2011年1月29日公開の映画『RED』。DCコミックスの同名グラフィックノベルを原作としたアクション・コメディです。
監督はロベルト・シュヴェンケ。主演のブルース・ウィリスが演じる元CIAのフランク・モーゼズは引退後を描きます。モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレンらが出演します。
この記事では、映画『RED』で流れた音楽のうち6曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『RED』で流れた曲とは?
カンザスにいるサラが自宅に戻るシーン
Solomon Burke - Home In Your Heart
カンザスにいるサラが自宅に戻るシーンで流れた曲は、Solomon Burkeの『Home In Your Heart』です。
フランクは年金の手続き担当のサラと電話し、今度カンザスシティに行くと言っていた映画の冒頭。銃撃戦からカンザスの街並みを映し出され、ノリノリな音楽が流れるのが雰囲気があって良いですね。
男性ヴォーカルの勢いのある歌が印象的。サラは男性に会って家まで車で送ってもらったようですが…まさか家にフランクがいるとは思いもよらなかったでしょう。命の危機があるとのことで驚きの展開が続いていきます。
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フランクがニューオリンズに到着するシーン
Muddy Waters - I Want To Be Loved
フランクがニューオリンズに到着するシーンで流れた曲は、Muddy Watersの『I Want To Be Loved』です。
フランクはサラをほぼ強引に車に乗せてニューオリンズへ。ブルースの音楽とパワフルな男性ヴォーカルの歌が流れつつ、ビルや街並みが映し出されます。
2階建てのホテルに到着したフランクはサラをベッドに拘束し、ジョーのいる老人介護ホームへ向かうのでした。そんなCIAの情報分析官を引退したフランクを追う暗殺部隊が迫るのもハラハラしますね。
フランクがニューヨークに到着するシーン
Jackson Browne - Doctor My Eyes
フランクがニューヨークに到着するシーンで流れた曲は、Jackson Browneの『Doctor My Eyes』です。
フランクはニューヨークに向かい、眠らされていたサラが起きましたね。車を走らせる中、軽快で明るいメロディと男性ヴォーカルの歌が流れます。サラは「なぜこんな目に…」と嘆き半分、スリルを楽しむのが半分という感じがしました。
記者のステファニーが殺された件を追い、大学図書館にヒントがあると確信するのも見ものですね。
CIA本部でフランクがクーパーと戦うシーン
Aerosmith - Back In The Saddle
CIA本部でフランクがクーパーと戦うシーンで流れた曲は、Aerosmithの『Back In The Saddle』です。
CIA本部で情報を集め、クーパーとの戦いへ!肉弾戦中心のプロレス技なども使っていく激しい戦いと共にロックな音楽が流れました。
ハードロックの名曲は、ベースで作り出した唸るようなリフと男性ヴォーカル鋭いシャウトが特徴的ですね。荒々しい感じは二人の戦いにピッタリでした。果たしてCIA本部から無事に逃げられるのか気になりますね。
ヴィクトリアが基金パーティーに潜入するシーン
The Meters - Cissy Strut
ヴィクトリアが基金パーティーに潜入するシーンで流れた曲は、The Metersの『Cissy Strut』です。
副大統領のロバート・スタントンを狙うフランクたち!ヴィクトリアは正面から基金パーティーに潜入し、マーヴィンは従業員スタッフに扮するのが見ものですね。一連のシーンでテンポよく心地よいリズムが特徴の曲が流れます。エレキギターやオルガン、ドラムによる曲が良いですね。
ヴィクトリアがネックレスを使ってドアを封じたり、イヴァンに武器を渡したり、スパイのように密やかに動くのがおもしろいです。
エンディング
Calibro 35(Massimo Martellottaほか) - Calling All Units To Broccolino
エンディングで流れた曲は、Calibro 35の『Calling All Units To Broccolino』です。
副大統領と彼に協力していたCIAの者たちを一掃してハッピーエンド!サラを無事に取り返せて良かったですね。クーパーの行動も良かったです。そうしてゴルドバでのミッションに挑んだワンシーンが語られる中、エンディングへ。
軽快な管楽器とギターやドラムが奏でる曲は乗りの良さを感じましたね。「ボンボボンボンボンボン」と曲に合わせた歌のようなパートも楽しそうな感じでした。