2025年7月18日公開の映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、人気マンガ・アニメ『鬼滅の刃』の最終決戦を描く三部作の第1作目。アニメ制作はこれまでのシリーズ同様ufotableが担当。監督は外崎春雄。多くの鬼殺隊と柱たちが無限城で戦いを繰り広げるのが主な物語です。炭治郎たちが上弦の鬼と死闘を繰り広げます。
※あらすじや感想などで人名の読み方が気になる方はコメントください!マンガを見て再確認しますね。
劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来
- 未体験
- 5
- 感情移入
- 5
- 再鑑賞
- 5
- 予測不可
- 5
- サウンド
- 5
無限城内や剣技などの表現がスゴイ!戦闘時の音楽にも引き込まれた!泣いた!!
評価は年間100作品以上を鑑賞する執筆者こでぃもの実体験をもとにしています。
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は人気?どんな人が観ている?
川崎の映画館に観に行くと、学生がメインの時間帯だったようです。映画が始まるまではワイワイとした声が多く、賑やかでした。
グッズショップは売り切れていた品もありましたね。鬼滅の刃のパンフレットは2種類あり、初回限定版用のを購入しました。購入制限があったので、多くの人に買ってもらえるのかなと感じました。
外装がしっかりしたパンフレットには、無限城などの制作秘話、声優担当者たちのインタビュー多数!熱量の入り方も考えると、今後も多くの鑑賞者が何度も足を運ぶ人気映画になると確信できます。

以下より重要なネタバレを含みます。
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』をネタバレありで解説!
胡蝶しのぶの戦い
鬼殺隊は無惨の策略により無限城に落とされ、鬼と戦っていました。柱の1人、胡蝶しのぶは上弦の鬼と遭遇。氷の血鬼術を使う童磨を相手に、刀で毒を打ち込みます。しかし、童磨は毒を分解してしまい、しのぶは毒を何度も打ち込みますが窮地に…童磨に殺された姉を思い、最後の技を繰り出しました。
童磨は首に刀を受けましたが無事…しのぶは童磨に「えらい」と言われながら、その腕の中で息絶えます。
しのぶの元で鍛えてきたカナヲは彼女が殺される直前に到着。童磨へ刀を向けます。しのぶの死はカラスによって伝達され、炭治郎と義勇は仲間の死を悲しむ間もなく無限城を進みます。

蟲柱のしのぶは童磨が見極められないほどの速さで動く!迅速な動きの凄さが伝わってくる中、ハチやムカデなどのイメージ絵があって見応えバッチリでした。
童磨の鉄扇の動き、霧散する氷(血)の演出…何より感情があるようで無いような声色はマンガでは認識できなかったなーと改めて思います。亡くなって取り込まれてしまったしのぶですが…次章のカナヲの戦いと共に続きを心待ちにしましょう。
我妻善逸の戦い
その頃、鬼殺隊の隊士の我妻善逸は、兄弟子と対峙していました。兄弟子は上弦の鬼の血を飲み、鬼と化していた…善逸が「爺ちゃん」と慕って呼ぶ柱は、雷の呼吸の使い手の不始末に対し、切腹で責任を取ったのです。
善逸は兄弟子に怒りをあらわにし、兄弟子もまた善逸を疎ましく思っていた…両者、刀を交え、技を繰り出しながら勝敗を決します。
勝利した善逸は愈史郎に助けられ、一命を取り留めました。
一方、炭治郎は猗窩座と遭遇。煉獄を殺されたことを思い出しつつ、義勇と共に戦います。水柱の義勇は痣を発現させ、さらに力を発揮していきますが…上弦の参を与えられている猗窩座は強く、苦戦を強いられます。
炭治郎は猗窩座の技に対し、闘気を消す方法を考えました。父が熊を倒した時のことを思い出し、炭治郎は猗窩座の頚を斬ります。

我妻善逸と兄弟子の戦いは雷鳴や稲光のような演出が凄まじい!音楽と共に迫力を感じさせる戦いが繰り広げられました。
雷の呼吸は善逸の使う壱ノ型以外見たことがなかったので、兄弟子の技も新鮮でした。善逸の編み出した漆ノ型「火雷神(ほのいかづちのかみ)」は、竜のような演出がかっこよかったです。爺ちゃんの誇りですね…。
猗窩座は炭治郎の急な成長に驚く中、「強くなる」という一心で頭ごと再生しようとしました。義勇や炭治郎が攻撃を仕掛け、猗窩座は人間だった時のことを思い出します。
狛治は病の父のためスリを重ねていました。父が首を吊った後、素流道場の師範に会い、彼の元へ。父を想起させる恋雪の看病をし、師範の元で鍛えられます。18歳になった狛治は道場を継ぐことになり、恋雪と夫婦になる誓いをしましたが…隣の道場の者が井戸に毒を仕込み、師範と恋雪が亡くなります。
狛治は隣の道場の者たちを皆殺しにした後、無惨によって鬼にされた…狛治は猗窩座となったことを思い出し、恋雪たちが自身を呼んでいると認識。鬼の身体が崩れていきました。
炭治郎と義勇が勝ったという知らせ をカラスたちが呼びかける中、第一幕となる物語は幕を閉じます。

猗窩座の戦いは煉獄との戦い以来でしたね。狛治の時の体験などがあって、技や雪の結晶のような模様が使われたとのこと…涙なくしては見れない過去と共に猗窩座があったと思うと印象深いです。特に周囲に百発を繰り出す演出は花火のようでした。
そんな猗窩座とギリギリの戦いを繰り広げる義勇も凄かった!炭治郎が見る「体が透き通った」世界の演出も引き込まれました。
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』に関連する作品ならこちらもオススメ!
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』に関連する作品として、不死身などをテーマにした以下の2作品もおすすめ!
亜人
桜井画門の人気マンガを実写映画化したSFアクション。監督は本広克行、主演は佐藤健(永井圭役)、共演に綾野剛(佐藤役)など。人間と見なされず国に利用される“不死の存在=亜人”が存在する世界が舞台です。
事故で自分が亜人だと発覚した永井圭は、政府に追われながら同じく亜人であるテロリスト・佐藤と対峙していくのが主な物語です。

注目すべきは、敵役・佐藤!「不死」であることをいいことに、死を恐れずに戦いを楽しむ狂気の男という感じです。彼の戦い方は、まさに“戦闘狂”そのものですよ。永井との戦いと合わせて目を見張ることでしょう。亜人ならではの戦いと、スピード感ある演出・アクションに注目です!
LOGAN/ローガン
マーベルの人気キャラクター「ウルヴァリン」の最後を描いた作品。監督はジェームズ・マンゴールド、主演はヒュー・ジャックマン(ウルヴァリン/ローガン役)、共演にパトリック・スチュワート(プロフェッサーX役)、ダフネ・キーン(ローラ役)などが出演。
近未来のアメリカを舞台に、老いたローガンが病に苦しむプロフェッサーXと共に隠れて暮らしているのが物語の始まり。突然現れた少女ローラと出会い、彼女を守るため再び戦うことを決意するという内容が繰り広げられます。

ローガンは、かつてのヒーローでありながらも衰えや過去の後悔に苦しみ、自らを閉ざして生きる男…戦うことを避けようとする中、大切なものを守るために再び力を振るう姿が印象的ですね。
見どころはローガンと少女ローラとの絆が生まれていく過程、旅をしていく中で危機を乗り越えていくシーン。最後の結末までハラハラする展開が繰り広げられます。