2002年1月26日公開の映画『プリティ・プリンセス』。
メグ・キャボットの小説『プリンセス・ダイアリー』を実写化した作品です。
主人公のミア(アン・ハサウェイ)は、内気で人前で話すのが苦手な15歳。ある日、突然現れた祖母からジェノヴィア王国のプリセンスだと告げられたミアは大パニックに!
映画『プリティ・プリンセス』の挿入歌10曲をシーンごとにご紹介します。
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『プリティ・プリンセス』で流れた曲とは?
ミアが学校に行くシーン
Krystal Harris - Supergirl!
ミアが学校に行くシーンで流れた曲は、Krystal Harris(クリスタル・ハリス)の『Supergirl!』です。
地味目な女子学生のミアは、なんだか学校に行きたくない様子。ルーイの美猫っぷりには大注目です!
存在感も薄いミアは、学校の中でも存在が消えてしまっています。教頭先生もミアの名前を忘れています。悲しい。
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ミアがジョシュとのキスを妄想するシーン
Chad & Jeremy - A Summer Song
ミアがジョシュとのキスを妄想するシーンで流れた曲は、Chad & Jeremy(チャド&ジェレミー)の『A Summer Song』です。
スクールカーストトップに憧れるのはガールズムービーの鉄板事象です。
ミアはジョシュとの素敵な恋を妄想して、恋に夢見る少女ですが、親友のリリーは恋に潔癖なティーンエイジャー。
『A Summer Song』はジョシュとのイチャイチャを妄想するたびに流れるのですが、変な癖を感じてしまいます。
ミアが車の中で着替えるシーン
アーティスト名 - Little Bitty Pretty One
ミアが車の中で着替えるシーンで流れた曲は、Aaron Carter(アーロン・カーター)の『Little Bitty Pretty One』です。
早速プリンセス修行に入るミアは、学校帰りに車の中で身支度を整えます。動く車中でストッキングをはくのは至難の業かと思います。
『Little Bitty Pretty One』の原曲は、1950年代にBobby Dayが歌っています。私はとくにThurston Harris版の『Little Bitty Pretty One』がお気に入りです。
ミアと女王がマスタングに乗ってサンフランシスコを観光するシーン
Nobody's Angel - Ain't Nothing But A She Thing
ミアと女王がマスタングに乗ってサンフランシスコを観光するシーンで流れた曲は、Nobody's Angel(ノーバディーズ・エンジェル)の『Ain't Nothing But A She Thing』です。
ミアのベイビー発言に驚く女王陛下でしたが、愛しのマスタングでひと安心。若者言葉は慣れていないと驚くことばかりですよね。
女王のドライブスタイルがレトロで素敵。マスタングに乗るなら、私もヘッドスカーフにサングラスは準備しておきたいところです。
ミアがマイケルとのデートを延期するシーン
BBMak - Miss You More
ミアがマイケルとのデートを延期するシーンで流れた曲は、BBMak(ビービーマック)の『Miss You More』です。
ジョシュからビーチデートに誘われたミアは有頂天に。マイケルが可哀そうすぎるシーンです。
マイケルのミアに切ない視線を送っている姿がつらくて、優しく抱きしめたい気分になります。
ラナ&ラネッツがステージで歌うシーン
Connie Francis - Stupid Cupid
ラナ&ラネッツがステージで歌うシーンで流れた曲の原曲は、Connie Francis(コニー・フランシス)の『Stupid Cupid』です。
ビーチステージでレトロポップに歌う『Stupid Cupid』は、私の大好きなシンガーのConnie Francis!
意地悪なラナたちですが、『Stupid Cupid』の甘い雰囲気にぴったりですね。底意地の悪ささえなければ、と何度観ても思ってしまいます。
ミアとジョシュがチークダンスをするシーン
3G’s - Crush
ミアとジョシュがチークダンスをするシーンで流れた曲は、3G’s(スリージーズ) の『Crush』です。
良い雰囲気になったミアとジョシュ、白目をむくラナ、ティーンとは思えないほどドラマたっぷりのチークダンスシーンです。
満足そうにしているミアの笑顔は反則です!
ゴシップになったミアが登校するシーン
Backstreet Boys - What Makes You Different
ゴシップになったミアが登校するシーンで流れた曲は、Backstreet Boys(バックストリート・ボーイズ)の『What Makes You Different』です。
素敵な夜になるはずだったミアですが、ジョシュやラナたちに裏切られ、ミアのプライベートな出来事が世間に広まってしまいました。
ミアの憤りもわかるし、リリーの不満も理解できるので、二人の喧嘩にはそわそわします。ちゃんとお互いの不満や怒りを素直にぶつけ合うミアとリリーは、キラキラとまぶしすぎて私は直視できません。
ミアが舞踏会を放り投げて家出の準備をするシーン
B*Witched - Jesse Hold On
ミアが舞踏会を放り投げて家出の準備をするシーンで流れた曲は、B*Witched(ビー・ウィッチド)の『Jesse Hold On』です。
プリンセスになることを辞めたミアは、こっそりと家出する準備をします。普通に10代を送っていたところ、急にプリンセスだとは荷が重すぎです。世の中を変えるパワーを持つことは凄いことですが。
美猫ルーイがやっと再登場!赤いハートがお似合いです。
ミアの舞踏会でのフリーダンスシーン
Myra - Miracles Happen
ミアの舞踏会でのフリーダンスシーンで流れた曲は、Myra(マイラ)の『Miracles Happen』です。
ミア役のアン・ハサウェイのプリンセス姿が断トツで美しい&可愛いシーンです!
映画「ローマの休日」を思い起こさせるドレススタイルですが、私はグレース・ケリーの上品な雰囲気を感じました。
筆者の感想
アン・ハサウェイの映画デビュー作品である『プリティ・プリンセス』は、アン・ハサウェイのチャーミングなキャラクターと美しさを楽しめる映画です。
物語の中ではダサいとされていたミア(アン・ハサウェイ)のカーリヘア&眼鏡も、私から見れば十分可愛いです。もちろん大変身後のレディな雰囲気も、エレガントなドレススタイルも魅力的です。
『プリティ・プリンセス』で初めてアン・ハサウェイを観たときは、こんなに素敵な俳優がいたのか!と感動し、一気にファンになりました。アン・ハサウェイは、憧れのプリンセス像を体現したと思います。
『プリティ・プリンセス』のストーリー自体は、王道のシンデレラ・サクセス・ストーリーですが、何度観てもいくつになっても、色あせることのない名作プリンセス映画です。
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