映画『屋根裏のラジャー』で流れる曲をシーンごとに解説！

2023年12月15日公開の映画『屋根裏のラジャー』。

想像力豊かな少女アマンダと彼女の想像上の友達ラジャーの冒険を描く心温まる物語。手描きアニメとデジタル技術の融合が生む独特の世界観で、想像の力と友情の大切さを伝えます。

監督は百瀬義行、声の出演キャストには、アニメーション映画初参加となる寺田心がラジャー役を務めます。

この記事では、映画『屋根裏のラジャー』で流れた音楽のうちエンディングを含めた3曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます

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『屋根裏のラジャー』で流れた曲とは？

ラジャーがイマジナリーの集まる図書館に到着するシーン

Lucilla Galeazzi,玉井健二, agehasprings - Voglio una casa（家が欲しいな）

ラジャーがイマジナリーの集まる図書館に到着するシーンで流れた曲は、Lucilla Galeazziの『Voglio una casa（家が欲しいな）』です。

ネコのジンザンに助けられたラジャーは様々な種類のイマジナリーが集まる図書館へ！想像力が詰まっているこの場所なら彼らも消えずに残れるようでしたね。楽器などの見た目のイマジナリーもいる中、図書館内で楽しげな歌が流れました。

伝統的なイタリア音楽のテーマを反映した音楽は表現豊かで軽快な曲も魅力的！ワクワクさせられる中、色んなイマジナリーと話をしていくのも見どころですよ。

「Voglio una casa」は元々イタリアの歌手ルチラ・ガレアッツィによって録音されたイタリアの歌で、以下のように様々なアーティストによってカバーされています。

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ラジャーたちがジョンの空想内で奮闘するシーン

玉井健二, agehasprings - Also Sprach Zarathustra (Einleitung)（ツァラトゥストラはかく語りき（導入部））

ラジャーたちがジョンの空想内で奮闘するシーンで流れた曲は、玉井健二, agehaspringsによる『Also Sprach Zarathustra (Einleitung)　』です。

図書館からジョンの元へ向かったラジャー、エミリ、小雪ちゃん、骨っこガリガリたち！宇宙船が襲われて大変なジョンの空想世界で、ヒーローが現れる際に「Also Sprach Zarathustra (Einleitung)／ツァラトゥストラはかく語りき（導入部）」が流れましたね。

「ジャージャージャジャーン！」と壮大な曲と共に宇宙の戦いを繰り広げるのがおもしろいワンシーンとなりました。

この曲はリヒャルト・シュトラウスによって作曲された交響詩であり、ファンファーレなどの導入のインパクトもあることから有名ですね。以下はオーケストラによる演奏です。

エンディング

A Great Big World featuring Rachel Platten - Nothing’s Impossible

エンディングで流れた曲は、A Great Big World featuring Rachel Plattenの『Nothing’s Impossible』です。

エンディングではイマジナリーのことを思わす、穏やかな歌が流れましたね。想像力あふれる作品のことを思い出させてくれて、強い想いの大切さも考えさせてくれる歌詞が魅力！

前半は男性、後半は女性シンガーと歌が変わるのもポイントです。上記の動画の映像を見ていると映画のワンシーンをたくさん思い返すことができました。

サウンドトラック