2024年11月20日に公開されたNetflix映画『ザ・メリー・ジェントルメン』
潰れそうな実家の老舗ナイトクラブを、娘のダンサーが救う!
もう一度店を輝かせるため彼女が考えたのは、セクシーなイケメンばかりを集めたクリスマスショーだった。
アメリカのラブコメ・ダンスムービー。
毎日のようにクリスマス・ムービーを観てほっこりしているbeersyです!
本当は、クリスマスが起こす奇跡…のような映画が好きなのですが、本作はイケメンの筋肉が楽しめる作品。
マッチョ達が披露するダンスに釘付けでした!!
この記事では、Netflix映画『ザ・メリー・ジェントルメン』を鑑賞した筆者の感想やあらすじ、ネタバレ解説をご紹介いたします!
『ザ・メリー・ジェントルメン』の評価&感想
- 感動度
- 3
- 脳トレ度
- 2
- 再鑑賞度
- 3
- サプライズ度
- 3
- 話題性
- 3
クリスマスムービーが大好きなので視聴しましたが、奇跡!素敵!という感じではなく、何も起こらない(抑揚がない)ストーリー。
筋肉ムキムキシーンが無ければ、何の感想も持てなかったかもしれません。笑
嫌なキャラが出て来なくて何も考えずサラっと視聴出来ますが、もうちょっと波乱が欲しかった…。
とはいえ、短い映画だからこのくらいで良いのかな。
主演のブリット・ロバートソンは存じ上げなかったのですが、笑顔が超キュートで癒されました。
ダンスを踊る男性達も全員イイ…特に、バーテンダー役のコルト・プラッテスが彫刻のようで、彼(の腹筋)ばかり観てしまった。
そこまで上手なわけではないですが、本作はセクシーなダンスが魅力的な作品でした!
以下より重要なネタバレを含みます。
『ザ・メリー・ジェントルメン』のネタバレ
リズム・ルームの危機
12年もの間、クリスマスの「ジングル・ベル」コンサートでブロードウェイのメインを務めて来たアシュリー。
しかし若いダンサーが現れ、劇場を追われてしまう。
そこで久しぶりにクリスマスを家族で過ごす事になり、地元であるシカモア・クリークへ向かった。
ーー
両親は、歴史ある小さなナイトクラブ「リズム・ルーム」を営んでいる。
店のファンだという大工のルークが親切心で修繕をしてくれているが、様々なところにガタが来ていた。
かつて多くの人で賑わっていたリズム・ルームは、近年のSNSの普及により経営難に陥っているらしい。
オーナーであるデニースは、アシュリーの両親には約3万ドルの借金があるため、他の人に売った方が良いと伝えた。
それを知ったアシュリーは、美男子を集めたクリスマスショーを開き、店を立て直そうと思い付く。
題して、メリー・クリスマスならぬ「メリー・ジェントルメン」。
アシュリーは、姉・マリーの夫であるロジャー、リズム・ルームのバーテンダーのトロイ、そして1番気乗りしないルークをステージに上げるため、無理矢理ダンスの練習を開始した。
あまり知らない女性からの唐突で強引な提案にも関わらず、普通に練習を始める男性陣の適応能力の高さに驚きました。笑
好きなクラブのためとはいえ、人前に立つ事をこんなにもすんなり受け入れられる…?
「クリスマスだから奇跡が起きたんだよ!」というストーリーは好きなのですが、これは展開が早過ぎるなぁと思いました。
アシュリーの新しい挑戦
12月15日、リズム・ルームでメリー・ジェントルメンのショーが行われた。
3人とも素晴らしい肉体美を見せながら、セクシーに踊る。
激しく緊張していたルークも堂々とダンスをやり遂げ、女性客とデニースの心をわし掴みにした。
両親は「一晩でこんなに稼いだのは久しぶりだ」と言って喜び、素人3人をまとめあげたアシュリーを讃えた。
ルークはアシュリーにネックレスをプレゼントし、店を出て少しばかりのデートを楽しむ。
アシュリーが「私は舞台に立つ側だったけれど、作り上げる側もとても楽しい」と話すと、ルークは「新しい扉を発見したね。その扉の向こうには、普通の大工が立ってるよ」と、甘い言葉を囁き微笑んだ。
ーー
メリー・ジェントルメンは地元紙に取り上げられ、たちまち人気になりチケットもソールド・アウトに。
メンバーにはタクシー運転手のリッキー、そして常連のシニア男性・ダニーも加わり、連日大盛況となる。
12月20日には16,095ドルを売り上げ、目標の30,000ドルの半分を超えていた。
ーー
アシュリーは、トロイからルークの元妻についての話を聞く。
ルークはシカゴ出身でシカモア・クリークに来たが、元妻が「やはり都会に戻りたい」と言い出し仲違いしてしまったらしい。
トロイは「離婚後かなり落ち込んでいたが、最近は楽しそうで良かった」と呟いた。
アシュリーはルークの工房へ行き、様々な作品を見て感嘆を漏らす。
そしてラジオから聴こえて来た音楽に乗せ、ダンスをしながら熱いキスをした。
ルークはアシュリーにほぼ一目惚れだったのかしら?
ショーもダンスもトントン拍子で成功し、恋愛までもが簡単にうまく行きました。
新メンバーのダニーはイケオジで素敵!!
本当に大切なのは
12月22日、ついに売り上げは23,095ドルとなる。
アシュリーがあともう少しだ…と思っていると、ブロードウェイの振付師から連絡があり、「新しく入った子が倒れたので戻って来て欲しい。報酬は25%アップするように交渉した」と言われる。
驚きの高待遇にアシュリーは「断る理由が無いわ」と喜ぶが、「明日の夜の便で帰って来て欲しい」と言われてしまった。
一瞬悩んだが、夢の舞台に戻れるという話を捨てる訳にはいかない。
両親も驚きつつ、「ここは私達でなんとかする。あなたは自分のために生きて」と激励した。
ーー
アシュリーが皆んなに「ブロードウェイに戻る事になったの。私がいなくなっても頑張って」と伝えると、ルークは「やっぱり都会っ子だな」と吐き捨て怒りを露わにする。
慌てたアシュリーが「話を聞いて、誤解よ」と追いかけるが、ルークは聞く耳を持たず険悪になってしまった。
翌日、アシュリーは空港に向かうが、道中タクシーが渋滞に巻き込まれ足止めをくらう。
一方リズム・ルームでは、メリー・ジェントルメンのメンバーがまとまらず喧嘩になった。
そしてショーが始まると、ルークがメンタルを保てず踊れなくなってしまう。
満員の観客がザワつき始めると、アシュリーが戻って来てルークを見つめた。
ーー
メリー・ジェントルメンのメンバー達は、アシュリーの姿を見て活気付き、素晴らしいショーを披露する。
終わった後、アシュリーがルークに「ジングル・ベルの話は断った。あなたを巻き込んでおいて、失礼だったわ」と謝罪。
ルークは「ただの大工だった俺に、出来る事を教えてくれた。君に出会えて良かった」と言って、アシュリーにキスをした。
ーー
クリスマス・イブのショーで、リズム・ルームの売上は30,000ドルを超え目標を達成する。
それをデニースに返済し、一緒に皆んなでクリスマスパーティーを楽しんだ。
その後アシュリーは、ルークに「ずっと舞台に立つ事を夢見て来たけれど、大事な人のそばにいる事が大切なのだと気付いたわ」と伝える。
2人はキスをかわし、仲間に見守られて幸せなクリスマスを過ごすのだった。
てっきりルークはアシュリーを笑顔で送って、アシュリーが空港で彼の大切さに気が付く…みたいなお話だと思いましたが、ルーク激おこでビックリでした。
確かに、いきなりダンサーにされ練習させられて、キスまでしたのに何も言わないまま帰るって、そりゃ勝手すぎるぜ…ともなりますね。
可愛くてときめくポイントは多かったものの、個人的にはもうちょっとパンチが欲しかった作品でした。
『ザ・メリー・ジェントルメン』が好きな人にオススメの映画
映画『ザ・メリー・ジェントルメン』が好きな人にオススメの、男性のダンスが楽しめる作品をピックアップ。
マジック・マイク
男性ストリッパー達が舞う舞台の裏側を描いた、刺激的な作品。
主演のチャニング・テイタムの実体験をもとにしたリアルな世界、ムキムキ&セクシーな男性達を堪能出来ます!