2024年6月28日に公開された、Netflix映画『ファミリー・アフェア』
プライベートはダメ男の大スターな上司と、大切な母親が恋に落ちてしまう！
娘のザラは、2人の進展を阻止すべく動き出す…。
ニコール・キッドマン（『ムーラン・ルージュ』『アクアマン』シリーズ）
ザック・エフロン（『ハイスクール・ミュージカル』『グレイテスト・ショーマン』）
ジョーイ・キング（『ダークナイト ライジング』『ブレット・トレイン』）の3名が共演。
大物同士の共演とあって、かなり話題になったこちらの作品。
内容は、かなり薄味でしたが…。
主演のジョーイ・キングが可愛くて、見惚れてしまいました！
この記事では、Netflix映画『ファミリー・アフェア』を鑑賞した筆者の感想やあらすじ、ネタバレ解説をご紹介します！
『ファミリー・アフェア』の評価＆感想
- 感動度
- 2
- 脳トレ度
- 2
- 再鑑賞度
- 3
- サプライズ度
- 3
- 話題性
- 5
映画が観客の心にどれだけ響くか、感動の深さや涙の数を評価する。
物語の複雑さや、観客が考えるきっかけを与えるか、推理や考察が必要かなどを評価。
何度も見返したくなる魅力があるか、2回目以降に新しい発見や解釈ができるかを評価。
期待を裏切る展開、驚きのエンディング、斬新な演出など、映画全体のサプライズ要素を評価。
人々の間でどれだけ話題になるか、SNSでのシェアや友人・家族との会話のタネになるかを評価。
とても面白そう！と思って観てみましたが、ちょっと期待し過ぎたかな…と思ってしまいました。
予想出来てしまうストーリー、そしてせっかく可愛いジョーイ・キングの魅力が半減。
あまりにもギャンギャン言うので、疲れてしまいました。笑
とはいえ、親にあんなに目の前でチュッチュされたら嫌にもなるさ…。
ただ、単調がゆえ何も考えずに観る事は出来るので、観なきゃ良かった！という事はありません。
サクっと観られるラブコメディとして、楽しめると思います♪
以下より重要なネタバレを含みます。
『ファミリー・アフェア』の主要キャスト
※役名／俳優名（説明）
- ザラ／ジョーイ・キング（プロデューサー志望。クリスに不満を持っている）
- ブルック／ニコール・キッドマン（ザラの母で作家。11年前に夫を亡くした）
- クリス／ザック・エフロン（世界中が注目する大スター。筋肉ムキムキ）
- レイラ／キャシー・ベイツ（ブルックの義母でザラの祖母。本作のオアシス）
- ジーニー／ライザ・コーシー（ザラの親友だが、振り回されている）
『ファミリー・アフェア』のネタバレ
ザラの受難
クリス・コールは、世界的なハリウッドスター。
11年前に父が亡くなり、母親のブルックと二人暮らしをしているザラは、クリスのアシスタント業をしていたが、雑用や女性とのイザコザの後始末をさせられている。
いつも彼は女性と別れたくなると、ザラに高価なピアスを持って来させ、別れる相手に渡し「友達でいよう」と精算するのだ。
ザラは、プロデューサーになるという夢を叶えるため、そんなクリスの横暴で勝手な性格に2年もの間耐えていたが、ついに嫌気が差し退職を申し出た。
それを報告すると、作家としてのキャリアを積んでいるブルックは「しっかりとした道を歩いて欲しい」と言う。
ザラは、見た目もパーフェクトなブルックを尊敬していたが、無職・実家暮らしの自分には辟易していた。
ーー
クリスは、スターがゆえ全く自由のない生活を強いられている。
パパラッチに怯え、しばらくスーパーにも行っていない。
奴隷のように扱っていたものの、心から信頼出来る存在のザラを呼び戻そうと、家を訪問した。
ザラは不在でブルックが対応したが、2人は酒を煽って話し込み、ついにはベッドイン。
タイミング悪くザラが帰宅し、事に及んでいる元上司と母親の姿を見てしまう。
ザラは驚いて悲鳴をあげ、壁に頭を打って倒れてしまった。
これは嫌だ！！自分の親のそんなもん観たくないですよね。
ちょっと衝撃的なスタートです。
ニコール・キッドマンの見事なプロポーションには脱帽！
スーパーママとハリウッドスターの恋
クリスは、ザラに「昇進させるから戻ってくれ」と言う。
ザラは「ママとは一切ああ言う事はしないで！」と条件を付けアシスタントに戻った。
しかしその後、そんなザラの思いとは裏腹に、ブルックとクリスは互いに惹かれ合い燃え上がって行く。
しかもクリスはザラに無断で、出演する作品の脚本の書き直しをブルックに任せたと言う。
自分が選んだ脚本家では無く、クリスは母を選んだという事で、ザラの劣等感は増し「ママには勝てない」と泣きじゃくった。
父の事を忘れそうな母を見るのも、悲しかった。
ザラは家出をして、親友のジーニーの家に行く。
ブルックは、クリスに「娘と向き合って話し合わなきゃ…」と苦しい胸の内を打ち明けた。
ーー
クリスマス。ザラの父方の祖母・レイラが家にザラを呼び寄せる。
すると、さらにブルックとクリスも到着した。レイラはザラを説得し、楽しい食事会が開かれた。
ブルックはレイラと2人になった際、元夫・チャーリーとの事を打ち明ける。
作家志望だった彼は中々芽が出ず、反対にブルックの作品が評価された事で、苦しくなりブルックとの離婚を考えていたらしい。
しかしその直後に病気が発覚し、ブルックは自分の気持ちを押し込め、彼に寄り添い最期を看取ったのだ。
ブルックを娘同然と想っているレイラは、彼女の新しい恋を応援した。
ザラもまた、仲睦まじい2人を見て考え直し、心を開き始める。
ザラはスーパー母ちゃんを持つがゆえの、クリスはスーパースターだからこその、それぞれ苦悩を抱えていました。
ブルックも元夫と色々あったのですね。
このあたりは、キャラクターの心情がしっかりと描かれていて、そのほろ苦さは琴線に触れました。
ザラのプロデュース
楽しいクリスマスを過ごし、3人はレイラに別れを告げる。
しかしザラは帰り際、クリスのバッグの中に、今まで別れる女性に贈って来たピアスが入っているのを見てしまった。
「ママを捨てる気だ」と、驚き腹を立てたザラは、3人で自宅に戻ると、今までのクリスの悪行を全てブルックに明かし、またピアスの事も告げ口して帰らせた。
ブルックは「浮かれてた」とショックを受け、落ち込む。
また、クリスも「ピアスに深い意味は無かったんだ…」と言ってかなり落ち込んでおり、ザラは2人の気持ちの深さを知った。
ーー
ザラは、親友のジーニーとも喧嘩し「いつも自分の事ばかりで、人の話を聞き入れない」と言われてしまう。
そこで彼女は母と親友から離れ、家政婦の家に居候し、相手を思いやれなかった自分の行動を心から反省した。
その後、きちんとジーニーに謝罪し仲直りをする。
そして、ブルックとクリスの仲を戻そうと考え、レイラと協力し合ってスーパーを貸し切った。
ザラはブルックとクリスの再会をプロデュースし、見事2人は仲直りして本当の愛を掴むのだった。
ーー
1年後。
ザラはプロデューサーに昇進していた。
ブルックとクリスも変わらずラブラブらしい。
ザラとクリスは未だ言い合う事も多いが、2人の間には今までにない絆が生まれていた。
ジーニーがザラにハッキリ言ってくれたので、こちらもスカっとしました。笑
キーキーしてばっかりじゃ疲れちゃうよ。
それでも最後には（きっと自力で）夢を掴んだようで、スッキリしました！
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