2015年4月17日公開の映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』。
アメリカのカーアクション映画。シリーズ第7作で、ブライアン役であるポール・ウォーカーの遺作となった。
主演:ポール・ウォーカー、ヴィン・ディーゼル。監督:ジェームズ・ワン
今回の舞台は、アメリカ・ロサンゼルス、アゼルバイジャン、UAE・アブダビなど。
この記事では、映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』の動画を観る方法(無料あり)と流れた音楽23曲をご紹介します。
公開日 | シリーズ作品名 |
2001年 | ワイルド・スピード |
2003年 | ワイルド・スピードX2 |
2006年 | ワイルド・スピードX3 |
2009年 | ワイルド・スピード MAX |
2011年 | ワイルド・スピード MEGA MAX |
2013年 | ワイルド・スピード EURO MISSION |
2015年 | 『イルド・スピード SKY MISSION |
2017年 | ワイルド・スピード ICE BREAK |
2019年 | ワイルド・スピード スーパーコンボ |
2021年 | ワイルド・スピード ジェットブレイク |
2023年 | ワイルド・スピード ファイヤーブースト |
『ワイルド・スピード SKY MISSION』を観る方法
映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』で流れる曲とは?
予告編
Dillon Francis & DJ Snake - Get Low
予告編で流れた曲は、Dillon Francis & DJ Snakeの『Get Low』です。
2014年にリリース。
ディロン・フランシスは、アメリカのエレクトロニックミュージシャン・DJ。
DJスネークは、フランスのDJ。

ポール・ウォーカーが「SKY MISSION」撮影中にプライベートで事故死し、これが最期の作品となってしまいました。
それでも完成させてくれた製作陣、キャストのみなさんには感謝しかありません。
予告編は、これだけでも息を呑むシーンが盛りだくさんで早く観たくてウズウズする!
だって車が空を飛んでるよ?「SKY MISSION」てそういうこと!?
しかもハンを葬ったジェイソン・ステイサムスが、前作で対決したショウの兄とは。
もう〜どこまで広げるんだ!面白過ぎるじゃないか。
ハンファンとしては、是が非でもこの仇を打って頂きたいです!!
予告編で使用された「Get Low」は、歌詞がほぼ「Get Low」のみ。
うっかり蛇が出て来ちゃいそうな、アラブ・インドミュージックのようなクセになる楽曲です♪
Amazon Music Unlimited
デッカードが病院を出るシーン
Juicy J,Kevin Gates,Future And Sage The Gemini- Payback
デッカードが病院を出るシーンで流れた曲は、Juicy J,Kevin Gates,Future And Sage The Geminiの『Payback』です。
2015年にリリース。
ジューシーJ、ケビン・ゲーツ、セージ・ザ・ジェミニ、フューチャーといったアメリカのラッパー4人のフューチャリング曲。

ジェイソン・ステイサムスが演じるデッカードが、ショウが眠る病院をメチャクチャにして去ります。
ていうかショウ生きとったんかワレ!!
デッカードの非道・冷酷さも、この衝撃的なシーンからよく汲み取れます。
映画が始まった瞬間から、今回の敵のヤバさをガツンと知らされました。
そんなデッカードの怖い顔と共に流れる、アメリカのラッパー4人が歌う「Payback」は、「復讐」という意味があります。
怒りに満ちている彼にマッチした、ディープなヒップホップ曲。
オープニングのタイトルシーン
T.I. - Off-Set
オープニングのタイトルシーンで流れた曲は、T.I. の『Off-Set』です。
2015年にリリース。
T.I.は、アメリカのラッパー。

走り抜ける車とともにクレジットが登場。この出し方カッコよ!←語彙力
毎回タイトルシーンもワクワクするのがワイスピの魅力の一つですが、今作は監督がジャスティン・リンから交代しているため、ちょくちょく新しいアイデアが盛り込まれていますね。
また今までとは違った目線で楽しめます!
(もちろんジャスティン・リン監督の作品も最高ですよ〜!)
ここで流れるT.I. の「Off-Set」は、ローテンポのゴリゴリヒップホップ。
でも、リズムの変調があって、個性的かつ斬新な楽曲です♪
ドミニクとレティが、レースウォーズに到着するシーン
Steve Aoki,Chris Lake And Tujamo Featuring Kid Ink - Delirious (Boneless)
ドミニクとレティが、レースウォーズに到着するシーンで流れた曲は、Steve Aoki,Chris Lake And Tujamo Featuring Kid Inkの『Delirious (Boneless) 』です。
2014年にリリース。
アメリカのエレクトロハウスミュージシャンであるスティーヴ・アオキ、ドイツのエレクトロハウスDJであるトゥジャーモ、イギリスのエレクトロニックDJであるクリスレイク、アメリカのラッパーであるキッド・インクのフューチャリング曲。

「レースウォーズ」は、かつて二人が開催していたストリート・レース。
ドミニクなりに、思い出の地を見せてレティの記憶を手繰り寄せているのでしょうか。
かなりの賑わいから、純粋な走り屋達が二人の歴史を絶やさずずっと続けて開催しているのだなぁと感慨深くなりますね。
ここで流れる曲を歌うスティーヴ・アオキさんは、ワイスピ2で出演したデヴォン・アオキさんの異母きょうだい。
お二人とも個性的で才能も溢れていてステキ過ぎる…。
スティーヴ・アオキさんは、現在BTSとコラボしたりSEKAI NO OWARIとコラボしたり精力的に活動されていますよ♪
レティがレースをするシーン
David Guetta & Kaz James - Blast Off
レティがレースをするシーンで流れた曲は、David Guetta With Kaz Jamesの『Blast Off』です。
2015年にリリース。
フランスのDJダヴィッド・ゲッタと、オーストラリアのシンガーソングライター兼DJであるKaz Jamesのフューチャリング曲。

「相手は必ずブロー(エンジンの故障)するからちょい抑えめで」というドミニクの助言も、レティには効かない!
「私にとって走りが全て」昔のレティそのまんま、ガッツありで男勝りな女性。
ドミニクも、そんなレティを見て「ここは変わらないんだな」とほっとしたのか、優しい面持ちで見送ります。
ドミニクが一番好きだったこういう性格が残っていて、こちらも安心しました◎
レースはドミニクの助言通り、相手のエンジンがやられレティの圧勝。
ここで流れる「Blast Off」は、そんなレティの「止まらない走り」にマッチした、アップテンポのEDMです♪
レティがレースを制し、観客が集まるシーン
Gent & Jawns - Holler
レティがレースを制し、観客が集まるシーンで流れた曲は、Gent & Jawnsの『Holler』です。
2012年にリリース。
Gent & Jawnは、アメリカのDJユニット。

ぶっちぎりでレースを制したレティ、大勢の観客に囲まれます。
「死んだはずの人」と言われまくり、殺されかけた瞬間がフラッシュバックして大パニックに…。
観客はレティの帰還を喜んでいたのでしょうが、ちょっと刺激が強かったみたい。
「彼女の記憶喪失は、中々手強く簡単に治るものではない」ということが伝わってくるシーンでした。
ここでもEDMが流れますが、変わったリズムでミックスされているので、レティが混乱している様子を表現するのにピッタリな楽曲です!
ミアがドミニカ共和国に到着するシーン
J. Balvin - Ay Vamos
ミアが、ドミニカ共和国に到着するシーンで流れた曲はJ. Balvinの『Ay Vamos』です。
2012年にリリース。
カナダのDJであるデッドマウスと、アメリカのヒップホップグループであるサイプレス・ヒルのフューチャリング曲。

復讐に燃える最恐の敵・デッカードにガッツリ狙われてしまったドミニク達。
間一髪助かったものの危険過ぎる!ということで、ミアとジャックくんはドミニカ共和国にいる友人・マンド宅で匿ってもらいます。
ここが、めちゃくちゃ豪邸で要塞。奥さんも優しそうでミアもほっとした様子。
お腹にいる赤ちゃんも無事みたいで、本当に良かったよ〜!
ちなみに、マンドはハンとも友人でありドミニクにとっても信頼出来る仲間。
こんな事をさくっとお願い出来るなんて、ドミニク兄さんの人望の厚さが再確認出来ました!
さて、海の俯瞰映像からマンド宅までのシーンで流れたのは「Ay Vamos」
ラテン調のヒップホップで、暖かいドミニカ共和国の気候までもが想像出来るようなゆったりとした楽曲です♪
ショーンとトゥインキーが話をしているシーン
DJ Shadow Featuring Mos Def - Six Days (Remix)
ショーンとトゥインキーが話をしているシーンで流れた曲は、DJ Shadow Featuring Mos Defの『Six Days (Remix)』です。
2002年にリリース。
アメリカのDJシャドウと、ミュージシャン&俳優のモス・デフがフューチャリングした、TOKYO DRIFTのオープニングでも使用された曲。

場面がガラリと変わり、東京へ。
ここで流れたのはTOKYO DRIFTのエンディングである「Six Days」
ドミニクがハンの友人として登場した時の映像!懐かしい!
線と線が繋がり、これでワイスピの時系列がハッキリしましたね。
ドミニクが登場したものの、TOKYO DRIFTはワイスピシリーズとは全くの別物として観ていたので、まさかあのシーンが伏線でシリーズ7作目にして回収されるとは思いもしませんでした。
いやぁ本当に面白い…また以前のシリーズを観たくなる!時間が足りないよー!
「Six Days」はローテンポのヒップホップで、優しい女性の歌声が印象的な楽曲です♪
テズが乗るジープが狙撃されるシーン
M.C.Hammer - U Can’t Touch This
テズが乗るジープが狙撃されるシーンで流れた曲は、M.C.Hammerの『U Can’t Touch This』です。
1990年にリリース。
M.C.ハマーは、アメリカのアーティスト。グラミー賞などを受賞した曲。

テロリストに誘拐されたハッカー・ラムジーを助けるため、救出へ!
空から車ドーーン!!の衝撃的なシーン後、ラムジーが乗る車を追いかけます。
そして、テズが乗るジープが狙撃されるが、弾は貫通せず。
得意げに防弾さ!と言ったあとに「can't touch this」←字幕では「へっちゃらさ」と呟き、一瞬「oh〜oh,oh,oh」と歌います。
めちゃくちゃ撃たれているのに大丈夫だからか、テンション高め。
命の危機に晒されながらも歌う、これはテズなりの気持ちの落ち着かせ方なのでしょうか?
一瞬なのでここを取り上げようかちょっと悩みましたが、有名な曲なので一応記載しました◎
しかし、こんなにも撃たれて無事な車って。笑 戦車と同じくらいの強度だ!
ドミニク達がUAEに向かうシーン
Sevyn Streeter - How Bad Do You Want It (Oh Yeah)
ドミニク達がUAEに向かうシーンで流れた曲は、Sevyn Streeterの『How Bad Do You Want It (Oh Yeah)』です。
2015年にリリース。
セヴンストリーターは、アメリカの女性シンガーソングライター。

ラムジーと共に、UAE(アラブ首長国連邦)に飛行機で向かう一同。
砂漠の一面ベージュの中に、カラフルな車達が走っており、その横にはラクダと歩いている男性を発見。
なんともミスマッチですが、車が映えてアートのようなシーンです!
走っている車の間も等間隔で計算し尽くされている印象。監督、この描写最高です♪
そして、BGMのセヴンストリーターの声は聞き取りやすいハスキーボイスで、すーっと耳に入って来る。
暑いであろう砂漠を颯爽と走り抜ける車達と見事にマッチした、スピード感のある楽曲です◎
ドミニク達がアブダビに到着し、車を降りるシーン
Dillon Francis & DJ Snake - Get Low
ドミニク達がアブダビに到着し、車を降りるシーンで流れた曲は、Dillon Francis & DJ Snakeの『Get Low』です。
2014年にリリース。予告編で使用された曲。

UAEのアブダビに到着した一同。
スローモーションで出て来るみんなはスーパーヒーローさながらの存在感!
ここでも、砂漠の中のオアシスのようなアブダビの景観に、イケイケな車達が絶妙にマッチしています◎
こんなリゾート地で豪遊したいゾ!!
ここで少しだけ流れる曲は、予告編でも使われた「Get Low」
お金持ちしか行けないであろうリゾート地にマッチした、インストゥルメンタルのような楽曲です♪
MVもクセになるのでぜひ観てみてくださいね!!
セクシーなラムジーを見たテズとローマンが言い争いをするシーン
Prince Royce - My Angel
セクシーなラムジーを見たテズとローマンが言い争いをするシーンで流れた曲は、Prince Royceの『My Angel』です。
2015年にリリース。
プリンスロイスは、アメリカのシンガー。

(偏見ですが)ハッカーらしからぬ超絶ナイス〜なバディを披露したラムジー。
テズとローマンの漫才コンビが、彼女を口説くのは俺が先だ!と言い合う面白シーン。
アメリカのシンガーであるプリンスロイスの優しい歌声の爽やかなポップスが、海から上がって来た彼女をさらに魅力的に映し出します。
細すぎず出るとこ出てる素敵なプロポーション、オバの私でもドキドキしちまうぜ!!
ヘアスタイルも似合っているし、気付かずにモテてしまう女の子だろうなぁ。
レティがテズ&ローマンを茶化して、この対決は流れました。笑
ドミニク達がタワーズホテルに向かうシーン
DJ Snake & Lil Jon - Turn Down For What
ドミニク達がタワーズホテルに向かうシーンで流れた曲は、DJ Snake & Lil Jonの『Turn Down For What』です。
2013年にリリース。
フランスのDJであるDJスネークと、アメリカのラッパーであるリル・ジョンのフューチャリング曲。

持っててと言われた回転制御機を、こともあろうか大金持ちの王子に売ってしまったチャラ男・サファー。彼もローマン同様憎めないねぇ。
その売ってしまった回転制御機の中に「神の目」が隠してあるので取り戻すため、王子のパーティに忍び込む準備(正装)をするシーン。
アカデミーのレッドカーペット階段を降りているかのような、バッチリキマってる面々!
ブライアンは正装をピシッと着こなし、ドミニクはラフに仕上げ、ローマンは蝶ネクタイ。
それぞれにマッチしたスタイリングで、ここ一瞬しか観られないのですが何度か見返しました。笑
またこのクセになる個性的な曲を作ったのはDJ Snake & Lil Jon。
前述した「Get Low」と同じような、歌詞の少ないEDMです♪
ドミニクとレティがパーティ会場に到着するシーン
Flo Rida Featuring Sage The Gemini And Lookas - GDFR (Noodles Remix)
ドミニクとレティがパーティ会場に到着するシーンで流れた曲は、Flo Rida Featuring Sage The Gemini And Lookasの『Gdfr (Noodles Remix)』です。
2015年にリリース。
アメリカのR&B歌手であるフロー・ライダー、同国のラッパーであるセージ・ザ・ジェミニ、同国のDJであるルーカスのフューチャリング曲。

お互いの見慣れない正装にうっとりし合うドミニク&レティを微笑ましく思ったのち、さぁいよいよパーティ会場に潜入です!
うーん。こんなパリピ会場あって良いのでしょうか?なんか金色の女性が踊ってますよ?
人種も様々で、王子は毎日楽しんでいるご様子…。さすがはどデカタワーの保有者です。
そして一瞬過ぎて見落としそうでしたが、ミキサーに立っているDJはアメリカの有名ラッパー、T-ペインですね(驚) ま〜たもったいない使い方してる!!
作中でこのT-ペインが回している「Gdfr (Noodles Remix)」は、会場のノリノリハイテンションな熱気を最高に盛り上げるEDMです♪
ローマンが敵の目を逸らすため、誕生日ナンパをするシーン。
Sofly & Nius - Francoise
ローマンが敵の目を逸らすため、誕生日ナンパをするシーンで流れた曲は、Sofly & Niusの『Francoise』です。
2015年にリリース。
Sofly & Niusは、フランスのプロデューサー・デュオ。

そこかしこに待機しているSPの気を逸らすため、とにかく目立つようにと司令を受けたローマン。
その方法が、女性に誕生日今日?と話しかける「誕生日ナンパ」
ここは緊迫感がありながらも、ローマンの面白キャラの魅力が遺憾無く発揮される名シーンです!
で、ここにもT-ペインが映っていますが、ローマンにマイク取られてる。笑
緊迫感、笑い、驚きなどたくさんの感情がたっぷり楽しめるシーンで流れたのは「Francoise」
こちらもノリノリのEDM。インストゥルメンタルです♪
ブライアンとドミニクが、車でビルとビルの間を飛ぶシーン
Johann Strauss II - Roses From The South
ブライアンとドミニクが、車でビルとビルの間を飛ぶシーンで流れた曲は、Johann Strauss IIの『Roses From The South』です。
1880年に作曲されたメドレー形式のウィンナ・ワルツ。
ヨハン・シュトラウス2世は、オーストリア・ウィーンの作曲家。

もうここまで来るとなんでもアリ!空から車が降りて来るのだって驚いたのに、今度はビルとビルの間を飛んじゃうなんて。
映画なんですけどね、二人とも本当によくご無事で。
絶対ここでは死なないって分かっているのに、手に汗握る&息を呑む場面です!
ブレーキが効かないとわかった時に、流石のブライアンは超ビビっていましたが。
むしろアクセルを踏み込みなんとかしようと冷静になるドミニク兄さん。肝座って過ぎる。笑
夕日をバックに華麗に空を飛ぶ…。優雅にさえ思える3つ目のビルに飛び移る時、ビルの中で流れているのは優雅なワルツ「Roses From The South」そして貴重な品々の展示場…。
そんな優雅な空間をぶった切る、突っ込んで来る車。笑
なんかもう情報が多過ぎて、本当にこのシーンはシリーズの中でも上位に来ると思います!
ドミニク達が、サファーのガレージへ向かうシーン
Narcy Featuring Shadia Mansour - Hamdulillah
ドミニク達が、サファーのガレージへ向かうシーンで流れた曲は、Narcy Featuring Shadia Mansourの『Hamdulillah』です。
2009年にリリース。
イラク系カナダ人のラッパーであるナルシーと、イギリス・パレスチナ人女性ラッパーであるシャディアマンスールのフューチャリング曲。

とんでもない一悶着を起こし、無事に「神の目」を手に入れたドミニク達は、サファーの元へと向かいます。
このシーンでは、アブダビのパリピリゾート地ではない、街の車屋さんなど庶民的な部分を映し出していますね。
意外とサファーも庶民派なのかな?
アブダビの高級な車社会を支えているであろうたくさんのガレージが並んでいて、その格差に、少々の切なさと無骨な頼もしさを感じました!
「Hamdulillah」は、そんなシーンにマッチした哀愁のあるバラードです♪
女性の声が美しく、激しいシーンのあとのクールダウン、心地よさを感じられますよ。
ブライアンとミアが、電話で会話をしているシーン
Skylar Grey - I Will Return
ブライアンとミアが、電話で会話をしているシーンで流れた曲は、Skylar Greyの『I Will Return』です。
2015年にリリース。
スカイラー・グレイは、アメリカのシンガーソングライター。

かつてない強敵との決戦の前に、ブライアンはミアに電話をします。
「明日連絡が無ければ、ジャックを頼む」と、いつになく気弱なブライアン。
ミアはここでついにお腹に赤ちゃんがいる事を伝えるんですね。だから必ず戻って来てねと。
もー涙無くしては観られない、切なく、愛を感じ、感動するシーンです。
ミア、良い奥さん過ぎる。見習わなきゃ。無理だけど。
この涙腺崩壊シーンで流れるのは「I Will Return」
その名の通り「私は戻る」とブライアンが決心したであろう場面にピッタリでした!
ドミニク・ブライアン・デッカードが最終決戦の準備をするシーン
Deftones - Tempest
ドミニク・ブライアン・デッカードが、最終決戦の準備をするシーンで流れた曲は、Deftonesの『Tempest』です。
2012年にリリース。
デフトーンズは、アメリカのオルタナティヴ・メタルバンド。

ドミニク・ブライアン・デッカードの三人がでっかい武器の数々を準備し、これカーアクション映画?戦争映画?と思うシーン。
ドミニクは、愛車である「プリムス・バラクーダ・クーダ」に乗って決戦へ。
ブライアンは「FBI」のロゴを破り捨てた防弾チョッキを来て決戦へ。
デッカードは、慣れた手付きでテーピングをし大量の爆弾を持ち決戦へ。
そんな物騒なシーンで流れる「Tempest」は、彼らを鼓舞し、彼らの心情をまさに代弁するかのようなハードコアミュージック!!
視聴者の心をも最高潮に盛り上げてくれます♪
ドミニク達が、浜辺でブライアン一家を見つめるシーン
Fito Blanko - Meneo
ドミニク達が、浜辺でブライアン一家を見つめるシーンで流れた曲は、Fito Blankoの『Meneo』です。
2015年にリリース。
フィトブランコは、パナマ出身のラテンポップ・シンガーソングライター。

やっとの思いでケリが付いたドミニク一行。
このあたりから、ブライアン役・ポールのためのシーンになって行きます。
はいーハンカチ用意!!!
投獄されたデッカードの不穏なラストの余韻を残しつつ、場面はパっと明るく変わりオーシャンビューへ。
ていうか、デッカード絶対捕まえておく自信がないわ。ロック様頼みますよ!!
浜辺でミアがジャックと戯れていて、みんなが座っているところらへんまで流れるのが、めちゃくちゃ爽快なアップテンポのポップス「Meneo」
歌もMVも爽やかなので、ドライブにもピッタリですよ♪
エンディング
Wiz Khalifa Featuring Charlie Puth - See You Again
エンディングで流れた曲は、Wiz Khalifa Featuring Charlie Puthの『See You Again』です。
2015年にリリース。
アメリカのラッパーであるウィズ・カリファと、同国のシンガーソングライターであるチャーリー・プースのフューチャリング曲。

※ネタバレ有り
はい。ついにここまで来てしまいました…。ハンカチ生きてる?
ファンならずとも耳にした事のある名曲となった「See You Again」
亡きポールのため作られたシーンで、最後の笑顔ポールはCG映像だそう。
ドミニクの心に残る言葉と共に、二人が最後のドライブをする名シーンです。
ラストにはそれぞれ別々の道へ進むのですが、これは「ブライアンは家族のために裏稼業から足を洗い、家庭に入った」なのでこれ以降のシリーズには登場しません。と暗に示している描写なのだとか。
本当に、誰もが泣いたと思います!!
素晴らしい役者さんでした。See You Again!!
エンドロール①
Kid Ink,Tyga,Wale,YG And Rich Homie Quan - Ride Out
エンドロールで流れた一曲目は、Kid Ink,Tyga,Wale,YG And Rich Homie Quanの『Ride Out』です。
2015年にリリース。
アメリカのラッパーであるタイガ、キッド・インク、YG、リッチ・ホーミー・クワン、ワーレイといった五人のフューチャリング曲。

涙で前が見えなくなった後に流れたのは「Ride Out」
有名ラッパー5人による、耳馴染みの良い哀愁のあるヒップホップです。
「Ride Out」とは、「乗り越える」という意味だそうで。
「かけがえのない存在を失った悲しみを、みんなで乗り越えましょう」と伝えてくれているのかな、と思います!
「See You Again」のあとの余韻を崩す事なく、ワイスピらしいヒップホップでエンドロールを迎えてくれました◎
エンドロール②
Wiz Khalifa & Iggy Azalea - Go Hard Or Go Home
エンドロールで流れた二曲目は、Wiz Khalifa & Iggy Azaleaの『Go Hard Or Go Home』です。
2015年にリリース。
アメリカのラッパーであるウィズ・カリファと、オーストラリアの女性ラッパーであるイギー・アゼリアのフューチャリング曲。

「Ride Out」から流れるように続くのは「Go Hard Or Go Home」
中途半端にやってもしょうがない。やるならやれ!みたいな意味だそうです。
これは、製作陣やキャストの並々ならぬ次作への想いや決意といったものが、強い気持ちで込められている選曲だと思いました。
きっと、ポールもそれを望んでいるはずです。もちろん視聴者も。
こうなったらとことんワイスピを突き詰めようじゃありませんか!!
ブライアンがいなくても、ずーっと応援しますよ!!
サウンドトラック
『ワイルド・スピード SKY MISSION』について
あらすじ
「スピードを愛して生きてきた。だから俺達は兄弟だ。」
オーウェン・ショウ率いる国際犯罪組織を壊滅させ、レティを取り戻し平穏な日々を過ごしていたドミニクたちの元に、東京から1本の電話が入る。
「お前たちの仲間を殺した。」――電話の主はデッカード・ショウ。オーウェン・ショウの兄であり、かつてドミニクたちが対峙したどんな敵よりも恐ろしい男だった-。
復讐に燃えるデッカードと、仲間を失い、怒りに燃えるドミニクたち。
すべてを奪おうとする男を目の前に、ドミニク、そしてブライアンら“ファミリー”は最後の手段に打って出る――。
キャスト
監督 | ジャスティン・リン |
脚本・製作総指揮 | クリス・モーガン |
キャスト | ヴィン・ディーゼル |
ポール・ウォーカー | |
ジェイソン・ステイサム | |
ジョーダナ・ブリュースター | |
ドウェイン・ジョンソン | |
タイリース・ギブソン | |
ミシェル・ロドリゲス | |
クリス・“リュダクリス”・ブリッジス | |
カート・ラッセル | |
トニー・ジャー |
評価・レビュー
ワイルド・スピード SKY MISSIONは、ブライアン役・ポール・ウォーカーの遺作という事で注目を浴びましたが、その悲劇が無くても素晴らしい映画になっていたと思います。
「SKY MISSION」の名に恥じない、車×空の、本来ならば交わる事のないものを見事に融合させた作品に仕上がっていました!!
ポールも天国でさぞ喜んでいる事でしょう。
選曲も変わらず素晴らしく、シーン別に見事にマッチしており、心に残るものとなりました。
特に最後の「See You Again」が有名な曲となりましたが、ぜひ他の曲も楽しんで観てくださいね♪
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