2023年10月13日(金)Prime Video世界独占配信の『次元大介』。
Amazonスタジオとトムス・エンタテイメントの共同制作による作品で、クールで義理堅い次元大介を玉山鉄二が演じます。
アニメ映画のルパン三世シリーズモ好きな中、映画『次元大介』を視聴したので予習とネタバレ、あらすじをご紹介していきます!
『次元大介』を予習する
予習の必要は無し!
次元大介という男がコンバット・マグナムという銃をずっと使って来たことや、銃の扱いが達者ということだけ知っていれば良いかなと思います。と言っても、銃についてや彼の腕前については映画の始まりで触れていくのでご安心を!
なぜコンバット・マグナムを使い続けているのか、銃に違和感を感じた理由は何か、そうしたドラマ性を楽しめると思いますよ。 2時間かけてじっくりと次元の生き様を見守れる作品とも言えるでしょう。
映画『次元大介』が視聴できるのは、Amazon Prime Videoのみ! 無料体験での視聴もでき、スマホやタブレット、テレビでの視聴にも対応です!
今作が好きな人におすすめな作品は?
次元大介の描き方は、『ルパン三世』シリーズの各種映画で少しずつ違うので以下もおすすめ!
実写版『ルパン三世』は、2014年8月30日に劇場公開され、モンキー・パンチ原作を基に小栗旬がルパンを演じたことで話題でしたね。伝説の秘宝「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」を盗むため、次元大介、石川五エ門、峰不二子との出会いが描かれたり、銭形警部に追われたり…なにより日本、タイ、香港、シンガポール、フィリピンなどの国で撮影が行われたのも邦画としては珍しいですね!監督は北村龍平で、次元と仲間たちの冒険を見たい方におすすめです。
もちろん、アニメ映画『ルパン三世 カリオストロの城』を始めとした各種ルパン作品も良い!その中でも『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』では、次元大介がコナンと一緒に過ごすシーンが多くて掛け合いがおもしろいですよ。今作の次元と少女の微笑ましいシーンが好きだった方に見てもらいたいですね。
【ネタバレなし】『次元大介』のあらすじ
愛銃コンバットマグナムに違和感を覚えた次元大介は世界一のガンスミス(銃職人)を求めて日本にやってくる。辿り着いた先に待っていたのはさびれた時計店を営む女性・千春だった。そこへ銃を求めて訪ねて来る少女・オト。徐々に明かされるオトの悲しい過去と彼女を狙う組織の存在。 組織に連れ去れたオトを助け出すべく、次元は孤独な戦いに身を投じる。
以下より重要なネタバレを含みます。
映画『次元大介』のネタバレ
次元大介
ポーランドにて次元大介は愛銃の異変を感じました。メキシコを経由し、コンバット・マグナムを見てもらうために日本へ。ガンスミスを探して「泥魚街」を回り、金城に鉄砲鍛冶の矢口の情報を聞きます。そうしてひばり商店街の時計屋で矢口に会うと、彼女は銃の音を聞いて「銃の声を聞きなさい」と言って次元に突き返しました。
後日、再び次元が店を訪ねます。そこに子供が壊れた腕時計を持ってきて、矢口は持ち主の恭子に何かあったと察しました。矢口は次元に交換条件を出し、恭子を探すことになった彼はオトという少女から話を聞くことに…しかし、オトは何らかの理由で喋れなくなっており、次元は筆談を経て恭子は海岸沿いに居ることを知ります。しかし、恭子は殺されていた…オトとの関係もわからず、矢口は瑠璃たちから情報を集めることにします。
次元大介と言えばコンバット・マグナム!ワケありの住人が集う「泥魚街」や、情報屋、アデルもまたその名を知っていましたね。客引きや娼婦、拳で戦い合う者たちと観客…裏の世界を思わせるような街並みと、次元の真剣な面持ちが印象に残る中、彼の撃ち合いなども見どころになっていきますよ。 矢口と次元のやり取りも個人的に微笑ましい感じがして好きでした。
商店街
矢口は次元を甥っ子だと商店街のみんなに伝えており、オトと共に歓迎されます。蕎麦を食べたり、オトの筆記用の手帳に紐を付けたり…そうした2人を商店街の住人は温かく見守りました。
一方、オトや他の子供たちに人体実験をしていたアデル。彼女は子供の頃、村でひどい仕打ちを受けてから声と足を失い、機械の音声と車イスを余儀なくされていたのです。裏の組織を通じて誰もが欲しがる薬の開発を進めていた中、オトが適合者だとわかって中島に探させます。
時計屋で寝泊まりしていたオトが見つかり、中島は彼女を盾にしつつ次元から逃げおおせました。ナイフを受けた次元は矢口に治療され、オトを助ける決心をしました。
時計屋を襲う中島と手下たち!次元は気配を察して音も無く敵を倒しつつ、見つかった後はガラス片を敵が踏んだのを見計らって銃弾を撃ち込んだりしましたね。ガス漏れを偽装して敵が銃を使わないようにさせるのもさすがでした。 アデルは50代に見えない若々しい見た目でしたね。開発していた薬のおかげとのことですが、彼女のように高いストレスにさらされた、過酷な状況下で生きた子供でないと薬は効かないようでしたね。子供たちが実験される様子は心が痛みます。オトが母親の悲惨な死を目の当たりにしていたという過去も辛いですね…
戦いの行方
次元は敵地で複数の武装兵と戦っていって銃弾が減り、負傷しつつも中島の待つ場所へ。複数の顔を持つ中島は次元にその力を認められつつも、彼が銃弾を撃ち尽くすのを待っていました。しかし、次元はたった2発で不利な状況を打開。アデルの元に辿り着きます。
早撃ちに自信があったアデルは次元に銃弾を一発渡し、合図と共に撃ち合う2人…アデルの弾を避けるように身体を傾けていた次元は、そのままアデルを撃ち抜くのでした。
次元はオトを取り戻して時計屋で食事を準備。肉料理が並ぶ中、オトは笑顔を取り戻します。次元は仲間と待ち合わせをし、休暇を終えるのでした。
次元が窮地に陥る中、矢口が車に乗ってやってきたがダイナミックでしたね。彼のコンバット・マグナムを修理した上で届けるという展開に引き込まれる中、武装兵を一掃していくアクションが見ものでした。 一対一の戦いを経てアデルは窓の外に放り出されましたが…この街が今後どうなるのかも気になります。オトに笑顔が戻り、愛銃も治った次元のその後もまた見たいですね。