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映画『プロフェッショナル』のネタバレを劇場鑑賞者が解説!リーアム・ニーソンの思いやりのある演技も良かった

こでぃも

映画『プロフェッショナル』のネタバレを劇場鑑賞者が解説!リーアム・ニーソンの思いやりのある演技も良かった

https://youtu.be/Zt2ft0i3aIA



2025年4月11日公開の映画『プロフェッショナル』は、1970年代の北アイルランドを舞台にしたハードボイルド・サスペンス作品。

元殺し屋のフィンバー・マーフィー(演:リーアム・ニーソン)は、静かに余生を送っていましたテロの4人組が町に潜伏したことで事態が変わります。

監督はロバート・ロレンツ。共演はジャック・グリーソン、ケリー・コンドン、キアラン・ハインズらです。

プロフェッショナル

  • 未体験
    5
  • 感情移入
    5
  • 再鑑賞
    3
  • 予測不可
    5
  • サウンド
    4

リーアム・ニーソンの優しい雰囲気から緊張感のある演技に注目!復讐劇の驚きの結末も良かった!

評価は年間100作品以上を鑑賞する執筆者こでぃもの実体験をもとにしています。

『プロフェッショナル』は人気?どんな人が観ている?

プロフェッショナルの映画館ポスター

川崎のTOHOシネマズで日曜の午後に観に行きました。売店にはたくさんの人が飲み物やポップコーンを買うために並んでいましたね。雨でしたが映画を見に来る人は多いようでした。

映画『プロフェッショナル』のシアターには男の人や年齢層が高めの人が多かったです。150席位ある内、7割ほどうまっていました。一人で見る人が主でしたが、2人で見ている人もいましたね。

主演のリーアム・ニーソンのファンの人も多そうです。ぜひ彼の緊張感のある演技を楽しんでもらえればと思いました!

以下より重要なネタバレを含みます。

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ネタバレありで解説!

フィンバー

アイルランドの田舎町でフィンバーは平穏な暮らしをしていました。しかし、その姿は表向きのもので、裏ではロバートから指示を受けて暗殺を繰り返していたのです。この日も男を暗殺しましたが、フィンバーは自身の行いを省みることに…その後、フィンバーは暗殺から手を引くとロバートに伝え、庭の畑を整えることにします。

ある日、フィンバーは行きつけのパブの店主の娘・マヤを見かけます。まだ幼い彼女は釣りをしており、心配したフィンバーは声をかけました。その際に釣り具を川に落としてしまい、夜にフィンバーはパブに行って母親に謝ります。帰りにマヤの姿を見かけて家まで送り届けると、親戚のおじさんがいた…フィンバーは翌日もその若い男を見かけ、マヤも母親も彼を嫌がっていることを確信しました。

こでぃも
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戦争を経験したフィンバーは暗殺を請け負いつつ田舎町で暮らしていましたね。男を殺す際には、墓を掘らせて1分猶予を与えていましたが…男の話を聞いて今後を省みるという展開に引き込まれましたね。

マヤや隣人の女性に優しいフィンバーでしたが、リーアム・ニーソンの演技が良かったなと思いました。

ケビン

フィンバーはロバートに暗殺を頼みましたが、自ら若い男を手に掛けることに決めます。危うく逃がしそうになったその時、ロバートの指示を受けたケビンが男を射殺。彼はフィンバーに「夜、ビンゴをしよう」と誘い、フィンバーはパブへ。ケビンの考えを聞くのでした。

若い男の帰りを待っていたのは姉のデランでした。彼女はIRA(アイルランド共和軍)の一員で、爆破テロのリーダー。過激派の彼女は弟と仲間2人と共にこの田舎町で身を潜めていたのです。デランは弟を探し、IRAのロバートを訪ねました。そこで弟の銃の弾を見つけたデラン…ロバートは暗殺を請け負ったと明かして銃に手を伸ばしますが先に撃たれて殺されました。

こでぃも
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デランの弟はマヤに暴力を振るっていたという経緯や、銃弾を彼女に渡すことで口止めしていたことも明かされてハラハラ!フィンバーは男を活かしておくべきでは無いと確信していましたが…まさかこれがキッカケで大きな戦いになるとは驚きましたね。

デランたちは爆弾を使ってテロを起こし、アイルランドのために戦っていると言っていましたが…過激的な彼女たちの行動が印象的です。

戦い

ケビンはロバートの死をフィンバーに伝え、フィンバーは彼の家にある資料を燃やして事件は警察に任せることにします。デランたちは雑貨店でフィンバーの家はどこか聞き、家で待つことに…フィンバーは夜に明かりがついていたのを怪しみ、ケビンと監視しました。翌朝、デランはフィンバーの車をバットで叩き、隣人の女性を殴って去ります。

フィンバーは隣人の安否を確かめ、デランを探しに行きますが…デランに見つかり、「弟の暗殺を依頼したのは誰か」と問い詰められます。フィンバーは依頼人を夜8時にパブに連れて行くと言いました。

フィンバーは命がけでデランたちを葬ることを決意し、パブへ。混雑する店内にて、デランとカウンターで話をしますが…そこにケビンが現れて銃撃戦が始まります。ケビンは撃たれ、デランの仲間は店の近くで爆弾を起爆。フィンバーはデランを追って教会に向かいますが…傷が深かった彼女はそのまま息を引き取ります。

その後、フィンバーは家を出て、亡きデランの代わりにカリフォルニアに向かうのでした。

こでぃも
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パブでの一戦を前に、デランもフィンバーも作戦を練るシーンについてのハラハラ!デランは爆弾で店ごと吹き飛ばすことも厭わない感じでしたね。一方、フィンバーはデランに夢を叶えるように言いつつ、パブを離れるように言った…それでもデランは助けに戻ってくるという展開や、「カリフォルニアで待ってる」と言い遺して息を引き取るという結末が熱かったです。

警察のビンセントもフィンバーの身を案じ、爆弾を店外に持ち出すのにも手に汗握りました。ビンセントが最後に町の看板を直し、車に置かれていたドストエフスキーの「罪と罰」を読み始めるのも印象的なラストシーンでしたね。

 

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悪に立ち向かうことを決意したマッコールのアクションに注目です。

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マッコールの冷静で的確な判断力、静かな怒り、そして圧倒的なアクションが見どころ!イタリアの美しい風景と、そこで繰り広げられる緊迫の攻防はシリーズ中でも際立つ構成美を見せます。

特に町の人々との交流が丁寧に描かれ、マッコールの“守る者”としての人間味が強調されている点が印象的。映画『プロフェッショナル』同様、過去から逃れられない男が「誰かを守る」ために再び戦う姿には共通点があるなと思えるでしょう。

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映画『探偵マーロウ』予告編

1930年代のロサンゼルスを舞台にしたミステリー・サスペンス映画。私立探偵フィリップ・マーロウ(演:リーアム・ニーソン)は、ある女性から依頼を受けるのが物語の始まり。行方不明の女性の愛人を探すうちに、マーロウはハリウッドの裏社会や事件に巻き込まれていきます。

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リーアム・ニーソンが100作目の主演に選んだのは、ハードボイルドの代名詞ともいえるマーロウ役!セリフのひとつひとつに知性と哀愁が滲み、時代背景と重厚な映像に引き込まれますよ。リーアム・ニーソンによる緊張感と詩的な余韻が味わえる大人のサスペンス映画もおすすめです!

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年100本以上の洋画を見て海外ドラマもついつい見続けてしまう こでぃもです。新作公開映画は年に20本観るので時間が欲しくてしょうがないです(笑)マーベル、DC、ディズニーを見たり、ネットフリックスのオリジナル作品も凄いなと思う今日この頃。アクション映画の迫力、ファンタジーの魅力などなど、皆さんにも映画のおもしろさを伝えつつ、楽しんでいければと思いますのでよろしくお願いします!

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