2025年4月11日公開の映画『プロフェッショナル』はアクション・スリラー作品。1970年代の北アイルランドにて、過去を捨て静かな港町で暮らすフィンバー(演:リーアム・ニーソン)が、爆弾犯一味と対峙することになるのが主なストーリーです。監督はロバート・ロレンツ。共演はケリー・コンドン、ジャック・グリーソン、キアラン・ハインズ。
この記事では、映画『プロフェッショナル』で流れた音楽のうち6曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『プロフェッショナル』で流れた曲とは?
マクギネスが大勢の前で歌うシーン
Mark O’Regan - Carrickfergus
マクギネスが大勢の前で歌うシーンで流れた曲は、Mark O’Reganの『Carrickfergus』です。
フィンバーが店を訪ると地域に貢献したマクギネスがアイルランドの伝統的な民謡をステージで披露しましたね。響かせるように歌い、大勢に称えられていましたが…最果ての地のドニゴールに連れ去られて自身の墓穴を掘るシーンとなるとは驚きです。
マクギネスが過去を語り、尽力してきたことを語るのを見守りましょう。フィンバーの仕事が何かがわかりやすい映画の冒頭でした。※上記は原曲の動画です
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ロバートがレコードを流して仕事をしているシーン
Tommy Edwards - It’s All In The Game
ロバートがレコードを流して仕事をしているシーンで流れた曲は、Tommy Edwardsの『It’s All In The Game』です。
ロバートは家でレコードを流しており、1958年のアメリカン・ポップスの曲でしたね。ジャズやバラードに近い柔らかな雰囲気のラブソングが印象的です。
スローテンポで、甘く包み込むような歌を聞きつつ、ケビンが失礼なことを言っていたようですが…フィンバーが来てからも変わらずという感じでした。
「ライツ・パブ」でハサンが演奏するシーン
Colm Mac Con Iomaire - Dálaigh’s Polka
「ライツ・パブ」でハサンが演奏するシーンで流れた曲は、Colm Mac Con Iomaireの『Dálaigh’s Polka』です。
「ライツ・パブ」を訪ねたフィンバーは、モヤの母に釣り具を川に落としたことを話している際に、ハサンが曲を弾いていましたね。アイルランドの伝統舞曲「ポルカ」の1つを弾き、音楽に合わせて客たちがダンスをして賑わっていたのが印象的。
「足を踏まないで」と言いながら楽しそうにダンスする人を見やりつつ、フィンバーが真剣な表情を浮かべるのに注目です。店を出たフィンバーがモヤと話すのも踏まえて見守りましょう。
フィンバーがケビンと店でビンゴをするシーン
Gilbert O’Sullivan - Get Down
フィンバーがケビンと店でビンゴをするシーンで流れた曲は、Gilbert O’Sullivanの『Get Down』です。
ケビンはフィンバーを助けて貸しを作っていましたね。そうして射殺した男を埋めるための穴を掘る際に、ケビンがワンフレーズ歌っていました。この後もフィンバーが手を洗う際に原曲が流れます。
賑やかな曲と跳ねるリズム、そして軽快なメロディが特徴的で男性ヴォーカルの明るい歌が印象的。ケビンがビンゴを楽しむのも見守りましょう。
ケビンがソファで居眠りするシーン
Funk You Very Much? - California Soul(Kalifornia Soul)
ケビンがソファで居眠りするシーンで流れた曲は、Funk You Very Much?の『California Soul(Kalifornia Soul)』です。
カリフォルニアに憧れるケビンは、女性ヴォーカルのノリの良い歌を流しながら寝ていましたね。都会的かつ爽やかなグルーヴが特徴的。ソファにもたれかかりながら猫を抱えており、気持ちよさそうでした。
そこに電話が鳴り、ゆっくり目覚めるケビン。車に乗ってフィンバーに会いに行き、彼が戦いを選ぶことに嬉々としていたのが印象的です。
意を決したフィンバーが「ライツ・パブ」を見渡すシーン
Adam Agee & Jon Sousa-Paddy On The Landfill
意を決したフィンバーが「ライツ・パブ」を見渡すシーンで流れた曲は、Adam Agee & Jon Sousaの『Paddy On The Landfill』です。
意を決したフィンバーは賑わう「ライツ・パブ」へ。人々がそこかしこで避けやお喋りを楽しむ中、2人の奏者による音楽が流れていました。
真剣なトーンで馬がかけていくような、速いテンポのアイリッシュ音楽でしたね。曲調は明るく、エネルギッシュな演奏が特徴的。油断ならない表情でフィンバーが店内を見渡します。