2022年9月16日公開の映画『沈黙のパレード』。
ドラマ「ガリレオ」の映画シリーズ第3弾であり、天才物理学者が刑事と共に事件を解決していくミステリー作品です。主題歌は福山雅治、柴咲コウによるユニット「KOH+」が担当。原作は東野圭吾、監督は西谷弘で、前作の興行収入は33億円ほどでした。
この記事では、映画『沈黙のパレード』で流れた音楽3曲をご紹介します。※この記事では物語のネタバレを含みます
『沈黙のパレード』で流れた曲とは?
主題歌(KOH+の『ヒトツボシ』)
KOH+ - ヒトツボシ
主題歌は、KOH+の『ヒトツボシ』です。
柴咲コウの伸びのある歌声と、落ち着いた伴奏による曲です。
作詞・作曲・プロデュースは福山雅治で、彼は今映画の主人公・湯川を演じます。
ボーカルは柴咲コウが担当し、彼女は内海薫を演じます。
9年ぶりに揃う役者たち演技に引き込まれつつも、登場人物の思惑などが行き交う物語は引き込まれましたね。エンディングで流れる『ヒトツボシ』を聞いていると改めて彼らの演技を思い出させてくれます。
佐織が歌コンテストで歌うシーン
平原綾香 - Jupiter(English Version)
佐織が歌コンテストで歌うシーンで流れた曲は、平原綾香の『Jupiter(English Version)』です。
映画の冒頭で並木佐織は歌のコンテストに出場し、『Jupiter(English Version)』を歌っていましたね。彼女の役を演じる川床明日香が歌うのですが、たっぷりとした声量を活かすようにして歌う姿が印象的。
壮大な世界に引き込まれるような心地がする中、佐織は新倉先生に歌のレッスンをしてもらってからは、さらに上手くなっていくのが聞きどころでしょう。
そんな佐織が突然消えてしまい、数年経過してから焼死体が見つかるという驚きのストーリーが始まっていきますが…謎の多い事件が二転三転するのがポイントですよ。
原曲はイギリスのホルストが作曲した組曲「惑星」で、オーケストラが演奏することが多いです。(曲中に「木星」というパートがあります)
チーム菊野がパレードで行進するシーン
菅野祐悟 - 宝島
チーム菊野がパレードで行進するシーンで流れる曲は、菅野祐悟の『宝島』です。
宮沢書店の店主である宮沢は元気で勢いのある女性!そんな彼女が地元のメンバーを率いて、海賊をモチーフにした行進をするシーンは派手でしたね。
海賊船に乗った宮沢はキャプテンの衣装に身を包み、メンバーは金銀財宝を運んだりする!その際に観客と共に盛り上げるような曲が始まり、掛け声のような歌が続いていきます。
ラップパートや勢いのある歌が続いていくため、見ても聞いても楽しいワンシーンとなりました。演者たちがパレードを見に来たお客とコミュニケーションをとる姿も微笑ましいですよ。
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筆者の感想
街でパレードが開催されるシーンでは、各チームによる出し物や衣装が個性的でしたね。クレオパトラとエジプトをモチーフにし、儀式めいたダンスと共に演出を見せてくれるチーム。ゆるキャラの巨大な風船をフワフワと浮かべるチームなどなど!
それぞれ曲が異なるのも聞きどころでしたが、徐々にミステリーらしさを感じるシリアスな曲が増えていきますよ。湯川先生が事件に関わっていくようになり、草薙刑事とも言葉を交わす機会が…彼らの行方にも注目ですね。
事件の真相を知ってから、再び登場人物の動向を見返したくなるミステリー映画でした!
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