2025年6月5日にAmazon Prime Videoで独占配信の映画『ザ・コンサルタント2』。
ベン・アフレック主演、ギャヴィン・オコナー監督によるアクションスリラー。前作の続編で、元財務省幹部の殺害事件を追う主人公クリスチャン・ウルフが弟ブラクストンと共に陰謀に挑みます。
この記事では、映画『ザ・コンサルタント2』で流れた音楽のうち10曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
-
映画『ザ・コンサルタント2』のネタバレを劇場鑑賞者が解説!アマプラで前作と一緒に見たい兄弟バディ!
続きを見る
『ザ・コンサルタント2』で流れた曲とは?
オープニング
Danielle Ponder & Bryce Dessner - See-Line Woman
オープニングで流れた曲は、Danielle Ponder & Bryce Dessnerの『See-Line Woman』です。
軽快な音楽と共に映画のオープニングが始まり、ビンゴを盛り上げるアナウンスと賑わう会場が映し出されます。レイ・キングにアナイスと名乗る女性が話しかける間も曲は続いていきます。エディスと夫、その息子の写真や「後天性サヴァン症候群」というキーワードが大切だなと思いました。
シーン全体で流れる曲はリズムが一定に刻まれる軽快な打楽器が特徴的。曲全体に手拍子のようなパーカッションが響き、力強くしなやかな歌声がリズムに乗って進んでいくのがリズミカルですね。
Amazon Music Unlimited
クリスが出会いの会に行くシーン
Tom Jones - Help Yourself
クリスが出会いの会に行くシーンで流れた曲は、Tom Jonesの『Help Yourself』です。
アイダホ州のボイジーにてトレーラー暮らしをしていたクリスチャン・ウルフ。「出会いの会」と呼ばれる婚活パーティーのための身だしなみを整えつつ、通話で仕事の話をするのでした。
婚活パーティー会場であるメリディアン・ホテルのシーンに移ると、トム・ジョーンズが歌う陽気で親しみやすい曲が流れます。曲全体が明るく弾むようなテンポで、軽快なリズムを刻むのが特徴的。
パワフルで張りがある男性ヴォーカルの歌と共に「出会いの会」の開始の挨拶が続いていくのが良いですね。
多くの女性とクリスが会話していくシーン
The Mamas & The Papas - Dream A Little Dream Of Me
多くの女性とクリスが会話していくシーンで流れた曲は、The Mamas & The Papasの『Dream A Little Dream Of Me』です。
スタッフによる最初の挨拶でこれまで成婚したのは53組だと言うと会場は盛り上がる!ソワソワした女性たちが早速クリスの元に並び、話し始めますが…多くの女性と話すクリスの様子&会話の内容に注目ですね。
一連の話のシーンで やさしく心地よい雰囲気の曲が会場で流れていました。テンポはゆったりとしていて、聴いている人がリラックスできるような心地よい感じが印象的。ヴォーカルは柔らかく優しい声で、そっと語りかけてくれるようでした。
バークが表の仕事をするシーン
Pop! goes the weasel
バークが表の仕事をするシーンで流れた曲は、『Pop! goes the weasel』です。
バークが『Pop! goes the weasel』の口笛を吹き、マグロを売っていましたね。彼の表の顔と裏の顔がわかる中、エディスとの出会いと今の恐怖を語るのでした。
『Pop! goes the weasel』は、19世紀半ばから子どもたちの間で歌われてきた伝承曲。シンプルで覚えやすいメロディーが特徴で、主に手拍子や口笛で演奏されることが多いです。
この「いたずらイタチの歌」と呼ばれる曲は病院でエディスが口笛を吹くシーン、エディスがバークに品定めされる過去のシーン、バークは最期のシャワーを浴びるシーンでも流れます。※上記の動画は別の人による歌です
ブラクストンが高級ホテルで過ごすシーン
Devon Gilfillian - Travelin’ Blues
ブラクストンが高級ホテルで過ごすシーンで流れた曲は、Devon Gilfillianの『Travelin’ Blues』です。
ドイツのベルリンにて高級ホテルに泊まるブラクストン。悠々と受付を済ませる際に音楽が流れ始めます。 ドラムやベースが穏やかに土台を支え、落ち着いた雰囲気の曲なのが印象的。
ギターは軽やかに響き、時折アクセントを加えるように音を鳴らしていくのがクールです。ブラクストンがマーガレットへの挨拶を練習し、意を決するまで見守りましょう。結末と共に歌が盛り上がるのが良いですね。
兄弟がカウボーイ酒場に行くシーン
Brad Johnson & The Killin’ Time Band - Are You Sure Hank Done It This Way
兄弟がカウボーイ酒場に行くシーンで流れた曲は、Brad Johnson & The Killin’ Time Bandの『Are You Sure Hank Done It This Way』です。
クリスとブラクストンはカウボーイ酒場に行き、ステージではギターやドラムが揃って曲を奏でていましたね。男性ヴォーカルの渋い歌声が素敵だなと思いつつ、テキサス風の曲が印象的です。
クリスはカウボーイハットを被る女性に目を奪われ、ブラクストンの話を全く聞いていない感じがおもしろかったです。
ドラムとギターのリズムがゆったりと心地よく刻まれる中、クリスと女性との会話が気になりますね。※上記の動画は原曲です
クリスがフロアの様子を見るシーン
Brad Johnson & The Killin’ Time Band - Copperhead Road
クリスがフロアの様子を見るシーンで流れた曲は、Brad Johnson & The Killin’ Time Bandの『Copperhead Road』です。
ブラクストンがクリスに女性にもっとアピールするようまくし立てる中、演奏は2曲目を奏でていました。フロアで皆が踊る準備を始め、ステップを踏み始めると…クリスがフロアへ!
ブラクストンは「まじか!」と驚くほどでしたので、クリスがステップを踏み始めるのすら予想してなかったのでしょうね。
男性ヴォーカルの歌と共に大勢がフロアでステップを踏む音が心地良いです。※上記の動画は原曲です
ダンス後にクリスが絡まれるシーン
Brad Johnson & The Killin’ Time Band - Feel The Rush
ダンス後にクリスが絡まれるシーンで流れた曲は、Brad Johnson & The Killin’ Time Bandの『Feel The Rush』です。
踊り終えたクリスは女性にぶつかってしまったことを謝りつつ、ハグをして良い雰囲気に…そこにジェリーが絡んできて、一触即発の雰囲気!バンドは次の曲を奏でる中、イケイケな音楽と男性ヴォーカルの勢いある歌が流れます。
ブラクストンの乱入と共に活気のあるカントリーロック曲が良い感じに終わり、車で店を後にするクリスとブラクストンが楽しそうでした。
クリスがメディナの息子に話しかけるシーン
Solomon Grundy
クリスがメディナの息子に話しかけるシーンで流れた曲は、『Solomon Grundy』です。
前作の映画『ザ・コンサルタント』 で印象的だったソロモン・グランディの曲ですが、今回もクリスが歌詞を呟きながら話すシーンがありました。収容所の子供たちがバスに乗せられ、大穴に連れて行かれたためクリスたちが彼らを助けに行きます。
エディスの息子のアルベルトが殺し屋に銃を向けられる中、クリスはソロモン・グランディを呟きながら敵との距離を詰めました。子供たちを助けられて良かったですね。
エンディング
The Boxer Rebellion - Safe House
エンディングで流れた曲は、The Boxer Rebellionの『Safe House』です。
子供たちをバスに乗せて帰路に着き、ブラクストンは猫を拾ってとても嬉しそうでしたね。エディスはバークは殺しに行き、メディナ副局長はお気に入りのイスを見つけます。クリスとブラクストンがアルベルトを車で送っていく中、エンディングへ。
道中でThe Boxer Rebellionが歌うしっとりとした曲が流れました。テンポはゆっくりで、ギターやピアノが静かに伴奏し、やさしく耳に届く曲が印象的。歌声はやや切なげで穏やかに語りかけるようでした。