1999年公開の映画『恋のからさわぎ』
ある日、学校の人気者の妹・ビアンカと変人の姉・カトリーナ(キャット)は、転校生キャメロンの恋の策略にはまります。シェイクスピアの喜劇、じゃじゃ馬ならしを基にした青春ラブコメディー映画です。
2009年公開の映画「ダークナイト」でアカデミー助演男優賞を受賞したヒース・レジャーの初主演作品です。
映画『恋のからさわぎ』で流れた音楽25曲をご紹介します。
『恋のからさわぎ』で流れた曲とは?
オープニング
Barenaked Ladies - One Week
オープニングで流れた曲は、Barenaked Ladies(ベアネイキッド・レディース)の『One Week』です。
Barenaked Ladiesは、90年代に大ヒットしたカナダのロックバンドです。
アメリカで人気のコメディドラマ、ザ・ビッグバンセオリーのオープニング曲を歌っています。
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ザ・アメリカの青春映画らしいオープニングです。
90年代アメリカのポップなレタリングは、旅するジーンズシリーズやプリティ・プリンセスシリーズでもみられるデザインです。
オープニング曲を歌うBarenaked Ladiesは、ロックバンドですがラップ調や早口言葉などユニークなメロディーと曲が多いですよ。MVも面白いストーリーで、おじさん4人組に笑ってしまいます。
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カトリーナの登場シーン
Joan Jett & The Blackhearts - Bad Reputation
カトリーナの登場シーンで流れた曲は、Joan Jett & The Blackhearts(ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ)の『Bad Reputation』です。
1981年にリリースされた『Bad Reputation』は、Joan Jett率いるランナウェイズが解散した後、Joan Jett & The Blackheartsとして新たにロックバンドを結成しデビューした曲です。
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スクールカーストのトップに君臨する女子たちVS姉・カトリーナのシーンです。学校に到着したカトリーナは、目の前にあるプロムのポスターに苛立ちを隠せず破り捨てます。
日本だとプロムといってもあまりピンとこない人も多いかと思いますが、アメリカでは定番の学校行事です。
プロムでは、体育館やパーティー会場を飾りつけをして、バンドをよんだりダンスフロアを設置したりします。生徒たちはこの日のために、フォーマルにドレスアップし、コサージュを準備します。
人生初の愛の告白をする絶好のチャンス!と意気込む生徒もいますよ。
ジョーイがカトリーナとビアンカに話しかけるシーン
K-Ci & JoJo - All My Life
ジョーイがカトリーナとビアンカに話しかけるシーンで流れた曲は、K-Ci & JoJo(ケー・シー&ジョジョ)の『All My Life』Ignorants Remixバージョンです。
K-Ci & JoJoは、90年代を代表するR&Bデュオグループです。『All My Life』は1998年にリリースされ、世界中でトップチャートにランクインしました。
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スクールカーストのトップとして登場するジョーイのキャラクターは、ラブコメディー映画の定番ポジションです。ジョーイは、頭は悪いけどスポーツ万能、パパとママが金持ち、かっこいいスポーツカーを乗りまわしている少年。
姉カトリーナはゴミくずのようにジョーイを扱いますが、妹ビアンカはジョーイに夢中です。
ビアンカの服がすごく可愛いシーンです!流行は繰り返すと言いますが、まさに今流行のY2Kファッションのお手本にしたいコーディネートですね。
『All My Life』Ignorants Remixバージョンは、映画中盤あたりのカトリーナがモテ男ジョーイに車を思いっきりぶつけるシーンでも流れています。
カトリーナとビアンカの自宅が登場するシーン
Calypso - Spiderbait
カトリーナとビアンカの自宅が登場するシーンで流れた曲は、Spiderbait(スパイダーベイト)の『Calypso』です。
Spiderbaitはオーストラリアのオルタナティブロックバンドです。1998年には日本でツアー公演も行いました。
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ナチュラルなデザインの大きな家、綺麗に整ったグリーングラス、アメリカンドリームの象徴的なワンシーンだと思います。
カトリーナとビアンカがアメリカ中流階級の良い家庭に育っていることが垣間見えます。
海外ドラマやコメディ映画のちょい役でお馴染みのラリー・ミラーが個性的な父親を演じています。どの作品でも癖が強すぎて、わずかな出演時間でも印象に残る俳優です。
ラリー・ミラーは、プリティ・プリンセスシリーズでもビューティースタイリストのパオロとして出演しています。
マイケルとキャメロンがカトリーナのデート相手を探すシーン
Sprung Monkey - Get 'Em Outta Here
マイケルとキャメロンがカトリーナのデート相手を探すシーンで流れた曲は、Sprung Monkey(スプラング・モンキー)の『Get 'Em Outta Here』です。
映画『恋のからさわぎ』の挿入歌として使用され、『Get 'Em Outta Here』はヒットしました。1998年にリリースされたアルバムMr. Funny Faceの収録曲です。
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転校生のキャメロンはミューズのビアンカとデートをするために、仲良しのオタク男子マイケルと恋の作戦を立てます。
早速、マイケルとキャメロンは姉カトリーナのデート相手を探しはじめますが、ことごとくデート相手の候補者たちに断られてしまいます。
キャメロンは生物の授業でふと不良少年パトリックに目をやります。ちょっとおバカなヒース・レジャーがみれる貴重なワンシーンです!
パトリックの隣に座るパンク少年が意外と優等生で笑ってしまいました。
マイケルとキャメロンがボギー主催のパーティーのビラをばら撒くシーン
AIR- Sexy Boy
マイケルとキャメロンがボギー主催のパーティーのビラをばら撒くシーンで流れた曲は、AIR(エール)の『Sexy Boy』です。
AIRはフランス出身のエレクトロ・デュオグループです。ソフィア・コッポラの映画マリー・アントワネットでも楽曲を提供しています。
グループの1人、ニコラ・ゴダンは2020年1月にソロアルバムをリリースしています。
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優等生ボギーへの復讐心からマイケルは乱入パーティー作戦を立てます。
マイケルとキャメロンは、パトリックにカトリーナをパーティーへ誘うよう促します。まるでオオカミを前にビクつくウサギのようなマイケルとキャメロンです。
堂々とビール飲み放題!と記載されたビラを学校中にばら撒くアメリカの高校生たち。恐ろしや恐ろしや。お酒は20歳になってからです。
パトリックがカトリーナを追いかけてライブハウスに行くシーン
Letters To Cleo - Come On
パトリックがカトリーナを追いかけてライブハウスに行くシーンで流れた曲は、Letters To Cleo(レターズ・トゥ・クリオ)の『Come On』です。
アメリカ・ボストンで活動するロックバンド。2000年に一度解散しましたが、ファンの支持があつく2007年に再結成しました。
現在でもライブツアーを積極的に行っています。
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念入りにリサーチしたキャメロンは、パトリックにカトリーナが参加予定のライブへパトリックも行くよう指示します。
楽しそうにはしゃぐカトリーナに熱い視線を送るパトリック。明らかに場違いな雰囲気に居心地の悪そうなパトリックが可愛いです!
一生懸命デートに誘うパトリックの様子に少し心を開くカトリーナにもキュンとしてしまうシーンです。
ボギーの家に生徒たちが押し寄せるシーン
Brick - Dazz
ボギーの家に生徒たちが押し寄せるシーンで流れた曲は、Brick(ブリック)の『Dazz』です。
Brickは1970年代に活躍したディスコグループです。Brickのメンバーたちは独自にディスコとジャズをミックスした音楽をDAZZ(ダズ)と呼びました。
1976年にリリースされた『Dazz』は大ヒットし、当時のビルボードトップにランクインしています。
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優雅に過ごしていたボギーの家に、あっという間にビールやスピーカーをかついだ生徒たちが押し寄せます。
アメリカ人のパーティー好きは、10代の時から育まれてきているのでしょうか。
パーティー嫌いなアメリカ人もいるかとは思いますが、コメディ映画やラブロマンス映画では絶対と言っていいほどパーティーシーンがありますよね。
女の子が興味ない素振りでも一生懸命女の子に話しかけるマイケルの心意気がカッコイイです。
カトリーナにちょっかいを出すジョーイのシーン
Cameo - Word Up
カトリーナにちょっかいを出すジョーイのシーンで流れた曲は、Cameo (カメオ)の『Word Up』です。
Cameoは1970年代・1980年代に人気を集めたアメリカのファンク・グループです。『Word Up』は3週連続ビルボードのトップチャートに名を残しました。
Austin Powersシリーズでは、Spice GirlsのメラニーBが『Word Up』をカバーしています。
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なにかとカトリーナにちょっかいを出すジョーイは、またもやカトリーナに冷たくあしらわれます。
ジョーイは好きな子をいじめるタイプなのかもしれませんね。好きな子をいじめてもますます嫌われるだけですよ!
ケンカがはじまり破壊されるボギーズハウス。ボギーの両親が帰ってきたら、ボギーは両親の怒りの鉄拳を受けるのでしょうか。気の毒なボギーです。
ジョーイがビアンカを見つけて姉カトリーナにちょっかいを出すシーン
George Clinton - Atomic Dog
ジョーイがビアンカを見つけてカトリーナにちょっかいを出すシーンで流れた曲は、George Clinton(ジョージ・クリントン)の『Atomic Dog』です。
George Clintonは、ドゥーワップやファンクなどブラックミュージックを支えてきたミュージシャンの1人です。
自伝本にBrothas Be, Yo Like George, Ain't That Funkin' Kinda Hard On You?を出版しています。
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ここでもまたもやジョーイはカトリーナにちょっかいを出します。何度目!とちょっとジョーイのしつこさにカトリーナと一緒になって私もいらだちます。
ビアンカに何かを伝えようとするカトリーナですが、ビアンカはパーティーを楽しみたくてカトリーナの小言にうんざりします。
首をフリフリする2人の少年が気になるシーンでもあります。調子にのって真似すると首を痛めてしまうやつですよ。
ジョーイの自慢話にうんざりするビアンカのシーン
Salt N Pepa- Push It
ジョーイの自慢話にうんざりするビアンカのシーンで流れた曲は、Salt N Pepa(ソルト・ン・ペッパ)の『Push It』です。
Salt N Pepaは1985年にデビューしたヒップホップグループです。
『Push It』は海外ドラマのgleeでもカバーされています。
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はじめはウキウキしていたビアンカですが、次第にジョーイの頭スカスカな会話にうんざりしはじめます。
自慢話もほどほどにですよ、ジョーイ。下着用のポージングと水着用のポージングの違いがいまいちわかりませんでした。
ビアンカのあきれ顔が最高に効いています。
パーティーに嫌気をさすビアンカと酒をのみまくるカトリーナのシーン
The S.O.S. Band - Just Be Good To Me
パーティーに嫌気をさすビアンカと酒をのみまくるカトリーナのシーンで流れた曲は、The S.O.S. Band(エス・オー・エス・バンド)の『Just Be Good To Me』です。
ジェイソン・ブライアントとメリー・デイビスによる1980年代を代表するファンク・ディスコ・デュオグループです。『Just Be Good To Me』は1983年のリリース。
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いつまでも自己中心的なジョーイにうんざりし、キャメロンをぞんざいに扱った罪悪感からビアンカはパーティーから逃げ出したい気分になります。
やっとビアンカがキャメロンの良さがわかってきたのかなと思うシーンです。
一方でカトリーナは、勢いよく酒を口に流していきます。あの厳しい父親が娘カトリーナの醜態をみたら発狂しそうですね。
カトリーナがテーブルの上でダンスするシーン
The Notorious B.I.G. - Hypnotize (feat. Pam Long)
カトリーナがテーブルの上でダンスするシーンで流れた曲は、The Notorious B.I.G.(ザ・ノトーリアス・ビー・アイ・ジー)の『 Hypnotize (feat. Pam Long) 』です。
『 Hypnotize (feat. Pam Long) 』は、1997年に射殺されたThe Notorious B.I.G.の遺作品です。
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カトリーナがテーブルの上でダンスをはじめた途端、叫ぶジョーイ。カトリーナは気持ちよくビートにのって踊り狂います。
姉の意外な姿に驚くビアンカ。パトリックはカトリーナの様子が心配で仕方がありません。
まるでシェイクスピアの「真夏の夜の夢」のような人間模様です。
ジョーイと違い、優しくカトリーナをエスコートするパトリックに目がハートになってしまいます。
パトリックが酔っぱらうカトリーナを車で送り届けるシーン
Barenaked Ladies - Cruel To Be Kind
パトリックが酔っぱらうカトリーナを車で送り届けるシーンで流れた曲は、Letters To Cleo(レターズ・トゥ・クリオ)の『Cruel To Be Kind』です。
『Cruel To Be Kind』の原曲は、1979年にBrinsley SchwarzのNick Loweがリリースしました。
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『Cruel To Be Kind』の歌詞にぴったりのパトリックとカトリーナです。2人がどこまで発展していくのか気になるところですね。
父親への反抗心だったり妹への嫉妬心だったり、ティーンエージャーらしいカトリーナに懐かしさを感じます。
キスをしようとしたカトリーナを拒否したパトリックに怒るカトリーナですが、あれだけ吐いたあとのキスは誰だって拒否してしまいます!
後半のプロムパーティーでのサプライズシーンでも『Cruel To Be Kind』が流れています。
キャメロンがビアンカを車で送り届けるシーン
The Cardigans - War
キャメロンがビアンカを車で送り届けるシーンで流れた曲は、The Cardigans(カーディガンズ)の『War』です。
スウェーデンのロックバンド、ヒット曲に1996年リリースのLovefoolがあります。Lovefoolは1996年の映画ロミオ+ジュリエットでも使用されています。
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パーティーでキャメロンをぞんざいに扱い気まずいビアンカですが、キャメロンに家まで送ってもらうことになります。
キャメロンの渾身の告白には思わずジタバタしてしまいます!
好きな子のわがままは大歓迎だけど、でも人を傷つけるようなことはしてほしくない。キャメロンのまっすぐな恋心に胸をうたれます。
キャメロンとビアンカが学校の廊下ですれ違うシーン
The Colourfield - Can't Get Enough Of You Baby
キャメロンとビアンカが学校の廊下ですれ違うシーンで流れた曲は、The Colourfield(ベアネイキッド・レディース)の『Can't Get Enough Of You Baby』です。
Terry Hall率いる4人組のイギリス出身のグループです。『Can't Get Enough Of You Baby』は1985年にリリースされました。
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パーティーの帰り道で思いが通じ合ったキャメロンとビアンカは、ぎこちなさを残しながら熱い視線を交わします。
親友のマイケルは、カトリーナの親友マンデラを狙います。シェイクスピアのセリフで盛り上がるマイケルとマンデラ。
シェイクスピアのセリフがすらすらと出てくるティーンもまた珍しいものです。
カトリーナがプロムを馬鹿にするシーン
Madness - Wings Of A Dove
カトリーナがプロムを馬鹿にするシーンで流れた曲は、Madness(マッドネス)の『Wings Of A Dove』です。
Madnessはイギリスのスカバンドです。ホンダのCMでも楽曲提供をしており、1980年代に爆発的な人気を誇っていました。
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パトリックとカトリーナは、パーティーの夜以降いまだに仲直りができていません。
プロムをこき下ろすカトリーナとは正反対のマンデラが、友達思いでホロリとします。
カトリーナとマンデラのように、自分が嫌なものは嫌だ、好きなものは好きと言い合える友達は貴重な存在です。
マンデラはシェイクスピア好きなので、きっとロマンティックなプロムに憧れているのではと推察。
パトリックがジョーイの言いなりになるシーン
Joan Armatrading - The Weakness In Me
パトリックがジョーイの言いなりになるシーンで流れた曲は、Joan Armatrading (ジョーン・アーマトレイディング)の『The Weakness In Me』です。
Joan Armatradingはイギリスのシンガーソングライターです。『The Weakness In Me』は1981年リリースのレコードのA面に収録されています。
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お金の魅力には勝てないパトリックは、結局ジョーイの言いなりになってしまいます。
若干ストーカーになりかけるパトリックですが、持ち前のチャーミングさで結果オーライです。
なかなか心を許さないカトリーナにもどかしさを感じずにはいられません。
キャメロンとマイケルに現在の状況を伝えるパトリックのシーン
Leroy - New World
キャメロンとマイケルに現在の状況を伝えるパトリックのシーンで流れた曲は、Leroy (ルロイ)の『New World』です。
アメリカのミュージックアーティスト。『New World』はメジャーデビュー前に『恋のからさわぎ』で使用されました。
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学校での評判を気にするパトリックにクスッと笑ってしまうシーンです。パトリック悪ガキぶっているけども、見られていることも気にするタイプでした。
なにやらたくらむパトリックのにやけ顔にドキっとしてしまいます。何をしてもカッコイイのがパトリックです!
マイケルのフォローも全然フォローになっていないところが面白いです。
パトリックがカトリーナに愛の歌をうたうシーン
Frankie Valli And The Four Seasons - Can't Take My Eyes Off You
パトリックがカトリーナに愛の歌をうたうシーンで流れた曲は、Frankie Valli And The Four Seasons (フランキー・ヴァリ アンド フォーシーズンズ)の『Can't Take My Eyes Off You』です。
Frankie Valliは、The Four Seasonsのリードボーカルです。The Four Seasonsは1960年代に活躍したブルー・アイド・ソウルグループです。
代表曲にSherryやBig Girls Don't Cryがあります。
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『恋のからさわぎ』の名シーンといえば、パトリックがカトリーナをプロムへ誘うシーンです!
ロマンティックな告白に憧れました。パトリックのスィートな歌にもメロメロになります。
ヒース・レジャーの魅力全開の名シーンをお見逃しなく!
放課後デートを楽しむカトリーナとパトリックのシーン
Semisonic - F.N.T.
放課後デートを楽しむカトリーナとパトリックのシーンで流れた曲は、Semisonic (セミソニック)の『F.N.T.』です。
Semisonicはアメリカ出身の3人組ロックバンド。2020年にEP版のYou're NotAloneをリリースしています。
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居残り学習をしていたパトリックのために、カトリーナは体をはって居残り教室からパトリックを救出します。
放課後デートを満喫するパトリックとカトリーナは、ラブモード全開です。
屋外でのカラーガンプレイは気持ちよさそうですね。汚れたまま帰るのだろうか、髪や肌についた塗料はすぐ落ちるのかと邪推してしまいます。
カトリーナがビアンカの様子を気にかけるシーン
Sister Hazel - Your Winter
カトリーナがビアンカの様子を気にかけるシーンで流れた曲は、Sister Hazel(シスター・ヘイゼル)の『Your Winter』です。
Sister Hazelは、フロリダを拠点に活動するオルタナティブ・ロックバンドです。
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ジョーイから受けた仕打ちを打ち明けるカトリーナですが、10代を楽しみたいビアンカは余計のお世話とはねのけます。
キャメロンとのプロムに行きたいビアンカは、憂鬱な日々を過ごします。
カトリーナの心配する気持ちもわかりますが、ビアンカの落ち込む気持ちも理解できますので、もどかしい気分になります。
カトリーナとビアンカがプロムパーティーに出かけるシーン
Save Ferris - I Know
カトリーナとビアンカがプロムパーティーに出かけるシーンで流れた曲は、Save Ferris(セイブ・フェリス)の『I Know』です。
Save Ferrisはアメリカのスカ・パンクバンドです。『恋のからさわぎ』のプロムパーティーでは、実際に出演し演奏しています。
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落ち込むビアンカのために、カトリーナはドレスアップをしてプロムへ出かけます。続いてビアンカもY2Kなホットピンクのドレスでプロムへ。
ビアンカのお相手が思いの外好青年のキャメロンだったので、父親は気に食わない様子です。
ビアンカのプロムパートナーが下心しかないジョーイでなくてほっと一安心です。
パトリックに騙されていたことを知ったカトリーナのシーン
Jessica Riddle - Even Angels Fall
パトリックに騙されていたことを知ったカトリーナのシーンで流れた曲は、Jessica Riddle(ジェシカ・リドル)の『Even Angels Fall』です。
アメリカのシンガーソングライターで、『恋のからさわぎ』で使用された『Even Angels Fall』はヒット曲に並びました。
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パトリックに騙されたカトリーナは怒り心頭です。一番嫌いなジョーイの手駒にされていたことにも苛立ちます。
パトリックやってしまったな、と観ている私もガクッと落ちこみました。
プロム後のある日、ビアンカはカトリーナを励まそうとセーリングへ誘うのですが、ビアンカのTシャツが気になって集中できません!
どこのブランドのものか気になるところです。
エンディング
Letters To Cleo - I Want You To Want Me
エンディングで流れた曲は、Letters To Cleo(レターズ・トゥ・クリオ)の『I Want You To Want Me』です。
『I Want You To Want Me』は1999年にリリースされました。
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カトリーナの涙の告白で無事パトリックとカトリーナは仲直りができました。
彼女のためにギターをプレゼントする健気なパトリックは、意外と良い子だったのも微笑ましいです。
Letters To Cleoは現在でもSNSが更新されていますので、活動の様子をみることができます。
『恋のからさわぎ』にカメオ出演していた当時と比べて、全く衰えていないパワフルな姿にびっくりしました。
筆者の感想
映画好きならご存知の名優ヒース・レジャーといえば、バッドマンシリーズで好きになった人も多いのではないでしょうか。私は映画『恋のからさわぎ』でヒース・レジャーに恋に落ちました。
画面アップで登場するたびにドキドキ感が止まりません。チャーミングなあの笑顔!ちょっと悪い男なあのワイルドな色気!とんでもない俳優がでてきたと胸をときめかせました。
『恋のからさわぎ』出演後のバッドマンシリーズやブロークバック・マウンテンでの名演技では、作品ごとに魅せるヒース・レジャーに感動しました。この世にいないことが残念で仕方がありませんね。
90年代のラブコメディー映画は、主人公や脇役に今ではビッグ俳優が出演していることが多いです。転校生キャメロン役は500日のサマーで人気のジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じています。
普段ラブコメディー映画を観ない人は、若かりし頃の名優たちをぜひ開拓してみてください!
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