2024年8月9日公開の映画『ブルーピリオド』。
絵を描く喜びに目覚めた高校生・矢口八虎(演:眞栄田郷敦)が、東京藝大合格を目指し情熱を注ぐ青春ドラマ作品です。監督は萩原健太郎、共演は高橋文哉、板垣李光人ら。美術と向き合う若者たちの葛藤と成長を描きます。
この記事では、映画『ブルーピリオド』で流れた音楽のうち4曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『ブルーピリオド』で流れた曲とは?
オープニング
Skaai - さなぎ
オープニングで流れた曲は、Skaaiの『さなぎ』です。
矢口八虎が友達との待ち合わせのため駅の構内を歩く映画の冒頭。ノリの良い男性ヴォーカルの歌を聞いていました。柔らかいトーンの歌とテンポの良い曲が良いですね。
友達と電話をしつつ、合流して中継でサッカーの試合を観て楽しんで、そのまま4人でラーメンを食べて明け方に帰路へ…八虎の休日の過ごし方が伝わってきました。 そんな八虎が学校でぼうっとしていたり、成績が良かったりするというのにも注目ですよ。
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八虎が東京藝術大学入学目指して絵を描き始めるシーン
荒谷翔大 - また会おう
八虎が東京藝術大学入学目指して絵を描き始めるシーンで流れた曲は、荒谷翔大の『また会おう』です。
八虎が青い絵を描くまでは生きている実感が持てなかったと考えつつ、今は心臓が動き出したようだと確信を持つのに合わせて男性ヴォーカルの歌が流れ始めます。
受験まで620日ある中、1から絵を学んでいく八虎を応援したくなりますね。 見たものをそのまま描いたり、色を付けたり…「また会おう~♪」という歌詞と合わせて八虎が他の部員と過ごす日々を見守りたくなりました。
八虎が母に受験のことを伝えてさらに努力していくシーン
荒巻勇仁 - 憧憬画
八虎が母に受験のことを伝えてさらに努力していくシーンで流れた曲は、荒巻勇仁の『憧憬画』です。
絵の本質やイメージ画をどう描くかなどを八虎が学ぶ中、母親に大学に行きたいという思いをしっかり伝えた…そうして心機一転するシーンにて、男性ヴォーカルの勢いのある歌が流れます。
あと1か月半のラストスパートを駆け抜けるような歌が印象的ですね。「光へー♪」と伸びやかな歌が流れつつ、八虎が仲間と努力を続けていくのでした。 「最高の絵を目指しなさい」、「強さと弱さと向き合った」と励まされるのも心に残りましたね。
エンディング
WurtS - NOISE
エンディングで流れた曲は、WurtSの『NOISE』です。
東京藝術大学に受かった八虎。真っ白なキャンパスを前にして「この世界の誰よりも今、俺の絵に期待している」と心の中で呟いてエンディングへ。
エレクトロニックな曲と共にギターやドラムなどの楽器が組み合わさったエネルギッシュな音が続いていきます。感情を込めた力強いリズムの歌と合わせて、八虎が絵に対する高揚を思わせました。
※『サマーライオン』という曲もエンドロールに掲載がありましたらが、曲を調べても動画や配信がありませんでした。歌唱者の記載はなく、作詞・作曲はSAKRAとのことです。