2023年にレンタルや配信開始となった映画『ブルー・ビートル』。
ラテン系のヒーローの誕生を描き、まだまだスーツの力を使いこなせていない中で戦いに身を投じることになるのに注目ですよ。
監督はアンヘル・マヌエル・ソト。出演はショロ・マリデュエナ、アドリアナ・バラッザ、ダミアン・アルカザール、スーザン・サランドンらです。
この記事では、映画『ブルー・ビートル』で流れた音楽を22曲ご紹介します。
『ブルー・ビートル』で流れた曲とは?
予告
Meek Mill - Uptown Vibes ft. Fabolous & Anuel AA
予告で流れた曲は、Meek Millの『Uptown Vibes ft. Fabolous & Anuel AA』です。
変身した姿と合わせて軽快な男性シンガーの歌が流れて、ワクワクさせられますね!盾のようなガードや銃器のような武器まで、彼の戦いに注目です。DC映画のヒーローものとして楽しめることでしょう。
Meek Mill(ミーク・ミル)の「Uptown Vibes」は、フューチャリングにFabolous(ファボラス)とAnuel AA(アヌエル AA)の2名も参加しているのに注目ですよ。
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映画『ブルー・ビートル・は、日本での劇場公開はなく、オンライン配信やDVD・Blu-rayでの公開となります。
2023/11/29には、デジタル先行配信(配信先は未定)。
2023/12/20には、DVDやBlu-rayの発売が開始です。
ハイメが飛行機で地元に戻るシーン
elvecindariocalle - Atrévete-Te-Te
ハイメが飛行機で地元に戻るシーンで流れた曲は、elvecindariocalleの『Atrévete-Te-Te』です。
映画の始めに飛行機がパルメラ・シティに到着する際に、ノリの良い高い声を響かせる曲が流れました。リズミカルで陽気な感じが国の雰囲気を表していますね。ハイメは大学を卒業して帰って来て両親、妹、祖母が笑顔で迎えてくれるのが微笑ましい!
ハグをしながら家に戻っていくので、家族の会話なども引き続き楽しめますよ。
ルディおじさんが車で迎えに来るシーン
Los Tucanes De Tijuana - La Chona
ルディおじさんが車で迎えに来るシーンで流れた曲は、Los Tucanes De Tijuanaの『La Chona』です。
ハイメが家族と空港を出て、おじさんが車に乗って現れる際に笛のようなパリッとした音色が響き渡ります。男性シンガーの勢いのある歌が流れつつ、「頑張れ」というプレートを付けたワインレッドの色の車が到着!
慎重なルディの動向は見てて飽きませんね。機械系にも強いようなので、活躍をお見逃しなく!
ハイメが家や父に起きたことを知っていくシーン
Celso Piña ft. El Gran Silencio - Cumbia Poder
ハイメが家や父に起きたことを知っていくシーンで流れた曲は、Celso Piña ft. El Gran Silencioの『Cumbia Poder』です。
ハイメ一家が車で移動する際に独特な楽器音が様々な音を響かせつつ、陽気で少し温かい雰囲気を感じさせる曲が流れました。
ミラグロはタコスを食べるハイメに家がなくなる話を切り出すよう両親を促し、コード社のせいで車の修理店が潰れ、父が心臓の病気だったという過去も知っていくのは驚きですね。
父は家族で困難を乗り越えてきたと話しつつ、店にチップを置いていくのも印象的でした。
一家がエッジ・キーズのエルパソ通りに到着するシーン
Los Panchos - Sin Ti
一家がエッジ・キーズのエルパソ通りに到着するシーンで流れた曲は、Los Panchosの『Sin Ti』です。
飲食店を出て、「エッジ・キーズ」に到着する際に弦楽器のハッキリとしながらも温かみのある音に、男性シンガーの穏やかな歌が続いていきます。
ハイメが妹のミラグロと家族の昔話をし、家がなくなることを悲しんでいましたね。
家族写真が映し出されていくのも合わせて切なさを覚えます。街の発展とは無縁のメキシコ人たちの大変さが伺えますね。
ハイメたちが清掃のバイトをするシーン
Luis Miguel - Será Que NO Me Amas
ハイメたちが清掃のバイトをするシーンで流れた曲は、Luis Miguelの『Será Que NO Me Amas』です。
リゾート地のような海のアングルからプール付きのコードの豪邸が映し出される中、男性シンガーのカッコいい歌と、リズムをしっかりとっていく曲が流れましたね。
清掃のバイトをするハイメとミラグロの健気さを感じたかと思いきや、ミラグロは仕事をわざと増やしていた…こうして需要が生まれるのだなと思いました(笑)
祖母が家でテレビを見てるシーン
Thalia - Maria La Del Barrio
祖母が家でテレビを見てるシーンで流れた曲は、Thaliaの『Maria La Del Barrio』です。
ハイメのおばあちゃんは人の良さそうな感じで元気もある!家でゆっくりテレビを見ている際に、テレビから「マリア・ラ・デル・バリオ」の番組と曲が流れましたね。途中の歌詞はこのシーンの前にミラグロがハイメに歌っているのと同じでした。
ゆったりと座って楽しそうにするおばあちゃん…映画の後半に意外な展開があったのも印象に残ります。
ハイメがジェニーへ連絡するか迷うシーン
Álvaro Díaz, Cazzu, Caleb Calloway - Deportivo
ハイメがジェニーへ連絡するか迷うシーンで流れた曲は、Álvaro Díaz, Cazzu, Caleb Callowayの『Deportivo』です。
ハイメがスマホを見ながら男性シンガーのクールで静かな歌を聞いていましたね。そうしてジェニーに連絡をしようと迷っている姿は応援したくなるワンシーンでした。
この曲は、リズミカルで、ラテン音楽の特徴を色濃く反映しており、歌詞は恋人への情熱的な感情を表しているのでピッタリなセレクトですね。
夜に父が外で新聞を酒を飲んでいるシーン
Alberto Cortez - Gracias a la vida
夜に父が外で新聞を酒を飲んでいるシーンで流れた曲は、Alberto Cortezの『Gracias a la vida』です。
虫の音が聞こえる庭で静かにお酒を飲むお父さん。ハイメが眠られないと言って隣に座り、サボテンや妹も一緒に立派に育ったと語るのが良いですね。
穏やかなで親子の温かい雰囲気をさらに助長していくメロディーと男性シンガーのしっとりとした歌が流れるのが素敵でした。家族はずっと続くことや、お父さんは使命を探しているというエピソードも印象的です。
ジェニーから託されたものを家に持ち帰るシーン
El Rey - Vicente Fernández
ジェニーから託されたものを家に持ち帰るシーンで流れた曲は、El Reyの『Vicente Fernández』です。
ジェニーからビッグベリーバーガーが入っている箱を命懸けで守るように言われたハイメ。家に持ち帰った際にパッケージが映し出されつつ曲が流れます。金管楽器が音を響かせていき、高音と低音のハーモニーを奏でつつ、男子シンガーたちの高らかな歌が続きましたね。
DCコミック作品でおなじみのバーガーチェーン店が今作にも登場したので「おっ!」と思わずにいられませんでしたね。
祖母がミシンで作業しているシーン
Ivy Queen - Muchos Quieren Tumbarme
祖母がミシンで作業しているシーンで流れた曲は、Ivy Queenの『Muchos Quieren Tumbarme』です。
スカラベがハイメに取りついて、ルディたちが剥がそうと大騒ぎ!リビングでモノが壊れたり、電気の通電が止まったり…そんな騒ぎに全く気付いていないおばあちゃんには思わず笑ってしまいましたね。
女性シンガーのイケイケな歌をイヤホンで聞きつつ、笑顔で口ずさむ姿が微笑ましいです。
スカラベが飛行システムを起動するシーン
Los Saicos - Demolición
スカラベが飛行システムを起動するシーンで流れた曲は、Los Saicosの『Demolición』です。
スカラベがハイメの体内に入っていき、身体の組織が組代わってしまう!青いハイテクのスーツのような見た目がカッコいいなと思いましたが、ハイメはそれどころじゃ無かったですね。システムチェックのために大気圏まで飛んでは落下し、海面スレスレを飛んでいくのはハラハラするでしょう。
飛行システム起動と同時に男性シンガーのだみ声のような歌が流れ、小刻みに楽器を鳴らしていくのが印象に残ります。街を飛んでいくのが凄まじいですね。家に戻る際にも歌があっておもしろかったです。
ハイメが車でジェニーに会いに行くシーン
Celso Piña - Cumbia Sampuesana
ハイメが車でジェニーに会いに行くシーンで流れた曲は、Celso Piñaの『Cumbia Sampuesana』です。
ルディの愛車に乗ってハイメはジェニーの元へ!ネオン輝く街が映し出される中、楽器の軽い音が流れていきますよ。ジェニーを見つけると追われているようでしたが…まさか銃を持った輩が警告なしで撃ってくるとは驚き!
その驚き以上に帰宅した際のルディの叫び声はビックリしましたね(笑)愛車のあちこちが壊されたから仕方ないでしょう。
ルディが車の中でハイメとジェニーを待つシーン
Chalino Sanchez - Armando Sánchez
ルディが車の中でハイメとジェニーを待つシーンで流れた曲は、Chalino Sanchezの『Armando Sánchez』です。
ルディのおかげで監視カメラを無効化!ユーモアのあるアニメも流れて監視室は楽しそうでしたが、中尉に連絡を取ることにするのです。その間にハイメとジェニーはテッドウォッチを持ち出しました。ルディは車で彼らを待っている間に音楽を聞いていましたね。
メキシカン風の曲と男性シンガーの伸び伸びとした歌が少し流れる車内…そこでルディは車が壊された件をぼやくのでした。
ルディが車で音楽を楽しむシーン
Selena - Bidi Bidi Bom Bom
ルディが車で音楽を楽しむシーンで流れた曲は、Selenaの『Bidi Bidi Bom Bom』です。
カラパックス中尉は軍事用スーツを着て銃弾などの兵器で攻撃してくる!ジェニーはあるディの元に逃げた際に、彼は車で音楽を聞いていましたね。「バンバン♪」とセクシーな雰囲気の女性シンガーの歌を最高だと楽しむルディに思わず笑ってしまいます。
そんな中、ハイメはスーツに交戦をお願いすると一気に優勢に…!しかし、殺すことはしないと言って苦戦を強いられるにハラハラしますよ。
ハイメの家族が夕食後の団らんを過ごすシーン
Roberto Roena - Solo Contigo Basta
ハイメの家族が夕食後の団らんを過ごすシーンで流れた曲は、Roberto Roenaの『Solo Contigo Basta』です。
ミラグロと父は洗い物をし、ゆったりとした音楽がリビングで流れていましたね。おばあちゃんがゆっくり飲み物を飲もうとしますが…振動を感じて一気に不穏な雰囲気に!ヘリコプターや銃器を構える部隊部隊が家を囲み、今にも突撃してきそうな感じはハラハラしますね。
突入班がドアを壊し、家族を外に出して囲むためどうなるかと思いました。
ハイメの家族が助けに向かうシーン
Mötley Crüe - Kickstart My Heart
ハイメの家族が助けに向かうシーンで流れた曲は、Mötley Crüeの『Kickstart My Heart』です。
捕らわれたハイメはエネルギーを奪われていき、このままでは死んでしまう…!そんな彼を助けたのはやっぱり家族でした。ジェニーが父が使っていた乗り物を用意し、敵の要塞の位置を伝えるのです。
こうして敵地に乗り込んだ家族ですが、ルディが操縦する乗り物が暴れまわる際に低音のギターをかき鳴らすような曲が流れましたね。ロックな曲と共に敵を蹴散らしていき、シャウトするような男性シンガーの歌が続いていきました。
ハイメが父に後押しされるシーン
Apollo Noir - Love Connections
ハイメが父に後押しされるシーンで流れた曲は、Apollo Noirの『Love Connections』です。
エネルギーを抜かれていったハイメは臨死体験のような空間で、亡き父と会うことに…父が亡くなったとは信じられない面持ちでしたね。幻想的な空間で父は「俺の運命はお前今、ここにいること」と言い、背中を押すのが役目だと言うシーンは切なかったです。
スピリチュアルな音楽が流れる中、不思議な空間らしさも感じる曲が印象的ですね。
スーツを再起動させたハイメが戦うシーン
Cypress Hill - I Ain't Goin' out Like That
スーツを再起動させたハイメが戦うシーンで流れた曲は、Cypress Hillの『I Ain't Goin' out Like That』です。
スーツをまとったハイメが勇ましく戦い始める際に、ノリの良い男性シンガーラップが流れます。ハイメはハンマーなどの武器も使い、ミラグロを襲った敵はひとたまりも無さそうでしたね。
スーツから伸びる腕が敵を押さえつけたり、衝撃波で敵が吹き飛んだり…爽快なワンシーンでした。ミラグロも手袋のような武器で盾や拳のオブジェクトを作り出して敵を叩きのめすのが良かったです。
ハイメとジェニーがキスするシーン
Soda Stereo - Nada Personal
ハイメとジェニーがキスするシーンで流れた曲は、Soda Stereoの『Nada Personal』です。
ギターとドラムによるカッコいい曲が流れる中、ハイメとジェニーは良い雰囲気に!そのままキスを交わし、家族が冷やかすように賑わうのはいつも通りだなと思いました。
男子シンガーの勢いのある歌に続いていき、エンディングとなりました。エンドロールでは青と紫色のスタッフロールが流れてカッコ良かったですね。
地域の人やジェニーがハイメの家の手伝いをするシーン
Eydie Gormé - Sabor a Mí
地域の人やジェニーがハイメの家の手伝いをするシーンで流れた曲は、Eydie Gorméの『Sabor a Mí』です。
燃えてしまった家の片付けなどを地域の人たちが助けに来て、弦による音色が軽快で前向きな雰囲気がしましたね。みんなで食事をし、女性シンガーが明るく伸び伸びと歌うのが印象的。
おばあちゃんはサボテンを植え直し、ジェニーもやって来て再興に助力するとのことで良かったです。 エッジ・キースを返すことや、ルディに青い車を渡すことなどを踏まえるとコード産業の力は凄いですね!
エンディング後
Air Supply - All Out of Love
エンディング後で流れた曲は、Air Supplyの『All Out of Love』です。
エンディング1曲目が終わり、寂れてしまったコード邸が映し出されるとシステムが起動している…そうして「君の愛を失ってどう生きればいい?」と曲が流れました。
ゆったりとした歌がシステムから流れているようでしたが…そこに通信が入り、ジェニーの父であるテッド・コードが生きていると言うのに驚き!続編にも期待したいです!
サウンドトラック