2023年8月11日公開の映画『ハート・オブ・ストーン』。
アメリカのアクション・スパイ映画。
『ワンダー・ウーマン』『ワイルド・スピード』など、数々のアクション作品に出演している女優、ガル・ガドットが主演兼製作を務めました。
秘密機関の諜報員であるレイチェルが、世界の全ての情報をハッキング出来る機械「ハート」を守るため、仲間を失いながらも奮闘する姿を描きます。
- レイチェル・ストーン役:ガル・ガドット
- 監督:トム・ハーパー
この記事では、Netflix映画『ハート・オブ・ストーン』で流れる音楽8曲をご紹介します。
※以下ネタバレ有り
Netflix映画『ハート・オブ・ストーン』の見所・感想をネタバレ解説!
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『ハート・オブ・ストーン』で流れる曲とは?
オープニング
オープニングで流れた曲は、Noga Erezの『End of the Road』です。
ノガ・エレズは、イスラエルのシンガーソングライター、プロデューサー。オルタナティブ、エレクトロニカ、ヒップホップなどを取り入れたダークなサウンドが魅力的。
人類に平等に訪れる“生”と“死”について歌った曲で、OPから本作のアクションが過激になるであろう事を示唆しています!
どことなくエキゾチックな雰囲気が、ガル・ガドットにもマッチしていますね。
映画冒頭、世界的武器商人のマルバニーが、ヘルコプター内でグラスを持っているカットで使用されました。
オープニングクレジット
オープニングクレジットで流れた曲は、Noga Erezの『EQuiet(From the Film 'Heart of Stone’)』です。
映画開始から20分が経ち、ようやくタイトルシーン。最初から圧巻の空中アクションシーンが炸裂で、すでに心臓がバクバクです!
なぜ、レイチェルは味方の機関に正体を隠しているのか?疑問だらけで、ワクワクが止まりません♪
また、スタッフクレジットの色鉛筆タッチの映像がとにかくオシャレ!!
OP曲を飾ったノガ・エレズの、力強くちょっとダーティなメロディも非常にクールです。
MI6のメンバーが、リスボンに到着するシーン
MI6のメンバーが、リスボンに到着するシーンで流れた曲は、Fleetwood Macの『Everywhere』です。
フリートウッド・マックは、イングランドを代表するロックバンド。透き通るような歌声が素敵!爽やかなサウンドも心地良いですね。
この曲は、秘密諜報機関「チャーター」のジャックが、ハートを駆使しているシーンから、MI6のメンバーが乗っているバスの車内で流れています。
ジャックがハートをいじっているカットは、映画『アイアンマン』を彷彿とさせる近未来映像。ぜひハートをいじくりまわしてみたい…!!
MI6のメンバーがくつろいでいるシーン
MI6のメンバーがくつろいでいるシーンで流れた曲は、Amália Rodriguesの『Fado português』です。
アマリア・ロドリゲスは、「ファドの女王」と呼ばれる、ポルトガルの歌手・女優。
諜報員達の束の間の休息。MI6の仲の良さが描かれているほっこりシーン。
本作で非常に重要なキャラ、パーカー役のジェイミー・ドーナンは、『フィフティ・シェイズ・フリード』など『フィフティ・シェイズ』シリーズに出演している俳優さん。
お着替え中のパーカーの背中が酷いケロイド状になっており、過去に何があったのか探りたくなっちゃいます!
ヤンとベイリーが踊るシーン
ヤンとベイリーが踊るシーンで流れた曲は、Lizzoの『Juice』です。
リゾは、アメリカの歌手、ラッパー、女優、フルート奏者。
パワフルなハスキーボイスで紡ぐ前向きな歌詞と、リズミカルなダンス・ナンバーで元気をもらえる楽曲です♪
まったりし、楽しくダンスをし始めた面々ですが、すぐに暗雲が立ち込める…。
ここから「まさか!?」の裏切りがあり、息を呑む展開が続きますよ!
砂漠で車に乗った女性が、レイチェルとケヤを助けるシーン
砂漠で車に乗った女性が、レイチェルとケヤを助けるシーンで流れた曲は、Fela Kutiの『Zombie』です。
砂漠を歩いている二人を見付けた陽気なおばちゃんが、車に乗せてくれるシーン。
ケヤは「実は良い子」フラグが立っていますよね!演じているのは、自然な美しさが魅力的なボリウッド(インド/ムンバイ)女優、アーリヤー・バット。
大ヒットを記録したインド映画『RRR』にも出演していますよ♪
トラックの運転手が歌っているシーン
トラックの運転手が歌っているシーンで流れた曲は、Foreignerの『I Want To Know What Love Is』です。
フォリナーは、アメリカの著名なロックバンド。1970年代後半の産業ロック界を牽引しました。
だいたいのアクション映画(カーチェイスシーン)に出て来るモブ「トラックの運ちゃん」笑。このコテコテのラブソングを熱唱しています♪
戦闘に巻き込まれて車を壊されがち&奪われがちなモブが多いですが、本作では主人公を助け運ぶという重要な役割を果たしていましたよ!
エンディング〜エンドロール
エンディング〜エンドロールで流れた曲は、Nina Leeの『Go Baby Go』です。
アメリカのネオ・ソウルアーティストとして注目されているニーナ・リーが、エンドソングを担当。
ハスキーで力強く、セクシーさも感じる美声を持つクールなシンガー♪ 頭で考えず、直感で行こう!という、背中を押してくれるようなファイト・ソングです。
本作は、ガル・ガドットの美しさや戦闘シーンの魅力がたっぷり詰まった作品。特に爆破シーンなどは圧巻でした!
ガドットが「生々しいほどのアクションスリラー」と言うほどのアクション大作ですが、人間の心情もリアルに描かれており、細部まで見どころ満載です。
サウンドトラック