2018年10月19日公開の映画『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』。
アナ・ケンドリック主演、ピッチ・パーフェクト・シリーズの3作目です。
大学を卒業したベッカたちは、それぞれ社会人生活を送ります。理想と現実のギャップに悩むベッカたちですが、オーブリーの提案でUSOのステージに出演することになります。
映画『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』で流れた全30曲をご紹介します。
公開日 | シリーズ作品名 |
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2018年 | ピッチ・パーフェクト ラストステージ |
『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』で流れた曲とは?
オープニング
Britney Spears - Toxic
オープニングで流れた曲は、Britney Spears(ブリトニー・スピアーズ)の『Toxic』です。
なんだかよくわからない状況でオープニングが始まります。あやしい豪華ヨットの様子はスパイ映画のような雰囲気。
『Toxic』にぴったりの空気が流れているかと思いきや、天井からエイミーが降っておりてきます。
まるでチャーリーズエンジェルのような展開にオープニングから笑ってしまいました。
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ベッカがアーティストと打ち合わせをするシーン
Anna Kendrick・Moisés Arias - Bend Over(Stand Up)
ベッカがアーティストと打ち合わせをするシーンで流れた曲は、Anna Kendrick・Moisés Arias(アナ・ケンドリック&モイセス・アリアス)の『Bend Over(Stand Up)』です。
ベッカと打ち合わせをしているドレッドヘアの男性が誰かご存知ですか?
ハンナモンタナシリーズのリコ役で生意気なお坊ちゃまを演じていたMoisés Arias(モイセス・アリアス)です!
ダンディに成長していますね。Moisés Arias(モイセス・アリアス)は写真家としても活動していますので、ぜひチェックしてみてください。魅力的な人物写真がたくさんアップされていますよ。
バーデン・ベラーズが水族館のパーティーでパフォーマンスするシーン
Daya - Sit Still, Look Pretty
バーデン・ベラーズが水族館のパーティーでパフォーマンスするシーンで流れた曲の原曲は、Daya(デイヤ)の『Sit Still, Look Pretty』です。
慣れない社会人生活で理想と現実のギャップに疲弊しているベッカたちにとって、エミリーの気づかいが痛いほど刺さります。
パフォーマンスをする現役のバーデン・ベラーズは悩みごとなんてないように、キラキラと輝いて眩しく見えます。
何かひとつライフステージを上がる度に、あの頃は良かったと振り返ります。ベッカたちの羨望は、多くの人のあるあるな出来事かと思います。
ザ・ベラーズがスペインに旅立つシーン
Iggy Azalea・Zedd - Boom Boom
ザ・ベラーズがスペインに旅立つシーンで流れた曲は、 Iggy Azalea・Zedd(イギー・アゼリア&ゼッド)の『Boom Boom』です。
オーブリーの提案で慰安コンサートに参加することになったバーデン・ベラーズ。久しぶりのパフォーマンスに気合が入ります。
リリーの出身地が「エリア51」となっていましたね。リリーのバックグラウンドがすごく気になります。
「エリア51」は、アメリカ空軍ネリス試験訓練場内の一地区のことですが、UFOや宇宙人の目撃エリアとしても注目を集めている地域でもあります。
リリー・フロレンシア・エイミーの3人がリフ・オフのお手本を見せるシーン
P!nk - Get The Party Started
リリー・フロレンシア・エイミーの3人がリフ・オフのお手本を見せるシーンで流れた曲の原曲は、P!nk(ピンク)の『Get The Party Started』です。
早速他の出演グループと顔合わせをしたバーデン・ベラーズですが、なんだか小馬鹿にされています。
リリーの恋の落ち方には、独特すぎて戸惑ってしまいました。初恋だったのでしょうか。それとも真実の愛を見つけたのでしょうか。
全シリーズを通して、リフ・オフのシーンは最高ですね!
リフ・オフでオーブリーが2曲目を歌うシーン
WALK THE MOON - Shut Up And Dance
リフ・オフでオーブリーが2曲目を歌うシーンで流れた曲の原曲は、WALK THE MOON(ウォーク・ザ・ムーン)の『Shut Up And Dance』です。
久しぶりのオーブリーの意気揚々とした歌唱シーンです!1作目よりものびのびとしていて楽しそうです。
『Shut Up And Dance』は、リリース当時世界中で大ヒットしアメリカのビルボードTOP100に9週連続でトップチャートにランクインしました。
90年代ポップス風の『Shut Up And Dance』のMVは観ていても楽しいので、ぜひチェックしてみてください。
リフ・オフでベッカとシンシアが3曲目を歌うシーン
R.kelly - Ignition
リフ・オフでベッカとシンシアが3曲目を歌うシーンで流れた曲の原曲は、R.kelly(R・ケリー)の『Ignition』です。
絶好調のザ・ベラーズ!3曲目は懐かしの『Ignition』をベッカとシンシアが歌います。シンシア最高!
私の大好きなシンシア役のエスター・ディーンは、シンガーソングライターとして大活躍中です。ケイティ・ペリーの「Fireworks」やニッキー・ミナージュの「Super Bass」、リアーナの「S&M」などヒット曲を手がけていますよ。
リフ・オフの4曲目でエイミーが張り切るシーン
Dr. Dre - Let Me Ride
リフ・オフの4曲目でエイミーが張り切るシーンで流れた曲の原曲は、Dr. Dre(ドクター・ドレー)の『Let Me Ride』です。
ベッカとシンシアの『Ignition』に重ねて、エミリーとエイミーが『Let Me Ride』をのせます。
エミリーのソフトな歌声が『Let Me Ride』を心地良いメロディーにしていますね。
エイミーのシャウトなのかハウリングなのか、とにかくも破壊力と嫌がらせの威力は抜群です。しっかり他出演グループに牽制できました。
エバーモイストがリフ・オフに初めて挑戦するシーン
Lenny Kravitz - Fly Away
エバーモイストがリフ・オフに初めて挑戦するシーンで流れた曲の原曲は、Lenny Kravitz(レニー・クラヴィッツ)の『Fly Away』です。
エバーモイストのリーダー、カラミティの瞳の色がとても綺麗で見入ってしまいました。画面越しでもビー玉のような瞳です。
カラミティ役のルビー・ローズは、海外ドラマ「BATWOMAN/バットウーマン」のシーズン1に出演しています。
ルビー・ローズは、ターミネーターのジョンのような美少年っぷりを感じさせますね。
サドルアップがリフ・オフに参加するシーン
Maroon 5 - One More Night
サドルアップがリフ・オフに参加するシーンで流れた曲の原曲は、Maroon 5(マルーン5)の『One More Night』です。
横目で見ていたサドルアップが急に参加し、思いの外ノリノリで『One More Night』を歌います。
サドルアップはカントリーバンドでしょうか。エバーモイストが歌っている間、何気に後ろでこっそりと打ち合わせしているのが可愛かったです。
ヤングスパロウ&DJ ドラゴン・ナッツがリフ・オフに参加するシーン
Blondie - Call Me
ヤングスパロウ&DJ ドラゴン・ナッツがリフ・オフに参加するシーンで流れた曲の原曲は、Blondie(ブロンディ)の『Call Me』です。
DJ ドラゴン・ナッツがベストスマイルでクラップしていたかと思いきや、ヤングスパロウがリフ・オフに参戦します。
ヒップホップ調に『Call Me』をアレンジしていて面白いです。
リフ・オフのシーンでは、各出演グループの特徴やジャンルが表現されているので、ストーリーの中盤以降のライブシーンがとても分かりやすくなっていますよ。
リフ・オフでクロエが負けずと前に出て歌うシーン
Ariana Grande・The Weeknd - Love Me Harder
リフ・オフでクロエが負けずと前に出て歌うシーンで流れた曲の原曲は、Ariana Grande・The Weeknd(アリアナ・グランデ&ザ・ウィークエンド)の『Love Me Harder』です。
ザ・ベラーズにとって予想外の展開が連発するリフ・オフですが、クロエはひるみません!
さすがは元トップクラスのアカペラ・グループ、最後のハモリまで完璧に仕上げてフィニッシュです!
アリアナ・グランデを聴く方法
リフ・オフに感化された兵士が急に歌いはじめるシーン
Beyoncé - If I Were A Boy
リフ・オフに感化された兵士が急に歌いはじめるシーンで流れた曲の原曲は、Beyoncé(ビヨンセ)の『If I Were A Boy』です。
つぶらな瞳の兵士が急に『If I Were A Boy』をしっとりと歌いはじめた時は、思わず吹き出してしまいました。最高です!
屈強な兵士たちが出演グループに劣らず綺麗なハーモニーで歌い、アンバランスな雰囲気が面白おかしいシーンです。
音響テストでエバーモイストがステージに上がって歌うシーン
The Cranberries - Zombie
音響テストでエバーモイストがステージに上がって歌うシーンで流れた曲の原曲は、The Cranberries(クランベリーズ)の『Zombie』です。
リフ・オフの見せ場を兵士たちに奪い取られてしまったザ・ベラーズは焦りはじめます。
エバーモイストのセレニティ役、アンディ・アローは海外ドラマ「アップロード」に出演しています。
海外ドラマ「アップロード」もとても面白いので、コメディタッチなSF好きは要チェックです!
サドルアップが音響テストで歌うシーン
Kelly Clarkson - Stronger(What Doesn't Kill You)
サドルアップが音響テストで歌うシーンで流れた曲の原曲は、Kelly Clarkson(ケリー・クラークソン)の『Stronger(What Doesn't Kill You)』です。
リフ・オフの大原則、アカペラであることを説明していなかったザ・ベラーズ。大失敗でしたね。
さすがに楽器を使われてはアカペラの良さが消えてしまいます。
ヤングスパロウ&DJ ドラゴン・ナッツが音響テストをするシーン
Avicii - Wake Me Up
ヤングスパロウ&DJ ドラゴン・ナッツが音響テストをするシーンで流れた曲の原曲は、Avicii(アヴィーチー)の『Wake Me Up』です。
ヤングスパロウ&DJ ドラゴン・ナッツは、うまいことサドルアップの曲を即興でマッシュアップします。
ザ・ベラーズ以外の出演グループがステージ上で団結してしまいましたが、パフォーマンスとしてはもっと観たい気分になります。
ベッカがステージチームに対抗するシーン
Christina Perri - Human
ベッカがステージチームに対抗するシーンで流れた曲の原曲は、Christina Perri(クリスティーナ・ペリー)の『Human』です。
ステージ上の出演グループに対抗して、ベッカは『Human』を力強く歌います。
楽器のパワーには勝てず、ベッカの魅力もむなしく散ってしまいます。ジョンとゲイルのコメントが的確です。
前作シリーズとは違ったリフ・オフが楽しめたので、私の中では全グループに大満足!
ザ・ベラーズが宿泊先に向かうシーン
Bomba Estéreo - Soy Yo
ザ・ベラーズが宿泊先に向かうシーンで流れた曲は、Bomba Estéreo(ボンバ・エステレオ)の『Soy Yo』です。
惨敗したリフ・オフのシーンからスペインの魅力的な街風景にシーンが移り変わります。石畳って無条件でおしゃれに見えます。
私は長期旅行を億劫に思ってしまうので、本作のように日本では見られない海外の街や景色を手軽に楽しめる映画が好きです。
ヤングスパロウ&DJ ドラゴン・ナッツがUSOのファーストステージに立つシーン
Young Sparrow & DJ Dragon Nutz - You Got It
ヤングスパロウ&DJ ドラゴン・ナッツがUSOのファーストステージに立つシーンで流れた曲は、Young Sparrow & DJ Dragon Nutz(ヤングスパロウ&DJ ドラゴン・ナッツ)の『You Got It』です。
USOは米国慰問協会の略称です。有名なアーティストや俳優などを招待してアメリカ軍兵士やその家族らに娯楽を提供する団体です。
クロエがヤングスパロウ&DJ ドラゴン・ナッツのステージを観てぼそっと「They're dope.」と吐きます。日本語で言うと「やばい(いい意味で)、最高」です。
『You Got It』は沈みながらメキメキと上がってくるビートがたまりません!聴いていると筋トレやランニングがはかどります。
サドルアップがUSOのセカンドステージで歌うシーン
Elle King - Ex's & Oh's
サドルアップがUSOのセカンドステージで歌うシーンで流れた曲は、Elle King(エル・キング)の『Ex's & Oh's』です。
サドルアップはヒット曲の『Ex's & Oh's』で、ヤングスパロウ&DJ ドラゴン・ナッツのステージからさらに会場を盛り上げます。
リリーとDJ ドラゴン・ナッツの奇妙な恋の発展も気になるところ。2人の間に奇妙な大人の空気が流れています。
「チェリーの茎を結ぶ」ならわかりますが、菓子包み丸ごと入れて、さらに舐める?私には理解できません。
エバーモイストがUSOのサードステージで歌うシーン
Evermoist - How A Heart Unbreaks
エバーモイストがUSOのサードステージで歌うシーンで流れた曲は、の『How A Heart Unbreaks』です。
ステージがパワーアップしていきますが、エイミーのセクハラもさらにパワーアップ。犠牲になったシカゴたちが気の毒ですね。
ちなみにエイミーのセクハラ発言は、モイスト(湿った、濡れたの意味)でかけていますよ。
カラミティのダマスク柄スーツは、ルビー・ローズだからこそ着こなせた衣装ですね!イケメンボーカルのカラミティにぴったりです!
ザ・ベラーズがUSOのファイナルステージで歌うシーン
Sia - Cheap Thrills
ザ・ベラーズがUSOのファイナルステージで歌うシーンで流れた曲は、Sia(シーア)の『Cheap Thrills』です。
サドルアップやエバーモイストの熱気にあてられて、ガチガチになっていたザ・ベラーズですが、ステージに立てば無敵モード全開です!
途中ステージが中断してしまったのは残念。オーブリーの綺麗な敬礼はさすが軍人の娘です。エイミーは、ハートのラブ&ピースな敬礼で。
ザ・ベラーズが高級クラブに乗り込むシーン
Kim Viera - Tribe
ザ・ベラーズが高級クラブに乗り込むシーンで流れた曲は、Kim Viera(キム・ビエラ)の『Tribe』です。
USOの失敗で落ち込むベッカたちでしたが、エイミーがドレスアップして部屋にやって来ます。
ガールズムービーの身支度シーンは、どの映画でもワクワクするシーンです。たまには張り切っておしゃれするのも気分転換になりますよね。
エイミーの父親がステージで歌うシーン
Chicago - Hard To Say I'm Sorry
エイミーの父親がステージで歌うシーンで流れた曲は、Chicago(シカゴ)の『Hard To Say I'm Sorry』です。
まさかのエイミーの本名と生い立ちが発覚するシーンです!陽気に見えていたエイミーが実は相当な苦労人でした。
ホテル到着早々エイミーが幼少期を思い出すシーンでも、エイミーの父親が『Hard To Say I'm Sorry』を子守唄で歌っていました。
『Hard To Say I'm Sorry』の邦題名は、「素直になれなくて」です。1982年のロマンス映画『青い恋人たち』でも使用されています。
ベッカたちがDJキャレドのパーティーに行くシーン
Vince Staples - Big Fish
ベッカたちがDJキャレドのパーティーに行くシーンで流れた曲は、Vince Staples(ヴィンス・ステイプルズ)の『Big Fish』です。
運よくDJキャレドのパーティーにたどり着いたベッカたち。ベッカはテオの熱い視線を適当に扱いながら、パーティーを楽しみます。
ベッカのセリフがパーティー後半にしっかりと回収されます。誰が見てもハプニングの予感しかありません。
ザ・ベラーズがイタリアのステージに立つシーン
ザ・ベラーズがイタリアのステージに立つシーンで流れた曲の原曲は、Flo Rida ft. Robin Thicke・Verdine White(フロー・ライダーft. ロビン・シック&ヴァーダイン・ホワイト)の『I Don’t Like It, I Love It』です。
DJキャレドのパーティーを滅茶苦茶にしてしまったザ・ベラーズでしたが、イタリアでのツアーは大成功です。
『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』の中でもお気に入りのシーンです。ザ・ベラーズの一人一人が魅力的なパフォーマンスで、キャラクターの良さが際立っています。
ザ・ベラーズが南フランスに到着するシーン
Mika - Elle Me Dit
ザ・ベラーズが南フランスに到着するシーンで流れた曲は、Mika(ミーカ)の『Elle Me Dit』です。
イタリアでのパフォーマンスシーンからフランスらしい色鮮やかなシーンへ。冒頭のパラソルのシーンが映画「シェルブールの雨傘」を思い起こさせます。
エイミーのサイコパスな性格がよくわかるシーンでもあります。エイミー役のレベル・ウィルソンは、コメディにちょっとしたスパイスを加えるので大好きな俳優です。
とあるバラエティー番組でのアメリカアクセントの演じ分けも最高に面白かったです。
クロエたちが黒塗りの車に乗るシーン
DNCE - Cake By The Ocean
クロエたちが黒塗りの車に乗るシーンで流れた曲の原曲は、DNCE(ディー・エヌ・シー・イー)の『Cake By The Ocean』です。
怪しい人物に話しかけられたザ・ベラーズですが、フランス訛りの英語に油断して黒塗りの車に一同は乗り込みます。
イケメンに接待をされて浮かれまくるザ・ベラーズが可愛いシーンです。フロレンシアの手のひら返しには笑いが止まりません。
車内のBGMがザ・ベラーズの歌声とは、なんて贅沢なドライブ!
ベッカがDJキャレドのショーに出演するシーン
George Michael - Freedom! ’90
ベッカがDJキャレドのショーに出演するシーンで流れた曲の原曲は、George Michael(ジョージ・マイケル)の『Freedom! ’90』です。
社会人生活で苦い経験をしたザ・ベラーズは、またワンステップ新しいことに挑戦します。ベッカは遠慮していたDJキャレドのショーへの単独出演を決意します。
ベッカ役アナ・ケンドリックの魅力満載のステージシーンです!ソフトだけど力強さを感じさせる歌声に魅了されます。
エンディング
Sigala・Ella Eyre - Came Here for Love
エンディングで流れた曲は、Sigala・Ella Eyre(シガーラ&エラ・エア)の『Came Here for Love』です。
エンディングは、DJキャレドのショー後のザ・ベラーズが描かれています。
オーブリーがやっと父親にパフォーマンスを見せることができ、思わず涙してしまいました。オーブリーの努力が報われて本当に良かった!
クロエのキスシーンは、第二次世界大戦後の有名なNYのキスフォトをオマージュしていますね。
ジョンとゲイルの茶番劇は最後まで面白かったです。今作ではだいぶマイルドなジョークになっていたので、丁度いい塩梅で心地よく作品を楽しめました。
筆者の感想
『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』は、気になるベッカたちのその後が観れる作品です。
楽しかった学生時代が終わり、夢にみた社会人生活。自分の思い描いていた生活とは大きく違い、やりたくもない仕事に溢れる毎日。情熱的だった学生時代の恋は終わりを告げ、ちょっぴり寂しいシングルライフ。誰もが経験したほろ苦い社会人1年生をベッカたちもどっぷりと味わいます。
キラキラと見えていた自由な社会人生活の実態は、ベッカたちが経験したように日々の生活に追われストレスもいっぱいです。あの頃は良かったと学生時代が美化して見えるのもよくあること。
これまでのピッチ・パーフェクト ・シリーズと異なり、『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』は20代中盤の苦難の時をコミカルに描いています。大げさなアクションシーンは、アメリカ映画ならではな展開で、エイミーの活躍っぷりに大笑いしました。
『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』のコメディな部分とミュージカルな部分のバランスがほどよく、疲れたときに観る映画におすすめの1本です。鑑賞後は、無性に友達と集まって飲みに行きたくなります。
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