2025年3月28日にNetflixで公開された映画『ライフリスト』
アメリカのロマンティック・コメディ映画。
妥協して平凡な生活を送っていた1人の女性が、母の助言により「13歳の時にやりたかった事リスト」を達成して行く。
- 主演:ソフィア・カーソン『ディセンダント』シリーズ
- 監督:アダム・ブルックス『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(脚本)』『ラブ・ダイアリーズ 』
この記事では、映画『ライフリスト』で流れる音楽20曲をご紹介します。
※以下ネタバレ有り
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Netflix映画『ライフリスト』をネタバレ解説!13歳の時に書いた目標を達成し、母の想いを知る。
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『ライフリスト』で流れる曲とは?
オープニング
オープニングで流れた曲は、The New Pornographersの『Myriad Harbour』です。
The New Pornographersは、カナダのインディーロック、パワーポップバンド。複数のシンガーソングライターやミュージシャンからなる、スーパー音楽グループ。
主人公・アレックスが彼氏のフィンと共に、パーティー(ベビーシャワー)に行く準備をするシーン。
しかし、アレックスの家族の反応を見ると、フィンは招かれざる客の様子です。
アレックスとフィンがベビーシャワーに到着するシーン
アレックスとフィンがベビーシャワーに到着するシーンで流れた曲は、Natalia Lafourcadeの『Hasta la Raíz』です。
ナタリア・ラフォルカデは、メキシコのシンガーソングライター。代表曲は「Cancionera」「Lo Que Construimos」など。
フィンが意気揚々と豆サラダをアレックス家に持って行くシーン。
皆んなが嫌な顔をするこのサラダ、一体どんな味なのか!?
アレックスは妊婦に囲まれていたたまれない様子。
アレックスが招待客と話しているシーン
アレックスが招待客と話しているシーンで流れた曲は、STRFKRの『Kahlil Gibran』です。
STRFKRは、アメリカのインディーロック、エレクトロニカバンド。代表アルバムは『Reptilians』『Miracle Mile』など。
アレックスが嫌味を言われているシーン。
他人の彼氏の仕事を馬鹿にするなんて、なんという母親!
でもアレックスは負けじと言い返し、子供を泣かせます。慣れていらっしゃる。
アレックスとミーガンが愚痴を言っているシーン
アレックスとミーガンが愚痴を言っているシーンで流れた曲は、Khruangbinの『People Everywhere (Still Alive)』です。
クルアンビンは、アメリカの3人組サイケデリック・ロックバンド。代表曲は「Calf Born in Winter」など。
アレックスとミーガンが妊婦に敵意をむき出しにしているシーン。
こんなにも嫌そうなのに、参加しなくてはいけないの…?でもミーガンは強めで素敵!
フィンが裸で踊るシーン
フィンが裸で踊るシーン流れた曲は、The Pussycat Dollsの『Buttons (Showmusik TikTok Remix)』です。
プッシーキャット・ドールズは、アメリカのガールズグループ。代表アルバムは「PCD」「Doll Domination」など。
アレックスとベッドインしようとしたフィンが、ノリノリで踊っているシーン。
それを子供達に見られてしまいます。トラウマものじゃないか!
アレックスが実家の荷物の整理をしているシーン
アレックスが実家の荷物の整理をしているシーンで流れた曲は、Sylvan Essoの『Rooftop Dancing (WITH LOVE)』です。
シルヴァン・エッソは、アメリカのエレクトロポップ・デュオ。代表曲は「Radio」「Hey Mami」など。
アレックスが子供の頃に使っていた箱を整理しているシーン。
このあとコメディアンとして舞台に立ちます。
「私は面白い!」と絶対的な自信を持っている13歳のアレックス、微笑ましいですね!
アレックスがパーティー会場でブラッドを見つけるシーン
アレックスがパーティー会場でブラッドを見つけるシーンで流れた曲は、Mr Jukes, Barney Artistの『Vibrate』です。
ミスター・ジュークスは、ジャック・ステッドマンのソロ・プロジェクト。バーニー・アーティストは、イギリスのラッパー。
アレックスがギャレットに誘われたパーティーでブラッドを見かけ、声をかけるシーン。
入ると憧れのバスケ選手が。これは一体何のパーティーなのか!?
そしてブラッドを見つけ、選んであげたネクタイを褒めます。
アレックス、ギャレット、ブラッド、ニーナがパーティー会場で挨拶するシーン
アレックス、ギャレット、ブラッド、ニーナがパーティー会場で挨拶するシーンで流れた曲は、Pale Jayの『In Your Corner』です。
ペイル・ジェイは、アメリカの覆面・ニューソウルシンガー。代表曲は「Bewilderment」「In Your Corner」など。
4人が集まり話をするシーン。ニーナとギャレットも色々あったのかしら?
美男美女が軽口を叩き合いながら和気藹々と乾杯していて、なんだか羨ましくなるカットです。
ブラッドとギャレットがアレックスを見ながら話しているシーン
ブラッドとギャレットがアレックスを見ながら話しているシーンで流れた曲は、Bonoboの『Days To Come』です。
ボノボは、イギリスのミュージシャン、音楽プロデューサー。グラミー賞ノミネートアーティスト。代表アルバムは「Migration」など。
アレックスがバスケ選手と楽しそうに会話している様子を、2人で見ているシーン。
ギャレットにとってアレックスは、今までとは違ったタイプの女性。
このあと2人は結ばれる事となります。
アレックスとギャレットが食事の支度をしているシーン
アレックスとギャレットが食事の支度をしているシーンで流れた曲は、Michael Kiwanukaの『Floating Parade』です。
マイケル・キワヌカは、イギリスのソウル・ミュージシャン。代表アルバムは「ホーム・アゲイン」など。
アレックスが意を決して、ギャレットに「家に来て欲しい」と伝えるシーン。
彼はもしかしたら、自分の世界しか愛せないのかも…?2人の仲に暗雲が立ち込めます。
アレックスの家でパーティーが行われるシーン①
アレックスの家でパーティーが行われるシーンの一曲目は、Spoonの『You Got Yr. Cherry Bomb』です。
スプーンは、アメリカのインディー・ロック・バンド。代表曲は「Ga Ga Ga Ga Ga」「Transference」など。
あまりに自分と違う感性のアレックスの部屋に、ギャレットが驚きを隠せないシーン。
めちゃくちゃ苦笑いをしていますが大丈夫でしょうか?
アレックスの家でパーティーが行われるシーン②
アレックスの家でパーティーが行われるシーンの二曲目は、Wet Legの『Wet Dream』です。
ウェット・レッグは、イギリスのインディー・ロックグループ。代表曲は「Chaise Longue」「Wet Dream」など。
ギャレットが、ミーガンからの「患者と寝た事ある?」という質問にドン引きするシーン。
これはアレックスがちょっとひどいかも?
いくら本当の自分を見せたいからと言って、会話に入れず置き去りにするのはどうか…。
ギャレットは怒って帰ってしまいます。
アレックスがブラッドに実父・ジョニーの元へ送ってもらうシーン
アレックスがブラッドに実父・ジョニーの元へ送ってもらうシーンで流れた曲は、Hana Vuの『Hammer』です。
ハナ・ヴは、アメリカのシンガーソングライター。代表曲は「Team」「One」など。
ギャレットと喧嘩してしまったため、ブラッドとニーナに付いて来てもらうシーン。
ニーナとても良い子じゃないか。でも2人を見つめる視線が気になる…。
アレックスが音楽を変え、ブラッド、ニーナと共に歌うシーン
アレックスが音楽を変え、ブラッド、ニーナと共に歌うシーンで流れた曲は、The Ting Tingsの『That's Not My Name』です。
ザ・ティン・ティンズ は、イギリスのポップ・デュオ。代表曲は「Great DJ」「Hang It Up」など。
アレックスとブラッドが酔っ払って踊るシーン、アレックスがブラッドの家に車で向かうシーンでも使用されています。
この曲が本作の鍵となり、多くのシーンで流れる事に。本当に踊りたくなる、なんとも楽しいメロディですね!
ジョニーがライブハウスで歌っているシーン
ジョニーがライブハウスで歌っているシーンで流れた曲は、Los Lobosの『Chuco's Cumbia』です。
ロス・ロボスは、アメリカのロックバンド。メキシコ音楽を取り入れています。代表曲は「ラ・バンバ」など。
アレックスがブラッドとドキドキしながらライブハウスに入ると、実父のジョニーが渋い歌声を披露しているシーン。
ブラッドもつい聞き入っている様子。お客さんの入りも上々です。人気バンドなのかしら?
ジョニーがアレックスとブラッドに話しかけに来るシーン
ジョニーがアレックスとブラッドに話しかけに来るシーンで流れた曲は、Billy Braggの『California Stars』です。
ビリー・ブラッグは、イギリスのシンガー、ソングライター、政治活動家。代表曲は「Between the Wars」「It Says Here」など。
アレックスとブラッドがジョニーを見ながら作戦を立てていると、視線に気付いたジョニーが来てしまうシーン。
確かに魅力的な男性ではありますが、エリザベスとの間に何があったのでしょうか。
アレックスとジョニーが話しているシーン
アレックスとジョニーが話しているシーンで流れた曲は、Jim Kellerの『Spark And Flame』です。
ジム・ケラーはアメリカのミュージシャン、プロデューサー、作曲家。ロックバンド「Tommy Tutone」のリードギタリスト。
初めて会った親子が、ぎこちなく話しているシーン。
でもアレックスはとても幸せそう。確かに育ての父・サミュエルとはえらい違いだ…。
アレックスとブラッドがバーで飲んでいるシーン①
アレックスとブラッドがバーで飲んでいるシーンで流れた一曲目は、Jackson Browneの『Doctor My Eyes』です。
ジャクソン・ブラウンは、ドイツ出身、アメリカ育ちのミュージシャン、シンガーソングライター。 2004年に「ロックの殿堂」入りを果たしています。
思ったよりも素敵な実父に会えて興奮気味のアレックスと、ブラッドが仲良く飲むシーン。
もう過ちを犯すフラグがビンビンと。でもこの2人気が合いますよね!
アレックスとブラッドがバーで飲んでいるシーン②
アレックスとブラッドがバーで飲んでいるシーンで流れた二曲目は、Emilee Emikoの『Moving Through』です。
エミリー・エミコは、アメリカのフォーク、ソウルミュージシャン。
アレックスが「もう一杯必要ね!」と酒をおかわりするシーン。
もう2人はベロベロです。そしてこのあと案の定過ちを犯してしまう…。
2人の恋路はここから急展開です!
エンディング〜スタッフクレジット
エンディング〜スタッフクレジットで流れた曲は、Casalaneの『Our House』です。
Casalaneは、アメリカのフォーク・トリオバンド。本作で有名になりました。
「真実の愛」を見つけ幸せになったアレックスが、エリザベスの遺影を見て微笑むシーン。
色々ありましたが、一生懸命に夢を叶えたアレックスが幸せになってスッキリしました。
ニーナも幸せであって欲しい…。
ゆったりとした挿入曲が多かったですが、サントラも癒されるメロディばかりなので、ぜひ聴いてみてください!