2002年7月20日公開 映画『猫の恩返し』。
スタジオジブリの長編アニメーション映画。
原作は、柊あおいの漫画「バロン 猫の男爵」
ジブリ映画にもなった漫画「耳をすませば」の雫が書いた物語という位置付けで、宮崎監督からのオファーを受け、柊先生が書き下ろした漫画。
普通の女子高生ハルが、猫を事故から助けた事で繰り広げられる、ハルと猫と猫の世界のファンタジー。
この記事では、映画『猫の恩返し』の動画を視聴する方法とサントラから抜粋した19曲を、シーン別にご紹介します。
※以下ネタバレ有り
映画『猫の恩返し』について

https://www.ghibli.jp/works/baron/
話数 | 全1話 |
---|---|
放送年 | 2002年 |
制作国 | 日本 |
制作会社 | スタジオジブリ |
監督 | 森田宏幸 |
音楽 | 野見祐二 |
キャスト |
|
あらすじ

https://www.ghibli.jp/works/baron/
高校生のハルは普通の女の子。車に轢かれそうになった猫を助けたが、その猫が猫の国の王子様だったため“恩返し"に猫の国に招待されることに。
「このまま、猫になってもいいかも……」と思った瞬間、ハルは徐々に猫の姿になっていき、一見天国に思えた猫の国の恐ろしさにはじめて気づくのだった……。
その時、ハルを救うべく、猫の男爵・バロンが颯爽と現れる。「だめだハル、自分を見失うんじゃない」。はたしてハルの運命は?
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映画『猫の恩返し』は、Amazon Prime VideoやNetflix、U-NEXTなど、すべての動画サブスクで見放題配信はありません(当サイト調査)。
その理由は様々ありますが、正式に『猫の恩返し』を含めてジブリ作品が動画サブスク解禁したときに情報を更新します。
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『猫の恩返し』はAmazonやU-NEXT、Huluなどでレンタル配信もされていません。
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『猫の恩返し』で流れる曲とは?

https://www.ghibli.jp/works/baron/
- ハルが起きて学校に行くシーン
- ハルが猫を救うシーン
- ハルが白猫に魚型のクッキーを与えるシーン
- 猫が列になり練り歩いているシーン
- ハルが猫に追いかけられるシーン
- ハルが「白く太った猫」を探すシーン
- ハルがムタを追うシーン
- ハルが猫の事務所に入るシーン
- ハルが猫王の部下たちに誘拐されるシーン
- 目覚めたハルが、ムタと猫の国にいるシーン
- ハルとムタが猫王の城へ向かうシーン
- ハルが猫になっているシーン
- ハルが猫王の歓迎を受けるシーン
- 猫王がバロンとハルを捕まえようとするシーン
- バロンがハルを抱っこし逃げるシーン
- ルーンがユキにプロポーズするシーン
- バロンと猫王が戦うシーン
- ハルが元の世界へ戻るシーン
- エンドロール・主題歌
ハルが起きて学校に行くシーン
ハルが起きて学校に行くシーンで流れた曲は、野見祐二の『ハル、起きてるぅ?』です。
母が声を掛けるも寝坊し、遅刻しそうで慌てて学校へ行く、コミック界ではあるあるなシーン。
美しい並木通りを走って行きますが、東京の阿佐ヶ谷・中杉通りや、表参道がモデルとなっているそうです。
ハルを演じているのは女優の池脇千鶴さん。三井のリハウスガールのイメージが強いですが、実力派の女優さんです。
ここでは朝にふさわしい、軽やかなオーケストラが流れます。
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ハルが猫を救うシーン
ハルが猫を救うシーンで流れた曲は、野見祐二の『ルーンとの出会い』です。
友人であるひろみ(演/佐藤仁美)と歩いている際、トラックに轢かれそうになった猫を助け、その猫が立ち上がりお礼を言うシーン。
ヌラっと二足で立ち上がり、素敵な声で「ありがとうございます」と紳士的に挨拶。ルーンの声優は俳優の山田孝之さんが演じています!
ここで流れるのは、不思議なシーンにマッチした、神秘的な曲。
ハルが白猫に魚型のクッキーを与えるシーン
ハルが白猫に魚型のクッキーを与えるシーンで流れた曲は、野見祐二の『猫とお話』です。
母である直子(演/岡江久美子)との食事中に昔話をするシーン。小学生のハルが白猫にクッキーをあげる回想が流れます。
このクッキー美味しそうだなぁと思ったら、なんと実在しており、新高円寺駅の近くにある「MYNT」というケーキ屋さんで取り扱っているそうです!
移転し店構えは変わってしまいましたが、おさかなクッキーを食べに一度は行ってみたいなー。
猫が列になり練り歩いているシーン
ハルが白猫に魚型のクッキーを与えるシーンで流れた曲は、野見祐二の『猫王の行列』です。
猫たちが手を前に垂らし、二足歩行で歩いているシーン。SP猫がいるのが可愛い。
猫王(演/丹波哲郎)が、ハルに「ありがとね。じゃーね」と茶目っ気たっぷりにお礼を言います。このキャラクター、ジワジワとハマりそう!
ここでは、笙、篳篥、龍笛などを使用した雅楽(神社で流れる音楽)のような、「和」を感じられるメロディが流れます。
ハルが猫に追いかけられるシーン
ハルが猫に追いかけられるシーンで流れた曲は、野見祐二の『猫王の恩返し』です。
家の前は猫じゃらしだらけ、靴箱にはネズミ…。猫が、自己中以外の何者でもないありがた迷惑な恩返しをするシーン。
学校の先生が普通に「コラ、猫を連れてくるな」って、見たら追いかけられてるのわかるでしょ。笑
逃げるハルを表現した、ちょっとコミカルでテンポの速いオーケストラが流れます。
ハルが「白く太った猫」を探すシーン
ハルが「白く太った猫」を探すシーンで流れた曲は、野見祐二の『十字街にて (ストリート・オルガン)』です。
不思議な声を聞き、白く太った猫を探しに十字路へ行くシーン。この、美しいレンガ通りの十字路のモデルは、横浜市の元町商店街だそう。
ちなみにムーンは『耳をすませば』では「ムーン」と呼ばれていましたね!今作のほうがふてぶてしいですが。笑
ここでは、三拍子の可愛らしいオルガン独奏が流れます。
ハルがムタを追うシーン
ハルがムタを追うシーンで流れた曲は、野見祐二の『ムタを追って』です。
ムタがハルを誘導。町の中を走って行くシーン。
ここは『耳をすませば』の、雫がムーンを追うシーンが反映されていますね。
不思議な町へ到着しますが、『不思議の国のアリス』の世界観さながらの小さめの家たちが美しい!
高いキーのフルート?が軽やかで楽しくなる、リズミカルな曲が流れます。
ハルが猫の事務所に入るシーン
ハルが猫の事務所に入るシーンで流れた曲は、野見祐二の『ようこそ猫の事務所へ』です。
人間様よりもはるかにイケメンな猫、ついにバロン様登場!猫の事務所へ案内してもらうシーン。
声優は『耳をすませば』の時の露口茂さんから、俳優の袴田吉彦さんへバトンタッチ。露口さんのまさに男爵!という声も素敵でしたが、袴田さんの渋いけれど若々しくハリのある声も、ハマってますね。
菅楽器がメインの、ファンタジー感たっぷりのオーケストラが流れます。
ハルが猫王の部下たちに誘拐されるシーン
ハルが猫王の部下たちに誘拐されるシーンで流れた曲は、野見祐二の『後宮への誘拐』です。
バロンとカラスのトト(演/斉藤洋介)、ムタとまったりお茶タイム。しかし、突然猫王の部下たちがハルを連れ去ってしまうシーン。
トトとムタのわちゃわちゃした喧嘩っぷりが、ほっこりします♪ そしてバロンの紅茶ブレンド、飲んでみたい…。
音の強弱が面白く、聴いていて飽きのこないダイナミックなオーケストラが、猫たちがハルを神輿のように担いで逃げるシーンにピッタリです!
目覚めたハルが、ムタと猫の国にいるシーン
目覚めたハルが、ムタと猫の国にいるシーンで流れた曲は、野見祐二の『ここが猫の国?』です。
ハルが猫たちのように小さくなっているシーン。ムタのデカさにはビックリ。笑
猫のお城は高さが様々な塔が立ち、キャットタワーのよう。そして周りの湖の形が肉球!!これはもう、あざとかわいい!!
ここでは、少々不穏な感じのする静かな楽曲が流れます。
ハルとムタが猫王の城へ向かうシーン
ハルとムタが猫王の城へ向かうシーンで流れた曲は、野見祐二の『猫王の城へ』です。
ナトル(演/濱田マリ)が案内をし、お城へ運ばれるシーン。濱田さんの声、ナトリのとぼけた感じにピッタリです!
部下たちが運ぶ椅子に、ムタが猫王なの?と思うほどにずっしりと偉そうに座っているのが、また可愛い♪
ここで流れるのは、音の強弱が魅力的な、緊張感のある楽曲。
ハルが猫になっているシーン
ハルが猫になっているシーンで流れた曲は、野見祐二の『ねこぉー?』です。
連れ去られ、勝手に結婚をさせられそうになるハルが、猫の姿になってしまっているシーン。
ここでは根強いファンのいる「またたびゼリー漬けムタさん」も見られます。彼のぬいぐるみはあるのですが…ゼリー漬けもグッズ化したらいいのに!
ここで流れるのは、ハルの心情と、ゼリー漬けムタを表現した楽曲。チューバでコミカルに演奏されています。
ハルが猫王の歓迎を受けるシーン
ハルが猫王の歓迎を受けるシーンで流れた曲は、野見祐二の『ワルツ「Katzen Blut」』です。
息子の嫁にさせるハルを歓迎するため、猫王がたくさんの猫に余興をさせるシーン。
どれもハルにはハマりませんでしたが、ここでバロン様が登場!ハルとダンスを踊ります。その立ち姿にウットリ。
ダンスミュージックは、少々哀愁のあるオシャレなワルツです。
猫王がバロンとハルを捕まえようとするシーン
猫王がバロンとハルを捕まえようとするシーンで流れた曲は、野見祐二の『私はフンベルト・フォン・ジッキンゲン!』です。
バロンの正体がバレて、猫王に名乗りハルと逃げようとするシーン。ゼリー漬けになっていたムタも無事で、兵隊猫を蹴散らします。
実は「ムタ」という名前は、宮崎監督がレジェンドプロレスラー「グレート・ムタ」から拝借し名付けたそう。この腕っ節の強さとぶっきらぼうなキャラクターのモデルは、武藤選手なのかもしれませんね。笑
ここで流れるのは、バロンにピッタリな、美しく壮大なオーケストラ。
バロンがハルを抱っこし逃げるシーン
バロンがハルを抱っこし逃げるシーンで流れた曲は、野見祐二の『迷路からの逃走』です。
難しい迷路を攻略し、バロンがハルをお姫様抱っこして走るシーン。
下から見るバロン様のご尊顔も尊い…こりゃ惚れてまうやろ!です。そして、猫王は偉そうなのに語尾が「ニャ」なのが可愛い。
ハラハラするこのシーンで流れる曲は、音の強弱で緊迫感が表現された楽曲。
ルーンがユキにプロポーズするシーン
ルーンがユキにプロポーズするシーンで流れた曲は、野見祐二の『ルーンとユキ』です。
ハルが助けた黒猫・ルーンが戻って来て、父である猫王にユキと結婚することを伝えるシーン。
ルーンもバロン同様、堂々としている素敵猫。控えめなハルとお似合い過ぎですし、きゅんとするこのプロポーズシーンは見どころです!
ここで流れるのは、結婚式で流れるような華やかな楽曲。
バロンと猫王が戦うシーン
バロンと猫王が戦うシーンで流れた曲は、野見祐二の『脱出』です。
ムタの正体は「ルナルド・ムーン」。猫の国の魚を食べ尽くし逃げた、伝説の猫である事がわかるシーン〜バロンが剣で猫王と戦うシーン。
猫王はおじいちゃんなのに強いですが、勝負はあっけなく終わり、ちょっとクライマックスとしては物足りなかったです。(バロンとムタの勇姿をもっと観たかった…)
でもここで流れる「脱出」は、ハリウッド映画のクライマックスような緊迫感のある楽曲です。
ハルが元の世界へ戻るシーン
ハルが元の世界へ戻るシーンで流れた曲は、野見祐二の『帰れた、私帰れたんだ!』です。
城から落ちて、真っ逆さまに落ちるハルとムタを、トト率いるカラスたちが助けるシーン。
学校に着いてお別れをしますが、ハルの告白シーンも、お別れのシーンも、なんだかあっさりでこちらも拍子抜け…。
楽曲は「脱出」のように壮大で素晴らしく、それならもうちょっと盛り上げて欲しかったな、という印象のエンディングでした。
エンドロール・主題歌
エンドロール・主題歌は、つじあやのの『風になる』です。
つじあやのは、ウクレレの弾き語りスタイルの、シンガーソングライター。
この曲は今作の主題歌だけではなく、ハウス食品のCMソングとしても人気を博しました。
優しい歌声と、心地よいウクレレの音が心に染み渡ります。応援ソングとして聴いている人も多いですよ♪
サウンドトラック
『猫の恩返し』を聴く
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