2025年2月7日公開の映画『ショウタイムセブン』。
韓国映画『テロ、ライブ』を原作としたサスペンス作品。監督は武 正晴。元人気キャスターの折本(阿部寛)が、生放送中にテロ事件に巻き込まれ、極限状況で真相を暴こうとするのが主な物語です。
この記事では、映画『ショウタイムセブン』で流れた音楽のうち、サントラで印象的だった音楽も含めて4曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
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映画『ショウタイムセブン』のネタバレを劇場鑑賞者が解説!阿部寛の表情から主人公の心境が伝わってきた!
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『ショウタイムセブン』で流れた曲とは?
折本のラジオ番組が始まるシーン
照井順政 - soft breeze
折本のラジオ番組が始まるシーンで流れた曲は、照井順政の『soft breeze』です。
折本眞之輔が務めるラジオ番組が始まる際に、カフェを思わせるようなおしゃれな曲が流れました。夜7時の番組ですが、朝のような心地をさせる曲だったのが印象的。
そんな曲とは裏腹に、折本の表情は冴えず…モノを乱暴に扱う姿からも、彼が「ラジオ番組に力を入れていないのだな」とわかるシーンでしたね。折本は「あなたは犬派?猫派?」という企画でリスナーから答えを求めるにあたり、ウスバカゲロウと名乗る男との対話から始まるのに注目ですよ。
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報道番組「ショウタイムセブン」が始まるシーン
照井順政 - PULSE
報道番組「ショウタイムセブン」が始まるシーンで流れた曲は、照井順政の『PULSE』です。
公正さを重視しているというキャッチフレーズが印象的な報道番組「ショウタイムセブン」。夜7時に番組が始まると同時に、ニュース番組らしさを感じる曲が流れました。
キャスターの安積征哉と、アナウンサーの結城千晴が番組の進行をしつつ、首相と電力会社の話題を報じますが…この話が最後まで関わっていくのに注目ですね。
折本がラジオの間に歌を流すシーン
松崎しげる - ワンダフル・モーメント
折本がラジオの間に歌を流すシーンで流れた曲は、松崎しげるの『ワンダフル・モーメント』です。
ウスバカゲロウが電力会社に爆弾を仕掛けたとのことですが、折本は信じませんでしたね。彼を「うすばかやろう」と罵って電話を切り、松崎しげるの歌を流すようスタッフに頼みます。
裏に戻ってスタッフと電話の件を話しつつ、再びラジオを始める際には「ワンダフルモーメントと犬の話題をかけた」と言っていたのも印象的でした。爆弾騒ぎが始まって場面が転換していくのに注目です!
エンディング
Perfume - Human Factory - 電造人間 -
エンディングで流れた曲は、Perfumeの『Human Factory - 電造人間 -』です。
折本が「ザ・世論調査」で自身の「LIVE or DIE」を問いかけ、爆弾のスイッチを手にした…そうして場面が変わって東京の町が映し出されつつ、ロンドンでは爆破事故が起きたとの報道も流れていましたね。
そのまま「次は音楽番組です」という流れがあったかと思いますが、Perfumeによる「Human Factory - 電造人間 -」のMVのような映像が流れるエンディングへ。ポップな歌と、電脳世界を思わせるような曲調が印象に残ります。Perfumeの衣装とダンスも良いなと思いました。