2018年4月13日公開のアニメ映画『クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ〜拉麺大乱〜』。
映画『クレヨンしんちゃん』第26作目。
『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』『爆睡!ユメミーワールド大突撃』で監督を務めた高橋渉さんが、絵コンテと演出も担当しています。
そしてこの年、長らくしんのすけ役を務めて来た矢島晶子さんが降板を発表。本作が「矢島さん版・しんのすけ」の最後のクレしん映画作品となりました。
バカバカしくて、ストーリーがしっかりしていて感動もあって最高!クレしんらしさがたっぷり詰まった、最高の作品です。
残念ながら矢島さんが降板となりますが、最後まで突っ走って全力でしんのすけを演じられていました!!
今回は、映画『クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ〜拉麺大乱〜』の主題歌、あらすじ、感想をご紹介いたします!
『クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ〜拉麺大乱〜』のあらすじ
中華街で、食べた人が凶暴化する危険なラーメンが大流行。春日部の平和を守るため、しんのすけたちカスカベ防衛隊が伝説のカンフー、ぷにぷに拳で立ち向かう。
『爆盛!カンフーボーイズ〜拉麺大乱〜』で流れる曲
オープニング
きゃりーぱみゅぱみゅ - キミに100パーセント
オープニングで流れる曲は、きゃりーぱみゅぱみゅの『キミに100パーセント』です。
アニメ版にて、2012年10月19日〜2017年7月7日、2017年10月13日〜2018年6月29日まで使用されていたOP曲。
『クレヨンしんちゃん』のために書き下ろされた曲で、長期間OPテーマとして使用されました。
クレしん映画ではあまり観たことのない、シルエットの絵画のようなOP。
このまま作品になりそうな完成度の高いアニメーションに驚きました!
お馴染みのクレイアニメでは、かすかべ防衛隊のメンバーがアクロバティックなカンフーをしており、映画の題材をそのまま表現しています。
しんのすけ達が殴る蹴るなどをする事に抵抗があり、クレしん映画において格闘技ものは企画されていなかったのですが、柔らかい部分のみを使用する「ぷにぷに拳」ならばOKでしょう!という事で採用されたそうですよ♪
しんのすけ達が、運動会のダンスの練習をしているシーン
橋幸夫 - ジェンカ
しんのすけ達が、運動会のダンスの練習をしているシーンで流れる曲は、橋幸夫の『ジェンカ』です。
「恋のメキシカン・ロック」など様々な名曲を残している、昭和を代表する歌手・橋幸夫さん。「ジェンカ」もどこかで聴いた事があって、特に昭和生まれには馴染みのある曲です。
幼稚園の園庭でダンスの練習をしている、マサオくん以外のかすかべ防衛隊メンバー。
ここで園長先生のものだとされるラジカセが出て来るのですが、今やカセットを知らない世代が多いでしょうね;
巻き戻しの時間が懐かしい。カセット、8cmCD、MDなど、様々な媒体を経験して来たアラフォーの筆者、懐かしさに歓喜♪
そしてこのゆるっとした曲、クライマックスでは重要なものになって来るので知らない人は必聴です!!
マサオくんが歌いながら歩いているシーン
小虎隊 - 東方的威風
マサオくんが歌いながら歩いているシーンで流れる曲は、映画『プロジェクトA』の主題歌『東方的威風』です。※ここでは、台湾のアイドルグループ「小虎隊」が歌った音源を掲載
これまたアラフォー世代が反応してしまうメロディが登場!!
世界的アクション俳優であるジャッキー・チェンの代表作のひとつ『プロジェクトA』で流れる曲です。
元は広東語なので何を言っているか分からないのですが、この勇ましい曲は頭から離れませんよね。笑
そしてこんな勇ましいマサオくんを観るのもまた珍しい事で、もうこの顔だけで笑っちゃいます!
いつもはオドオドしている彼ですが、今回はメインキャラとして「友情」ストーリーに重要なキーマンとなっていますよ。
かすかべ防衛隊が、蘭と修行をするシーン
西麻布少年少女合唱団 - かすかべ防衛隊のうた
かすかべ防衛隊が、蘭と修行をするシーンで流れる曲は、東京混声合唱団、杉並児童合唱団の『かすかべ防衛隊のうた 〜アイヤーバージョン〜』です。※ここでは普通バージョンを掲載
勇ましいマーチ調のメロディが、子ども達の心を引き寄せます♪ 歌詞はくだらないけど。笑
ぷにぷに真掌を得るため、修行をする一行。過酷?な修行は観ていて飽きません!
ひたむきな蘭ちゃん、いつにも増してカッコイイかすかべ防衛隊が魅力的なカットです。
映画では『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』から頭角を現した防衛隊。今では無くてはならない存在ですよね!
ひまわりが凶暴化してしまうシーン
くろぐろクローバーZ - ブラックパンダラーメン讃歌
ひまわりが凶暴化してしまうシーンで流れる曲は、くろぐろクローバーZの『ブラックパンダラーメン讃歌』です。
ブラックパンダラーメンのせいで凶暴化してしまったひまわりが、そのテレビCMを観てラーメンを欲しがるシーン。
ここで歌われたCM曲の原曲は「リパブリック讃歌」というアメリカの民謡・愛国歌。替え歌の「ごんべさんの赤ちゃんが風邪ひいた♪」「カメラはヨドバシカ・メ・ラ♪」などで、聴いたことのあるメロディだと思った方も多いのではないでしょうか?
本作の主題歌を担当した、ももいろクローバーZが「くろぐろクローバーZ」として出演し、歌っています♪
それにしてもこのラーメン、食べてみたい…。筆者は勝手に富山のブラックラーメンのような味だと想像しています。笑
エンドロール
ももいろクローバーZ - 笑一笑 〜シャオイーシャオ!〜
ももいろクローバーZ - 笑一笑 〜シャオイーシャオ!〜
エンドロールで流れる曲は、ももいろクローバーZの『笑一笑 〜シャオイーシャオ!〜』です。
本当に、感想シーンはたくさんあるのにバカバカしくてつい笑っちゃうクライマックス。
春日部中の住民が一斉に「ジェンカ」を踊り、蘭ちゃんが正気を取り戻すシーンでは笑いと感動でいっぱいになりました!
というか、物語中盤から師匠役の関根勤さんが「パンツ・まる・見え♪」としか言えなくなったので、何をしてもずっと爆笑でしたよ。笑
エンドロールは巻物風で、水墨画イラストが描かれておりとてもオシャレ!元気いっぱいのももクロの歌も最高にハマっていました。
とにかく笑いたいなーという時にオススメしたい、ほっこりするクレしん映画です!