2024年8月2日公開の映画『コードギアス 奪還のロゼ』第4幕。サクヤ(ロゼ)がアッシュと共に謎の機体、新たなナイトメアフレームの脅威と戦う物語。ノーランドのナイトメアフレームも登場し、全てが終焉していく最後のストーリーが描かれます。
※前半はネタバレ無し、後半は結末までのストーリーを感想・解説と合わせて紹介し、入場者特典も掲載します
『コードギアス 奪還のロゼ』第4幕
- 未体験
- 5
- 感情移入
- 4
- 再鑑賞
- 2
- 予測不可
- 5
- サウンド
- 5
アッシュとサクヤの最後の戦いとローランドの正体&脅威が見逃せない!
評価は年間100作品以上を鑑賞する執筆者こでぃもの実体験をもとにしています。
公開日 | シリーズ作品 |
2024年5月10日 | コードギアス 奪還のロゼ 第1幕 |
2024年6月7日 | コードギアス 奪還のロゼ 第2幕 |
2024年7月5日 | コードギアス 奪還のロゼ 第3幕 |
2024年8月2日 | コードギアス 奪還のロゼ 第4幕 |
『コードギアス 奪還のロゼ』第4幕は人気?どんな人が観ている?
『コードギアス 奪還のロゼ』第4幕は人気でした!公開日の夜に川崎の映画館に観に行くと、席が8割埋まっていてビックリでしたね。第4幕を楽しみにしている人が多かったのか、ネット上でチケットを買うにあたり、席が埋まっていくのも早かったです。飲み物を買ったり、パンフレットを片手に持っている人もいましたね。
男性のお客さんが多く、30代以上の人の割合が高かったですかね。開演後に席に着く人もいたので、仕事終わりに急いで観に来た人もいたのかもしれません。上映前は話してる声も聞こえたので、二人組の人も多かったと思います。
第4幕となる今作は、Disney+で前の作品を観ておく方が良いですね!第4幕だけ見ると、ロゼやアッシュたちの思いが伝わりきらずに終わってしまうも?でも、最後のナイトメアフレームの戦いは映画館の大きなスクリーンで観て欲しいとも思いました!
以下より重要なネタバレを含みます。
ネタバレありで解説!
ロキ
日本やリオ、ブリタニアを襲ったのは「ロキ」と呼ばれるマシンでした。人間を殺すことに特化した自動で動くロキの脅威に対し、各地で防衛戦が始まります。サクヤ(ロゼ)とアッシュは皇室にいるサクラを助けに向かいますが、彼女はヴァルターと共に地下に避難していました。キャサリンの助けを借り、彼女はサクラに「強さとは?」と質問して一人でノーランドの元へ向かいます。
その頃、ノーランドの部屋を調べ始めていたサクヤたちは、地下への階段を見つけていました。ノーランドがナイトメアフレーム「ファウルバウト」に乗り込もうとしているのを止めようとしたサクヤですが叶わず…足止めされていたアッシュは、ノーランドを追います。
ロキは乗り物に乗車してる人間がいたら、乗り物の一部をくり抜くようにして破壊!そのまま人間を吸い込んで…血の霧を噴射していた…ようですね。言葉にしてみるとかなり恐ろしいマシンです。機動性も高く、ロキたちが互いを高くポーンと飛ばしたりするのが特にすごかったです。人形ではない柔軟な形状だからこその、兵器としての可能性を感じました。
各国で戦う「コードギアス」関連作品の登場人物たちが映し出されたのはサービスだったのかな?懐かしい反面、最後に触れて欲しかったような…それでも駆け足気味に終わる最後を思うと叶わなかったかなとも思いました。
キャサリンは子供の頃、両親を殺された際にノーランドに助けられたという過去がありましたね。そこからノーランドの強さに憧れていたようですが、サクラから強さについて聞いたことでノーランドに挑むことになったようです。
ノーランド
ノーランドのナイトメアフレームを破壊すればロキは止まる…サクヤはノーランドが張ったバリア(シトゥンペバリア)を無効化するため動き出します。ナラからバリアの基地局を聞き、機器を操作し始めると電源を落とされて絶望するサクヤ…そこに七煌星団が助けに来ました。
ハルカと物部を中心に作戦を進めると多数のロキが現れたため、物部は身を挺して爆弾仕掛けます。ハルカたちは電源を復旧させ、サクヤはバリアをオーバーロードさせて破壊しました。
ノーランドの元にキャサリンが現れ、真っ向から勝負を挑みますが…ノーランドの機体はナイトメアフレームの機能を停止させることができ、キャサリンは敗れます。
アッシュもノーランドの元にたどり着き、一対一の戦いが始まりました。ノーランドは強く、空中戦も始まって最後はアッシュの機体を停止させたのです。
ノーランドの正体はシャルル・ジ・ブリタニアのクローンだった…といっても、器として作られてから記憶を移される前にシャルルが死んだとのことでしたね。人間を恨むわけでも、快楽で殺すわけでもないと言うノーランドは威厳たっぷりの恐ろしさを感じました。ロキにより人々が殺されていく中、ノーランドが「浄化」と表現していたのも印象的です。
最後の戦い
サクヤは空中から落下してくるナイトメアフレームを助け、中にいたアッシュを降ろします。アッシュはサクヤにギアスをかけてくれと頼みました。騎士としてノーランドに勝つことを命じられたアッシュはサクヤと共に再戦。ノーランドに動きを読ませないように立ち回り、隙をついた一撃によりノーランドを倒します。
ノーランドは自爆するつもりだとアッシュは悟り、サクヤの機体と切り離しました。サクヤは彼の死を悲しみ、事態は解決した…数ヶ月が経過し、サクヤは自身に「声を出すことを禁じる」とギアスをかけます。サクラに代わって皇帝となり物語は終わります。
ノーランドのナイトメアフレームは、手足や胴体、頭など合計14箇所から光線を放てるのは驚きでしたね。光線を受けたナイトメアフレームは起動を停止するという一撃必殺…最後の敵にふさわしかったです。
アッシュとサクヤが協力したからこそ勝てましたが、60秒の目にも止まらぬナイトメアフレームの動きは本当にすごかったです!アッシュとの別れのシーンからテンポが早くなってしまったのは心残りですが…サクヤが声を失う話も含めて、色々と思うことがありましたね。
もう少しゆっくり見たかったシーンが満載な第4幕でした!
関連する映画ならこちらもオススメ!
『コードギアス 奪還のロゼ』第1~3幕で関連作品をいろいろと紹介したので、改めて以下をおすすめしておきます!
復活のルルーシュ
ゼロ・レクイエムの成功から数年後の世界が舞台で、ナナリーとゼロ(スザク)の窮地から、ルルーシュの復活などが描かれます。
映画「復活のルルーシュ」はアニメ「コードギアス」シリーズの続編としてまさに”復活”となった映画作品!作品の魅力はあのルルーシュがまた活躍し、「勝てるのか?」と思える敵に対してどう挑むのかですね。ルルーシュの策略が繰り広げる心理戦は見逃せません。
やっぱり映画で見るナイトメアフレームの迫力ある戦闘シーンは見ものだなと改めて思いました。ルルーシュをはじめとした主要キャラクターたちの深い絆にも注目ですよ。