2016年から放映されたアニメ「文豪ストレイドッグス」は、『ヤングエース』で朝霧カフカ、春河35が連載している作品。中島敦、太宰治、芥川龍之介といった登場人物たちが戦ったり、組織の対立を描いたりします。2023年7月からのシリーズでは、フョードルや猟犬の福地たちとの戦いが描かれますよ。
この記事では、アニメ『文豪ストレイドッグス』で流れるオープニング、エンディング、挿入歌をご紹介します。
※登場人物・ストーリーなどのネタバレを含みます
『文豪ストレイドッグス』で流れる曲(オープニング編)
第1シーズン
GRANRODEO - TRASH CANDY
2016年4月7日放送の第1話『人生万事塞翁が虎』から、2016年10月21日放送の第16話『文豪ストレイドッグ』のオープニングで流れた曲は、GRANRODEOの「TRASH CANDY」です。
横浜の夜景が映し出され、クールな音楽と共に始まるオープニング映像!男性シンガーの力強く、熱い歌が印象的ですね。「武装探偵社」や「ポートマフィア」のメンバーが映し出されるのも合わせてカッコ良く、サビでは敦と太宰が戦う演出も見ものです。
1話では孤児院出身の白髪の青年・中島敦が「武装探偵社」の太宰治と出会い、大きな物語が始まっていく!今作では異能力を持って戦いを繰り広げる登場人物たちの物語が描かれますが…実在する文豪とその作品をイメージしたような演出が見どころですよ。
※この曲は25話(OVA)のオープニングでも使われます
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第2シーズン
SCREEN mode - Reason Living
2016年10月6日放送の第13話『黒の時代』から、2016年12月16日放送の第24話『若し今日この荷物を降ろして善いのなら』のオープニングで流れた曲は、SCREEN modeの「Reason Living」です。
「あがいて あがいて」と男子シンガーの勢いのある歌と共に黒ベースのシックな演出が映像で流れるのが印象的!オープニングらしさを感じる疾走感が良いですね。
織田作之助と太宰が協力して坂口安吾を探すという過去の物語が気になっていきますね。また、ギルドと対立して争いを始めるエピソードでは、海外の異能力者から目が離せません!
※13話はエンディングで歌のみ流れます
第3シーズン
GRANRODEO - セツナの愛
2019年4月12日放送の26話『太宰、中也、十五歳』から、2019年6月28日放送の第37話『回向(ECHO)』のオープニングで流れた曲は、GRANRODEOの「セツナの愛」です。
組合(ギルド)編を終えて謎の人物フョードル・Dが現れたことで、探偵社に再び危機が!盗賊団「死の家の鼠」を仕切るフョードルの暗躍が気になる第3シーズンに注目です。
オープニング映像は立体的にタイトルや風景を描きつつ、男性シンガーのクールな歌が続いていくのがカッコいいですね。勢いを感じさせつつ、横浜や夜景、敦と芥川が能力を使う様子などが描かれますよ。
第4シーズン
SCREEN mode - TRUE STORY
2023年1月4日放送の第38話『孤剣士と名探偵』から、2023年3月29日放送の第50話『SKYFALL』のオープニングで流れた曲は、SCREEN modeの「TRUE STORY」です。
武装探偵社の面々が映し出されるという映像に、勢いのある男性シンガーのカッコいいうたがながれていくのが印象的なオープニング!探偵社の社長と探偵の出会いを思わせる白黒の映像も良いですね。
38話は福地から電話を受ける福沢の若き頃の姿が!彼が探偵になる前の江戸川乱歩と出会い、とある事件に関わっていくのが見どころですね。第4シーズンの現代における展開にも注目ですよ!
第5シーズン
GRANRODEO - 鉄の檻
2023年7月12日放送の第51話『最強の男』から9月20日の第61話『黄昏のさようなら』のオープニングで流れた曲は、GRANRODEOの「鉄の檻」です。
チャララン、チャラランという和風な感じを思わせる前奏から、勢いのある男性シンガーの歌がクール!力強い歌と共に登場人物たちの表情が映し出されます。
カラフルで演出がおしゃれなのも踏まえて見入ってしまうオープニングですが…猟犬部隊の強さをひしひしと感じさせるシーズンの始まりですね!フョードルと太宰の戦いも気になります。
『文豪ストレイドッグス』で流れる曲(エンディング編)
第1シーズン
ラックライフ - 名前を呼ぶよ
2016年4月7日放送の第1話『人生万事塞翁が虎』から、2016年10月21日放送の第16話『文豪ストレイドッグ』のエンディングで流れた曲は、ラックライフの「名前を呼ぶよ」です。
エンディングでは静かなギターと男性シンガーの歌が奏でられ思わず聞き入ってしまいますね。中島敦、太宰治、芥川龍之介たちの立ち姿から引き込まれるエンディング映像も素敵です。
敦が太宰に撫でられたり、芥川が真っ赤な空を背景に風を受けるのも合わせて見入ってしまうことでしょう。
敦は白虎の姿に変身する異能力を持ち、「武装探偵社」へ入ることになるという第1シーズンの始まり!敦は探偵社でどのような活躍を見せるのかに注目です。
※この曲は24話、25話のエンディングでも流れます
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第2シーズン
ラックライフ - 風が吹く街
2016年10月28日放送の第17話『三社鼎立』から、2016年12月9日放送の第23話『羅生門と虎と最後の大君』のエンディングで流れた曲は、ラックライフの「風が吹く街」です。
ギルドとを含めた3組織の異能力戦争が始まり、23話では敦と芥川の共闘が始まる!さらに多くの異能力者が現れる中、個々の戦いも気になるシーズンですね。
横浜のみなとみらいの街並みと共に芥川や太宰たちのクールな表情が描かれるエンディング…男性シンガーの颯爽とした歌と合わせて爽快感がありますよ。
※この曲は24話「若し今日この荷物を降ろして善いのなら」では、打ち上げのシーンで挿入歌として流れます。
第3シーズン
ラックライフ - Lily
2019年4月19日放送の第27話『荒神は今』から、2019年6月28日放送の第37話『回向(ECHO)』のエンディングで流れた曲は、ラックライフの「Lily」です。
エンディングは穏やかな男性シンガーの声をロックな曲調に乗せていくのが印象的。赤レンガ倉庫や美味しそうな食事、そして敦や芥川の後ろ姿が良いですね。涙を流す面々の様子と合わせて見入ってしまいます。
37話までは盗賊団「死の家の鼠」に脅かされる探偵社とポートマフィアの動きから目が離せませんよ。
26~28話は太宰と中也の若かりし頃が描かれる!彼らが共闘する際のバトルの演出が見もので、やり取りも含めて楽しめました!※26話はエンディング曲は流れませんでした
第4シーズン
ラックライフ - しるし
2023年1月4日放送の第38話『孤剣士と名探偵』から、2023年3月29日放送の第50話『SKYFALL』のエンディングで流れた曲は、ラックライフの「しるし」です。
のんびりとした探偵社のワンシーンが描かれつつ、穏やかな男性シンガーの歌が続いていくエンディング。夕方まで働いている国木田に対して太宰がちょっかいを書けるのが微笑ましいですね。
そんなエンディングとは打って変わって、50話までの本編では武装探偵社にまたもや危機が!カジノでの戦いの行方が気になり、軍警最強の特殊部隊「猟犬」の強さに圧倒されます…!敦と鏡花が虫太郎を助け出すお話など、見どころ満載のシーズンですね。
第5シーズン
ラックライフ - 軌跡
2023年7月12日放送の第51話『最強の男』から9月20日の第61話『黄昏のさようなら』のエンディングで流れた曲は、ラックライフの「軌跡」です。
登場人物たちを対比的に映しつつ、カラフル&セピア風の色合いなどが印象的。男性シンガーが力強さと颯爽とした雰囲気を合わせて歌っていくのも良かったです。
福地桜痴と探偵社の福沢の戦いに終止符が打たれた61話!福地は戦争を無くすために独りで戦っていたと思うと…もう一度シーズン5を見直したくなりますね…
「ワンオーダー」を使って軍隊を動かそうとしたり、ブラムを利用して数多くの吸血種を生み出したり…それらの企てについても改めて考えさせられました。
『文豪ストレイドッグス』で流れる曲(挿入歌編)
第3話『ヨコハマ ギャングスタア パラダヰス』
Lotus Juice - Good For Nothing
2016年4月21日放送の第3話『ヨコハマ ギャングスタア パラダヰス』の挿入歌で流れた曲は、Lotus Juiceの「Good For Nothing」です。
芥川の初登場となる今話では、探偵社に女性が依頼に来るという流れから始まります。その女性は樋口…谷崎とナオミ、そして敦を罠にかけるという驚きの展開に!
その際にノリの良い曲が流れ始め、ポートマフィアの登場を思わせましたね。男性シンガーの歌が印象的です。
第8話「この曲は人を殺して死ねよとて」では、樋口と敦が列車に乗った際に梶井基次郎が登場する際にも流れます。軽いノリの彼に合う曲ですね。他にもポートマフィアが登場する際に流れることもありますよ。
第13話『黒の時代』
伊集加代 - Scarlet Sky
2016年10月6日放送の第13話『黒の時代』の挿入歌で流れた曲は、伊集加代の「Scarlet Sky」です。
太宰がバーに訪れると、穏やかな曲が流れていました。静かな歌と共に大人な雰囲気を感じさせます。
織田作之助に良い死に方を聞く太宰ですが…昔から変わらないなと感じつつ、そこに坂口安吾が現れて3人で乾杯!その一連のシーンは現代を思うと印象に残りました。
3人はこの時、ポートマフィアに所属したとのことで、国際的な異能力犯罪組織に関する続きのエピソードも見たくなるでしょう。※この曲は16話の序盤で太宰が織田作に声をかける際にも流れます
第37話『回向(ECHO)』
2019年6月28日放送の第37話『回向(ECHO)』の挿入歌で流れた曲は、チャイコフスキーの「くるみ割り人形"花のワルツ"」です。
37話の冒頭でラジオのリクエストから穏やかなオーケストラの曲が流れるのが良いですね。イワンはティーセットや絵画がある部屋で通信をするのですが…フョードルに心酔している様子でしたね。
トロッコで逃げるウイルス異能力者のプシュキンを追う敦と芥川が攻撃を仕掛ける際に曲も盛り上がっていくのが印象的。敦が人虎となって芥川を乗せて走るなか、曲が最高潮に達するという展開も合わせて見守ってください!
第37話『回向(ECHO)』
SCREEN mode - WRIGHT LEFT
2019年6月28日放送の第37話『回向(ECHO)』の挿入歌で流れた曲は、SCREEN modeの「WRIGHT LEFT」です。
イワンの異能力に苦戦する敦と太宰!地面に埋もれつつある中、太宰に「何故戦う?」と問われた敦がポツポツと答える際に曲が流れ始めます。
男性シンガーの歌クールに流れ始め、太宰が敦に理解を示していくのが印象的。異能力で空間を削り、敦がイワンの不意打ちを狙うというアクションシーンからも目が離せませんよ。
敦の異能力を太宰の異能力で伸ばしつつ、物理も異能力も切り裂く「黒虎絶爪」を繰り出すのは今シーズンのラストに相応しいカッコ良さでした。
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