1954年12月22日公開の映画『オズの魔法使』※邦題では送り仮名の「い」を付けないそうです。
- 主演:ジュディ・ガーランド
- 監督:ヴィクター・フレミング
アメリカのファンタジー・ミュージカル映画。
1900年にライマン・フランク・ボームが発表した児童文学小説『オズの魔法使い』が原作。
不思議な世界「魔法の国・オズ」に迷い込んでしまった少女ドロシーが、知恵のないカカシ男、心のないブリキ男、臆病なライオン男と出会い、絆を深めながら家へと帰るための冒険を繰り広げます。
現実世界ではモノクロ、オズの世界では当時珍しかったカラーフィルムが使用され、の1939年のアカデミー賞で作曲賞、歌曲賞、特別賞を受賞しました。
この記事では、映画『オズの魔法使』で流れる9曲をご紹介します。
※以下ネタバレ有り
『オズの魔法使』を聴く
聴く| Apple Music | 聴く| Spotify | 聴く| Amazon Music | 聴く| LINE MUSIC | 聴く| AWA | ダウンロード| Amazon MP3 | ダウンロード| レコチョク | 買う| Amazon CD | 買う| 楽天市場 CD | 買う| タワレコ CD |
※当サイト調査。アフィリエイトリンクを含む場合あり。
『オズの魔法使』で流れる曲とは?
エムおばさんに怒られたドロシーが、夢の国へ想いを馳せるシーン
エムおばさんに怒られたドロシーが、夢の国へ想いを馳せるシーンで流れる曲は、ジュディ・ガーランドの『虹の彼方に(Over The Rainbow)』です。
アカデミー歌曲賞を受賞し長く愛されている名曲で、エリック・クラプトンやアリアナ・グランデ、日本では美空ひばり、倉木麻衣、トータス松本など多くのアーティストがカバーしています。
主役の天真爛漫で元気なドロシーがとてもキュート!!歌声も抜群で、主演のジュディ・ガーランドはこの時にアカデミー子役賞を受賞しました。
余談ですが、2020年3月にはジュディ・ガーランドの伝記映画が公開されたので、こちらも要チェック!
Amazon Music Unlimited
マンチキン達がドロシーをもてなすシーン
マンチキン達がドロシーをもてなすシーンで流れる曲は、ビリー・バーク、マンチキン コーラスの『マンチキンの国へようこそ(Munchkinland Musicak Sequence)』です。
グリンダ(北の良い魔女)がマンチキンを呼び出し、東の悪い魔女を(意図せず)退治したドロシーをもてなすシーン。
ハリケーンで飛ばされ、たどり着いたのはマンチキンと呼ばれる住人達の国。ここからはカラーフィルムになり、美しいセットに魅了されます。エモいCGも最高ですね!!
コミカル&明るいメロディで、マンチキンの個性的な歌声がクセになる楽しい楽曲です。
マンチキン達がドロシーを送り出すシーン
家に帰る方法を聞くため、オズの国の魔法使いに会いに行くシーン。幼少の頃この作品を見て、赤いルビーの靴に憧れました…。
ここで歌われるのは、思わずスキップしたくなるリズミカルな楽曲。
このあと、カカシ、ブリキ男、ライオンとそれぞれ旅に出るシーンでも使用されています。
ドロシーがカカシと話すシーン
ドロシーがカカシと話すシーンで流れる曲は、レイ・ボルジャー、ジュディ・ガーランドの『もしも知恵があったなら(If I Only Had a Brain)』です。
脳みそがないため、考える事が出来ず知恵がないカカシと出会うシーン。
この特殊メイクすごくないですか!?今観ても不思議。歩き方もヨタヨタしていて、本物のカカシにしか見えません!
ここでは、脳みそがあったならなんでも教えてあげる♪という前向きな歌が流れます。
ドロシーとカカシがブリキ男を助けるシーン
ドロシーとカカシがブリキ男を助けるシーンで流れる曲は、ジャック・ヘイリー、ジュディ・ガーランドの『もしもハートがあったなら(If I Only Had a Heart)』です。
これどうなってんの?と不思議だったシーンふたつめ。サビついて動けなかった、心が無いブリキ男と出会います。
ここで流れるメロディはカカシと一緒。でも、ブリキ男のシーンはダンスに注目!
マイケル・ジャクソンの「スムース・クリミナル」で披露された、身体を傾斜させる不思議な「ゼログラビティ」の元になったダンスが観られます♪
(マイケルはこのシーンから「ゼログラビティ」の着想を得たそうです♪)
ドロシーとカカシとブリキ男がライオンと仲良くなるシーン
ドロシーとカカシとブリキ男がライオンと仲良くなるシーンで流れる曲は、バート・ラー 他の『もしも勇気があったなら(If I Only Had the Nerve)』です。
筆者が一番好きなキャラ、臆病なライオンと三人が出会うシーン。しっぽがどうなってるのか未だにわからない…。
ドロシーが、みんなを脅かしてくるライオンの鼻をペチン!とするカットで何度笑った事か!びーびー泣く情けない姿も大好きです♪
ここでは、羊も怖いライオンの「勇気が欲しい」という気持ちが歌われます。
4人がエメラルド・シティに向かうシーン
4人がエメラルド・シティに向かうシーンで流れる曲は、The Debutantes 、 The Rhythmettesの『希望をもって(Optimistic Voices)』です。
西の悪い魔女に眠らされるも、良い魔女の手助けによりピンチを脱するシーン。一緒に寝ちゃうトトとライオンが可愛い。
ここでは、美しいケシの花と立派なエメラルドグリーンのお城に注目。カラフルなセットも夢があって楽しいですよね♪
長い道のりを歩いて来た四人の足を軽やかにする、リズミカルな楽曲が流れます。
4人がエメラルド・シティで身なりを整えてもらうシーン
4人がエメラルド・シティで身なりを整えてもらうシーンで流れる曲は、フランク・モーガン 他の『これがオズの笑い方(The Merry Old Land Of Oz)』です。
カカシはワラを詰め、ブリキ男は身体を磨き、ドロシーはヘア&メイク、ライオンはリボンを付けカットしてもらうシーン。
オズの人々と、ころころ変わる馬のカラーにも注目です♪(今観ると虐待を心配してしまいますが;)
悪い魔女が現れるまで「アッハッハ!オッホッホ!」とみんなで笑い合う楽しい歌が流れます。
ライオンが王様になりきるシーン
ライオンが王様になりきるシーンで流れる曲は、バート・ラー『もしも森の王様になれたら(If I Were King of the Forest)』です。
魔法使いに接見を願い出ている間に、ライオンがテノール歌手もびっくりの声量で歌い出すシーン。
演じているバート・ラーさんはブロードウェイ俳優だったそうです。ビブラートがスゴイ!
今作の挿入曲はどれもコミカルで明るく、元気の出る歌が多かったですね。
有名な「虹の彼方に」以外、インストもぜひ聴いてみてください♪
サウンドトラック
『オズの魔法使』を聴く
聴く|Apple Music | 聴く|Spotify | 聴く|Amazon Music | 聴く| LINE MUSIC | 聴く| AWA | ダウンロード|Amazon MP3 | ダウンロード| レコチョク | 買う|Amazon CD | 買う| 楽天市場 CD | 買う| タワレコ CD |
※当サイト調査。アフィリエイトリンクを含む場合あり。
Amazon Music Unlimited