Netflix映画『ナイスガールズ in ニース』をネタバレ解説！見た目も性格も違う2人の、良き相棒＆恋人だった彼は何を調べていたのか？

2024年8月21日に公開された、Netflix映画『ナイスガールズ in ニース』

2024年パリオリンピックで世界中を沸かせた、フランスを舞台に繰り広げられるアクション・コメディ。

無頓着・無鉄砲な警官レオと、綺麗好きで冷静なメラニーが、殺された相棒・恋人のために犯人探しをする。

beersy

独特な雰囲気のフランス映画。

美しい街並みとかけ離れた、下ネタの数々には驚きましたが、サクっと楽しめました！

この記事では、Netflix映画『ナイスガールズ in ニース』を鑑賞した筆者の感想やあらすじ、ネタバレ解説をご紹介します！

『ナイスガールズ in ニース』の評価＆感想

+ 評価について

感動度：
映画が観客の心にどれだけ響くか、感動の深さや涙の数を評価する。

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脳トレ度：
物語の複雑さや、観客が考えるきっかけを与えるか、推理や考察が必要かなどを評価。

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再観賞度：
何度も見返したくなる魅力があるか、2回目以降に新しい発見や解釈ができるかを評価。

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サプライズ度：
期待を裏切る展開、驚きのエンディング、斬新な演出など、映画全体のサプライズ要素を評価。

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話題性：
人々の間でどれだけ話題になるか、SNSでのシェアや友人・家族との会話のタネになるかを評価。

Netflixシリーズ『ガールフレンズ・オブ・パリ』のノエミ・サグリオ監督作品。

アリス・タグリオーニ（『ナイト・オブ・ザ・スカイ』）、ステフィ・セルマ（『ロストブレット』）主演作。

2人ともフランスの女優さんですが、アリス・タグリオーニはバッサバサな格好をしていても美しさが溢れ出ている！

バティスト・ルキャプランもこれまた美しいのですが、作中では人種差別やジェンダーを盛り込んだ会話が多く出て来ます。

また、かなりお下品なセリフやカットが多いので、下ネタが苦手な方には向いてないかもしれません；

しかしストーリーはテンポ良く、やっぱり戦闘シーンは見応えがあるので、アクション好きにはオススメ！

時間も90分と短いので、サクっと観たい時にピッタリですよ♪

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『ナイスガールズ in ニース』の主要キャスト

レオ・レマン／アリス・タグリオーニ（見た目に気を使わず無鉄砲だが、能力はあると自負している警官。変なイラストばかり描く）

メラニー・プラネルス／ステフィ・セルマ（ピシっとスーツを着こなす素敵な女性。ある目的で捜査をしている）

バット（マレスキ）／バティスト・ルカプラン（服役した元天才ハッカー。見事な腕でハッキングをするが、頼りない）

エルナンデス部長／ノエミ・ルヴォヴスキ（ニース国家警察署の部長で、レオの上司。面倒事が嫌い）

マミーシュ／アントワーヌ・デュレリ（レオとルドが信頼する情報屋）

ネタバレキャスト

カサティ／ルシアン・ジャン＝バティスト（車椅子に乗った悪徳不動産業者。でも歩ける）

女狙撃手／カトリーナ・ダーデン（美人でスタイル良しなヒットマン。重要な役どころ）

『ナイスガールズ in ニース』のネタバレ

ルドが追っていた事件

大手石油会社の重役100人が、大規模なサミットを開催する。

彼らと対立する環境活動家・シマ・スコットらも招待されており、その重役達とシマ達をポンコツな「ニース国家警察署」が警護する事になった。

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「リビエラ屈指の警官」と自負する無鉄砲な女警官のレオ・レマン。

相棒のルド・ブルーノが、ドイツ・ハンブルクで捜査をしていたところ危険な組織に殺されてしまう。

レオは上司であるエルナンデス部長に「ドイツの上級捜査官が捜査をするので手出しはするな」と言われたが、ルドの部屋でドイツのメラニー・ツィマー捜査官と鉢合わせ。

メラニーはルドの恋人であったが、レオはそれを知らされていなかったため、2人の間には火花が散った。

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メラニーは情報屋から、「ルドは、不動産業者の『カサティ』という人物を調べていた」と聞く。

そして、彼のパーティーに忍び込み埃を採取すると、爆発物の成分が見つかった。

一方、スマホもPCも使えない機械音痴のレオは、元天才ハッカー・バットに協力を仰ぎ、カサティが家を闇売買している事、彼の資金源はサミット主催者のペトロール・グローバルだとの情報を手に入れる。

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レオとメラニーは、カサティの家に侵入する。

車ではバットが待機し、家の中の防犯カメラを見ながら協力していた。

しかし銃撃戦が始まり、カサティが死亡。

調べを進めると、カサティと繋がりがあったのは「ザク」という元KGB諜報部員で、表向きは貿易会社の経営者だが、裏では人身売買を行う危険な人物だった。

beersy

レオとメラニーのアクションは迫力がありますね！

特にメラニーのほうは型がきちんとしている攻撃で、彼女がいかに真面目に鍛錬を積んで来たのか、性格がなんとなくが理解出来るアクションでした。

それにしても、カサティはサミュエル・L・ジャクソンのような大御所感があったので、重要人物かと思いきやすぐに死んでしまいましたね；（しかも事故のような…）

もう1人の黒幕・ザクは一体どのような男なのか？

本当の敵

サミット開催当日。

ザクは、修理工場を営むセザールという男に爆弾を積んだ車を作らせる。

そして大手石油会社の重役に売り付け、サミットでシマを殺させるらしい。

その悪事を探りに来たルドを、ザクは狙撃手を使って殺したのだった。

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本物のツィマー捜査官が、エルナンデスの元を訪問する。

メラニーは、「実は私の本名はメラニー・プラネルスで、内務省勤務。代替休暇を使って、秘密裏にルドの捜査をしに来たの。ルドにはプロポーズをされていたから…」と真実を明かす。

レオは驚きつつも、ルドが本当に愛していた人物なのだと理解し、変わらず協力し合う事にした。

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バットがセザールの工場へ忍び込み、証拠をハッキングしようとしていると、爆弾を積んだ車が売買されるところを目撃する。

しかしザクに見つかってしまい、殴られているところをレオとメラニーが助け出した。

そして拘束したザクに「誰が何をする気なのか」と問い詰めていると、先ほど車を買った男の女護衛が現れ、ザクと手下達を銃殺する。

3人は命からがら逃げ出し、またしても黒幕がいると考えサミットに潜入する事にした。

この頃から、レオはバットへの想いに気づき惹かれ始める。

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変装したレオとメラニーがサミットへ向かったが、髪がバサバサのままのレオは入場を断られたため潜入は失敗。

1人中へ入ったメラニーが、車を購入した男を見つけ写真を撮り、バットが調べると、彼はシマの広報担当者であるフレデリック・ヴァランスだった。

フレデリックは、ペトロールから多額の金をもらいシマを裏切っていたのだ。

しかしメラニーが、フレデリックの女護衛に捕まり船に乗せられてしまう。

実はその女護衛こそがルドを殺した狙撃手であり、シマをも葬ろうとしていたのだ。

その真実を知った時、レオとバットが登場し、レオとメラニーvs女護衛達との戦闘が始まる。

苦戦しつつも女護衛達を捕える事に成功し、3人は爆弾車を止めるためサミットへ戻った。

beersy

美人狙撃手が犯人だった！

でも裏ではもっと大きな大手石油会社が動いている…。

果たして3人だけで爆弾車を止める事は出来るのか？

しかし、レオとバットが恋に落ちたのは意外でした。魅力が分からん。笑

事件解決

シマは爆弾車に乗ってしまっていたが、バットのハッキングで救出する。

3人は「私達は一蓮托生よ！」と言って爆弾を止めるまで車を走らせ、街を出ようとした。

結局バットのハッキングは失敗するが、海の上の崖に着き車を出て、3人が海へ飛び込む瞬間に車が爆発。

海岸にたどり着いた3人は無事で、レオとバットは互いの想いを確認し合いキスを交わした。

メラニーは、2人を温かい目で見守っていた。

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フレデリックが逮捕され、大手石油会社側は、シマが提唱する「化石燃料不拡散条約の批准」を支援する事になった。

事件が解決した事で、やっとルドの葬儀が執り行われる。

号泣するメラニーをレオが抱きしめ、次々と人が集まり悲しみを分かち合った。

その後レオは部長に昇進し、バットは警察署のIT部に所属、エルナンデスは他部署へ異動に。

レオとメラニーは新しい相棒…そして親友として仕事に励む事になった。

beersy

結局、フレデリックが罪に問われペトロールはお咎めなし…？

そのあたりがふわっとしていましたが、スッキリと終わったラストでした。

メラニー、やっとルドを見送る事が出来て良かったね。

バットの能力もしっかり評価されており、レオが部長となった事でポンコツ署はどう変わって行くのでしょうか？

エンドロールでは、主要キャスト以外のキャラの「その後」が描かれていて、これまたスッキリしました！

『ナイスガールズ in ニース』が好きな人にオススメのNetflix映画

映画『ナイスガールズ in ニース』のような、女性達の友情を感じられるアクション映画はこちら！

ヴォルーズ

こちらはフランス・アメリカ共同制作の映画！

3人の女性の徐々に育まれて行く友情と、華麗なアクションや銃撃戦が魅力的です♪