しかし、AirPods ProをAndroidで使うと幾つかの機能が使えない
- AirPods Proの着脱で音楽の自動再生と停止
- AirPods Proの細かい設定
- AirPods Proのバッテリー表示
- Googleアシスタントの起動
Bose QuietComfort Earbudsは、iPhone、AndroidともにBluetooth接続で使える。
また、どちらのスマホでもBose Musicのアプリをインストールすれば、使える機能や性能はまったく同じである。
そのため、今後iPhoneからAndroidに機種変更をする可能性があったり、その可能性を潰したくないのであれば、AirPods Proではなく、Bose QuietComfort Earbudsを選んだほうが損はない。
今後、数年間はiPhoneだけでいくなら、AirPods Proでも問題ない。
空間オーディオ
空間オーディオは、Appleデバイス(iPhoneやMacなど)とAirPods Proの組み合わせで音楽や動画を聴くときに楽しめる機能の一つだ。
Bose QuietComfort Earbudsでも空間オーディオは使えるが、最適化されているAirPods Proのほうが空間オーディオを使って、よりリアルで空間を感じる音を楽しめる。
これは、AirPods ProがiPhoneなどAppleデバイスと一緒に使ったほうが良いという説得の一つになるが、
AirPods Proなら空間オーディオという機能があり、画面を正面とし、そこから音が出ているような聴こえ方がするものだ。
例えば、正面にある画面があるとして、右を向く(左耳を画面に向ける)とする。
すると、左耳から音の正面があるような聴こえ方ができるもので、要するにリアルの世界と同じような音の方向感覚を楽しめということになる。
また、Appleが作った音楽ストリーミングサービス『Apple Music』は、ロスレスや空間オーディオ、Dolby Atmosに対応している。
そのため、Apple MusicをiPhone、AirPods Proの組み合わせで使うと、よりリアルな音に近い体験ができるため、
Appleの囲い込みではあるが、その分リッチな音楽体験や音声の楽しみ方ができるのは間違いない。
一方、Bose QuietComfort Earbudsは、オーディオメーカーのBoseがリリースしているBluetoothイヤホンだ。
性能やクオリティはとても高く、Bose QuietComfort Earbudsは他のイヤホンの中でもレベルは高い。
しかし、スマホやサービスと一緒になったAppleと比べてしまうと、全体で見るとやや印象は薄れる。
Apple Musicの空間オーディオとは?やり方や対応イヤホンを解説!
続きを見る
どんな人にオススメ?
AirPods Pro
- iPhoneで音楽を聴く
- 今後Androidに機種変更する気はないし、その可能性を潰しても良い
- バランスの取れた音
AirPods Proは、iPhoneやMacで音楽や動画など音声を聴くなら、最初に検討したいBluetoothイヤホンだ。
音質、操作性、ノイキャンや外音取り込みなど性能のクオリティは高く、Appleデバイスと組み合わせることで、より音をリッチに楽しめるようにもなっている。
上記に当てはまり、Bose QuietComfort Earbudsとどちらか迷っているのであれば、AirPods Proをオススメする!
AirPods Pro実機レビュー!3つのポイントと1つの残念点とは?
続きを見る
Bose QuietComfort Earbuds
- 低音が主体となる音楽
- 深みや重み、響きを感じる表現豊かな低音を聴く
- どのデバイスでも対応できる柔軟性
Bose QuietComfort Earbudsの最大の特徴は、表現力が高く、しっかりと音楽を支える低音にある。
音質や操作性、ノイキャンや外音取り込みなどの性能のレベルは、Bluetoothイヤホンの中でもハイクオリティで、買って損をすることはまずない。
さらにプラスにしていくには、低音主体の音楽が好きで、どのデバイスでも柔軟に使いたいという思いがあると良い。
そんな方にBose QuietComfort Earbudsはオススメだ!
Bose QuietComfort Earbudsを実機レビュー!5つのポイントで解説!
続きを見る