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Audiusとは?料金や仕組みを徹底解説!Spotifyなど音楽ストリーミングとの違い

なべ

Audiusとは?料金や仕組みを徹底解説!Spotifyなど音楽ストリーミングとの違い


Audiusってなに?さっぱりわからない!
音楽ストリーミングサービスは、アーティストには嬉しくないサービスって聞くけど他のサービスはあるの?
分散型音楽ストリーミングサービス?Audiusは何ができるの?

そんな思いを持っているあなたのために、

この記事では、ブロックチェーンを利用した分散型音楽ストリーミングサービス『Audius』について解説していきます。

 

なべ

筆者自身がユーザーなので目線としては「音楽を聴く人」で解説します。

ですが、音楽を制作・発信・演奏するすべてのアーティストにとっても知っておいて損はないかと思うのでぜひ!

 

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Audiusとは?

Audiusは、2019年よりサービス開始、2021年9月に月間アクティブユーザーが600万人を突破した、ブロックチェーンを利用した分散型音楽ストリーミングサービスのことで、アーティストとファンが直接つながることを目的としています。

レコード、カセットテープ、CD、MD、デジタル音楽、ストリーミングサービスと、音楽視聴の歴史は大きく変わってきましたが、次に来るであろうテクノロジーがブロックチェーンを使った分散型音楽ストリーミングサービスです。

 

まず、『音楽ストリーミング』とは、音楽を聴く主流でもある方法で、SpotifyやApple Music、Amazon Music、LINE MUSICなどの音楽アプリが該当します。

Audiusとは?料金や仕組みを徹底解説!Spotifyなど音楽ストリーミングとの違い

中央集権型と言われたりもして、音楽レーベルやアーティストが楽曲を音楽ストリーミングサービスにアップロードし、それを我々ユーザーがアプリやブラウザから視聴します。

ポイントは、「楽曲」と「ユーザー」の間に特定の企業がいることで、ここに該当するのがSpotifyやApple Musicなどの音楽ストリーミングサービスです。

視聴者のメリットは大きく2つ。

  • 仲介者への定額料金のみで音楽を聴き放題でき、たくさん音楽を聴くならコストを下げられる
  • 場所や時代を問わず、世界中の音楽にアクセスできる

しかし、視聴者側からは気が付きにくい音楽ストリーミングサービスの裏の顔があり、話題になることもあります。それが「アーティストへの配当」です。

当然、営利企業のためSpotifyやApple Musicなどの音楽ストリーミングサービスにも取り分があり、CDに比べるとアーティストへの配当はとても少なく、報酬額は収益の12%~16%しかないと言われています。

英国では、この12~16%の報酬を50%まで引き上げるべきという提言もあるようで、音楽ストリーミングサービスはメリットだけではないのです。

 

Audiusとは?料金や仕組みを徹底解説!Spotifyなど音楽ストリーミングとの違い

そこで登場したのが、この記事でご紹介するブロックチェーンを使用した分散型音楽ストリーミングサービス。そのサービスの1つ「Audius」です。

根底にあるのが「ブロックチェーン」という技術で、特定の企業に管理されることなく、不特定多数の参加者によってデータや取引を管理します。Audiusの場合は「音楽ファイル」。

このようにブロックチェーンを使って「管理する特定企業」がいなくなることで、アーティストとファンが直接繋がることができ、ファンは応援したいアーティストに直接対価を払え、アーティストはより多くの報酬を受け取ったり、音楽視聴以外の収益化が可能になります。

Audiusでは、収益の9割がアーティストに支払われるようです。

 

また、Audiusには数多くの世界的アーティストが出資やサービス開発に携わっており、今後の期待度はとても大きいです(以下一部)。

  • Deadmau5(デッドマウス)
  • ケイティ・ペリー
  • ジェイソン・デルーロ
  • スティーブ・アオキ
  • スクリレックス
  • チェインスモーカーズ

 

Audiusの特徴

  • 配信されている楽曲が基本的には無料で聴ける
  • 仮想通貨「$AUDIO」の運用が可能
  • 音質は320kbps
  • メジャーからマイナーまで

 

配信されている楽曲が基本的には無料で聴ける

Audiusは、メールアドレスとパスワードでアカウントを作成すれば、誰でもすぐに無料で使い始められます。

視聴できる楽曲は、無料公開されているもののみになりますが、多くの楽曲が無料公開されているため、音楽共有プラットフォーム「SoundCloud」のようなイメージです。

では、どんなところに料金がかかるのか?という点については、アーティスト側次第で、次に解説していきます。

 

仮想通貨「$AUDIO」の運用が可能

Audiusには、「$AUDIO」という独自の仮想通貨が導入されています。ビットコインのようなイメージ。

$AUDIOは、専用の取引所で購入したり、Audius上の報酬で稼ぐこともできます(例えば、作成したプレイリストがTop5に入る等)。

そして、この$AUDIOの使い道は、アーティストの未発表曲や限定コンテンツにアクセスするために支払ったり、アーティストにチップを払ったり、Audius本体の変更案への賛否投票などができます。

また仮想通貨投資のように持っているだけで値段が上がったときに売ればその分の利益が出るような投資としての側面もあります。

なべ

「ブロックチェーン」や「仮想通貨」というワードが出てくると、怪しさやわからなさで拒否反応を起こすかも知れません。

ざっくり簡単に言ってしまうと、スマホアプリゲームのゲーム内通貨のようなイメージで所有でき、アーティストに還元したり、限定コンテンツにアクセスしたり、資産として持っていたりできます。

課金すれば増えるように、投資すれば$AUDIOは増えますし、キャンペーンや特典で無料でもらえるように$AUDIOも無料でゲットするチャンスもあります。

 

音質は320kbps

Audiusで聴ける音楽の音質は、320kbpsが最高音質です。

320kbpsは、一般的な音楽ストリーミングサービスと同等の音質なので、音質が劣っている印象は少ないでしょう。

しかし、アップロードするアーティストによってはそれ以下の場合もあるので注意が必要です。

320kbpsより高音質な音楽ストリーミングサービスは、Apple MusicとAmazon Music Unlimitedなので、気になる方はチェックしてみてください。

👉 音質で選ぶ!高音質の音楽聴き放題アプリのおすすめはこの2選!

 

メジャーからマイナーまで

SoundCloudやYoutubeのように、Audiusには誰もが無料で楽曲をアップロードできます。

そのため、世界的に人気のアーティストだけでなく、これからスターの階段を駆け上がっていく新人アーティストを発掘することもできるかもしれません。

Audiusとは?料金や仕組みを徹底解説!Spotifyなど音楽ストリーミングとの違い
記事執筆時点でのトレンドランキング

 

Audiusで音楽を聴く

  • 楽曲の視聴
  • アーティストにチップを支払う
  • プレイリスト作成
  • 楽曲のアップロード
  • $AUDIOの獲得

 

楽曲の視聴

Audiusとは?料金や仕組みを徹底解説!Spotifyなど音楽ストリーミングとの違い
音楽プレイヤー

Audiusに配信されている楽曲は、AudiusのiPhone、Androidアプリ、ブラウザから視聴が可能。

リピート再生やスキップなど音楽プレイヤーとして必要な機能は揃っているが、Audius内で曲をダウンロードしてオフライン再生の機能はまだないです(2022年11月時点)

楽曲は、検索したり、ランキングでチェックしたり、曲のジャンルで探したりできます。

 

アーティストにチップを支払う

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アーティストページ

Audiusに楽曲を配信しているアーティストや好きなアーティスト、応援したいアーティストに、$AUDIOを使ってチップが送れます。

Audiusの収益の9割はアーティストに還元されるため、この送ったチップもアーティスト活動のため大きな役割となるでしょう。

 

プレイリスト作成

Audiusとは?料金や仕組みを徹底解説!Spotifyなど音楽ストリーミングとの違い
プレイリスト作成・再生

音楽ストリーミングサービスの最大の特徴とも言っていい、プレイリスト作成です。

Audius内の楽曲を好きに集めて、自分オリジナルのアルバムが作成できます。

また、作成したプレイリストが再生され、Audius内でTop5に入ると、報酬として$AUDIOが手に入るプログラムもあるので、積極的にプレイリストを作成して聴いてもらう仕掛けをしてみてもいいかもしれないです。

 

楽曲のアップロード

Audiusとは?料金や仕組みを徹底解説!Spotifyなど音楽ストリーミングとの違い
楽曲アップロード

Audiusの無料アカウントを作成すれば、誰でも無料で音楽をアップロードできます。

SoundCloudなどの音楽共有プラットフォームは、アップロードする曲数に制限がかかっていたりしますが、Audiusの楽曲アップロードには制限や課金のたぐいはありません。

アマチュアの方なら自主制作した音楽やリミックスした楽曲などをアップロードして、世界に発信ができますし、プロのアーティストの方ならよりファンと近い距離で収益を生みだせる新しいプラットフォームとして利用してみるのもいいかもしれません。

 

$AUDIOの獲得

Audiusとは?料金や仕組みを徹底解説!Spotifyなど音楽ストリーミングとの違い Audiusとは?料金や仕組みを徹底解説!Spotifyなど音楽ストリーミングとの違い
報酬をゲットする

Audiusには、$AUDIOの仮想通貨をゲットするためのミッションが用意されています。

例えば、楽曲を3曲アップロードしたら、作成したプレイリストがTop5に入ったら、アーティストを5人フォローしたら等、達成すると$AUDIOがもらえ、それは通貨として利用できるので、音楽を楽しむだけじゃなく、稼ぐこともできるのです。

 

Audiusの注意点

  • 配信楽曲はアマチュアが多い
  • 邦楽はまだ少ない
  • 日本語非対応(2022年11月)
  • $AUDIOの購入は手間がかかる

 

配信楽曲はアマチュアが多い

Audiusは、誰もが楽曲をアップロードできる音楽プラットフォームのため、プロだけではありません。

今後、日本や世界で活躍するアーティストが誕生するかもしれないという場所なので、いろんな人が楽曲をアップロードしています。

SpotifyやApple Musicなどは、基本的にプロのアーティストのみですが、Audiusはプロとアマチュアの全アーティストが使えるプラットフォームとなっています。

そのため質の低い楽曲が混じっているかもしれませんが、逆に将来輝く原石のような楽曲に出会える可能性もあるのです。

また、ケイティ・ペリーやジェイソン・デルーロ、deadmau5、スクリレックスなど世界的なトップアーティストが賛同していることから、今後よりAudiusの流れが強くなり、世界的アーティストがどんどん参入してくる期待感はとても高いです。

 

邦楽はまだ少ない

Audiusは、日本ではまだまだごく一部のアーティストしか利用していないので、邦楽はとても少ないです。

邦楽を聴きたいのであればまだAudiusは早すぎるかもしれません。

逆にこの早すぎるタイミングで邦楽をアップロードしているアーティストをチェックして、応援していくのもありかも。

 

日本語非対応(2022年11月)

記事執筆時点(2022年11月)には、公式サイトやアプリは日本語に対応していません。

基本的には音楽を聴くサービスなので、英語でも直感的に使えるのでいいですが、$AUDIOが絡んでくると少し厄介なところもあります。

英語に抵抗感があっても音楽を聴くくらいならストレスなく使えるレベルですが、それでもアカウント管理や設定、Audius特有の機能などは英語だとわかりにくいところもあるので注意してください。

 

$AUDIOの購入は手間がかかる

Audiusに導入されている仮想通貨『$AUDIO』は、記事執筆時点(2022年11月)で日本の取引所から購入はできないみたいです。

そのため海外のサービスを利用する必要があり、信頼性や手数料の高さなど考えるべきデメリットがあるので注意が必要。

 

Audiusを始める(無料)

Audiusは、誰でも無料でアカウント作成が可能です。

step
1
Audius公式サイトにアクセス

👉 Audius(公式サイト)

 

step
2
アカウント作成(無料)

トップページにアクセスしたら、「Sign Up Free」から無料アカウントを作成します。

アカウント登録時は、メールアドレスとパスワードの設定のみ。

 

step
3
Audiusを使う

スマホで使うなら、アプリをダウンロードしてログインをすればOK!

Google Play Store App Store

 

パソコンやタブレットなど、Audius公式サイトにアクセスしてログインすれば、ブラウザからAudiusが使用可能です。

👉 Audius(公式サイト)

カテゴリー - 音楽サブスク

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なべ

SOUNDZOOの運営者、「なべ」こと渡邊雄大です。Apple MusicやSpotifyなどの音楽サブスクは13個、プライムビデオやU-NEXTなどの動画サブスクは10個すべて有料登録中。洋画や海外ドラマ好きで年間100本以上鑑賞。ガジェットやIT、VR/ARなど最新テクノロジー好きで、気になったものは自分で触れたい欲望がある。
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