映画『アナと雪の女王2』で流れる9曲をシーン別にご紹介！

2019年11月22日公開の映画『アナと雪の女王2』。

ディズニーの長編アニメーション映画。シリーズ第二作目。

主役声優(日本版)：アナ役/神田沙也加、エルサ役/松たか子　監督：クリス・バック

アレンデール王国の姉妹の愛が描かれた、2013年の大ヒット作「アナと雪の女王」の続編。

この記事では、映画『アナと雪の女王2』で流れる音楽9曲をご紹介します。

『アナと雪の女王2』で流れる曲とは？

イドゥナ王妃が、アナとエルサに子守唄を歌うシーン

吉田羊 - All Is Found

イドゥナ王妃が、アナとエルサに子守唄を歌うシーンで流れた曲は、吉田羊の『All Is Found/魔法の川の歌』です。

アナとエルサの父であるアグナル国王が、不思議な能力のこと、精霊のこと、昔にあったことを二人に伝えます。

エルサの魔法の力の秘密が、ついに明かされる予感…！

前作ではあまり登場しなかった両親ですが、二人がどれだけ姉妹を愛していたか、大事にしていたか…がとってもわかるシーンです。

王妃がエルサを抱っこしながら歌うこの子守唄は、優しくもあり力強くもあり。

アレンデールの素晴らしい景色にマッチした、壮大な楽曲です。

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アナたちが、それぞれアレンデールで過ごしているシーン

神田沙也加・松たか子・原慎一郎・武内駿輔 - Some Things Never Change

アナたちが、それぞれアレンデールで過ごしているシーンで流れた曲は、神田沙也加・松たか子・原慎一郎・武内駿輔の『Some Things Never Change/ずっとかわらないもの』です。

前作のエンディングのあと、キャラクターたちがどのように過ごしているかを描いたシーン。

プロポーズを考えているクリストフ、相変わらず無邪気なアナ。常に暗い表情だったエルサは、またフラグを立てるも明るさを取り戻しており一安心！

爽やかな４人のハーモニーが、冒頭からパっと明るい気持ちにさせてくれます♪

エルサが声のする場所を探し、魔法を使うシーン(主題歌)

松たか子 - Into the Unknown

エルサが声のする場所を探し、魔法を使うシーンで流れた曲は、松たか子の『Into the Unknown/イントゥ・ジ・アンノウン～心のままに』です。

どこからか聞こえて来る声に怯えるエルサですが、今回は自ら勇気を出して「未知の旅へ」踏み出します！

「アナ雪2」の主題歌を歌いながら魔法をたっぷり使うのですが、これが本当に美しい。

イルミネーションや花火のような光がエルサを包み、歌と魔法と共鳴してパっと光ります！！

このシーンは子どもたちにも大人気。エルサの魔法を使いたい子が続出しました。笑

ここから物語が大きく動きます。

迷子になったオラフが一人で歌うシーン

武内駿輔 - When I Am Older

迷子になったオラフが一人で歌うシーンで流れた曲は、武内駿輔の『When I Am Older/おとなになったら』です。

割とピンチなはずなのに、オラフはどこまでもマイペース。そこがまた可愛くて面白い魅力的なポイントですよね！

ここで流れるのは、そんなオラフにぴったりな軽快なリズムの楽曲。

前作のオラフは「夏への憧れ」を歌にしていましたが、魔法によりそれが叶ったので、今回は「おとなへの憧れ」を歌っています。

なんともノーテンキな曲で、この歌を聴くと元気が出ますよ♪

クリストフがスヴェンに相談するシーン

原慎一郎 - Reindeer(s) Are Better Than People

クリストフがスヴェンに相談するシーンで流れた曲は、原慎一郎の『Reindeer(s) Are Better Than People/トナカイのほうがずっといい』です。

プロポーズの練習をして、いざ本番！と思ったら置いてけぼりにされてしまったクリストフ。

ガックリしながら、前作でも歌ったオリジナルの歌を一人二役で歌います。

声はクリストフですが、スヴェンが喋った！？妄想なのでしょうが、本当にスヴェンが励ましてくれていますね♪

クリストフの気持ちが伝わって来て、短い歌ながらほっこりするシーンです。

クリストフがアナを想って歌うシーン

原慎一郎 - Lost in the Woods

クリストフがアナを想って歌うシーンで流れた曲は、松たか子の『Lost in the Woods/恋の迷い子』です。

恋人のクリストフには入り込む隙のない「姉妹の愛」に戸惑いつつも、アナへの愛は大きくなるばかり…。

そんな自身の想いを、とってもエモいバラードで歌い上げています。

いきなりのゴリゴリバラードにちょっと笑ってしまいますが、少々ウケ狙いなのでしょうか？笑

スヴェンとのハーモニーがとても綺麗で、聴きごたえがありますよ♪

エルサが真実を突き止めるシーン

松たか子 - Show Yourself

エルサが真実を突き止めるシーンで流れた曲は、原慎一郎の『Show Yourself/みせて、あなたを』です。

※ネタバレ有り

ついに、ダーク・シーの先にあるアートハランに辿り着いたエルサ。そこで探し求めていた真実を知ります。

というか、かつてこんなにも勇敢で身体を張ったプリンセスがいたでしょうか！？

アクション映画さながらのダーク・シーを乗り越えるシーンでは、手に汗握りました。

そして、アートハランに向かう際、声の主に問いかけながら歌うのですが、こちらも主題歌に負けず、とても壮大なメロディーで盛り上がります♪

アナが逆境から立ち上がるシーン

神田沙也加 - The Next Right Thing

アナが逆境から立ち上がるシーンで流れた曲は、神田沙也加の『The Next Right Thing/わたしにできること』です。

※ネタバレ有り

真実を突き止めるも、アートハランの魔法の力で凍ってしまったエルサ。そのため、オラフも消滅してしまいます。

エルサとオラフを同時に失ったアナは失意のどん底へ落ちますが、さすがは芯の強いプリンセス！

ダムを崩壊させるという「やるべきこと」を成し遂げるため、立ち上がります。

泣きはらし葛藤しながらも立ち向かう気持ちを、力強く歌っている応援ソング。

エンドロール

中本みずき - Into the Unknown(END SONG)

エンドロールで流れた曲は、中本みずきの『Into the Unknown/イントゥ・ジ・アンノウン～心のままに』のエンドソングバージョンです。

今作のエンドソングは、オーディションで勝ち上がった中本みずきさん(当時19歳)が担当。

日本版ディズニー映画史上初の「エンドソングに新人歌手起用」ということで大きな話題になりました。

そんな話題を跳ね飛ばすような、力強くハスキーかつ透き通るようなハイトーンボイスで、物語を締めくくります。

前作同様、エンドロールはパレードのように歌と連動してキラキラと光り、夢見心地で映画の余韻に浸れますよ♪

筆者の感想

正直、この「アナと雪の女王2」は、一作目があれだけヒットしたから作ったんでしょ？と醒めた目で観ていましたが、魔法の力を持ったエルサの出生の謎や海で遭難した両親の行方など、思い返せば伏線だらけだった一作目を、とにかく見事に回収する続編でした。

また、エルサとアナのプリンセスらしからぬ、とても身体を張ったアクションに驚き！

「守られるプリンセス像」から「強いプリンセス像」へ、時代が変わる瞬間を見届けたような気がします。

そして、壮大な音楽と連動した映像美には、終始心動かされ本当に感動しました。

続編だからと侮ることなかれ「アナと雪の女王」はこの２を観ないと完結しません！！

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