2018年3月1日公開の映画『15時17分、パリ行き』。
- 主演:スペンサー・ストーン、アンソニー・サドラー、アレク・スカラトス
- 監督:クリント・イーストウッド
- 音楽:クリスチャン・ジェイコブ、トーマス・ニューマン
2015年8月21日にフランスで起きた「タリス銃乱射事件」を題材にした伝記映画。
重装備をしたテロリストに立ち向かい、人々を救った三人の若者達の半生を描いています。
監督は、映画『ダーティハリー』『マディソン郡の橋』で有名なクリント・イーストウッド。
テロを制圧した三人の若者役に、本人達を起用した事で話題となりました。
この記事では、映画『15時17分、パリ行き』で流れる3曲をご紹介します。
※以下ネタバレ有り
『15時17分、パリ行き』を観る方法
『15時17分、パリ行き』で流れる曲とは?
スペンサーがトレーニングをするシーン
スペンサーがトレーニングをするシーンで流れる曲は、Imagine Dragonsの『Believer』です。
イマジン・ドラゴンズ は、アメリカのオルタナティヴ・ロック・バンド。代表曲は「Believer」「Whatever It Takes」など。
軍人としての志は高いものの、ADDの疑いを持たれ窮屈な毎日を送っていたスペンサーが、空軍パラレスキュー隊に入隊するべく筋トレを開始するシーン。
元々体格には恵まれているスペンサー。学校ではADDと言われましたが、決断した時の集中力・行動力は素晴らしいものですね!
ここで流れる力強い応援歌は、ケネス・ブラナーの映画『オリエント急行殺人事件』や、GalaxyのCMソングとして使用されており、
またMVには、映画『ロッキー4』ドラゴ役、『エクスペンダブルズ』シリーズのガンナー役でお馴染みのドルフ・ラングレンが出演しています♪
スペンサー達がアムステルダムのクラブに行くシーン①
スペンサー達がアムステルダムのクラブに行くシーンで流れる一曲目は、Tim Bergの『Seek Bromance』です。
アヴィーチー(本名:ティム・バークリング)は、スウェーデンの音楽プロデューサー・トラックメイカー・作曲・編曲家、DJ。
三人がひとしきりヨーロッパ観光を楽しみ、バーで出会った老人に教えられたアムスのクラブへ行くシーン。
仲良し三人組がはっちゃける楽しいカット。観光でなくとも、若者にはこういう場のほうが楽しめるのでしょうね♪
そしてこの決断が、のちのテロ事件に大きく関わって来るのでした。
ここで流れるEDMは、イギリス・ベルギー・オランダなどでヒットした楽曲。
スペンサー達がアモスのクラブに行くシーン②
スペンサー達がアムステルダムのクラブに行くシーンで流れる二曲目は、Porter Robinson & Lazy Rich feat. Sue Choの『Hello』です。
アメリカのDJポーター・ロビンソン、カナダの作曲家レイジー・リッチ、アメリカの歌手スー・チョのEDM。
過去シーンが長く、車内でのテロリストとの格闘シーンが少なかった今作。
クリント・イーストウッド曰く「悪に立ち向かうには、特別な能力や資質は必要ない」だそうで、アクション満載というよりは、彼らの過去にフィーチャーした作品でした。
酷評が多い今作ですが、本物の俳優さながらのご本人達の演技も相まって、物語のリアルさが魅力的だと思います!