そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、『SoundCloudとはどんな音楽サービスなのか?』についてご紹介していきます!
アマチュアアーティストから世界的大スターに羽ばたくきっかけとなり、注目度の高いSoundCloud。
日本ではまだまだ知名度は低いですが、アメリカでは大注目なので、早めにSoundCloudチェックしておくことをおすすめします!
SoundCloudとは?
「SoundCloud」とは、2億人以上のユーザーが利用する音楽の視聴とアップロードができる音楽プラットフォームです。
自作曲やすでにある曲をリミックスした曲などのアップロードができ、誰もがSoundCloudから聴けることから、音声版Youtubeとも言われます。アップロードされている楽曲は1億曲を超えるようです。
SoundCloudが注目されるのは、アマチュアのアーティストが自作曲をアップロードし、それが世界でバズることでレーベル契約を果たすアーティストがいることです。有名なアーティストでは、ビリー・アイリッシュ、カリード、ポスト・マローンなどがいます。
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料金
SoundCloudは、無料で楽曲の視聴やアップロードができます。
視聴に限ってはアカウントを作成しなくてもでき、曲をアップロードしたり、自分のライブラリに曲を保存するときにアカウントが必要になります。
日本では非対応ですが、月額プラン「SoundCloud Go」は、広告なし、オフライン再生、有料会員のみ視聴できる楽曲などがあります。
なにができて、どんな人が使っているのか?
SoundCloudは、アップロードされている楽曲を聴く側と楽曲をアップロードする側の2つの側面があります。Youtubeをイメージすればわかりやすいでしょう。
聴く側は、SoundCloudで音楽を聴いて、好きな曲をお気に入りしたり、ダウンロードしたり、コメントしてSNSのように使ったりします。また、PodCastやジャンル別プレイリスト、ランキングなどのコンテンツがあるので、曲の探し方や聴き方は様々です。
アップロードする側は、趣味として自作曲をアップロードしたり、プロのミュージシャンやDJを目指している人が発信する場として利用しています。
どんな曲が聴けるのか?
SoundCloudの一番の特徴として、すでに有名な楽曲のリミックスバージョンが多くアップロードされています。
例えば、歌手のSelena Gomez(セレーナ・ゴメス)とDJのMarshmello(マシュメロ)がコラボした楽曲「Wolves」をリミックスした楽曲は、50万回以上の再生がされています。
他にも、DJのThe Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ)とロックバンドのColdplay(コールドプレイ)がコラボした曲「Something Just Like This」とDJのAvicii(アヴィーチー)の楽曲「Levels」をミックスした楽曲「Something Just Like Levels」は、100万再生以上されています。
このように、すでに世界的に有名なアーティストの楽曲をリミックス・ミックスした楽曲が多くアップロードされており、SoundCloudでは多くの人気を集めています。
他には、プロのアーティストを目指すためSoundCloudを活用して曲を発信する人も多く、彼らのオリジナル楽曲やカバー楽曲を聴くこともできます。
まだ名も知られていないアマチュアアーティストですが、これから大化けするアーティストがSoundCloudに眠っていることも確かです。
例えば、世界最高峰の音楽賞「グラミー賞」の第62回では「Bad Guy」が、第63回では「Everything I Wanted」がレコード賞を受賞したBillie Eilish(ビリー・アイリッシュ)は、SoundCloudで「Ocean Eyes」という楽曲をアップロードしたことがきっかけ注目を集めました。
当時は、ここまで人気が出るとは誰も思ってなかったでしょうが、SoundCloudからグラミー賞受賞アーティストが輩出されたことで、さらにSoundCloudの注目度は高まっています。
しかし、ぽっと出のアーティストがいきなり人気を集めるのは難しいため、視聴する側からしたら誰が人気になっていくのかはわかりません。
アーティストの発掘や世界的人気になる前から知っていたという箔をつけるために、SoundCloudで音楽を漁る楽しみ方もあります。
SpotifyやApple Musicなど音楽サブスクとの違い
SoundCloudは、音楽ストリーミングサービスですが、定額で使えるSpotifyやApple Musicなどの音楽サブスクとは一味違います。
SoundCloudと音楽サブスクと違いは3つです。
- 聴ける曲
- 料金
- 音楽の聴き方・使い方
聴ける曲
SoundCloud | 音楽サブスク | |
聴ける曲の特徴 |
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音楽サブスクは、すでにプロとして活躍しているアーティストの楽曲がメインですが、SoundCloudはアマチュアアーティストの曲がメインです。
一部例外もあり、SoundCloudから人気になったアーティストは、アマチュア時代にアップロードした曲が聴けたり、公式アーティストがSoundCloudを始めることもあり、カバー曲やソロ曲、歌ってみた系の曲、SoundCloudでしか聴けない曲などがアップロードされていることもあります。
料金
SoundCloud | 音楽サブスク | |
料金の特徴 | 無料 | 無料または有料 |
SoundCloudは、音楽を視聴するのも、アップロードするのも無料で使えます。無料だから制限があるとかではなく、すべての機能が無料で解放されています。
音楽サブスクは、サービスによっては無料プランまたは有料プランの選択肢がありますが、有料プランでないと曲をダウンロードしてオフラインで聴けなかったり、好きな曲を自由に聴いたりできない制限があります。
公式のプロアーティストの楽曲を聴き放題で楽しみたい人は、音楽サブスクがおすすめです!
音楽の聴き方・使い方
SoundCloud | 音楽サブスク | |
音楽の聴き方の特徴 |
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『SoundCloudで聴ける曲』でご紹介したように、SoundCloudは誰でも音楽をアップロードできるオープンなプラットフォームです。音楽版Youtubeですね。
Youtubeにアップロードされている動画は、ハイクオリティのものから低クオリティまであり、どの動画を観るかは自分次第です。それと同じことがSoundCloudの音楽で起きています。
人気の曲を聴いてみたり、適当に音楽を漁ったり、これから来そうなアーティストを発掘したり、たまたま出てきた曲を再生してみたり、作成した曲をアップロードしたりなど、ユーザー起点で音楽が楽しめる場所です。
誰もがアップロードできるオープンな環境で、自分から音楽の楽しみ方を見つけられるのがSoundCloudの使い方と言えるでしょう。
一方、音楽サブスクは、プロのアーティストの楽曲が大半で、誰もが曲をアップロードできるわけではありません。
質の高い公式曲だけが聴けるというメリットはありますが、閉鎖的な場所になっているため、すでに人気の曲や有名なアーティストだけが聴かれていく傾向にあります。
また、自分から音楽を探すこともできますが、そもそも用意されている曲がプラットフォーム側で制御されているので音楽サブスクを起点とした使い方になります。
使うときの注意点
SoundCloudを使うときの注意点は、3つあります。
- 商用利用可と不可
- ダウンロードできない
- 曲の削除
商用利用可と不可
SoundCloudは、誰もが曲をアップロードできるオープンな場所のため、その曲の権利はSoundCloudにはありません。
そのため、「この曲は商用利用OKだよ!」という曲もあれば、「商用不可!聴くだけ!」みたいな曲もあります。
YouTubeや店舗、イベントなど商用目的で曲を利用する際は、著作権がない楽曲や著作権者によって利用が許可されている、商用利用可能な楽曲のみ利用するようにしてください。
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ダウンロードできない
SoundCloudは、音楽をmp3などでダウンロードできます。
SoundCloud上の機能にダウンロードはなく、音源を音声ファイルでダウンロードする方法となります。
しかし、ダウンロードできる楽曲は、アップロードした人が可否を設定しているため、著作権や商用などの問題でダウンロードできない楽曲もあります。曲によって違うということですね。
ダウンロードできない曲は、SoundCloud上のみでオンラインでの視聴となります。
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曲の削除
一昔前のYoutubeもそうですが、SoundCloudにも著作権を無視した曲がアップロードされることがあります。
SoundCloud側もそのことは理解しているため、著作権違反に該当する楽曲はSoundCloudから削除されます。
「この曲好きだったのに消えてる」なんてことがあったら、もしかしたら著作権の問題で削除されているかもしれません。
SoundCloudを使ってみる
SoundCloudは、PCならブラウザから、スマホならアプリから使用できます。
視聴にはアカウントは必要なく、誰でも無料で使えるので、気になる方はどうぞ!
SoundCloudお楽曲が気に入ってきた人は、アカウントを作成して、曲にお気に入りをすればライブラリに保存しておけます。