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『イージー・ライダー』で流れた15曲をシーンで紹介

とまと

『イージー・ライダー』の動画配信&流れた15曲をシーンで紹介

https://youtu.be/HaqhotBXtEk



1970年1月24日公開の映画『イージー・ライダー』

『イージー・ライダー』は、アメリカンニューシネマを代表する作品です。主演・監督を務めたデニス・ホッパーは、カンヌ国際映画祭で新人監督賞を受賞し、ジャック・ニコルソンはアカデミー助演俳優賞にノミネートされました。音楽はロジャー・マッギンが在籍するザ・バーズが担当しました。

この記事では、映画『イージー・ライダー』で流れた音楽15曲をご紹介します。

『イージー・ライダー』で流れた曲とは?

大金をタンクに隠すシーン

Steppenwolf - The Pusher

大金をタンクに隠すシーンで流れた曲は、Steppenwolfの『The Pusher』です。

コカインの密輸で大金を得た「キャプテンアメリカ」ことワイアットとビリーは、フルカスタムされたハーレーダビッドソンのタンク内に大金を隠します。

麻薬のディーラー役は、あの伝説的音楽プロデューサー、フィル・スペクターでしたね!とにかく様になっていて存在感がありました。

この曲は、ロサンゼルスを中心に活躍していたカナダ出身の5人組バンド、ステッペンウルフのデビューアルバム『Steppenwolf』(1968)の収録曲です。俳優としても活動した歌手、ホイト・アクストンが作り、この映画でステッペンウルフが1968年にリリースしたバージョンが使われ人気を博しました。

 

オープニングテーマ曲

Steppenwolf - Born To Be Wild

オープニングテーマ曲は、Steppenwolfの『Born To Be Wild』です。

二人は、ニューオーリンズで開かれる謝肉祭を目指し、大陸横断の旅を始めました。

ハーレーが疾走する印象的なオープニングを飾った『ワイルドでいこう!(原題: Born to Be Wild)』は、カナダ出身のミュージシャン、マーズ・ボンファイヤーが書き、ステッペンウルフが1968年にリリースした歌です。

デビューアルバム『Steppenwolf』(1968)からシングルカットされたステッペンウルフの3枚目のシングル曲で、バンド最大のヒット曲となり、Billboard Hot 100で2位を記録しました。

 

ヒッチハイカーを乗せるシーン

The Byrds - Wasn't Born To Follow (Audio)

The Byrds - Wasn’t Born to Follow

ヒッチハイカーを乗せるシーンで流れた曲は、The Byrdsの『Wasn’t Born to Follow』です。

パンク修理で立ち寄ったカトリック教徒の農家で、食事をご馳走になった後の旅でのシーンです。

『ワズント・ボーン・トゥ・フォロー(Wasn’t Born to Follow)』は、1964年に結成されたアメリカの代表的フォークロック・バンド、バーズの5thアルバム『名うてのバード兄弟(原題:The Notorious Byrd Brothers)』(1968)の収録曲で、映画公開後に注目されるようになり、シングルカットされました。

この曲を作ったのは、60年代に数多くのヒット曲を生んだキャロル・キング&ジェリー・ゴフィンの夫婦コンビで、ヒッピー文化を背景に、自由への渇望や都市生活からの逃避が歌われています。

 

ガソリンを入れて再び出発するシーン

The Weight (Remastered 2000)

The Band - The Weight

ガソリンを入れて再び出発するシーンで流れた曲は、The Bandの『The Weight』です。

ガソリンを入れているヒッチハイカーをみて、ビリーはお金に気づかれるのではと心配していました。

1967年から1976年にかけ、アメリカを拠点に活動していたカナダのロックバンド、ザ・バンドのデビューアルバム『Music from Big Pink』(1968)の収録曲です。

この曲はシングルカット盤もリリースされ世界各地で人気を博し、のちにアレサ・フランクリンやダイアナ・ロスなど著名なアーティストによりカバーされました。『イージー・ライダー』のオリジナルサウンドトラックでは、権利状の関係で、Smithによるカバー版が収録されています。

 

コミューンのヒッピー達が余興で歌う曲、1曲目

Gene Autry - She'll Be Comin' Round the Mountain (The Last Round-Up 1947)

Traditional - She’ll Be Coming Around the Mountain

コミューンのヒッピー達が余興で歌う曲、1曲目は『She’ll Be Coming Around the Mountain』です。

ヒッチハイカーの目的地は、ヒッピー達が集うコミューンでした。二人はコミューンに立ち寄ることにしました。

『She’ll Be Coming ‘Round the Mountain』は、『あの子が山にやってくる』という邦題で知られているアメリカのフォークソングです。19世紀の鉄道建設における労働歌の黒人霊歌『When the Chariot Comes』がルーツとされています。

この曲は、「丘を越え行こうよ」で始まる日本の童謡『ピクニック』ととてもよく似ています。コーラス部分をみんなで楽しめるので、キャンプファイヤーの曲としてとても人気がある曲です。

 

コミューンのヒッピー達が余興で歌う曲、2曲目

Do Your Ears Hang Low?

Traditional - Do Your Ears Hang Low?

コミューンのヒッピー達が余興で歌う曲、2曲目は『Do Your Ears Hang Low?』です。

『Do Your Ears Hang Low?(邦題:君の耳は長く垂れてるかい?)』は、学校やキャンプでよく歌われる子供の歌です。

戦後にアメリカから入ってきた人気のフォークダンス「オクラホマミキサー」でも使われている曲です。日本では『Turkey in the Straw(邦題:藁の中の七面鳥)』のタイトルでも知られています。

 

ジョージとの旅の始まりのシーン

If You Want To Be A Bird, Wild Blue Yonder

The Holy Modal Rounders - If You Want To Be A Bird (Bird Song)

ジョージとの旅の始まりのシーンで流れた曲は、The Holy Modal Roundersの『If You Want To Be A Bird (Bird Song)』です。

ジャック・ニコルソン演じる弁護士のジョージ・ハンセンが旅の仲間に加わりました。

『If You Want To Be A Bird(邦題:鳥になりたい)』は、ホリー・モーダル・ラウンダーズが、1968年にリリースした4thスタジオアルバム『The Moray Eels Eat the Holy Modal Rounders』に『Bird Song』のタイトルで収録されています。

ホリー・モーダル・ラウンダーズは、NYで結成されたピーター・スタンフェルとスティーヴ・ウェバーによる男性デュオで、フォーク・ミュージックにサイケデリックがブレンドされた独自の音楽性で、1960 年代後半から 1970 年代にかけてカルト的な支持を得ていました。

 

夜が明け、ジョージを入れた3人の旅が再開するシーン

Fraternity Of Man - Don't Bogart Me (Easy Rider) (1969)

Fraternity of Man - Don’t Bogart Me

夜が明け、ジョージを入れた3人の旅が再開するシーンで流れた曲は、Fraternity of Manの『Don’t Bogart Me』です。

金ピカのアメフト用ヘルメットに『M』のワッペンがついたセーター、脇を締めるコミカルな動き…弁護士ジョージのキャラクターはとても魅力的です!

『Don’t Bogart Me』はフラタニティ・オブ・マンが1968年にリリースした1stアルバム『The Fraternity of Man』の収録曲です。1967年にL.A.で結成されたフラタニティ・オブ・マンは、この映画で注目されましたが、1969年に解散しています。

 

橋を渡り街に入っていくシーン

The Jimi Hendrix Experience - If 6 Was 9

橋を渡り街に入っていくシーンで流れた曲は、The Jimi Hendrix Experienceの『If 6 Was 9』です。

伝説の天才ギタリスト、ジミ・ヘンドリックスが、ロンドンへ渡り、ノエル・レディングとミッチ・ミッチェルと1966年に結成したのが、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスです。

ここで使われている『もしも もしも(原題:If 6 Was 9)』は、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスが1967年にリリースした曲で、彼らの2ndスタジオ・アルバム『アクシス:ボールド・アズ・ラヴ(Axis: Bold As Love)』に収録されています。

 

カフェで流れている曲

Little Eva - Let’s Turkey Trot

カフェで流れている曲は、Little Evaの『Let’s Turkey Trot』です。

食事のために3人はカフェに立ち寄りました。彼らの、当時のアウトローを象徴するような身なりは周囲の注目をひきました…。

『Let’s Turkey Trot』は、『ロコ・モーション』のヒットで知られるノースキャロライナ州ベルヘイヴン出身の女性R&B歌手、リトル・エヴァが1963年に、3枚目のシングルとしてリリースした曲です。

リトル・エヴァは10代の頃、映画冒頭「ヒッチハイカーを乗せるシーン」で流れた曲を作った夫婦キャロル・キング&ジェリー・ゴフィンの家でベビーシッターをしていたそうです!夫のジェリー・ゴフィンはこの曲を作った一人でもあります。

 

ジョンの死後、食事をした二人が娼館に行くシーン

The Electric Prunes - Kyrie Eleison

ジョンの死後、食事をした二人が娼館に行くシーンで流れた曲は、The Electric Prunesの『Kyrie Eleison』です。

日本語で「憐れみの賛歌」と訳されるラテン語「キリエ」は、キリスト教の礼拝における重要な祈りのひとつで、最古のヨーロッパ音楽とされるグレゴリオ聖歌においても斉唱されます。

ここで流れている『Kyrie Eleison』は、グレゴリオ音楽をサイケデリック・ポップに統合したコンセプト・アルバム作りを依頼された米・作曲家デビッド・アクセルロッドが作った曲で、エレクトリック・プルーンズの3rdスタジオアルバム『Mass in F Minor』(1968)に収録されています。

しかし、バンドは1968年までに解散してしまっていて、レコーディングは他のミュージシャンが行ったそうです…。

 

マルディグラで演奏されている曲

When The Saints Go Marching In

Traditional - When the Saints Go Marching In

マルディグラで演奏されている曲は『When the Saints Go Marching In』です。

ニューオーリンズで行われる「マルディグラ」は、リオのカーニバルなどと並ぶ世界で最も有名な謝肉祭のひとつだそうです。

ここでバンドが演奏していた『聖者の行進(原題:When The Saints Go Marching In)』は、黒人霊歌の一つで、『聖者が街にやってくる』のタイトルでも知られています。

20世紀初頭にニューオーリンズを中心に発展したディキシーランド・ジャズの曲で、様々なアーティストがレコーディングを行いスタンダードナンバーとなりました。1938年にルイ・アームストロングが録音したバージョンはグラミー殿堂入りを果たしています。

 

娼館の女性と別れた帰り道のシーン

Electric Flag - Flash, Bam, Pow

娼館の女性と別れた帰り道のシーンで流れた曲は、Electric Flagの『Flash, Bam, Pow』です。

Flash, Bam, Pow』は、1960年末に結成された、ウェストコーストのブルース・ロック・バンド、エレクトリック・フラッグが作った曲です。

ピーター・フォンダ主演のサイケデリック映画『白昼の幻想(原題: The Trip)』(1967)の挿入歌で、映画のサントラ盤『The Trip (Original Motion Picture Soundtrack)』(1967)に収録されています。この映画にはデニス・ホッパーも出演しており、ジャック・ニコルソンは脚本家として参加しています。

 

最終目的地フロリダにむかうシーン

Roger McGuinn - It's Alright Ma (I'm Only Bleeding)

Roger McGuinn - It’s Alright Ma (I’m Only Bleeding)

最終目的地フロリダにむかうシーンで流れた曲は、Roger McGuinnの『It’s Alright Ma (I’m Only Bleeding)』です。

『It’s Alright Ma (I’m Only Bleeding)』は、2016年に音楽家として初のノーベル文学賞を授賞したボブ・ディランが、1965年にリリースした曲で、5thスタジオ・アルバム『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム(原題:Bringing It All Back Home)』(1965)に収録されています。

映画で、ディランのオリジナル・バージョンを使う希望が権利の関係でかなわず、代わりにザ・バーズのリーダー、ロジャー・マッギンが歌うこととなりました。ロジャー・マッギンのバージョンが映画のサントラ盤に収録されています。

 

エンドロール

Ballad of Easy Rider (Long Version)

Roger McGuinn - Ballad of Easy Rider

エンドロールで流れた曲は、Roger McGuinnの『Ballad of Easy Rider』です。

『イージー・ライダーのバラード(原題:Ballad of Easy Rider)』は、フォーク・ロック界を代表するザ・バーズのリーダーで12弦ギターの使い手としても知られるロジャー・マッギンが映画のために書き下ろした曲です。

制作・脚本も兼ねていた主役のピーター・フォンダは、ボブ・ディランに映画のテーマ曲を書いて欲しいと頼んだそうです。ボブ・ディランは依頼自体は断わったものの、詩の断片を紙に走り書きし「ロジャー・マッギンならこれをどうすれば良いのかわかる(He’ll know what to do with it.)」と言ったとか。その言葉のとおり、ロジャー・マッギンは渡されたボブ・ディランの詩をもとに曲を完成させました!

 

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洋画大好きライターのとまとです!好きな恋愛映画はLost in translationとJackie Brown。いやいやBleederも捨てがたい…。ちょっぴりビターなストーリーに激弱です。
音楽は「U2よりNirvanaが好き」に共感しまくるグランジ好き。アイラブコートニーラブ♡
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