2025年5月9日にNetflixで公開された映画『バッド・インフルエンス』
何者かからストーカー被害に遭っている社長令嬢・リース。
父はなぜか前科者をボディーガードとして雇い、2人は恋に落ちて行く。
しかしストーカーの行為は、その後もエスカレートした。
スペインのサスペンス・青春ラブロマンスムービー。

美しい人を観ないと元気が充電出来ないオバ、beersyです!
「悪影響な人」という題名の通り、社長令嬢がイケメンのワルに惹かれて行く。
どこかで観たようなストーリーだけれど、不満は特になし!
この記事では、Netflix映画『バッド・インフルエンス』を鑑賞した筆者の感想やあらすじ、ネタバレ解説をご紹介いたします!
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『バッド・インフルエンス』の評価&感想
- 感動度
- 2
- 脳トレ度
- 3
- 再鑑賞度
- 2
- サプライズ度
- 3
- 話題性
- 2
レビューサイトで、評価があまりよろしくない本作。
全く期待せずに(イケメン見たさで)視聴しましたが、意外とリースを襲う犯人捜し・サスペンス要素の部分が面白かったです。
登場キャラ達の背景が見えて来て、目を離せなくなってしまいました!
(オチには驚きつつも、少々強引だなとは思いましたが)
そして物語の軸になっているのは、前科者のワル×令嬢の青春ラブ。
主人公を甘いマスクで動揺させるエロス役は、スペインの俳優アルベルト・オルモ。
彫刻のように美しい男性…この方見たさに視聴した方も多いのでは?笑
日本でもこのようなストーリーはありふれていますが、スペイン特有の情熱的な、大人っぽい恋愛模様が楽しめました。
ちなみに筆者の一押しのキャストは、エロスの友人・ペイトン役のミレラ・バリッチ!!
ネトフリの人気ドラマ『エリート』のクロエ役です。
ため息が出るほどセクシーでキュート、目の色も透き通っており、彼女だけをずっと観ていたいとさえ思うほど…。
対照的に、主人公のリース(エレア・ロチェラ)は素朴ながらも上品さがあって、また初々しくもあり母親のような目で観てしまいました。
ストーリーがものすごく面白い!…というわけではありませんが、劇中曲がどれも良く、SNSを使った演出があってファッショナブルな印象も受けます。
あまり考え込みたくない方、情熱的なスペインの青春恋愛を楽しみたい方、イケメンに癒されたい方にオススメ!
以下より重要なネタバレを含みます。
『バッド・インフルエンス』のネタバレ
2人の出会いと迫る影
豪邸に住む社長令嬢のリース(エレア・ロチェラ)は、数ヶ月に渡り悪質な嫌がらせを受けている。
そんな娘を心配した事業家のブルース(エンリケ・アルセ)は、なぜかあと3ヶ月で釈放される囚人・エロス(アルベルト・オルモ)の元へ行き、早く釈放させる代わりに娘のボディガードをするようにと命じた。
過保護な父に少々うんざりしているリースだったが、今度はバレエの発表会中に、細工された照明が落ちて来る。
間一髪エロスが助け、リースは不本意ながら学校にもエロスを同行させた。
ーー
リースが通っている高校は、資産家の子供達が通う名門校。
しかしそこには元彼のラウル(フェル・フラガ)もいて、リースに未練がある彼は人目を憚らず嫌がらせをしていた。
エロスは目の余るイジメを目撃し、腕っぷしの強さを見せ撃退する。
この事によって、リースはエロスに惹かれ始めるのだった。
ーー
6歳の時に事故で親を亡くし、施設で育ったエロスは、ディエゴ(ファリド・ベシャラ)、ペイトン(ミレラ・バリック)と家族同然の仲だ。
また、ディエゴの弟であるシモンという少年は弟のように可愛がっており、一緒に暮らすため3人で金を稼ごうと奮闘している。
ペイトンはお嬢様のリースを良く思わず「金づる」と呼んだが、エロスも、長く生活して行くうちにリースに惹かれ始めた。
ある日、クラブで踊った2人はキスをし、互いの気持ちを確認する。

甘いマスクにエロスという名前、とても魅力的なボディガード!
リースはすぐに恋に落ちてしまいました。そりゃ簡単か…。
ペイトンはエロスの事を本当はどう思っているのか、気がかりです。
抗えない恋
リースの誕生日パーティーが自宅で盛大に行われるが、ディエゴ、ペイトンも参加したためリースは居心地が悪くなる。ブルースは仕事で不在だ。
ディエゴとペイトンはお構いなしに食事を楽しみ、また勝手に他の部屋に行って銃を見つけ、写真を撮って遊んでいた。
場の雰囲気に疲れたリースが1人で飲んでいると、何者かが窓ガラスにビリヤードの球を投げて割る。
そこには「残された時間は少ないぞ」と書かれており、せっかくの誕生日ケーキが運ばれて来たが、怯えるリースは招待客を帰すようにエロスにお願いした。
ーー
エロスが客達を帰しリースを探していると、ブルースの部屋を見つけて入る。
高級なデスクに座り、引き出しを漁ると昔の写真が出て来た。
リースと合流しその写真を見ると、リースの両親とエロスの両親が映っている事に気付く。
なぜエロスは呼ばれたのか…。リースはブルースに電話をかけるが、出なかった。
気を取り直したエロスが、改めて「誕生日おめでとう」と言うと、リースがキスをする。
「これ以上はダメだ」と2人で別々の寝室に行ったが、胸の高まりは収まらなかった。
ーー
翌日、リースの元に花束と小包みが届く。
ブルースからだと思ったリースが開けてみると、小さな歯と「お前を乳歯の頃から知っている」と書かれた紙が入っていた。
リースは悲鳴をあげ、過呼吸のような状態に陥る。
乳歯が入っていた事で、犯人は幼馴染のラウルだと思い家を探ったが、特に何も出なかった。
その後車に乗っていると、突然煙が立ち込めて炎上。
警察によると、何者かが細工をしたらしい。犯人の行動はエスカレートしていた。
ーー
そんな状況ではあるが、リースとエロスの距離はどんどん縮まって行く。
しかしそれがブルースにばれてしまい、ブルースはエロスに報酬を差し出して「契約解除だ」と言った。
エロスは写真を見せどういう事かと問い詰めるが、ブルースは「エロスの両親は友達だったが、早くに亡くなったので息子である君を支援したんだ。それだけだ」と告げる。
2人は納得がいかないまま一度別れ、それでも忘れられず、すぐによりを戻した。

細工のスキルがすごいので、それ相応の技術と知識を持った者が犯人だと思いますが…。
ラウルでなければ、一体誰なのでしょうか?またその理由も謎ですね。
そんな中で熱く燃え盛るリースとエロスの禁断の恋。青春っていいね!!
真犯人
リースとエロスはついに一夜をともにする。
幸せいっぱいの2人だったが、リースはSNSから、ペイトンが自分の高校で清掃の仕事をしている事を知った。
時期や時間が被るため、犯人は彼女では無いかと言うが、大事な仲間を悪人にされたエロスは怒ってしまう。
それでもリースは確信を持って、エロス達のシェアハウスに向かった。
ーー
エロスはペイトンに事情を話すが、激しい口論となってしまう。
ペイトンがエロスを突き飛ばすと、エロスは頭から血を流して気絶してしまった。
そんな中、タイミング悪くリースと、リースを心配したブルースがシェアハウスを訪問。
すると、ペイトンはブルースを見るなり血相を変え、彼の家から盗んだ銃を2人に向けた。
そこへ目を覚ましたエロスも現れる。
ペイトンはブルースに「私を覚えていないの?」と言いながら、過去を語り始めた。
リースを殺そうとしていた犯人は、ペイトンだった。
ーー
エロスとペイトンの親はブルースの店で働いていたが、火事が起きてしまい全員命を落とした。
その店は無許可営業で、かつ消化器もない違法な店であり、また2人の親達は保険未加入で働かされていたのだ。
しかもブルースは、火事が起きた原因が自分のタバコだったにも関わらず、当時6歳だったエロスとペイトンのせいにした。
ブルースはその罪の意識から、エロス達をずっと支援していたのだった。
ペイトンはずっとブルースを憎んでおり、その恨みがリースに向けられていた。
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エロスはペイトンを止めようとするが、彼女はブルースに向かって発砲。
その後、ブルースは亡くなった。
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ーー
リースは落ち込みながらも前を向き、バレエの練習に励む。
そうしてしばらくすると、ダンスの会社に就職が決まった。
彼女は愛するエロスとともに、新しい人生を歩もうとしているー。

なんとなく、ペイトンかなと思いつつも理由が分からなかったので、最後に繋がり納得しました。
でも、ブルースはあまりにも酷い事をしましたね。4人が死ぬってヤバくないですか?
最後はめでたし〜でしたが、ちょっとあまりにも残酷でスッキリしませんでした;
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ヒエラルキー
こちらは韓国の学園ドラマですが、サスペンスと青春、恋愛ストーリーがまるっと楽しめます!
1話あたりは長いですが、全7話なので飽きる事なく視聴出来ますよ。