2025年1月3日公開の映画『ビーキーパー』は、リベンジアクション作品。主演のジェイソン・ステイサムが演じるアダム・クレイは、アメリカの片田舎で養蜂家として静かな生活を送っていましたが…恩人の死をキッカケに復讐を誓います。監督はデビッド・エアー、共演はジョシュ・ハッチャーソンらです。
ビーキーパー
- 未体験
- 5
- 感情移入
- 3
- 再鑑賞
- 4
- 予測不可
- 4
- サウンド
- 3
ジェイソン・ステイサム演じる主人公は敵を許さない!新年早々、凄まじいアクションを見ました!
評価は年間100作品以上を鑑賞する執筆者こでぃもの実体験をもとにしています。
『ビーキーパー』は人気?どんな人が観ている?
川崎の映画館で公開日の夕方に観に行きました。男性の鑑賞者が多かったですね。ジェイソン・ステイサム主演のアクション映画は、男の人の方が映画館に足を運ぶ率が高いのかもしれません。
30代以上の人が多数おり、高齢の女性も見受けられました。正月休みに映画館で新作を観ようと思ってた人もいそうですかね。1人で観たり、ペアで観たりする人も多かったので、アクション好きの人にもオススメできるのは確かです!
以下より重要なネタバレを含みます。
ネタバレありで解説!
養蜂家のクレイ
クレイはエロイーズの元で納屋を借り、養蜂家をしていました。ある日、エロイーズは詐欺に遭って200万ドルを失って自殺…エロイーズの娘のヴェローナは母の元にいたクレイを疑いますが、捜査の結果クレイの疑いが晴れます。
クレイは詐欺の犯人を追うため、昔の仲間に探らせました。詐欺の犯罪組織の一つを突き止めたクレイはそのビルごと炎上させます。組織の一員の男が統括しているデレクに電話をすると、クレイは男を拘束して車で海に落としました。
デレクに「次はお前を燃やす」と言い、ボストンに向かうクレイ…その頃、FBIのヴェローナはクレイについて調べを進め、彼の行方を追っていました。
クレイが真面目に養蜂家の作業をしていたかと思いきや、詐欺組織が複数人働くビルを燃やす!驚きのテンポの良さで復讐を果たしていく様が見ものでしたね。詐欺組織の一員がクレイを探し当てた際には、納屋でササっと殺されていく様も圧倒されました。
組織を仕切るデレクは悠々としていましたが…段々と雲行きが怪しくなっていくのに戦々恐々としていそうだなと感じました。
養蜂家の正体
「養蜂家」は個人の判断で正義を執行する存在であり、クレイは引退していた…そのため、現役の養蜂家の女が彼の命を狙いますが、返り討ちに遭います。CIAを通じて養蜂家を差し向けたウォレスは動揺しつつ、デレクを守るため次の策を練りました。
クレイは詐欺組織がいるビルにたどり着き、外を守っていたFBIを一掃。詐欺を働く者たちに混ざり、彼らを守る特殊部隊と戦い始めました。中間管理職の男を拷問してリーダーの写真を確認するクレイ…そうしてデレクの姿を確認します。デレクの母親が現大統領だと認識しますが、問題を感じさせることなく、命を狙いに向かいました。
ヴェローナはクレイの姿を確認しましたが止められませんでした。上長にクレイがデレクを狙っていること、現大統領の当選には汚い金が動いたと思われることなどを報告します。FBIの上長は大統領の元に向かうのでした。
養蜂家と呼ばれる者たちは、人々を守るために尽力するようでしたね。現役の「イカれた養蜂家」とも言われていた女性は、ガソリンスタンドにいたクレイを急襲したのを考えると、さまざまな養蜂家がいるのかなと感じさせました。ミリガンなどを撃ちまくる女性に対し、クレイはハチミツの瓶をぶつけて炎上させるのが凄かったです。
その後も、ビルに潜入して敵を殲滅させていくテンポも見事でした。目が離せない展開が続きます!
デレク
ウォレスはデレクを守るには大統領の元で過ごすしかないと判断。パーティーのため、人が多くなっていた屋敷の周りでは特殊部隊が守りを固めます。クレイは地下水道からマンホールにたどり着き、来場者の車を検査している男と入れ替わりました。そのまま屋敷に入り、他の客に紛れますが…ヴェローナはクレイに気付き、捕まえようとします。
クレイは私兵に銃を向けられたため、設置していた爆弾を起動。その隙に敵兵を倒しつつ、デレクの元に向かいました。デレクは母親に汚い金のことがバレ、窮地に立たされていた…そこに敵との戦いで傷付いたクレイが現れ、ヴェローナも到着。
デレクは母に銃を突きつける中、クレイはデレクを射殺して窓の外へ。ヴェローナはクレイを撃つことを止め、彼は備えていた装備を身に付けて海に潜り、物語は幕を閉じます
ウォレスはクレイを止められないと考え、デレクと共に大統領の元へ…デレクの母である彼女は、詐欺組織の件は知らなかったようですね。息子のデレクに対し「天は二物を与えない」と言って顔を褒めていたが印象に残りました。
特殊部隊などが多数だったパーティーにて、クレイ次々と敵を殲滅していくのは最後まで見ものでしたね。ようやく傷を負うこともあったクレイですが…最後はデレクに銃を撃ち、大統領は殺さずに去ったという展開は少しホッとしました。
関連する作品ならこちらもオススメ!
『ビーキーパー』に関連する作品なら以下の2作品もおすすめ!
ジョン・ウィック
チャド・スタエルスキが監督を務めるアクション映画で、キアヌ・リーブスが主演を務めます。物語は、伝説的な殺し屋であるジョン・ウィックが、亡き妻の形見である愛犬を殺されたことから始まった…。
復讐を決意した彼は敵と戦い抜く物語が描かれます。
『ビーキーパー』の復讐劇を見た人なら『ジョン・ウィック』も楽しめることまちがいなし!ジョン・ウィックは圧倒的な殺しのスキルと冷静さを持ち、孤独な戦いに身を投じていくのが見どころです。
緻密でスピード感のあるアクションや、裏社会に迫るストーリーも楽しめるため、イアン・マクシェーンやウィレム・デフォーといった共演者と合わせて見てみてくださいね。
オペレーション・フォーチュン
ガイ・リッチー監督とジェイソン・ステイサムがタッグを組んだスパイアクション映画です。世界を脅かす新型武器の取引があるとの情報を受け、特殊作戦チームが極秘ミッションを開始!
ステイサム演じるオーソン・フォーチュンは、冷静沈着なエージェントであり、機知に富んだ作戦を駆使して任務に挑みますよ。ハリウッドスターを巻き込んだスリリングな展開や、ガイ・リッチー特有のユーモアあふれる脚本が見どころです。共演はオーブリー・プラザやヒュー・グランです。
ジェイソン・ステイサムならではのキレのあるアクションシーンが見どころとなる映画!単なるアクション映画としてだけでなく、スパイ作戦が繰り広げられるのもポイントです。クールなリーダーとしてのステイサムの一面も是非、ごらんくださいね。
セリフ回しや表情から垣間見える、ステイサムならではのユーモアセンスに注目です!