2024年8月2日公開の映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』。シリーズ第4作目で、ヒーローとヴィランの全面戦争が勃発した後の話から始まります。デクたち雄英高校ヒーロー科の生徒たちは、新たな敵「ダークマイト」と対峙します。
僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト
- 未体験
- 4
- 感情移入
- 5
- 再鑑賞
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- 予測不可
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- サウンド
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執事のジュリオの立ち回りの生き様、デクとダークマイトのラストバトルに注目!
評価は年間100作品以上を鑑賞する執筆者こでぃもの実体験をもとにしています。
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』は人気?どんな人が観ている?
公開日の夜にネットでチケットを確認したら、席が8割以上埋まってて驚きました!既に高い興行収入を推移しているので、やっぱり人気作品の映画って感じですね。
私は土曜の夜に観に行き、入場者特典をもらって席へ。席の埋まり具合は3割ほどでしたね。終わりの時間が遅いとよくある光景です。女性と男性は半分ずつくらいでしょうか。若い人から40代を超えてそうな人まで様々でした。二人組も多くて話しながら過ごしている人もたくさん見かけました。
シリーズ4作目となる映画ですが、今作だけ観ても楽しめそうですよ。デクが様々な個性を使って人助けを一心に戦う姿に注目です!
以下より重要なネタバレを含みます。
ネタバレありで解説!
デク
雄英高校のデク(緑谷)は、オールマイトから受け継いだ個性「ワン・フォー・オール」を使い、クラスメートと共にとある任務に当たっていました。
デクは脱獄囚を捕らえに行き、能力を駆使して3人を捕らえます。新たな脱獄囚が目撃されてデクたちが向かうと、脱獄囚はアンナという女性を人質にしていた…そこに赤髪の男が現れ、アンナを撃ち殺そうとしたのです。
銃弾を止めたのは、オールマイトの姿に似た男の仲間・ブルーノでした。彼は新たな象徴となると言うオールマイトに似た男に対し、デクは対峙しようとしますが…その男は巨大な要塞を作り出し、デクたちは飲み込まれてしまいます。
オールマイトを始めとしたヒーローたちは、その男から宣戦布告を受けます。彼は犯罪組織「ゴリーニ・ファミリー」を率い、「ダークマイト」と名乗り始めます。ヒーローたちは取り込まれた生徒や市民が無事か心配しました。
映画の冒頭からデクが「黒鞭」、「浮遊」などの複数の個性を使って脱獄囚3人と戦うのがすごかった!球体になったり、車と同化したりする敵に対し、柔軟に対応するデクがカッコいいですね。
オールマイトの偽物が現れ、アンナの個性「過剰変容」を利用しているという展開にハラハラします。
ダークマイト
デクが目覚めると麗日たちがおり、建物内とは思えない場所にいて驚きます。マンホールを見つけてデクが見に行くと、急に個性が使えなくなって落下。その先に赤髪の男がいました。彼はジュリオといい、デクは行動をともにします。
能力を消すエリアが出せるパウロと戦い、勝利を収めたデクたち。するとダークマイトが現れたためデクは攻撃を仕掛けます。しかし、返り討ちに遭って気を失い、そのままジュリオのバイクに乗せられて広場へ移動しました。
広場では幻影を見せる個性を持ったデボラがアンナを操っていました。デクとジュリオは夢の世界に誘われて窮地に…デクは先代の呼びかけによって夢だと認識し、ジュリオに呼びかけます。彼の義眼がデボラを認識して攻撃したことで夢から目覚めました。
ジュリオはそのままアンナを撃ち殺そうとし、デクはそれを阻止…アンナは再びダークマイトに捕らわれ、ジュリオは怒りを露わにします。
デクや目覚めた仲間たちの呼びかけにより、ジュリオはアンナとの関係を話しました。アンナの個性を抑える手段はあると励まされたジュリオはアンナを助ける決意をします。
良い夢を見せる個性は、使いようによっては便利ですよね。悪用するのは恐ろしいと思いつつ、身体の一部が機械であるジュリオならではの戦いを見せてくれました。
ジュリオは昔のことを話したシーンが印象的。アンナが屋敷からさらわれた際に、執事のジュリオは大ケガを負った…片腕・脚を機械化したようですね。銃などに変形したり、攻撃をしたりするのがかっこいいです!
アンナとジュリオ
デクたちは被験体にされた市民を介抱していると、ダークマイトが雄英高校に向かっているとわかります。高校側も対策を始め、エンデヴァーを中心としたチームは城への攻撃を試みました。要塞に潜入したルミリオンは市民を逃がすための先導を始め、麗日たちのチームは市民を守りながら行動します。
デクは爆豪、轟、常闇、ジュリオと共にダークマイトの元へ。ダークマイトの仲間と爆豪たちが戦う中、デクとジュリオはダークマイトと戦います。個性「錬金」を使うダークマイトは、アンナの個性により強力なパワーを発揮…なんとかジュリオはアンナの意識を取り戻させようと試みます。
デクは後から来た爆豪たちと協力してダークマイトを倒しました。しかし、アンナは個性の制御ができなくなり、ダークマイトは力を増して復活。ジュリオは個性の力を借りてアンナを落ち着かせ、デクたちは諦めずに戦ったことでダークマイトをなんとか倒しました。
地上に降りたデクや仲間たちが見守る中、アンナとジュリオは互いの絆を確かめ合い、再出発するのでした。
爆豪と轟が敵の幹部と戦うにあたって、敵はテレキネシスとテレポートを使って大変!爆発と炎・氷の攻撃が当たらないため、爆豪と轟がどうするのかが見ものでしたね。まさか見える範囲全てを爆発&炎で焼き尽くすとは…上空に飛び退いた敵を倒す爆豪たちもカッコよかったです。
デクも個性を駆使してダークマイトと戦い、強力な一撃をお見舞いしていくアクションが凄かったです!
最後はジュリオの個性「因子相殺」をアンナの個性で強化して使ったようですが…一か八かという感じもあったようですね。2人が無事だったのが何よりです。
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ヒロアカからは2作目、ヒーロー映画からもおすすめ作品を紹介します。
僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング
2019年に公開されたシリーズ第2作目の劇場版です。この映画では、雄英高校1年A組の生徒たちが夏休みに無人島でヒーロー活動を行い、地元の住民を守る中で、強力な敵ヴィラン「ナイン」とその部下たちと対峙します。
見どころは、デクと爆豪の激しいアクションシーンと感動的なラストバトル!デクのアクションは、ナインとの初対決から始まり、スピードとパワーで圧倒するシーンが凄いですよ。圧倒的な力を持つナインに立ち向かう姿が印象的ですね。
デクと爆豪が協力して戦うシーンはコンビネーションバッチリ。二人がナインと戦うシーンは、戦闘音やキャラクターの声を無しにした壮大な演出が見どころです。
スカイ・ハイ
2006年に公開されたアメリカのスーパーヒーローコメディ映画です。物語は伝説的なヒーローであるコマンダー(カート・ラッセル)とジェットストリーム(ケリー・プレストン)の息子ウィル・ストロングホールド(マイケル・アンガラノ)を中心に繰り広げられます。空中に浮かぶ高校「スカイ・ハイ」で他のクラスメートと共にスーパーヒーローとしての訓練を受ける様子を描きます。監督はマイク・ミッチェル。
見どころは、ウィルの成長と友情ですね。スーパーヒーローとして自分の力を見つけ、成長していく過程は目が離せません。ウィルの仲間たちとの絆や協力して困難に立ち向かう姿は『ヒロアカ』のデクたちを彷彿とさせますね。
個性豊かなキャラクターが多数登場し、個々のスーパーパワーを活かしたアクションシーンが楽しめるのもポイント。特にラストの戦いは必見です!コメディタッチで描かれる学校生活とヒーローの世界に注目ですよ。