『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』で流れる曲を解説！

2020年2月21日公開の映画『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』。

デジモンシリーズ20周年を記念した劇場版。大学生になった八神太一ら“選ばれし子どもたち”が新たな敵「エオスモン」と戦います。

しかし、パートナーデジモンの進化に異変が…大輔たちやデジモンたちも登場するのに注目です。監督は田口智久。

この記事では、映画『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』で流れた音楽6曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます

『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』で流れた曲とは？

夜や朝の街並みが映し出されるシーン

モーリス・ラヴェル - ボレロ

夜や朝の街並みが映し出されるシーンで流れた曲は、モーリス・ラヴェルの『ボレロ』です。

渋谷、日本橋などの夜景に続き、朝になって通勤や通学で賑わう駅のホームが映し出されていく際に「ボレロ」の小気味よい音楽が流れます。

スマホの電波や電気系統に異常が発生したかと思いきや、巨大な鳥のデジモン（パロットモン）が現れる！ボレロの音も上がっていく中、音もなくエンジェモンが人を助け、エンジェウーモンも登場！中野駅前での戦いは太一とアグモンに託されたかとも思われますが果たして…！

アグモンが進化するシーン

宮崎歩 - brave heart

アグモンが進化するシーンで流れた曲は、宮崎歩の『brave heart』です。

アグモンがグレイモンに進化するシーンで前奏が流れ始めます。パロットモンをなぎ倒すと共に歌も始まっていくのがクールですね。敵の電気攻撃を受けたグレイモン…空中戦になったためエンジェモンたちの出番再びとなります。

グレイモンがもう一度飛びかかっていくのも見ものですね。そして「ショーミーア　ブレイブハート」という歌のラスト共にヤマトが登場するのがカッコいいですよ。

この曲は「brave heart～LAST EVOLUTION Version～」というアレンジでも作中に流れますよ。

太一たちの現在が映し出されるシーン

和田光司 - Butter-Fly

太一たちの現在が映し出されるシーンで流れた曲は、和田光司の『Butter-Fly』です。

「ご機嫌な蝶になって」という歌のスタートと共に太一の走る姿、ヤマトのバイク姿、そしてソラやミミ、丈の姿も！光子郎は京に連絡を入れているようでしたね。政治経済を学んでいる太一が卒論に困っているようで、ヤマトも迷っている感じでした。

そして、太一は阿佐ヶ谷駅で降りてパチンコ店でバイトをし、弁当とビールを買って帰宅…かと思いきや、ヤマトに連絡して二人で焼肉店へ行くのも見守りたくなります。

丈は医者を目指して進み、ミミは通販サイト、光子郎は社長を務めるとのことで凄いなと思いました。

大輔たちがラーメンを食べるシーン

和田光司 - ターゲット〜赤い衝撃〜

大輔たちがラーメンを食べるシーンで流れた曲は、和田光司の『ターゲット〜赤い衝撃〜』です。

ラーメンを食べる大輔、賢ちゃん、伊織とパートナーデジモンたち！彼らの登場と合わせて「フルスピードで～」という歌詞のメロディがアレンジと共に流れていきます。

3人がまさかニューヨークにいるとは驚きましたが…デジタルゲートを活用しているようですね。そうしてヤマトからメノアたちの調査を任されますが、果たして真相にたどり着けるでしょうか？

アグモンとガブモンが最後の進化をするシーン

宮崎歩 - その先へ

アグモンとガブモンが最後の進化をするシーンで流れた曲は、宮崎歩の『その先へ』です。

メノアは「選ばれし子供たちを助けるために」と言って、作った世界に取り込もうとしていましたね。子供のままならデジモンと共に一緒にいられると考えていたようです。

アグモンとガブモンは太一とヤマトの決意を受けて、新たな進化を！その際に静かなBGMと共に力強い男性シンガーの歌が流れました。

人型のスタイリッシュな進化後の姿に見惚れている暇もなく、強力な技を繰り出していくのが見もの！メノアを取り込んだエオスモンの強さも凄かったですが、2体の力で打ち勝つとは驚きです。

エンディング

AiM - 離れていても

エンディングで流れた曲は、AiMの『離れていても』です。

大輔や世界中の選ばれし子供たちも街中で戦っていたと思うとみんな頑張ったなと思えます。エオスモンによって昏睡状態に陥っていた子供たちが目覚めた様子や、海岸にはテリアモンやロップモンの姿も…。

そうしてヤマトはハーモニカを吹き、太一はアグモンから「大きくなったね」と言われるのでした。明日のことを考えたその一瞬、デジモンたちが消えてしまうのは…切なさを覚えますね。

それでも「絶対に会いに行く」と太一たちが締めくくるのが良かったです。そのままエンディングでは女性シンガーの寄り添うような歌が流れていきますよ。