2018年11月22日公開の映画『クリスマス・クロニクル』。
Netflixで配信されたアメリカのコメディ映画。監督はクレイ・ケイティス、主演はカート・ラッセルが務めました。物語は、マサチューセッツ州に住む兄妹・テディとケイトが、サンタクロースを確認しようとするのが物語の始まりです。続編『クリスマス・クロニクル PART2』は2020年11月25日に配信されました。
この記事では、映画『クリスマス・クロニクル』で流れた音楽4曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
公開年 | シリーズ作品 |
2018年 | クリスマス・クロニクル |
2020年 | クリスマス・クロニクル PART2 |
『クリスマス・クロニクル』で流れた曲とは?
クリスマスイブにケイトがクッキーを作るシーン
The Eagles - Please Come Home For Christmas
クリスマスイブにケイトがクッキーを作るシーンで流れた曲は、The Eaglesの『Please Come Home For Christmas』です。
11歳のケイトは兄のテディと仲良し…という感じではないことが分かる映画の冒頭を経て、力強い男性ヴォーカルの歌が流れ始めます。クリスマスのイルミネーションが施された家が立ち並ぶ中、ケイトの家は装飾はありません。
それでも、ケイトとお母さんが楽しそうにクッキーを作るのは心温まりますね。雰囲気の良い曲が流れてピッタリです。クリスマスイブの夜ですが、お母さんが仕事に行く必要が出て兄妹が一緒に過ごすことになるのにはハラハラしますね。
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ケイトが思い出のビデオを見るシーン
ケイトの父 - O Christmas Tree
ケイトが思い出のビデオを見るシーンで流れた曲は、ケイトの父が歌う『O Christmas Tree』です。
ケイトが昔のクリスマスのビデオを見ていると、お父さんとお母さんが「メリークリスマス!」と言いながら2人きり。お父さんはダンスを促しながら、「オークリスマスツリー クリスマスツリー♪」と歌っていました。ここからサンタを見つけようと努める展開が始まります。
ドイツの伝統的な曲「O Tannenbaum」は、もともと16世紀に作られた民謡で、19世紀に現在の歌詞とメロディが完成しました。
※この曲は兄妹が教会にたどり着いた際にも聞こえてきたと思います
サンタ達がレストランに向かうシーン
Elvis Presley - Here Comes Santa Claus (Right Down Santa Claus Lane)
サンタ達がレストランに向かうシーンで流れた曲は、Elvis Presleyの『Here Comes Santa Claus (Right Down Santa Claus Lane)』です。
ケイトとテディはサンタと一緒にレストラン「ニックス・プレイス」へ。その際にクリスマスの喜びと期待感を描いた男性ヴォーカルの歌が流れます。特徴的なロカビリー・スタイルを取り入れた曲は、アップテンポで陽気な雰囲気でしたね。
サンタがウェンディに声をかけて色々と話すのが良いなと思いました。大人になった人たちの子供の頃を知るサンタが話す展開に注目です。
※この曲は映画のラストでサンタがミセスクロスと話す前にささやかに歌う際にも使われます
警察に捕まったサンタが歌うシーン
Little Steven & The Discples Of Soul - Santa Claus Is Back In Town
警察に捕まったサンタが歌うシーンで流れた曲は、Little Steven & The Discples Of Soulの『Santa Claus Is Back In Town』です。
警察に捕まったサンタは所持品の検査をされたのにスターウォーズなどのおもちゃをたくさん出す!警察官のデイブの欲しいものを言い当てていって見逃されるかと思いましたがそうはいきません。拘留中に音楽を流そうと思い立ったサンタは、男二人にギターを渡します。
トランペットを他の男に渡したら、とても上手!そうして隣の牢の女性たちにコーラスを頼み、サンタ自ら歌い始めるのが壮観です。力強い楽器の音と、思わずノリたくなる歌がクールな名シーンとなりました。兄妹の窮地が映し出された後、再び歌のシーンに戻りますよ。
※この曲はエンディングでも流れます