1990年9月21日公開の映画『ダイ・ハード2』
ブルース・ウィリス主演の大人気アクション映画『ダイ・ハード』シリーズ、第2作目。またしても事件に巻き込まれたマクレーン夫妻、今回はワシントンD.C.のダレス空港が舞台です。興行収入2億4千万ドルを超える大ヒット作品となりました。
この記事では、映画『ダイ・ハード2』で流れた音楽5曲をご紹介します。
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公開日 | シリーズ作品名 |
1989年 | 映画『ダイ・ハード』で流れた挿入曲をシーンごとに8曲紹介! |
1990年 | ダイ・ハード2 |
『ダイ・ハード2』で流れた曲とは?
ダレス空港で流れている曲、1曲目
Mykola Leontovych - Carol Of The Bells
ダレス空港で流れている曲、1曲目は、Mykola Leontovychの『Carol Of The Bells』です。
ジョン・マクレーンは、ワシントンD.C.にあるダレス空港に妻を迎えにきましたが、駐車違反で車をレッカー移動されてしまいました…空港内に入ると中ではこの曲が流れていましたね。
『Carol Of The Bells』は、『Shchedryk(シュケドリック)』とも呼ばれるクリスマスキャロルです。 ウクライナの作曲家ミコラ・レオントヴィッチが1914年に作った『Shchedryk』に、アメリカの作曲家ペーター・J・ウィルハウスキーが英語の歌詞をつけ『Carol of the Bells』のタイトルで1936年に発表しました。
人気のクリスマス曲で、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004)でも使われています!
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ダレス空港で流れている曲、2曲目
Thomas Oliphant - Deck the Halls
ダレス空港で流れている曲、2曲目は、Thomas Oliphantの『Deck the Halls』です。
空港内のテレビで、エスペランザ将軍の逮捕とアメリカ移送のニュースが報じられるシーンで、この曲が流れています。エスペランザ将軍は架空の国「バルベルデ共和国」の軍人という設定ですが、モデルは冷戦時代のパナマの元軍人ノリエガ将軍だとか!
この曲は、英・グレートブリテン島南西部に位置するウェールズに16世紀から伝わる民謡『Nos Galan』をもとにした伝統的なクリスマスキャロルです。この曲に、1862年にスコットランドの音楽家トーマス・オリファントが英語の歌詞をつけました。日本では『ひいらぎ飾ろう』の題名で讃美歌集に収録されています。
ジョンが「エルヴィスを見た」とごまかすシーン
Elvis Presley - Love Me Tender
ジョンが「エルヴィスを見た」とごまかすシーンで流れた曲は、Elvis Presleyの『Love Me Tender』です。
空港内のバーで不審な人物を見つけたジョンが、映画冒頭でジョンの駐車違反を取り締まった警官に遭遇してしまうシーンです。
「キング・オブ・ロックンロール」と称されるエルヴィス・プレスリーが1956年にリリースした曲です。プレスリーの初主演映画『やさしく愛して』(1956)の主題歌として、アメリカ歌曲『オーラ・リー (Aura Lee) 』(1861)を原曲に、プレスリーらが新たに書いた詩を載せて作られました。売上がプレスリーのシングルとしては初めて百万枚を超え、ビルボードチャートでは5週連続1位を記録しました。
空中で待機していた飛行機が着陸するシーン
Jean Sibelius - Finlandia, Op.26
空中で待機していた飛行機が着陸するシーンで流れた曲は、Jean Sibeliusの『Finlandia, Op.26』です。
ジョンが「着陸灯ができた!」と叫ぶと同時に音楽が始まります。テロリストの飛行機の爆破で、燃料をつたう炎が滑走路の誘導灯代わりになりました!
この作品を作ったジャン・シベリウスはフィンランドの国民的英雄と言われる作曲家です。『フィンランディア』は当初『フィンランドは目覚める』というタイトルで発表されました。作曲された1899年当時、帝政ロシアの圧政に苦しめられていたフィンランドでは独立運動が起こっていて、独立運動を音楽で担う存在とされていた彼の作品は人々を勇気づけたといわれています。
ちなみに『ダイ・ハード2』の監督レニー・ハーリンはフィンランド人です!
エンディング
Vaughn Monroe - Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!
エンディングで流れた曲は、Vaughn Monroeの『Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!』です。
ロレンゾ署長が、ジョンの駐車違反切符を破り捨て、マクレーン夫妻を笑顔で見送るシーンです。ちょうど1年前(『ダイ・ハード』)、ジョンを助けてくれたアル・パウエル巡査のテーマ曲らしき存在だった曲で再びエンディングを迎えます。
サミー・カーン (作詞) とジュール・スタイン (作曲) が1945年に作った『Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow! 』を歌うヴォーン・モンローは、バリトン歌手でトランペット奏者、ビッグバンドリーダー、そしてビジネスマンの顔を持つ多才な人で、地面に星形のプレートが埋め込んであるハリウッドの観光名所Hollywood Walk of Fameに2つの星を持っているそうです!
サウンドトラック
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