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Netflix映画『ペイン・ハスラーズ』で流れる19曲をシーンごと紹介!

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Netflix映画『ペイン・ハスラーズ』で流れる19曲をシーンごと紹介!

https://youtu.be/iycLZM7ycbI



2023年10月27日公開の映画『ペイン・ハスラーズ』

実際に起きた製薬会社の不法事件「The Pain Hustlers」と、2022年の小説「The Hard Sell」をもとにした作品です。

職を失ったシングルマザー・ライザが、製薬販売員のピートと出会いザナ製薬に就職。

医師に自社の薬「ロナフェン」の処方をさせるべく、違法な手口で接待をし業界トップへと登り詰めて行く。

しかしその先にあるのは、医療・製薬業界を揺るがす大きな問題であった。

  • 主演:ライザ・ドレイク役/エミリー・ブラント(『プラダを着た悪魔』『メリーポピンズ』)
  • 出演:ピート・ブレナー役/クリス・エヴァンス(『キャプテン・アメリカ』)
  • 出演:ジャック・ニール役/アンディ・ガルシア(『オーシャンズ』)
  • 出演:ジャッキー・ドレイク役/キャサリン・オハラ(『オーシャンズ』)
  • 監督:デイヴィッド・イェーツ(『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』)

この記事では、Netflix映画『ペイン・ハスラーズ』で流れる音楽19曲をご紹介します。

※以下ネタバレ有り

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『ペイン・ハスラーズ』で流れる曲とは?

登場人物達が、ライザのことを話すシーン

Real Thoughts In Real Time

登場人物達が、ライザのことを話すシーンで流れた曲は、Hifi Sean & David McAlmontの『Real Thoughts In Real Time』です。

ハイフィ・シーンは、シーン・ディクソン(The Soup Dragons)によるソロ・プロジェクト。デヴィッド・マッカルモントは、イギリスの歌手。

ピート、ジャッキー、ネイサンがライザについて、辛辣な話をするシーン。「飛行機事故で死ね」なんて、なんとも物騒な話をしています;

ジャッキー役のキャサリン・オハラを観た時は、突然『ホーム・アローン』を観たくなっちゃいました♪


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ライザが職場のキャバレーへ出勤するシーン

Mad Circuit - Mamasita (Letra/Lyrics)

ライザが職場のキャバレーへ出勤するシーンで流れた曲は、Mad Circuitの『Mamasita』です。    

Mad Circuitは、ノルウェー、トロント、フィラデルフィア出身の3人による、ヒップ・ホップ・トリオ。

プロデューサー・シンガー・ラッパーのグループで、ポップなダンスナンバーを多くリリースしています。

ライザの職場の、ポールダンサー達が素敵過ぎるシーン。

主演のエミリー・ブラント、『プラダを着た悪魔』でも抜群のプロポーションでしたが、年月が経っても衰えていない事に驚きました!

 

ライザとピートが初めて話すシーン

Handsome Boy Modeling School - The Truth

ライザとピートが初めて話すシーンで流れた曲は、Handsome Boy Modeling Schoolの『The Truth』です。

アメリカのヒップホップ・プロデューサー2人によるユニット。ユニークな発想の持ち主達で、様々なアーティストとコラボしています。

酔ったピートが、ライザをスカウトするシーン。というかナンパでしょうか?

親身になって話を聞くライザを観ていると、バーやパブなどを開けそうな感じがしました。

 

ライザがアンディの家を出て、モーテルヘ行くシーン

ライザがアンディの家を出て、モーテルヘ行くシーンで流れた曲は、Dante Mazzettiの『Here I Go』です。

Dante Mazzettiは、アメリカのフォーク・シンガー。9.11のテロ時には、消防士として活動したそうです。

姉妹喧嘩をし、娘のフィービーを連れてモーテルへ向かうシーン。職無し・宿無しになってしまったライザ。

モーテルは、自動車で移動する人のためのホテルですが、車も壊れてしまい踏んだり蹴ったり…。

フィービーもグレている訳では無さそうですが、中々に手のかかる子ですね。

 

ライザとフィービーが寝ている時に、爆音が聴こえて来るシーン

Spilt Milk - Superwild

ライザとフィービーが寝ている時に、爆音が聴こえて来るシーンで流れた曲は、Spilt Milkの『Superwild』です。   

Spilt Milkは、アメリカのバンド。アーティストの情報があまりありませんでした。

普通に聴くのであれば、超カッコイイクールなヒップホップ。夜中に聴くと迷惑極まりない;

モーテルは不特定多数の人が利用しているので、治安は良く無さそうです。

 

ピートがライザの履歴書を書き換えるシーン

Mavis Staples - "Eyes On The Prize" (Full Album Stream)

ピートがライザの履歴書を書き換えるシーンで流れた曲は、Mavis Staplesの『Eyes On The Prize』です。  

メイヴィス・ステイプルズは、アメリカのR&B・ゴスペル歌手、女優。ソウルグループ「ザ・ステイプル・シンガーズ」のメンバーでもあります。

自分を売り込みに来たライザを利用しようと思い付き、ピートが履歴書を改ざんするシーン。 

ピート役のクリス・エヴァンスは、スーパーヒーロー『キャプテン・アメリカ』でお馴染みですが、本作や『グレイマン』では曲者を演じ、幅が広がりましたよね!

ヒゲをたくわえているので、最初は誰か気付きませんでした;

 

ライザがライデル医師にロナフェンを売り込むシーン

Put Your Money Where Your Mouth Is

ライザがライデル医師にロナフェンを売り込むシーンで流れた曲は、Rose Royceの『Put Your Money Where Your Mouth Is』です。  

ローズ・ロイスは、アメリカのソウル・R&Bグループ。彼らの曲は、ビヨンセなど多くのアーティストにカバーされています。

「900万ドルの男」ライデル医師。医者も製薬会社も、所詮はお金で動いているのかな…と穿ってしまうシーン。

これからライザが活躍するのか!?とワクワクさせられる、ソウルフルな曲が流れました♪

 

ライザが、街中のペインクリニックに片っ端から売り込むシーン

Law Of The Land (Alternate Mix)

ライザが、街中のペインクリニックに片っ端から売り込むシーンで流れた曲は、The Temptationsの『Law Of The Land』です。(ここではAlternate Mixを掲載)

テンプテーションズは、アメリカのソウル・コーラス・グループ。大ヒットを記録した「マイ・ガール」で有名です。

ライザが必死に営業をするシーン。

彼女は落ちこぼれのシングル・マザーという設定ですが、素晴らしいプロポーションと美貌、流れるような口説き文句は一般人とは思えません!

こんなスキルがあるなら、一般的な会社の営業も出来そうですよね!!

 

ライデル医師がカラオケを歌うシーン

Closing Time (In the Style of Semisonic) (Karaoke Version)

ライデル医師がカラオケを歌うシーンで流れた曲は、Ameritz Audio Karaokeの『Closing Time (In the Style of Semisonic) (Karaoke Version)』です。   

処方箋を受け取るため、セミナープログラムと称した医師への接待パーティーを開催するシーン。なんとも腐った業界ですね。

安いワインとライザの巧みな話術で、少数の医師の呼び込みに成功!

やっぱりライザの営業マンとしての手腕が光っています。本当に、もっと良い職場があっただろうに…。

もしくは、てんかんを患う娘のため、火事場の馬鹿力のようなものが働いたのかもしれませんね。

のちに、ライデル医師が逮捕されるシーンでも使用されています。

 

ジャッキーが不気味な薬を作っているシーン

Joan Jett & the Blackhearts - I Love Rock 'N Roll (Official Video)

ジャッキーが不気味な薬を作っているシーンで流れた曲は、Billy Nomatesの『I Love Rock 'N Roll』です。(音源が無かったので、ここではジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツバージョンを掲載)  

ビリー・ノーメイツは、イギリスのミュージシャン・ソングライター。

ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツは、アメリカのシンガーソングライター・女優のジョーン・ジェットが率いるバンド。

ロックといえばこの曲!L'Arc〜en〜Ciel、Superflyなど、様々なアーティストがカバーしている事でも有名です。

ファンキーなジャッキーにピッタリな選曲ですね!ロックというより魔女みたいですが。笑

 

ザナ社の新人達が、様々な手口で医師達を誘うシーン

Suzi Wu - Eat Them Apples (Official Video)

ザナ社の新人達が、様々な手口で医師達を誘うシーンで流れた曲は、Suzi Wuの『Eat Them Apples』です。 

スージー・ウーは、イギリスのミュージシャン。Apple iPhone 12のCMソングにも起用されました。

ライザとピートが雇った、訳ありの新人達。医師達を呼び込んで行きますが、ほとんどの手口が色仕掛け…。

本当に現実にこんな事があったのですね。お金の絡んだ人間の、ハングリー精神がスゴイ&貪欲さが恐ろしくなって来るシーンでした。

 

ザナ社の売り上げがどんどん上がって行くシーン

I Like To Move In The Night

ザナ社の売り上げがどんどん上がって行くシーンで流れた曲は、Eagles of Death Metalの『I Like To Move In The Night』です。

イーグルス・オブ・デス・メタルはアメリカのロックバンド。メタルではなく、王道のロックを多くリリースしています。

ライザがザナ社の営業方法・売り上げについて語るシーン。

これだけ盛大に、あからさまな枕営業が通じてしまう業界。偏見ですが、芸能界と通ずるものがありますね…。

しかし、ロナフェンは本当に効果があるようなので、この時点ではそこまでの罪悪感は湧き上がりません。

 

プラクシオム社の「マカロン」が、逮捕されるシーン

Declan McKenna - Brazil (Official Video)

プラクシオム社の「マカロン」が、逮捕されるシーンで流れた曲は、Declan McKennaの『Brazil』です。

デクラン・マッケンナは、イギリスのシンガーソングライター。

ザナ社のライバル・プラクシオム社、そしてライザのライバルでもあった通称「マカロン」が逮捕されるシーン。

この時の女優さんの悔しそうな顔が、なんとも爽快!過酷な(違法な)医師争奪戦に勝利!

…ですが、警察の手はザナ社にも向くのでは無いかと少々緊張して来ました。

デクラン・マッケンナは、あらゆる社会問題に切り込んだ歌詞が特徴的なので、このシーンにピッタリです!

 

ザナ社の株が急上昇して行くシーン

Money Is (feat. Little Richard)

ザナ社の株が急上昇して行くシーンで流れた曲は、Little Richardの『Money Is』です。

リトル・リチャードは、アメリカのミュージシャン、シンガーソングライター。「ロックンロール創始者の一人」と言われている偉大なシンガー。

お金が舞う中で、経営者のジャック・ピート・ライザなどがはしゃいでいるシーン。

なんだかわかりやすいザ・金持ち演出に、ちょっと笑ってしまいます。笑

このあたりからジャックがおかしくなって行く…。お金が人を変えて行く様が、しっかりと描かれますよ!

この曲は、エンディング・スタッフクレジットでも使用されています。

 

ザナ社が祝勝会を行うシーン

DJ Snake, Lil Jon - Turn Down for What

ザナ社が祝勝会を行うシーンで流れた曲は、DJ Snake, Lil Jonの『Turn Down for What』です。

フランスのDJスネークと、アメリカのラッパーであるリル・ジョンのフューチャリング曲。

ワイルド・スピード SKY MISSION』でも使用されています。

ザナ社の調子乗りっぷりはもう止まらない!こちらがヒヤヒヤするほど、ド派手な祝勝会パーティが開催されているシーン。

でも、少々クールなライザは対照的ですね。彼女の心を罪悪感が襲います。

 

ジャッキーがジャックを誘惑するシーン

Alewya - Play (Official Video)

ジャッキーがジャックを誘惑するシーンで流れた曲は、Alewyaの『Play』です。

アレウヤは、イギリスのシンガーソングライター、プロデューサー、ラッパー、モデル。サウジアラビア生まれ・スーダン育ちで、アフリカン・アラビアンミュージックとUKミュージックを融合させています。

ジャッキーがセクシーなダンスで、経営者のジャックを誘惑。ついには一夜を共にしてしまったシーン。

キャサリン・オハラは、女を捨てきれない初老の女性を見事に演じています♪

割と足を引っ張るぶっ飛びカーチャンですよね。でも実は、この行動がのちに大きく関わって来ますよ!!

 

ライザとピートが、ジャックの自宅へ行くシーン

ライザとピートが、ジャックの自宅へ行くシーンで流れた曲は、Nancy Sinatra · Lee Hazlewoodの『Sand』です。

ナンシー・シナトラは、アメリカの歌手・女優。リー・ヘイズルウッドは、アメリカのシンガー・ソングライター、音楽プロデューサー。

ジャックが、ついにガン以外の患者にもロナフェンを処方するよう指示するシーン。

咎めたライザは、母を解雇され何も言えなくなってしまいます。

ジャックの金儲けはどんどんエスカレートし、プラクシオム社と同じ道を辿っていますね。

この曲は、クライマックス、判決が言い渡されるシーンでも使用されています。

 

ライデル医師の患者である、マット・エリソンの歯が抜けるシーン

P.P. Arnold - Medicated Goo

ライデル医師の患者である、マット・エリソンの歯が抜けるシーンで流れた曲は、P.P. Arnoldの『Medicated Goo』です。

P.P.アーノルドは、アメリカのソウルシンガー。ソウルとロックを融合したファンキーな楽曲を多くリリースしています。

ガンが寛解したにも関わらず、それを黙ってロナフェンを処方してもらうマット。とろんとした目で適当な接客をするシーン。

もはや麻薬…。ロナフェン過剰摂取の恐ろしさが描かれています。薬害って本当に怖い。

ライデル医師はまるで戦場の医師のように崇められ、側から見ると宗教のようにも思えました;

 

ジャックが逮捕されるシーン

Colter Wall - Living on the Sand (Audio)

ジャックが逮捕されるシーンで流れた曲は、Colter Wallの『Living on the Sand』です。

コルター・ウォールは、カナダのシンガー・ソングライター、ミュージシャン。渋く哀愁のある声と、ゆったりとしたアコギがマッチしています♪

しかし、彼女がした事は許されない事。(そもそも「セミナー」を仕向けたのはライザでしたし…)

なんだかラストはそこまでスッキリ爽快!という感じでは無かったですし、主人公の加担具合が結構酷かったので同情しにくかったですね。

コメディなのかシリアスなのか…若干中途半端な作品ではありましたが、アクター達の演技は本当に素晴らしかったです!!

また、挿入曲はジャンルが広く多いので、その点でも楽しめますよ♪

 

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ビール党のアラフォーで二児の母beersy(ビアシィ)子ども就寝後、夜な夜なテレビを付けては夫婦で動画視聴。仕事や家事から意識を飛ばすのが得意技。アクション好きだが、雑食性で何でも鑑賞するタイプ。しかしその実態はただの筋肉好き。いつかシルヴェスター・スタローンに会うのが夢であり、それゆえ筋トレを欠かさない(嘘) 私の記事を通して、筋肉好きの読者様が増えたら嬉しいです(?)