2003年10月4日公開の映画『ジョニー・イングリッシュ』。イギリスのMI-7(スパイ)であるジョニー・イングリッシュが、ミス連発ながらも犯罪者に立ち向かうコメディ映画。フランスの大富豪が王室を狙う陰謀に挑みます。監督は、ピーター・ハウイット。出演は、ローワン・アトキンソン、ジョン・マルコヴィッチなど。
この記事では、映画『ジョニー・イングリッシュ』で流れた音楽のうち7曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
公開年 | シリーズ作品 |
2003年 | ジョニー・イングリッシュ |
2012年 | ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬 |
2018年 | ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲 |
『ジョニー・イングリッシュ』で流れた曲とは?
オープニング
Robbie Williams - A Man For All Seasons
オープニングで流れた曲は、Robbie Williamsの『A Man For All Seasons』です。
夢を見ていたイングリッシュが「ボス!」と呼ばれる中、国家存亡の危機が!1号が得た情報を追うべく、イングリッシュが任務にあたる…そんな映画の冒頭にて、イングリッシュが鏡の前で決めポーズや決め台詞を練習していましたね。
そのまま体力づくりや衣装をどうするか迷うという一連のシーンでクールな男性ヴォーカルの歌が流れます。ノリたくなるリズムと共に、登場人物たちの名前が挙がっていくオープニングがカッコいいなと思いました。
※この曲はエンディングでも流れます
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イングリッシュが歌いながら暗闇を歩くシーン
Rowan Atkinson - Thank You For The Music
イングリッシュが歌いながら暗闇を歩くシーンで流れた曲は、Rowan Atkinsonの『Thank You For The Music』です。
英国の宝である宝玉(王冠)が盗まれた床穴の下を散策していくイングリッシュとボフ!イングリッシュは「ABBA」の「Thank You For The Music」を歌います。
真っ暗な中、Eフラットで「ありがとうこの歌を教えてくれて」と高らかに歌うワンシーンは少しシュール(笑)
音の反響具合で進むべき方向を見つけた?ようですが…地上で危険が待ち受けていますよ。
ソヴァージュ一味がイングリッシュを確認するシーン
Abba - Does Your Mother Know
ソヴァージュ一味がイングリッシュを確認するシーンで流れた曲は、Abbaの『Does Your Mother Know』です。
泥棒一味はイングリッシュの動向を探るため、盗撮した映像を確認!イングリッシュは格闘技の練習をしているようですが、カッコイイとは言えない感じが印象的です。
ノリの良い歌と音楽と共に楽しそうだなという雰囲気が伝わってくる中、彼が邪魔だとしてソヴァージュが攻撃の許可をする…果たしてイングリッシュは大丈夫でしょうか!?
この曲はソヴァージュの悪事をばらそうとボフにDVDを流させる際にも流れます。イングリッシュのノリノリな姿が全国中継されますよ。
イングリッシュが回転寿司店に入るシーン
Moloko - The Only Ones
イングリッシュが回転寿司店に入るシーンで流れた曲は、Molokoの『The Only Ones』です。
イングリッシュは見覚えのあるバイクを見かけて店へ。店内では女性ヴォーカルの内省的でメランコリックな雰囲気の歌が流れていました。
回転ずしのお店にいたキャンベルに話しかけつつ、箸の使い方をマネしつつ日本酒で乾杯…そして、恐ろしい日本語を話していたのはさておき、イングリッシュの表情が崩れていくのに注目ですね。
まさか回転ずし用のレールにネクタイが挟まっていくとは笑いが堪えられません(笑)
イングリッシュが歓迎会に潜入するシーン
Bond - Kismet
イングリッシュが歓迎会に潜入するシーンで流れた曲は、Bondの『Kismet』です。
「筋肉ヨワクナール」の効果が残る中、歓迎会に潜入するイングリッシュ!弦楽器などのエスニックな要素を取り入れたエネルギッシュな曲が流れる中、イングリッシュが飲み物もまともに受け取れず心配になりますね。
外務大臣に飲み物をかけてしまったり、胸に顔を落としてしまったり…救世主が現れるのを待ちましょう。
イングリッシュがダンスをするシーン
Bond - Theme from Johnny English (Salsa Version)
イングリッシュがダンスをするシーンで流れた曲は、Bondの『Theme from Johnny English (Salsa Version)』です。
イングリッシュの頼りなさを見かねたようで、国際警察の特別捜査官のキャンベルが助けてくれましたね。軽快な音楽な流れる中、ダンスフロアで踊る二人!イングリッシュはスムーズに動けないこともある中、ソヴァージュの動向から目を離しません。
ソヴァージュはイングリッシュたちを追い払おうと上長に話をしますが…旗色が悪そうですね。果たして大丈夫なのでしょうか!?
イングリッシュが王として祝われるシーン
God Save the King
イングリッシュが王として祝われるシーンで流れた曲は、『God Save the King』です。
イングリッシュは王冠を被せられて、そのままイギリスの王に!彼を称えるため盛大な歌が歌われましたね。「神は王を助く」という歌詞は新たな王を祝うようでした。参列者も拍手喝采、専門の歌唱隊の高らかな歌が印象的なラストシーン…歌のシーンの詳細などは上記動画にてご確認くださいね。
女王陛下が再び即位し、イングリッシュは「ナイト」の称号を賜ってめでたしめでたしでした!