2023年4月14日にアメリカで公開された映画『マフィア・マンマ』
イギリス、イタリア、アメリカ共同製作のコメディ・アクションムービー。
平凡な主婦が、祖父の葬儀のためにイタリアへ行くが、そこで頼まれたのは「マフィアのボスの座」だった!
- 主演:トニ・コレット『アバウト・ア・ボーイ』 『リトル・ミス・サンシャイン』 『ヘレディタリー/継承』
- 監督:キャサリン・ハードウィック『トワイライト 初恋 』『赤ずきん』
この記事では、映画『マフィア・マンマ』で流れる音楽13曲をご紹介します。
※以下ネタバレ有り
『マフィア・マンマ』で流れる曲とは?
抗争で多くの死者が出ているシーン
抗争で多くの死者が出ているシーンで流れた曲は、Gianni Morandiの『Il Primo Whisky』です。
ジャンニ・モランディは、イタリアの歌手、俳優、エンターテイナー。代表曲は「サンライト・ツイスト」など。
マフィア達の抗争が起き、多くの屍が転がっているシーン。
何やら女性(モニカ・ベルッチ)が年配の男性の死を悲しみ、誰かに電話をかけます。
悲壮感漂うシーンなのに、明るくポップな曲が流れていて中々カオスな状況。笑
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クリスティンが夫の浮気現場に遭遇するシーン
クリスティンが夫の浮気現場に遭遇するシーンで流れた曲は、Marcus Andersonの『Earthbound』です。
マーカス・アンダーソンは、スムースジャズのサックス奏者。代表作は 「Style Meets Substance」など。
ビアンカからの電話で、祖父の訃報を知ったクリスティンが、夫が若い女性と浮気しているのを目撃するシーン。
自宅でこんなに堂々とする事ある…!?衝撃のカット。始まって数分で、この男の頭の悪さが伝わりました。
クリスティンとジェニーが、ジムで汗を流すシーン
クリスティンとジェニーが、ジムで汗を流すシーンで流れた曲は、Maria Mendezの『U Really Got It Goin' On』です。
マリア・メンデスは、ポルトガル出身のジャズ・ブラジリアンシンガー。代表曲は「Quando Eu Era Pequenina」など。
二人が護身術?のようなパンチを習っているシーン。
「痴漢よ」「目!股間!目!股間!!」と、痴漢も驚きの迫力です。笑
さらに下ネタが炸裂し、クリスティンはイタリアへ発つ事を決意しました。
クリスティンが旅行の準備をするシーン
クリスティンが旅行の準備をするシーンで流れた曲は、Piero Umilianiの『Su con la vita!』です。
ピエロ・ウミリアーニは、イタリアの 映画音楽の作曲家。代表作は「ORGASMO」など。
クリスティンがきちんと食事の用意をし、夫に言わずに旅立つシーン。
あんな男でも食事を用意してあげる家族愛…。慈悲深いなぁ。
爽やかなジャズがワクワク感をそそりますね!
空港でロレンツォと出会うシーン
空港でロレンツォと出会うシーンで流れた曲は、Aerosmithの『I Don't Want to Miss a Thing』です。
エアロスミスは、アメリカの世界的に有名なロックバンド。代表曲は「I Don't Want to Miss a Thing」「Walk This Way」など。
空港で人にぶつかってしまい、倒れるところを助けられるシーン。
ベタ〜な出会いをエアロスミスの名曲が盛り上げます。が、一瞬!
ロレンツォに電話番号を教えたクリスティンは、デレデレです。
クリスティンが車に乗って、斎場へ行くシーン
クリスティンが車に乗って、斎場へ行くシーンで流れた曲は、Miranda Martinoの『Un amore a Roma』です。
ミランダ・マルティーノは、イタリアの歌手、女優。代表作は「Neapolitan Songs」など。
アルドとダンテというイカつい男性二人がお迎えに来て、斎場へ向かいながらクリスティンが支度をするシーン。
憧れの地の観光名所を横目に、バタバタするクリスティン。自分と重なるな…。
ローマの名曲とともに、美しい街並みをチラっと観られました!
クリスティン達が襲撃から逃げるシーン
クリスティン達が襲撃から逃げるシーンで流れた曲は、Gian Darix · Locatelliの『Via』です。
※アーティスト情報は見当たりませんでした
突然の襲撃で故・ジュセッペの棺が蜂の巣にされ、クリスティン達が車で逃げるシーン。
厳かな葬儀が終わろうとしていましたが、激しい銃撃戦が始まりました。
クリスティンはパニック!このあたりの表情の作り方は流石です!!
クリスティンが会合のために準備をするシーン
クリスティンが会合のために準備をするシーンで流れた曲は、Silvano D'auriaの『Sabina (feat. Edda Dell'Orso)』です。
Silvano D'auriaは、イタリアのピアニスト、作曲家。
始め、自分で支度し登場すると失笑され、その後はビアンカが手伝い素敵なマフィア(?)になるシーン。
本作、トニ・コレットはかなり年齢を感じさせるスタイリングをしていましたが、やはりこのように本気を出すと、俳優さんならではの美しさが出て来ますよね!
スタイルも抜群で美しい!!
クリスティンとカルロの会合が始まるシーン
クリスティンとカルロの会合が始まるシーンで流れた曲は、Vivaldiの『The Four Seasons, Concerto No. 1 in E Major, RV 269 "Spring"(ヴァイオリン協奏曲・四季)』です。
アントニオ・ヴィヴァルディは、イタリア・ヴェネツィア生まれで、バロック音楽後期の著名な作曲家、ヴァイオリニスト。
敵対するロマーノ家のドン・カルロとの会合が始まるが、カルロが「なぜ米国女が!?」と怒るシーン。
ニッコニコで座っているクリスティンも、肝っ玉母ちゃんですよね。
意外と相手がイケメンで嬉しそうでもあります。
クリスティンとカルロの距離が縮まるシーン
クリスティンとカルロの距離が縮まるシーンで流れた曲は、Enrico Gentileの『Il vero amore』です。
エンリコ・ジェンティーレは、イタリアのジャズ・ポップシンガー。
少し酔いが回ったのか、二人の距離がぐっと縮まり、カルロがクリスティンを自分の部屋に呼ぶシーン。
後ろで「アモ〜レ〜」と、ムードのある曲が流れています。
クリスティンは早々にベッドインしようとしますが、そんなうまく行くはずもなく…!!
クリスティン達がカルロのパスタを食べるシーン
クリスティン達がカルロのパスタを食べるシーンで流れた曲は、Miranda Martinoの『Non so dimenticare』です。
ちゃっかりアルドとダンテもいただいていますが、アルドは盛りに盛られて半泣き状態。
爽やかな曲が流れており、束の間の「普通な時間」ですね!
自家製パスタが食べたくなる、食テロシーンでもありました。
クリスティンが、クリーンな事業を考えるシーン
クリスティンが、クリーンな事業を考えるシーンで流れた曲は、Laura Mvulaの『You Work for Me』です。
ローラ・ムヴラは、イギリスの歌手。代表作は「Sing to the Moon」など。
何か人のためになるような仕事はないかと考えたクリスティンが、ワイナリーを再建し高価な治療薬の売買に手をつけるシーン。
前職では泣かず飛ばずだったようですが、経営者としての手腕が光ります!
エンディング・スタッフクレジット
エンディング・スタッフクレジットで流れた曲は、Club Yokoの『I AM』です。
Club Yokoは、アメリカのポップス、インディーポップ、ファンクアーティスト。代表曲は「I AM」「Voila」など。
ファブリツィオが、中々エグい死に方をしてエンディング。
ラストはきっちりロマーノ家に釘を刺し、経営者としてもマフィアとしても頂点に立ちそうなクリスティンなのでした。